タグ考案のゲームで出演者たちが大混乱!「ダブルアートのLet's enjoy Live」ゲストにコマンダンテ&男性ブランコ
5月27日(日)、よしもと漫才劇場にて、「ダブルアートのLet's enjoy Live」が開催されました。ダブルアートのふたりが、漫才劇場の仲間ちとともにネタとコーナーで盛り上げ、毎回、大好評を博しているこのイベント。今回はコマンダンテと男性ブランコをゲストに迎え、総勢12組が漫才・コント・ゲームで会場を沸かせました。
オープニング、ダブルアート率いる出演者たちが舞台上に大集合! さっそく、ともに久々の漫才劇場登場となるコマンダンテ、男性ブランコが紹介されます。コマンダンテ・石井は、「ヘンダーソンの衣装、変わった?」「もしかして、ミキを意識してる?」といきなり直撃。とくにヘンダーソン・子安のスーツがミキ・亜生のものにそっくりだと指摘すると、亜生も「ずっと見てくるなと思ってた」とうなずきます。また、見取り図・盛山からは「カフェ行きすぎ!」と石井のSNSにツッコミも...。
男性ブランコは、シャツの素材の薄さが注目の的に。浦井曰く、クリーニングに持参したところ、シャツではなくブラウスに分類されたそうです。見取り図・リリーには高校生クイズの出場者に間違われたほか、盛山は浦井を「ぜったい滝廉太郎」と断言。口笛で『荒城の月』を吹かされた揚げ句、吉本新喜劇・烏川耕一の口笛ネタまでやらされていました。さらに、ヒガシ逢ウサカ・今井は、浦井がSNSでアップし続けていたハンガーを使ったボケの再現をリクエスト。いちばん面白かったボケと最下位のボケが披露されました。
毎回、恒例のくじびきによる開演のかけ声は、吉田たちが担当。気乗りしない様子のふたりでしたが、観客に加えヘンダーソン・中村、プリマ旦那・河野、ミキ・昴生、浦井らを巻き込んだかけ声リレーを成功させ、ようやく前半のネタコーナーがスタートします。
トップバッターのヒガシ逢ウサカは、野球部員と彼女の青春コントで勝負。
男性ブランコは、童話「金の斧」をモチーフにしたネタを。
タグ扮するまさかのペットが爆笑を呼んだ、ダブルアートの漫才。
ヘンダーソンの漫才では、父と娘の彼氏が思わぬ方向へと暴走します。
こうへいの"ある告白"から始まる、テンポのいいしゃべくりで魅せた吉田たち。
ミキは、心理テストをテーマにした漫才で大いに笑わせました。
6組のネタを終え、続いては前半メンバー総勢12名による「レッツエンジョイ!ゲームコーナー」に突入です。ここでは真べぇがMCとなり、ふたつのゲームに挑戦。まずは「変顔殺人事件」と題し、プレーヤー11人が推理ゲームを展開していきます。事前のくじ引きでひとりが"犯人"に選ばれますが、それが誰かは真べぇと客席にのみ発表。プレーヤーたちは、舞台上で「黒ひげ危機一髪」に興じるなど自由に動きますが、犯人は目が合った相手に変顔をします。変顔をされた人はその場で倒れ、全員が倒れるか、途中で誰かが犯人を言い当てられたら終了。
1回戦で犯人となったのはヘンダーソン・子安。互いに目を光らせながら、プレーヤーたちが舞台上をうろうろしていると、突然、ヒガシ逢ウサカ・高見が倒れました! さらに浦井も倒れ、驚きを隠せない面々。
しかし、その後の子安のあからさますぎる動きで、犯人であることが一気にバレてしまいました。見破った吉田たち・こうへいが、そのときの子安のマネをやってみせると、観客は大爆笑です。
2回戦では真べぇ&観客にも犯人は明かされずゲーム開始。と、またしてもいきなり、こんどは中村が崩れ落ちました。その後も浦井、吉田たち・ゆうへい、昴生、こうへいと立て続けに倒れ、誰が犯人かわからないプレーヤーたちは疑心暗鬼に。やがて子安が男性ブランコ・平井に疑いの目を向け、みごと犯人を言い当てる好プレーを見せました。
ふたつめのゲームは「なりきり相撲」。力士役に選ばれたプレーヤーは、くじ引きで決まったキャラになりきって相撲を取らなければなりません。ちなみにキャラは、開演前、観客から集めたものとなっています。
「せっかく東京から来たから」と指名された男性ブランコは、平井が「ハト」、浦井が「電車の車掌」になりきり。種族を超えた謎の対決は、予想通りなかなか決着がつかず、テンションの低い展開のなか、なんとか浦井が勝利しました。
男性ブランコから二番手に指名されたのは、中村と今井。中村は「見取り図・盛山」、今井は「ボディビルダー」、さらに昴生にもお呼びがかかり、「母親」になりきってのバトルロワイヤル! ひたすらポーズを決める今井、「あたおか」など盛山ならではのフレーズを連発する中村、そしてやたら口うるさくしゃべりまくる昴生と、土俵上は泥仕合の様相。最後は「母は強し」の言葉通り、昴生が勝利していました。
後半のネタコーナーも盛りだくさん。てんしとあくまは、リズムをフィーチャーした漫才で笑わせます。
教師に扮した爆ノ介は、生徒たちの心をつかもうと大奮闘。
ペットショップの店員と客のやりとりで笑わせたセルライトスパ。
プリマ旦那は、さまざまな「泣ける」シチュエーションが飛び出すしゃべくり漫才を。
「ケンカの仲裁に入れるように」という石井の願いが予想外の事態を招くコマンダンテのネタ。
見取り図は、男のオシャレをテーマに、爆笑の問答を繰り広げました。
後半メンバーが挑むゲームは、タグ考案の、その名も「シャッチボール!」。タグは意気揚々とルール説明に入りますが、プリマ旦那、爆ノ介、セルライトスパ、真べぇの赤チーム、てんしとあくま、コマンダンテ、見取り図の青チームともに全員が「???」という表情。
困惑がぬぐいきれないまま、とりあえず指示通り、両チームそれぞれが台の上に立ちます。ガタイのいい真べぇとセルライトスパ・大須賀を擁する赤チームはやや不利となるも、密着してなんとか台上へ。両チームが挟む真ん中に、タグが巨大シャチの浮輪をたらし、それを押し合って相手チームをひとり、またひとりと落としていきます。終了時、台上に残った人数が多いほうが勝利!
赤チームの台から大須賀、肥後、爆ノ介が振るい落とされると、その3人はテント内に収容され、復活のチャンスを待つことに。と、ここで「10秒ディフェンスタイム」と称し、ヒガシ逢ウサカが舞台両袖に登場。ふたりの「コウキ! コウキ!」という声に乗って、タグが青チームの台上にパンチを繰り出し、こんどはかんざき、リリー、石井、安田が脱落。なんとなく接戦にはなってきましたが、今だゲームの全貌はつかめません。
復活チャンスでは、テントに収容されたプレーヤーも、お題に応じた大喜利で笑いをとれたら再び台上へ戻ることができます。また、タグに気づかれないうちに魚を釣り上げても復活できるとのことで、あまりのカオスぶりに、ついに盛山から「あたおか」認定が飛び出しました。
大須賀やリリーが大喜利に挑戦し、引き続きシャチの押し合いをしましたが、気づけば不完全燃焼のまま時間切れに。ラストはテント内にいた安田がお下げ髪で大喜利に挑戦しましたが、回答よりその風貌で大きな笑いをさらっていました。
エンディングでは、サイン入りポスターが当たる抽選会で再びヒートアップ! 今回も盛りだくさんな内容で爆笑の連続となった「ダブルアートのLet's enjoy Live」、次回は7月開催となります。皆さん、ぜひ足を運んでくださいね!
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ダブルアートのLet’s enjoy Live
日時:7月16日(月・祝) 19:45開場 20:00開演
会場:よしもと漫才劇場
出演:ダブルアート、ジソンシン、吉田たち、プリマ旦那、セルライトスパ、ヒガシ逢ウサカ、ミキ、ラニーノーズ (ゲスト)コロコロチキチキペッパーズ、8.6秒バズーカー
料金:前売2000円 当日2500円
お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル ☎0570-550-100(10:00〜19:00)