ジョイマン「単独ライブのチケットが完売しなかったら解散します」と公約を掲げる!!『よしもと若手祭り2018 なななな~♪ なななな~♪ 77組~♪』がスタート!
2月28日(水)、東京・ルミネtheよしもとにて『よしもと若手祭り2018前夜祭 なななな~♪ なななな~♪ 77組~♪』が開催されました。
イベント終了後、3月から7月までよしもと所属芸人が単独ライブやイベントを開催する若手祭りの記者会見が行われ、和牛、尼神インター、ジョイマン、ひょっこりはん、マヂカルラブリー、おばたのお兄さん、ゆにばーす、ニューヨーク、ジェラードン、レインボー、ガリットチュウ・福島善成が出演。MCをトレンディエンジェルが務める中、重大発表を行ないました。
開会宣言を担当するのは、花田優一さんに扮したガリットチュウ・福島。「1回、収録でお会いしましたよね」と挨拶したトレンディエンジェル・斎藤に「靴のサイズ、27cmですよね? 甲の高さは3cm?」と福島。「え、なんで?」と返されるたびに「靴職人ですから!」とアピールして笑わせつつ、「斎藤さんのために靴をつくってきた」と言って、上履きを履かせようとします。
初披露のモノマネに笑いが起きる中、福島は「『よしもと若手祭り2018 なななな~♪ なななな~♪ 77組~♪』開幕します!」と宣言しました。
1つ目の重大発表は、尼神インター・誠子。
「オールヌードの写真集を出したいと思いますので、(出してくれる)出版社の方を募集します!」と話すも、信憑性がないと感じたのか、ほかの出演者たちの反応はイマイチ。「本気です。自信は100%あります」と言い切りつつ、「女性って自分のいちばんいい体を残していきたいという気持ちってあると思うんですけど、今がいちばんいい体だなと思ったので出したいなと」と説明して、「デコルテに自信があります!」と笑顔でアピール。表紙からヌードを披露したいという誠子に、「表紙から見せてたら、(中身は)内臓見せなあかんのちゃう?」とツッコむ和牛・水田。相方の渚は「たぶん無理でしょうね。まぁ、自信があるならやったらいいやん」と冷ややかにつぶやきます。
トレンディエンジェルは、先日発表された吉本坂46のオーディションに参加することを発表。斎藤は「元々、アイドルになりたかったので、既婚者アイドルを目指したい」と意気込みました。
続く、和牛は水田が「3月から僕が指揮を執って、ルミネtheよしもとを大掃除します!」と宣言。「3年以上ほったらかしにしているスーツは全て捨てます。大先輩のものの可能性もありますが、漫才を大事にしていないという意味で捨てさせていただきます」と断言すると、ざわつく出演者たち。川西が「これ、本当ですよ。さっきのライブの長い待ち時間中に、スーツをゴミ袋に捨ててました」と伝えると、さらに大きなどよめきが起こります。
そんな反応にもまったく動じない水田。「鏡の場所など全て私が変えて、居心地のいい劇場を目指します」とよどみない目で言い切りました。
「単独ライブのチケットが完売しなかったら、解散します」と発表したのは、ジョイマン。「2014年8月8日、サイン会に来てくれたお客さんは0人だったので、リベンジしたい」(高木)「ルミネで初めて単独ライブをやるので、完売させたい」(池谷)と意気込みます。
「今までのマックスの集客は?」と尋ねた斎藤は、「10年前の単独は、100人入るところで20人だった」(池谷)との返事に「解散しちゃいますよ?」と不安そうにポツリ。集客に向けた秘策はまだ考えてないそうで、「チケットの売り方がわからない。最前線の人達をゲストで呼びたい」と話す高木に、水田は「いろんな人を呼ぶより、絞って呼んだほうがお客さんは集まります」とアドバイスしつつ、「僕らだけ呼んだらいいんですよ」と発言。高木は「え? 来てくれるの?」と喜びますが、水田は頷きつつ「もし解散を免れたら、一生、恩に着てくださいね!」とキッパリ。動揺する高木に、川西は「(こういうことを求めるので)僕らは呼ばないほうがいいと思います」と伝えました。
若手祭りに関する発表では、全体を通して行われるアプリ「ラフピー」を使ったスタンプラリーのグループ分けの1つがジョイマンのみだと告げられて、「荷が重い!」と不安げな高木。
も、オリジナルグッズをゲットするためには全てのキーワードが必要で、ジョイマンの単独ライブに行かなければスタンプが得られないということを説明されると、「ありがたい!」と笑顔になります。
すぐさまトレンディエンジェル・たかしより「ありがとう?」と振られるも、突然のことに「ん?......ん?」と固まる高木。「そこはオリゴ糖~♪ でしょ!」「錆び付いてるなぁ!」とツッコまれると、「オリゴ糖を忘れるとは......」としょんぼりしていました。
ほかに、トレンディエンジェル、和牛、尼神インター、チョコレートプラネット、コロコロチキチキペッパーズ、レインボー、ジャングルポケットによる「ジョイマン選手権」も開催されるそうで、池谷は「すーっごい追い風!」とニンマリ。ジョイマンマニアだと自負するたかしは、最後の決め台詞「なんだ、こいつ~!」を披露するも、本家である池谷による情感溢れる「なんだ、こいつ~!」を観て、「全然違う!」と感服していました。
スタンプラリーについては、よしもとIDの公式ブログ(https://blogs.yahoo.co.jp/yoshimoto_id_blog/37795125.html)を参照ください。
ジェラードンは、3月3日(土)に東京・ヨシモト∞ホールにて開催される11年目以上の芸人が出場するバトルライブの最終決戦『Road to CHANGE Finalセレクション』の告知を。
ひょっこりはんは、「今回、単独ライブを行う全77組のところへ、ひょっこりしに行きます!」と発言。芸人達の稽古場、出演する劇場などへ"ひょっこり"しに行くそうで、「1ヵ月くらいかけて行きますので、優しくしていただけたら」と呼びかけました。
19時30分より開催された『よしもと若手祭り2018前夜祭 なななな~♪ なななな~♪ 77組~♪』には、若手祭りで単独ライブやイベントを開催する合計56組が出演。芸歴10年目以下は1分ネタで、11年目以上は2分ネタでそれぞれアピールしました。
なお、この日出演した芸人は下記の通りです。
ラフレクラン、男性ブランコ、やさしいズ、ビスケッティ、マテンロウ、キンボシ、デニス、ゆにばーす、8.6秒バズーカー、いぬ、カゲヤマ、ニューヨーク、しゃかりき、ZAZY、ダイタク、トレンディエンジェル、田畑藤本、小森園ひろし、うるとらブギーズ、石川ことみ、コマンダンテ、かたつむり、ジェラードン、ツジカオルコ、ハブサービス、かりすま~ず、囲碁将棋、和牛、ナイチンゲールダンス、そいつどいつ、ペコリーノ、サンシャイン、いまさらジャンプ、ひょっこりはん、TOKU、レインボー、世間知らズ、やわら、空気階段、ダンビラムーチョ、サンプル、バニラボックス、おばたのお兄さん、尼神インター、ボーイフレンド、インポッシブル、怪獣、TEAM BANANA、ラフコン、ギンナナ、初恋タロー、ななまがり、ジョイマン、GAG少年楽団、マヂカルラブリー
トップバッターを務めたラフレクランは、オープニングにふさわしく国歌を斉唱。ビスケッティは佐竹が「先ほど、トップバッターで国歌斉唱もありました」と安倍首相のモノマネで触れて笑わせます。
8.6秒バズーカーはラッスンゴレライを披露。男性ブランコの気弱な男子学生2人の会話劇には大きな笑いが、ZAZYの「見慣れていただく時間」という名の沈黙には、くすくすと波のように笑いが起こりました。
「マジでマジなんですけどー!」と叫びながら不思議な世界観を見せた世間知らズ、そいつどいつはカップルのありそうなケンカのシーンをコントで細やかに表現すると、サンシャインもコントで男女の甘酸っぱい駆け引きを絶妙に描写しました。
11年目以上のトップを務めた田畑藤本は、彼ららしい博識なところを逆手にとったしゃべくり漫才を。かたつむりは三者三様の個性が光る漫才を披露すると、ハブサービスのパフォーマンスには独特すぎる世界観にはざわめきが。囲碁将棋は女性のしぐさについて話しつつも文田の毒々しさが露に、和牛は料理とラグビーというそれぞれが知識あるジャンルを見事に絡めた漫才を披露します。
TEAM BANANAの漫才では悪口が好きだと公言する山田がとにかく喋り倒し、GAG少年楽団は上司と部下の微妙な関係性を子供を挟んで描いたコントを披露。インポッシブルは失格シリーズで抜群の表現力を見せ、怪獣の漫才は坂口のぶっきらぼうな物言いがシュールな雰囲気を醸しました。
ブロックごとの企画コーナーでは、Love Me Doが単独の成功を占います。
Love Me Doから「ここで、結果を出さなかったら12年後まで運がない。とりあえずは、キャッチーなギャグとかいいかも」と言われたラフレクラン・きょん。早速、ギャグを披露するも、観客の反応はイマイチで「......これじゃないみたいですね」とすごすごと引っ込みます。
「趣味が仕事に変わる」とアドバイスされたやさしいズ・たい。アクセサリーづくりが趣味だそうで、「単独ライブのグッズ販売でぜひ」と促されると「マジでいいっすね!」と乗り気になります。
1ブロック目1位となった男性ブランコ・浦井には「単独ライブ当日は、お腹を壊すので気を付けて」と、最下位となった相方・平井には「単独ライブ当日、置きチケを忘れて取りに帰る羽目になりそう」との助言もありました。
続く、10年目以下のブロックで1位となったサンシャイン・信清。ガッツポーズして、勢いよくギャグを披露します。も、「今年は幸運期到来で、勝負の年。ここで逃したら今後、相方次第になる」と告げられると、微妙な面持ちになっていました。
コマンダンテ・石井が「才能が開花する年。好きなことや楽しいことをただやるのではなく、笑いをどうお金に換えるか考えて」と言われると、相方・安田は「カフェに行き過ぎ。200軒以上行ってる」とチクリ。「復活を感じる年。クイズ番組などで賞金を獲得することがありそう」と告げられた田畑藤本・藤本は「占いを信じてないタイプやったんですけど、今日から信じようかな」と揚々と話します。
最後のブロックで1位となったインポッシブル・蜷川は「暗黒時代がようやく終わります」と告げられ、「蛭ちゃん時代がやっと来ましたー!」と高らかにガッツポーズしました。