間寛平、バンビーノらと一緒に楽しく食育を学ぶ!「健康長寿食育プロジェクトin福島」
3月18日(日)、福島市・大原綜合病院正面ロータリー前および上町テラス4階の保育園屋内施設にて、「健康長寿食育プロジェクトin福島」が開催され、間寛平、バンビーノ、ビスケッティ、ぺんぎんナッツ、市川こいくちが出演しました。
本プロジェクトは、福島県とよしもとクリエイティブ・エージェンシーがタッグを組んで行っているもので、「吉本芸人と一緒に楽しく食育を学ぼう」をテーマに、バンビーノがMCとなり、元料理人の藤田が主導して行う「カステラ作り体験」や、サッカーが得意な石山による「サッカー教室&食育クイズ」などが行われました。
この日対象となるのは小学生以下の子どもたちとあって、朝から大原綜合病院の正面ロータリー前には小さなお子さんとその親御さんでいっぱい! まずは芸人たちが自己紹介を始めます。ビスケッティ・佐竹はおなじみの安倍首相のモノマネで「え~、今日は私の政治資金パーティのためにお越しいただき、ありがとうございます」とあいさつし、親御さんたちを笑わせますが「子どもたちはポカーンだよ!」と石山にツッコまれます。
福島住みます芸人として福島で活動中のぺんぎんナッツは「福島に来て1年ですけど、家族ぐるみの付き合いをしている人が50人います」と、すっかり地元になじんでいることをアピール。同じく福島住みます芸人の市川こいくちも「子どもが元気なんですよね~。子どもたち、元気ですか!?」と呼びかけ、大きな返事をもらっていました。
と、ここで間寛平が登場!「アヘアヘウヒハ~」と持ちギャグをしながらの登場で場を沸かせたあと、「僕は高知の出身なんですけど、福島は第二の故郷やと思ってます」と話して盛り上げますが、「どこでも言うてるんですけど」と笑わせます。
ひととおり自己紹介が終わると、今度は絵本の読み聞かせです。『ぐりとぐら』の巨大な絵本が登場し、芸人たちが順番に絵本を読んでいくのですが、佐竹が安倍首相のモノマネで読んだり、寛平が気の抜けたような面白い声で読んだりするため、なかなか内容が頭に入ってきません(笑)。それでも子どもたちは読み聞かせを楽しんでいたようで、藤田が「このあと、この絵本にも出てきた"ふんわり甘い大きなカステラ"をみんなで作りますよ!」と予告すると「は~い!」と嬉しそうに返事していました。
続いてはふくしま健民アプリ「よしもとJACK」の発表です。
福島県保健福祉部の和田課長と大原綜合病院理事長によるあいさつが行われたあとは、「よしもとJACK」はスマートフォン上で無料ダウンロードできるアプリで、万歩計のようなアプリであることや、楽しみながら健康習慣を身につけられるような工夫がなされていることが紹介され、和田課長は「私は85kgだったんですが、アプリを入れてから10kg痩せて75kgになりました」と、その効果を実感していることを明かします。
また、3月19日~31日までの期間限定でアプリ内のキャラクターが人気芸人に切り替わり、11組の中から好きな芸人を選択していちばんポイントを集めたキャラクターを選んだ利用者によしもと芸人グッズが当たるキャンペーンが実施中であることも紹介されていました。
「よしもとJACK」の発表後はいったん昼休み。そして午後からはいよいよカステラ作りです!
カステラ作りは、ボウルに卵を割り入れ、かき混ぜるところからスタートします。いくつかのテーブルに分かれて作業していくのですが、藤田が元料理人らしく卵が入ったボウルを手際よくかき混ぜるところをみんなに見せ「こうやってかき混ぜるんだよ~!」とお手本を示そうとするのですが、子どもたちに「こぼした~!」と指摘され、「こぼしてません!」とムキになって言い返す一幕も。また、佐竹は「お子さんが気を使って、黄身をつぶさないようにそーっとかき混ぜるんです。できれば黄身はつぶしてほしいんですけど......」と困ったように明かし、笑いを誘います。
そんな和気あいあいとした雰囲気の中、作業用のBGMとして市川こいくちが自身のデビュー曲『恋、来い』を披露することに。演歌調のゆったりした曲調のため、藤田から「かき混ぜにくいぞ~!」とヤジが飛ぶ中、熱唱するこいくち。サビの「教えてよ磐梯山」というフレーズが何度も出てくるため、「磐梯山もうええわ!」と、歌詞にもツッコまれていました。
その後も寛平がキーボードで即興演奏をしたり、ピアノを弾ける子どもが学校の校歌を演奏したりする中、楽しく作業は続き、ミキサーを使って卵と小麦粉や砂糖を加えて混ぜたあとは、それぞれのテーブルの小さなボウルから、ひとつの巨大なボウルに移す作業に。佐竹の「卵、小麦粉、砂糖......これが本当のアベノミクスでしょうか」という一言に笑いが起こります。
あとは焼くだけというところで、カステラが焼けるのを待つ間、今度は外で石山によるサッカー教室が開催されます。この日は小さなお子さんが多いため、まずはボールを使わずに行う簡単なミニゲームから。石山が吹いた笛の数と同じ数のグループを作り、できなかった人は罰ゲームというルールで行われ、子どもたちには「その場ダッシュ」や「5回ジャンプ」などの罰ゲームが課されたのですが、芸人には一発ギャグなどの罰ゲームが言い渡され、岩橋が「富士山!」という一発ギャグをやって石山に「試合終了!」と言われるなど、芸人にとっては厳しい判定が下されるゲームとなりました。
その後も即席で作ったチーム対抗で、ボールでパスを回しあうゲームや寛平も参加してのリレーなどが開催され、応援する親御さんも含め、白熱した戦いが続きます。さらに、勝ったチームにはご褒美として石山からニーブラされるという、嬉しいのか嬉しくないのかよくわからない特典がプレゼントされていました。
続いて行われた、大原綜合病院で働く栄養士さんに参加してもらっての「食育クイズ」では、健康的な生活習慣についてのクイズや、「寛平が今までに走った距離は(歩数に換算すると)何歩歩いたことになる?」などのクイズが子どもたちに出され、一発で正解したり、逆になかなか正解が出なかったりと、こちらも大いに盛り上がります。
そうこうしているうちにカステラが焼け、切り分けてみんなで食べることに。本当にふんわりふくらんだカステラに子どもたちは大喜び! 切り分けられたできたてのカステラを親子でおいしそうに食べる姿が印象的でした。
最後に寛平が「すごくいいイベントやったと思います。これからもよしもと芸人とみなさんとで楽しくイベントしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします」と締めのあいさつをして、イベントは大盛況のうちに終了。
快晴のお天気の中、子どもたちは芸人と一緒に運動をしたり料理をしたり、手作りのお菓子を食べたりと、笑いながら健康的にすごせた1日となりました。
【間寛平】【バンビーノ】【ビスケッティ】【ぺんぎんナッツ】【市川こいくち】