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2018年3月13日 (火)

福岡の街で絶賛撮影中!博多華丸が初主演の映画『めんたいぴりり』撮影現場潜入&会見レポート

2013年、テレビ西日本開局55周年ドラマとして製作された『めんたいぴりり』。ダブル主演で福岡出身という、息もぴったりの夫婦を演じた博多華丸と富田靖子さんの海野夫婦がスクリーンで帰ってきます!
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明太子(めんたいこ)をつくった「ふくや」創業者の川原夫婦をモデルとし、ローカル局が製作したドラマにもかかわらず、放映後に想像以上の反響を呼びフジテレビやBSフジなどを含む21局、そして海外でも放送されました。ドラマも第2弾まで製作、2013年には博多座での舞台公演、そして今回映画化が決まった『めんたいぴりり』。その撮影現場にお邪魔してきました!

撮影場所は、博多の観光名所である櫛田神社で初詣のシーン。多くの観光客がいる中、昭和30年代の格好をしたエキストラがなんと100人以上!その先頭にいるのが、博多華丸が演じる海野俊之率いる海野家族です。江口カン監督の演技指導を受け、いざ撮影スタート。
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順調に初詣シーンを撮り終えた博多華丸と富田靖子さんの会見が行われました。

この日の撮影について、華丸は「だいぶ早めの初詣をさせていただいた感じですね。」、富田さんは「お芝居の仕事をやらせていただいた中で初詣のシーンで、100人のエキストラの方がいらっしゃる現場は初めて。みなさん当時の格好をされていてタイムスリップした感じがしました」と感想を述べました。
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映画にかける想いを問われ「ドラマを1、2、そして舞台をやって、スタッフ・出演者一同、多分これが集大成だと思ってるんじゃないかな。今まで以上に大変ですが、よっぽどいい見返りがあるだろうと思いながら、頑張らさせていただいております(笑)!」と華丸。
富田さんが「テレビと映画って撮影の幅が違うので、セットがパワーアップしてますね。新しいお店がいくつか開店されてました!でも私たちのおうちは同じです」と、映画とドラマの違い答えると、「あ〜、それは全然気づかなかったですね(笑)」と、感心する華丸は、続けて「全国公開の映画なので、方言とか少しマイルドにしなきゃいけないかなと思ったんですが、割とそこは自由で、なんだったら前以上に方言は強くなってるかもしれないです(笑)」とコメント。

映画だからこそ出来ている事という質問に、「こっちが聞きたいくらいです(笑)!スクリーンでこの作品が見れるなんて想像もつかないし、撮影をしながら、これ映画っぽいなっていうのはあんまりわからないです」と、華丸が正直に答えた。
「今度、球場のシーンで1000人のエキストラの方にご出演いただくらしいので、そのシーンは映画って感じがするんじゃないかなー」と言う富田さん。
「エキストラに過敏ですね〜(笑)!」と、突っ込む華丸に一同爆笑。
「いや、映画でもなかなか1000人集まる事って少ないので、すごく驚いたんですもん!コンサートでもやるのかなって」という富田さんに、「陸王は4000人くらいいたらしいですよ」と華丸が答えると「負けた〜(笑)」と悔しがる様子をみながら「竹内涼真と博多華丸の違いですね、申し訳ない(笑)!」と謝る姿は、まるで作品の中の海野夫婦のようでした。
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福岡の人には馴染みの場所が出てくる面白さがありますが、全国の人に見て欲しい部分はとの質問に対して「そこはあまり意識していないですね。監督に言われた通りにやってます。
あまりそこまで考える余裕がないんです、ワタクシは(笑)!記者会見でも言いましたが、見終わって「ああ、今日の夜は明太子食べよう」と思っていただければ一番いいかな。『秘密のケンミンSHOW』みたいな気持ちでやらせていただいております!」と華丸。
記者から「明太子以上にヒットするといいですね」と言われ、「いやいや恐れ多いです!とり皮くらいにしときましょう!あれも流行りましたからね(笑)」と切り返します。

この5年間の『めんたいぴりり』の作品がドラマから、舞台、映画にまでなったことに対して華丸は「想像してませんでしたよ〜!未だに疑ってますもん(笑)」とのこと。
全国の『めんたいぴりり』ファンに、映画として届く事への期待感や楽しみを聞かれると「吉本の劇場がある新宿ルミネの近くに、映画館もいっぱいあって見に行ったりするんですが、そこに『めんたいぴりり』のポスターがあったら嬉しいなとは思いますね。そんな大きな映画館であるかどうかはわからないですけど(笑)」と目を輝かせます。

久しぶりの共演について二人は「髪の毛の長い華丸さんだったら、台詞がぱっと出てこないと思うんですが、記者会見の時にはすでにこの髪型で来てくださったので(笑)、この俊之さんがいれば台詞もすぐに出てきます。髪が長いと厳しいかな〜、髪の毛に意識がいっちゃいそう(笑)」と言う富田さんに「髪型は、いいスイッチになってますね。最初のドラマの時にズラでやろうかと言ってたんですけど、潔く切ったんです」と華丸。
また、『めんたいぴりり』以外で富田さんとの共演はないという華丸は「私も『逃げ恥』出たかったですよ。博多座の『めんたいぴりり』の舞台では宇梶剛さんと一緒で、その宇梶さんと富田さんが新垣結衣のお父さんお母さんを演じるなんて羨ましかったです(笑)」と笑いを誘います。
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最後に「『めんたいぴりり』は山笠(福岡の祭り)との縁も深くて、毎回そのシーンありますし、今回ももちろんございますから、祭りと博多の活気が全国に伝わればいいですね!
朝4時59分という誰も起きてない時間帯に人知れず終わるお祭りなので、全国のみなさんに意外と伝わってないと思うんですよ。でも、700年以上の歴史があって、祭りとともに活気づいていくところが伝わればと。ただ言っときますが、伝統を重んじる山笠の世界、その放送されていない所で私、どれだけ挨拶まわりしてるか(笑)。
"映画の時だけやないか〜、あいつは!"って言われないために大変なんですから!その分ちょっとギャラに加えていただくか領収きりたいくらいです(笑)。でも、本当は7月からしか動かない山を、ボランティアで撮影の為に稼働していただいたり、おそらくルール的にやってはいけない事までご協力頂いていると思うので、山笠がこの映画でさらに認知されればいいなと」と熱く語る華丸。
記者に「華丸さんの芸能人生が全て詰まってるといっても過言ではない?」と聞かれ、「上映と同時に引退してもいいくらいです!もう十分です、この芸能界に未練はありません(笑)!」と、宣言していましたが、それくらい気合いを入れて、今回の撮影にのぞんでいることが十分にわかる会見でした。

最後に美しい梅の木の下で写真撮影。最初の出会いから5年目を迎える海野夫婦は、とても自然な笑顔で本当の夫婦のような雰囲気が印象出来でした。
来年1月公開予定の映画『めんたいぴりり』で、またこの夫婦に会えるのが楽しみですね!



【博多華丸・大吉】