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2018年3月10日 (土)

上智大学「オデッセイ」が優勝!全国イチ面白い大学お笑いサークル団体戦『NOROSHI2018』決勝戦ライブレポート

3月5日(月)ルミネtheよしもとにて、全国イチ面白い大学お笑いサークルを決めるお笑い団体戦『NOROSHI2018決勝戦が行われ、参加チーム147組の中から予選・準決勝を勝ち抜いた8組が激突。ハイレベルな戦いの中、一歩抜きんでた上智大学お笑いサークルSCS「オデッセイ」が優勝しました。
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今年で第4回目を迎える「NOROSHI」は、大学の各サークルを代表する学生芸人たちがチームを組み、「漫才・コント・ピン」の3種目で競い合うお笑い団体戦。今年度の大会では、過去最高の20大学から25サークルが参加し、エントリー数は約800人。激戦を勝ち抜いた8組が進出する決勝戦では、審査員3名による採点計300点と、会場のお客さんの投票率の合計により順位を決定します。
出場者のサークル仲間やお笑いファンで満席の会場に、司会のジャルジャルが登場。まずは「僕ら『NOROSHI』第1回に出たんですよ」(福徳)とのウソで幕開け。これまでにも司会を務めてきたジャルジャルは「この『NOROSHI』は、ほぼプロですから。決勝戦に残っているのはかなりの実力」(後藤)と大会のレベルの高さに太鼓判を。
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期待の高まる決勝戦、トップバッターは同志社大学喜劇研究会「AMMOKNIGHT」。「田名庵」は、来る途中で体と中身が次々と入れ替わるという漫才を、「オニイチャン」は、正体を隠したい殺し屋と空気の読めない依頼人のコントを、ピンネタの「レコンキスタ近藤」は、とんでもない将棋の必勝法を披露。3組とも会場を爆笑させ、初っ端から出場者のレベルの高さを見せつけます。
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2番手は慶應義塾大学お笑い道場O-keis「幸福」。「キャラメルアンセム」は、朝の情報番組のおかしなキャスターとテレビにツッコミを入れる視聴者のコントを、「ももも」はフリップネタ"除菌おじさん"で独特の世界を展開、「紳士淑女」は男2&女1で女性を取り合うトリオ漫才を披露し、会場にさらなる笑いを巻き起こします。審査員の放送作家遠藤敬さんも、「ももも」のピンネタを「発想がすごい」と感嘆。
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3番手は上智大学お笑いサークルSCS「オデッセイ」。男女コンビ「ラランド」は、芸能人になった時を想定しからんでくる小学生の対処法の漫才を、「マザーハッカー金澤」は、処刑される男のピンネタでまさかの展開に、「ひずみ」は、海外で評価の高い監督の映画に出て来そうなキャラクターのコントを。漫才とコントに出演し、ピンネタには声で協力した門倉早彩さんが見る者に強い印象を残し、審査員の遠藤さんは「それもすごいいいキャラですね。声がいい。演技力がバツグン。もうタレントやっててもおかしくない」と絶賛しました。
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4番手は創価大学落語研究会「青組」。「一日患者」は、漫才で「ドラえもん」のクレイジーな創作ストーリーを、「六本指」は小学校のお遊戯会で好きな女の子にキスをしようと画策する男の子の一人コントを、「甘党バッテリー」は、小6の女の子と先生による禁断のコントを。
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後半戦は、早稲田大学お笑い工房LUDO「チームニューメキシコ」からスタート。4人組「VGOLDEN」は、おかしなキャラばかりが登場する国会答弁のコントを、「待機児童」は、漫才で出題のポイントがずれまくっているクイズを、「ホットパンツマン」はクセになるダンスで強烈なインパクトを。以前出場していたホットパンツマンに覚えがあった福徳は「2年前もいたよな」と、ホットパンツマンを直撃。しばらくお笑い活動を休んでいたものの4年生の今年がラストイヤーだと奮起し出場したというホットパンツマンは、前回より10kgくらい太ったそうで「体が苦しい。足が上がらない」と悲鳴をあげ笑わせました。
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2番手は、国際基督教大学お笑い研究会「チーム Destiny's Adult」。女性だけの4人チームで、「パティポピンズ」は、刑事が容疑者とダンスバトルを繰り広げるコントを、「レナ隊員」が、不気味なキャラクターでフリップネタを、「運鈍銀」は、英語を交えたトラッシュトークが炸裂するトリオ漫才を。
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3番手は、日本大学経商法落語研究会「チーム十字軍」。「久保田総合研究所」は、「ultra soul」にのせ和太鼓を叩くシュールなピンネタを、「本気」は、相撲ワードでシスターに告白する相撲取りと、シスターワードをちりばめながら突っ込むシスターのコントを、「テキセツの街」は、干支トークで展開していく漫才を。
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ラストは、早稲田大学お笑い工房LUDO「チームお年玉」。「秋葉原」は、天然系不思議ちゃんに例えツッコミしまくる男女コンビの漫才を、男女トリオ「ダダダダンス」は、かくれんぼと恋の告白のワードが絡み合うコントを、「ジャングルはしたく」は、色んなものがグルグル回り出すスパイラルコントで大トリであることもネタにし、笑いでラストを締めくくりました。
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審査を待つ間は、若手芸人がネタを披露。ボケの中野なかるてぃんが『NOROSHI2016年大会で準優勝経験もあるナイチンゲールダンスは、自分たちやNORISHI世代がにどハマリする2003年のCMネタを盛り込んだ漫才を。ニューヨークは、エレベーターに閉じ込められた時のシミュレーション漫才を。マヂカルラブリーは、タイトルが思い出せない漫画の最終回を完全再現するコント漫才を。レベルの戦いを繰り広げた大学生たちに負けじと、プロの実力を見せつけ会場を笑わせました。
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審査員が「どのチームもレベルが高かった。これからのお笑い界が楽しみです」と歓喜の声をあげた『NOROSHI2018』、審査の結果、優勝は上智大学お笑いサークルSCS「オデッセイ」に決定。賞金30万円と、希望者にはNSC特別奨学金が贈られました。ネタ後にも門倉さんを絶賛していた審査員の遠藤さんは「みんなで力を合わせてチームワークで獲得した優勝。中でも彼女が突出して光を放ってた。ぜひ、吉本に入って。光は必ずある!」と早速スカウト。4年生の門倉さんは就職は決まっているものの「就職してもお笑いを続けていきたい」と、今年の「M-1グランプリ」「キングオブコント」への出場を宣言しました。準決勝は早稲田大学お笑い工房LUDO「チームお年玉」、審査員賞は慶應義塾大学お笑い道場O-keis「幸福」が獲得。大学生たちの戦いを見守ったジャルジャルは「ホントにいい大会。どんどん規模大きくしていって欲しい」(後藤)と感動していました。
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