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2018年4月29日 (日)

くまだまさし、蓮華も参加で大盛況!「マグカルナイト スペシャルイベント」

4月25日(水)、神奈川・ヨコハマスリーエスにて「マグカルナイト スペシャルイベント」が開催され、くまだまさし、蓮華、アホマイルド坂本、清水宏さん、福山詩織カルテットが出演しました。
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神奈川県主催のもと、2017年11月にスタートした「マグカルナイト」。さまざまなジャンルの文化芸術に触れる機会を提供するとともに、こうした活動に取り組む人材の育成も図りながら、東京オリンピックに向け、地域のにぎわいを作り出すことを目的として開催されてきた本イベントは、これまでスタンダップコメディやジャズ、パントマイムなどを週替わりで楽しめるものでしたが、2018年4月より「お笑い・コント」が演目として加わり、よしもと芸人が定期出演することが決定。

本イベントには、神奈川県庁非常勤職員として活動するアホマイルド坂本も「マグカルナイトコーディネーター」として運営に協力し、さらなる盛り上げを図ることに。そんなマグカルナイトのリニューアルを記念して行われたこの日のスペシャルイベントには、各ジャンルのパフォーマーが総出演しました。

前座のロードスターが満員のお客さんを盛り上げたあとは、この日のMCであるマグカルナイトコーディネーター・アホマイルド坂本が登場。本イベントの趣旨について簡単な説明をして、「飲みながら食べながら、笑いながら楽しんでくださいね」と呼びかけます。さらに、撮影も自由ということが伝えられますが、特に撮影を始める様子がないお客さんたちを見て「撮るのも自由ですよ? 撮るのも自由、消すのも自由ですからね」と、暗に撮影を催促し、笑いを誘います。
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そんな坂本から紹介されたこの日のトップバッターは福山詩織カルテット。笑顔で登場した福山さんは、「マグカルナイトコーディネーターの坂本さん」と言いたかったようなのですが、コーディネーターという言葉が思い出せなかったようで「マグカルナイト王子様」と言ってしまい、袖で見守っていた坂本に「いいですよ、詩織さんだけの王子様でいます」と男前(?)なセリフを吐かれてしまいます。その言葉に「じゃあ枕元に立ってください」と返した福山さんですが、その発言には「ちょっと何言ってるかわからないです」と冷たく突き返され、笑いが起こっていました。
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その後、ジャズのスタンダードなナンバー『LOVE』や、ソウルの名曲、スティービー・ワンダーの『isn't She Lovery』など、誰もが一度は耳にしたことのあるような曲で会場を盛り上げる福山詩織カルテット。あまりのお客さんの盛り上がりぶりに「大ウケなんですけど! このままここで1時間歌っちゃおうかな(笑)」と上機嫌の福山さんでした。
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続いては日本スタンダップコメディ協会の会長でもあるという清水宏さんが登場。世界各国でスタンダップコメディを披露しているという清水さんですが、登場するなりお客さんにダメ出しを始め、「オレが登場しただけでスタンディングオベーションをしてくれないと!」と無茶な要求をし始め、「オレのことを大統領だと思って、『プレジデント!』って言ってみよう!」などと呼びかけます。
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最初は少し戸惑っていたお客さんも、だんだん清水さんのテンションにつられていき、しまいには見事に会場が一体となって盛り上がるさまは、さすが世界を股にかけた活躍をしているエンターテイナーです! もともとは役者だったという清水さんですが、これまでにもいろんなお仕事をしてこられたそうで、オペラの出演オファーをされた時のエピソードや、初の海外公演がエジンバラのストリップ劇場だった話、はたまた最新の時事ネタや会場のお子さんの泣き声までも盛り込んだエネルギッシュなトークで、最後まで爆笑をさらい続けていました。
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3番目に登場したのは、バルーンアート芸人・蓮華。NSC東京の通信講座の1期生というユニーク(?)な経歴を持つ彼らは、トークで盛り上げる役回りの山下と、バルーンアートの達人・ちゃんだいからなるコンビ。
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まずは数々の受賞歴を持つすご腕のバルーンアート芸人であるちゃんだいが「いくつかの質問に答えてもらうだけで、その人のいちばん欲しいバルーンを作ることができる」という特技を披露。続いて、一見かわいらしいウサギのバルーンを紹介しますが、実はそのバルーンの正体は......という、ビックリな全貌を明かしてそのギャップで笑わせます。

続いて「スーパーバルーンアートを披露します!」と、バルーンを10本も一度に使う大技に挑戦!「みんなの好きなものを作ります」と宣言して作り始めたバルーンでしたが、徐々にその姿が明らかに。確かに、老若男女好きな人が多い、超有名なとあるキャラクターのバルーンが見事にどんどん形作られていきます。完成したそのバルーンは、会場にいた唯一のお子さんに贈られていました。
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ラスト、トリを飾ったのはくまだまさし。坂本とはキュートンメンバーとしてもゆかりのあるくまだですが、アジアでもライブを行うなど、その活動はワールドワイドな広がりを見せています。

最初に披露した口クラッカーでは、「口の中にクラッカーを入れて、爆発させます」と説明するくまだに「え~、あぶないよ~」と心配そうな声があがります。するとくまだが嬉しそうに「いいリアクションですね~!」と言い、無事ネタを披露して盛大な拍手を浴びます。

その後も風船を使った「ビックリファンタジー」や、自身のポスターを惜しげもなくプレゼントするコーナーなどをはさみ、ラストはお客さん3人を交えての「ピンポンマシュマロキャッチ」に挑戦! 何度かトライした結果、見事成功したくまだ。参加してくれた3名の方には特製のくまだお面が贈られました。
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再び登場した坂本は、どのパフォーマーにも惜しみない拍手を贈り、会場を盛り上げ続けたお客さんに感謝の意を表しながら「これからもマグカルナイトをよろしくお願いします!」と力強いあいさつで締め、イベントは大盛況の中終了。

終了後、この日の感想を坂本に聞くと「ちょっと長かったかな(笑)?」と制作の立場からの反省点を挙げながらも、お客さんの盛り上がりには満足したよう。

「神奈川県庁非常勤職員として制作を担当しながら、よしもと芸人としてMCをするという、二刀流でやらせていただきます」と話す坂本ですが、4月から「お笑い・コント」を演目として加えようという提案をしたのは知事だと明かします。

「神奈川県主催ということで、良くも悪くも固い部分があるのを、お笑いでゆるくしたいと思った」と話す坂本。今回のイベントが行われたヨコハマスリーエスは飲食ができるお店なので、特にゆるい雰囲気が合うと思ったんだとか。

「制作で関わっていくので、どんどんいいものにしたい」と意気込む坂本に、マグカルナイトコーディネーターとしてのイベントの今後の展望について聞くと、「ヨコハマスリーエスはもちろんですけど、もっと大きなところや小さなところなど、いろんなところでできたらなというのが、目標であり、夢です」と語ります。

いちばんの目標を訪ねると「やっぱり神奈川芸術劇場かな。吉本でいうところのルミネtheよしもとみたいな場所なので」と明かしますが、「でも、県民的には(神奈川)県民ホールかなぁ。昔から何か大きいイベントといえば県民ホールだったので」と、地元民ならではの県民ホールへの愛情も見せる坂本でした。

リニューアルしたマグカルナイトは、これからも毎週水曜日、ヨコハマスリーエスにて開催されますので、興味を持たれた方はぜひ足を運んでみてくださいね!


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