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2018年3月25日 (日)

ロバート・馬場、インスタ映えするオムライスの作り方を伝授!『Minoleよしもと第2弾』レポート

3月23日(金)、東京にある農業・農村ギャラリー ミノーレにて『Minoleよしもと第2弾』として「ロバート馬場 オムライス講座 with たけだバーベキュー」が開催されました。
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JAグループの全国的な若手農家ネットワーク「JA全青協」と「農業で住みます芸人」プロジェクトを行っているよしもとがタッグを組み、都心の若者をターゲットにした農業の魅力を発信する企画イベント「Minoleよしもと」。よしもと芸人の笑いの力で、東京の働くみなさんに「若者×農業」をより身近に感じてもらいつつ、実際に購入できる地方野菜や特産品の親和性アップを目的としたイベントです。
第2弾となる今回は、毎月23日の「オムライスの日」にちなんで、農業で住みます芸人 in 仙台で米作りに挑戦しているロバート・馬場裕之が、BBQ芸人として知られるたけだバーベキューをアシスタントとして、工夫をこらしたオムライス料理を披露しました。

「まさか講師をやることになるとは......」と嬉しそうに挨拶した馬場。たけだは「屋内でやることがなかなか珍しいんで緊張してます。今日はアシスタントに徹します」と意気込みます。
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まず、馬場が披露したのは「シュガートマトを使ったインスタ映えするオムライス」。お米は馬場が育てた「仙台坪沼米」を使用。「仙台の坪沼地区で東京ドーム6個分のお米をつくってます。坪沼地区ではセブンイレブンにも置いてあるんですよ」と紹介すると、参加者から驚きの声があがります。
お米とオレガノなどが入ったトマトソース、カットした鶏もも肉、バター、塩、水を入れて炊飯をスタート。炊きあがりを待つ間、シュガートマトをカットし、さらにオムライスへかけるソースを作ります。
その間、馬場はトマトのおいしい見分け方を伝授。「青いトマトは、フライにすると意外とおいしいですよ」など、続々とまめ知識を披露して参加者を楽しませます。
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オムライスにかけるとろとろ卵は、IHとガスでの作り方の違いを細かく説明。中には、「重力を使って」「地肌が見えたら外して」「傷口を作って」など独特の表現も飛び出しました。
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2品目は「焼きオムライス」。1品目で炊きあがったトマト味のライスを敷いて、チーズ、トマト、ソースをかけてオーブンで焼きます。また、3品目「旨味のかけ算パスタ」では、馬場の料理知識がさらに活かされることに。「マッシュルームはグアニル酸」「旨味は足し算じゃなく、かけ算になる」「トマトの旨味はグルタミン酸。海外で出汁が取れないとき、シェフはトマトで出汁を取って味噌汁を作ったりするらしいですよ」など、流暢に説明。「お笑いのステージより汗かいてます!」と言いながら、楽しそうに写真撮影にも応じました。
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その後、質疑応答も。
「ガーリックは使わないんですか?」という問いかけに、「なるべく使わないようにしてます」と答えた馬場。その理由について、「相方の秋山って、鼻が敏感で。ニンニクを食べた次の日にコントをやると、終わりで『お前、ニンニク食ったな』って言うんですよ。あと、昼飯のあとのコント終わりで『麻婆豆腐食った?』とか当ててくるのが嫌になって(笑)。そこからニンニクを料理に使わなくなりました」と説明します。
さらに、「ニンニクを食べてそのままだと悪い匂いにはならないんですけど、アルコールを飲むと発酵するのか匂いが強くなる」と持論を展開。独学で科学的な要素を取り入れながら、夜な夜な1人でレシピを開発していることを嬉々と話すと、たけだは「何してんねん!」とツッコみながら「れっきとした料理芸人ですねぇ」と感嘆しました。

「オススメの塩とかありますか?」という質問も。「何言ってるんだと言われるかもしれないですけど、例えば佐賀県産の食材には佐賀の塩を使うとか、近場同士で合わせると相性がいいと思います。ロケでいろんなところへ行くんですけど、塩って賞味期限がないので、買って帰って。タイとかイタリア、モンゴルの塩とかをストックしてます」と話すと、たけだは「へぇ! 棚を観てみたいです」と興味津々です。
そんなたけだからも、馬場へ質問が。「レシピを開発する時、参考にするものはありますか」と尋ねると、「僕は基本、ソースとかの材料名を観て、これとこれが合うんだとか相性を覚えていくんです。例えば、トマトと牛肉って相性がいいから、すき焼きにすると美味しかったりして。そうやって、考えていきますね」と返答。ただ、失敗もあるそうで、「とろろ鍋をつくろうとして、とろろを入れ過ぎて地獄みたいになったり、いろいろと失敗から学んでますよ」と続けました。
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イベント終了後には、囲み取材にも応じました。
感想を求められた馬場は「メモを取っている方とかいらっしゃった。僕の発言をメモしてくれるなんて、ないことだったので手応えを感じました」とコメント。「お笑いでギャグをやっても笑顔にはできないですけど、レシピを紹介して笑顔にできることは自分にしかできないと思います」と言い切りながら「ずっと芸人として悩んでいたんですけど、ここ数年、料理の仕事をやらせてもらって手応えを感じております!」と笑顔を見せます。
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今後については、「ピースの綾部がニューヨークに行ってますけど、僕もイタリアとか中国、フランスに、料理を勉強しに行きたい」と展望した馬場。たけだには楽屋で「キッチンカーが欲しい」と話していたそうで、「移動販売をやりたいなって。海外で和食を提供するキッチンカーをやるのもいいですよね。相方に相談してみます」と話しました。


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