「Laugh & Peace Music Fes!」の記念すべき第一回目が梅田Zeelaで開催!
お笑いや音楽などの様々なパフォーマンスで、大阪のライブハウスを盛り上げていく「NANIWAdelic」。4月30日(月・祝)に、梅田Zeelaで「NANIWAdelic@梅田Zeela 第1回Laugh & Peace Music Fes!」が行われました。
ステージにはMCのラフ次元が登場。満員の会場に驚きつつ、コール&レスポンスをうれしそうにやってみる2人に、会場からは笑いが起こります。そしてまずは「Laugh & Peace Music」についての説明から。吉本興業に所属する芸人の歌や歌ネタ、リズムネタ、さらによしもとに所属するアーティストやアイドルの音楽の配信をiTunesやレコチョクに提供しているほか、dヒッツ、LINE MUSICなどの"聴き放題"音楽サイトに楽曲を配信しているのが「Laugh & Peace Music」。今夜は配信でしか聞くことのできない曲を生で聞くスペシャルな一日である。「ラフ&!」「ピース!」「ミュージック!」「フェス!」のコール&レスポンスで締めることになりますが、空の今ひとつしまらない掛け声に笑いが起こる流れでイベントがスタートしました。
最初はネタのコーナーから。トップに登場したのはラニーノーズ。スーツにギターという出で立ちで登場した2人。得意のギターを使ったネタで会場を沸かせた。
2番手のヘンダーソンは、会場のテンションに驚きつつ、しっかり笑いをゲット。中村のキャラを活かしたネタで大いに会場を盛り上げ、続いては見取り図。リリーの個性的なテンポで繰り出されるボケと、たたみかけるような盛山のツッコミで、会場も巻き込んで笑いを起こし、ラフ次元は正統派のしゃべくり漫才を披露。畳み掛けるように続く、ちょっとヒネッた言葉遊びのネタに会場からは拍手も起こっていました。
引き続き、ステージに残ったラフ次元が、ここからライブパートになることを告げます。そして会場を梅村チームと空チームに分けて声出しすることに。グーパーでチーム分けをするということで、まず空が「グーパー」の声を出すものの、全然違うと梅村がクレーム。続いて歌い出した梅村のバックにはダンサーが登場し、がっつり歌を披露。気持ち良さそうに歌っていた梅村でしたが、歌い出しを間違ったことを告白し、笑いを誘います。梅村のバックダンサーはこのあとライブを行うKiss Bee WESTでした。
ここでラフ次元からKiss Bee WESTにマイクをチェンジ。始まったのは「放課後の夕暮れ」。ラストにはなんばHatchで5月6日(日)に行われるワンマンライブについても告知。バックバンドを従えてのライブであることを告げ、会場を華やかに盛り上げました。
ここからはLaugh & Peace Musicで配信されている曲が一気に紹介されます。まずヘンダーソンは、白いTシャツ、白いタオルというスタイルで登場し、セカンドシングルを出すことになったと発表。1曲目に「石焼き芋の歌」を披露し、ブリッジ部分での掛け合いで笑いもしっかりゲット。そして新曲もコントから生まれたということで、そのコントからお披露目されたのが「円陣」。2人でボーカルを担当するアップテンポのナンバーが会場を盛り上げた。
2番手は馬と魚。有名ミュージシャンのもしもネタを始めようとしますが、いきなりキーを間違える姿に会場は爆笑。そして配信が決まっているという「若手芸人あるあるの歌」へ。これはタイトルどおりの若手芸人のあるあるを畳み掛けていく曲。そしてもうひとつ、やめていってしまう芸人へかける言葉を曲にしたという「壁の向こうに笑い声を聞きましたか」を披露。ブルースハープとギターで奏でられる切ない曲を、会場も聞き入った。
「馬と魚、しっとりさせすぎ!」とブーイングしながら、見取り図・盛山の登場。Runny Noise・洲崎といっしょに歌うのは「ショーバン」。「ダウンロードしてください!そしてミュージックステーションに僕を連れて行ってください!」と絶叫する盛山に、会場から笑いと拍手が送られていました。
ここでステージを終えたヘンダーソンと馬と魚が改めて登場。ラフ次元とトークを繰り広げます。ヘンダーソンは中村が石焼き芋を歌っている間の子安の気持ちなどをトーク。馬と魚は「マジメな曲は芸人として恥ずかしかった」ということで、いきなりモノマネをスタート。さらにどんな言葉でも中国語っぽくできるというネタを披露し、盛り上げた。
トークのあとは、いよいよ大トリのRunny Noize。1曲目からハードなナンバーを立て続けに演奏すると、会場はいきなりヒートアップ。タイトなビートを刻むドラムとうねるリズムを弾き出すベースの上で、自由に飛び回る洲崎と山田の姿に会場はさらに盛り上がります。
2人はMCでも会場をアオり、無音の中でジャンプすれば、音が出たときにもっとノレるという山田の理論を実践。「部活やと思ってください!」という声のなか、全員でジャンプの練習をしてから曲へ突入。そのおかげか、後半になるに従って、さらに盛り上がりを見せていく会場。大村ジーニアスとのコラボでは、大村の人気ぶりに山田がキレ、会場から爆笑が起こるひと幕も。さらに時間が押していると言いつつ、しっかり洲崎と大村のダンスタイムも披露。日本語で歌われる新曲も演奏され、最後までハイスピードで走り切ったライブは終了しました。
笑いと音楽を融合した「NANIWAdelic@梅田Zeela 第1回Laugh & Peace Music Fes!」は、大盛り上がりのままエンディングです。今日の出演者が改めてステージへ登場。大村がライブ前に靴紐が切れたという裏話を披露したほか、Kiss Bee WESTは、改めて5月6日(日)に行われるワンマンライブについて告知。Runny Noiseは5月4日(金)のアメリカ村DROP、6月16日(土)は大阪、6月17日(日)は東京でSALTY'Sと2MAN LIVEがあることを発表した。ヘンダーソンからは中村が「いつか忘れた...」と言いつつ、5月25日(金)に単独ライブがあることが伝えられました。ラストは会場をバックに記念撮影し、この写真がLaugh & Peace Music公式LINEで配信されることが改めて告知され、イベントは終了しました。
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