おばたのお兄さんが沖縄花月に登場!外国人のお客さまに自虐トークを展開
2月25日(日)、よしもと沖縄花月で「土日祝特別公演」が開催され、沖縄芸人4組のほか、おばたのお兄さん、ガンバレルーヤ、はんにゃ、COWCOWがネタを披露しました。
まずトップバッターで登場したのは、ゆかとちあきの女性コンビ、ハイビスカスパーティー。頭に飾ったハイビスカスの花がトレードマークのちあきは既婚者で、夫がトルコ人男性ということから、トルコにちなんだボケをたたみかける漫才を披露し、会場の空気を温めます。
二番手のピーチキャッスルは、「早起きは三文の徳」「一寸先は闇」をテーマにした漫才を展開。続くありんくりんは、外国人観光客に扮したクリスと、コテコテの沖縄方言を操るりゅうたが軽妙なやりとりを繰り広げました。
4組目の初恋クロマニヨンは、飲み会のあと酔っ払いを家まで送り届けるシチュエーションの漫才を披露。三者三様のキャラクターが光るテンポの良い掛け合いを見せました。
沖縄芸人に続いて颯爽と現れたのはおばたのお兄さん。ドラマ「花より男子」で小栗旬さんが演じた花沢類のいでたちで姿を見せると、客席から期待の拍手が起こります。
「普段芸人さんと同じ舞台に立つ機会がないからうれしい」と、どこまでも小栗さんの設定を崩さないおばたのお兄さん。トーク中に不意打ちで、小栗さんがCM出演している和風だしを取り出し客席に振りまくと、お客さまがゲラゲラ笑うひと幕も。
その後はお待ちかねの「ショート小栗」を次々と繰り出し、決めゼリフの「まーきのっ」で会場を盛り上げました。客席に外国人の方を見つけると「ごめんなさいね、分かんないヤツが分かんないヤツのモノマネをずっとやってるって地獄の時間ですね」と自虐的な気遣いをみせ、周りのお客さまも大爆笑。「人生楽しいことだけじゃないんだな、っていう時間にしてくださいね」と優しく呼びかけ、会場をどっと沸かせました。
続いてはCOWCOWの登場です。今年で44歳になるという多田。頭の回転が早い男性になりたいということから、善しとふたりで逆さ言葉を言い合う回文ネタを展開します。
そして、フランケンシュタインに扮した善しの歌ネタ、多田の個性的な「トリセツ」など、独特のゆったりした間合いから飛び出すネタで会場が笑いに包まれました。
次のネタ披露はガンバレルーヤ。よしこが女優の小雪さん、まひるが俳優の松山ケンイチさんに扮し、人気番組「おしゃれイズム」の自宅公開動画をイメージしたショートコントで、シュールな世界を繰り広げます。
コントの後は、よしこのお尻にまひるが顔をうずめる"仲良しギャグ"を披露。さらには、会場から選ばれた女性のお客さまとよしこが同じギャグを再現する場面もありました。女性が着ていた緑色のスウェットを見たよしこが、開口一番「まぁ~、きれいなずんだもちの色!」とひとイジり。その後は見事にギャグをこなし、会場から大きな拍手が起こりました。
公演のトリをかざったのははんにゃ。大学の卒業式をテーマにしたショートコントで、卒業生を川島、祝辞を述べるOBを金田がそれぞれ演じました。
一見、できる男風のOBを演じる金田ですが、全然心に響かない決めゼリフを次々連発してお客さまも大笑い。きょとんとする川島と、やけに自信満々の金田のギャップで大いに盛り上がり、バラエティに富んだ公演を締めくくりました。
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