天竺鼠と沖縄芸人たちが渾身のネタを披露した「今月もやります!天竺鼠とゆかいな仲間達のネタとコーナーのライブ」
4月28日(土)、よしもと沖縄花月で「今月もやります!天竺鼠とゆかいな仲間達のネタとコーナーのライブ」が開催され、天竺鼠をはじめ、けんたくん、初恋クロマニヨン、ピーチキャッスル、ありんくりん、カシスオレンジが登壇しました。
まずトップバッターで登場したのは、ありんくりん。冒頭の自己紹介では、学生時代のあだ名がPTAだったことを比嘉が告げると場内からは笑いが。その後も息の合った掛け合いを見せ、トップバッターとしてお客様を魅了しました。
続いて登場したのはカシスオレンジ。クレーム対応のネタでは、「黒いTシャツを買ったのに、洗濯したら白くなったんですけど」とクレーマー役の仲村が店員役の仲本に詰め寄ります。すかさず仲本が「ちょっと何言ってるかわからない」とかぶせ気味に答えると、場内からは笑いが起こっていました。
3番目に登場したのはピーチキャッスル。ありんくりんのような見た目のインパクトがないということで、覚えてもらうために自己紹介を考えたという桃原。そして「病人顔とメイクマンのサルです」と自己紹介すると、場内は大爆笑となりました。沖縄のホームセンターのキャラクターのサルに真栄城が似ているとの自己紹介。これには地元沖縄のお客様も納得したのか、大きな笑いが起こる一幕となりました。
次に舞台に上がったのは、けんたくん。たたみかけるようにエピソードトークを展開しますが、場内は失笑。その雰囲気に耐えられなくなったのか「けんたくんの話は、面白い日と面白くない日があるんですよね」と客席に訴えかけると、爆笑が起きていました。
続いては初恋クロマニヨンの登場です。"ある"にかけ「アルトリコーダー吹きたいなぁ」「アルミホイル製の?」「アルフォート食べたいなぁ」「アルジェリアの友達と一緒に」などと、息もつかせぬ言葉遊びのような韻を踏んだネタをリズミカルに繰り広げると、場内からは大きな拍手が起こりました。
最後にネタを披露したのは天竺鼠。一際大きな拍手で迎えられた天竺鼠は開口一番、川原が「あらためまして千鳥です」とボケると大爆笑が起こりました。続けて「知ってるコントがあったら皆さんも一緒に!」と川原がさらにボケると、すかさず「それは歌手がコンサートで言うやつ」と瀬下が突っ込み、ここでも大きな笑いが起こりました。
そして「今回は特別にショートコントの合間に写真を撮ってもいいですよ」と川原からまさかの提案が。すると、会場のお客様は一斉に写真を撮り始めました。「でも次のネタが始まったらすぐに撮るのをやめてくださいね」と忠告すると、「ショートコント!」と次のネタが始まる合図が。まだ写真を撮っている客席に向かい「撮るなコラー!」と川原が威嚇を浴びせると、場内はまたもや爆笑となりました。お客様を巻き込んで展開されるボケの数々に、終始笑いの絶えない時間となりました。
すべてのコンビのネタ披露が終わると、全員がステージに登場。天竺鼠の瀬下が進行役となり、「モノマネ ノンフィクションは誰だ」のコーナーを展開しました。このゲームは、2チームに分かれ、モノマネをしたのが誰かを相手チームは目隠しをして声だけで当てるというもの。しかし、ゲームが始まる前の先攻後攻を決めるジャンケンが、ボケ合戦に発展。いつまでたってもゲームが始まらないことに痺れを切らした瀬下が「ぜんぜん進まん」と叫ぶと、場内は大きな笑いに包まれました。
続いて行われた背中に氷を入れられたのは誰かを当てるゲームでは、一人ひとりがカーテンから顔だけをのぞかせて表情だけで相手チームをだますボケ合戦を繰り広げました。芸人一人ひとりが顔を覗かせ面白い表情を作るたびに、場内には笑い声が溢れかえっていました。
ゲームコーナーで盛り上がりを見せた後は、そのままエンディングに突入。会場に来てくれたお客様との別れを惜しむように、登壇した芸人達全員で客席に向かって大きく手を振り、賑やかに幕を閉じました。
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