ピーチキャッスル桃原が芸人であることを忘れるハプニング?!「マテンロウのひたすらトークライブ」
2月17日(土)、よしもと沖縄花月で「マテンロウのひたすらトークライブ」が行われました。タイトル通り、マテンロウと沖縄芸人がひたすらトークを繰り広げていく形式で、沖縄からはけんたくん、どさんこ室田、ピーチキャッスル・桃原、ありんくりん・クリス、カシスオレンジ・仲村、ぼんじょるの・大谷、マルキヨビルの計8名が出演。総勢10名で、賑やかにトークを始めます。
最初の話題はアルバイト。クリスとマルキヨビル・しょうへいが同じコールセンターで働いていることに対して、アントニーが「テレアポいいよね。見た目にこだわらないもん」と返し、ファストフード店のアルバイトに落ちたというまさかの話題や、19歳の頃、結婚式の招待客のサクラをしたことを話しました。
「席についたら、ネームプレートに『ヨネザワツヨシ様』って書いてあるの。この見た目で?!って思ったんだけど、仕事だから、と思ってヨネザワツヨシのつもりで周囲と話してたんだけど、あれから7年経って、同じテーブルだった新郎の本当のお友達から『ヨネザワさんですよね?!テレビ見てますよ』って声かけられてさ。いまさら本当の事言うのもなんだから、『本名の話はしないで下さいね』って返して。こう考えると2万5千円でも安いバイトだよね~」と話すアントニー。未だにサクラの役を演じ続けていることを暴露し、観客を驚かせていました。
バイトつながりで室田が「おばけが出る、という理由でバイトを辞めたことがある」から、話は霊感の話題に。クリスが「俺、40歳になったらユタ(沖縄の霊媒師の一種)の力が覚醒するって言われた」から、大トニーがときどきトークショーでやっている怖い話まで話題は広がり、この日の締めのトークは大トニーに怖い話をしてもらうことに。
そのうち全員がフリーで1ネタ話し終わり、続いてはお題が入っている箱の中からくじ引きで次のネタを選ぶ「ひたすらお題BOX」のコーナーに突入。最初のお題は「〇〇に言いたいこと」。クリスが「パリピな女の子に言いたい。彼氏とお店に行ってるのに店員とハグするな!」で口火を切ると、アントニーが「でも俺とかクリスと付き合うような女の子だったら、誰にでもハグするでしょ。それより『アタシあのDJとトモダチなんだ~』って自慢する子のほうが嫌い」とつなげます。
それで「嫌い」な話題にスイッチが入ったのか、桃原が「俺、『風が気持ちいい』って言う人わからないんですよ」と一言。しかし大トニーが「え、俺さっきも言ったばかりだけど?」と反応すると、室田も「俺、北海道出身だけど、沖縄に住んでるのは風が気持ちいいからなんだけど?」と大激論がスタート。けんたくんや大谷が例を出して、なんとか両者間をおさめようとするのですが、出てくる例がまた個性的で分かりづらいものばかり。どうにか「桃原はやせているから風に当たるだけで体力を消耗するので風が嫌い」という結論まで持っていき、激論を鎮火させました。
続いてのお題は「実は〇〇なんです」。室田の「実は俺ジブリ好きなんです」から、仲村の「バンドが好き」に続き、たまたま客席の最前列が女子高生ばかりだったことから、アントニーが「そういえば、今みんなが好きなバンドとか、流行っているのは誰?」と質問。miwaやSHISHAMO、星野源など納得の答えが続く中、「スピッツ」と答えた女の子がいて、「(うちらの世代と話すなら)それ大正解!」と好評が飛び交いました。
次のお題は「びっくりした話」。桃原が「最近親が離婚してバツ2になったんだけど、妹から電話があって、『お母さんに彼がいるって知ってる?』って言われて鳥肌が立った」と暴露すると、大トニーも「うちも去年親が離婚したんだけど、親父にすぐ彼女ができたの。それがうちの同級生のお母さんなんだ」と衝撃の暴露。しかも、「うちの父親SNSとかやるんだけど、アイコンの下の文章にさ、『前野町のピーターパン』って書いてあるんだ」と更なる暴露。ステージ上も客席も「うわ~」「ぎゃ~」といった悲鳴に包まれました。
一通りびっくりした話が済んだ後、次の「ひたすらうわさ話」のコーナーへ。そこでアントニーが「俺、この前も沖縄でゴシップネタ話したから、今日は聞く側に回りたい」と一言。しかし、情報通のアントニーに沖縄芸人は興味津々で、アントニーもその空気に負けたのか、「じゃぁ、前話していない話題を一つだけ話すよ」と芸能ゴシップを暴露。あまりにも破壊力がありすぎる内容に、桃原が立ち上がり「俺、客席行っていいですか?!こっちで聴きたい!!」と立ち上がり絶叫するほどでした。
ステージ上も観客も全員ダメージを受けたようで、「ひたすらうわさ話」はアントニーの話だけで終了。残り時間はフリーの話題にしよう、という事で大トニーが前列の女子高生に再び質問。「会ってみたい芸能人は?」との質問をしたのですが、「三四郎の小宮」と答えた子に対し、マテンロウは2人がかりで「やめた方がいい、小宮は会ってみたらがっかりした芸人の1位だから」とエピソードを出して説得。特に最近はドッキリの仕事が多いため、疑心暗鬼になりすぎていることを話していました。
しかしマテンロウの2人も、数年前はドッキリをかけられる側の台頭で、「ドッキリって、『何かある』って途中でわかっても、結局最後まで何が仕込まれているのか分からないんだよね。しかもこっちはネタとかやってるわけじゃないから、『ハイ、終わりました』って言われても(仕事したっていう)手ごたえとか実感がないし」と、過去を振り返っていました。
その後プレゼントする側・される側の話題で盛り上がった後、時間が迫ってきたため大トニーに怖い話をしてもらうことに。各ライブ会場で絶賛の話だけあって、会場内の空気が一瞬張り詰めます。するとそれに触発されたのか、アントニーも海外ロケでホラーハウスに行った話を始めます。その衝撃のオチに、観客は大爆笑。明るい雰囲気のままエンディングに入ります。
来月に迫った「おきなわ花月3周年記念公演」や4月に開催する「島ぜんぶでおーきな祭」の告知をしながら、お別れのご挨拶。マテンロウの2人は「また沖縄でこんなライブを続けて行きたいと思います」と締めくくり、この日の公演は幕を下ろしました。
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