恒例となった「藤崎マーケット田崎のリズムネタサミット」で沖縄芸人が渾身のリズムネタで場内を沸かす
5月26日(土)、よしもと沖縄花月で「藤崎マーケット田崎のリズムネタサミット」が開催されました。沖縄芸人らがリズムネタを披露し、ゲストのアドバイスでよりよいネタに磨き上げていく、というおなじみの企画です。
今回はゲストアドバイザーとして、ハイキングウォーキングとフースーヤ、バイク川崎バイクが登場しました。バイク川崎は急遽参加が出来なくなった芸人の代役として出演が決定。田崎から「芸人はみんな仕事が入っております、しかしバイクは空いておりました!」と紹介すると場内は爆笑。バイクも「芸人として暇なのは良くないけど・・・」と嘆きつつも「皆さんの心のエンジンをあっためていきたいと思います。バイクだけに・・・ブンブン!」と叫ぶと、会場もおなじみのフレーズ"ブンブン"を一緒に叫び、のっけからお客様との息の合った掛け合いを繰り広げました。
フリートークでひとしきり盛り上がった後は、いよいよ沖縄芸人達が登場し、リズムネタ披露の時間です。トップバッターでネタを披露したのは、大屋あゆみ。軽快な音楽と共に登場し、リズミカルなダンスを披露。ネタ披露後、真剣にアドバイスを繰り広げる先輩芸人たちに圧倒された大屋は「これ、こんなライブでしたっけ?」と戸惑いの思いを吐露すると、場内は笑いに包まれました。
続いて登場したのはヤンバルナゴン。音楽にのせて、ボクシングの試合をグローブをマラカスに変えて披露。田崎から「トキはボクシング経験者だから、トキがやったらどうなるか見てみたい」と提案され、急遽トキが参戦することに。すると音楽を無視し、本格的なシャドウボクシングを見せたトキに対し「ほとんどリズムに合ってないやん!」と一同が突っ込みを入れる始末。本気のボクシングに、ヤンバルナゴン玉城もたじたじとなっていました。
次に登場したどさんこ室田は、ギターに合わせ「新社会人にささげる歌」を披露。"ランチ後の眠気を隠すためには、サングラスをかければいい"という内容の歌を軽快に歌い上げました。披露後のアドバイスでは、1人で歌うより横でその歌を再現する人を置いたら面白くなると指摘が。その意見を受けて、バイクが隣で歌の世界を演じることに。室田が奏でる歌を聴きながら、その横で滑稽な動きを即興で展開するバイクに、場内は大爆笑。まるでコンビのような室田とバイクのコラボに、お客様も満足そうな様子でした。
その後は魁バーバリアンが登場し、赤白の旗を使ったネタを披露。次いで登場したのはぐりんのーとA16(えーいちろー)。得意のラップネタを披露し終わると、なぜかQ太郎とのラップバトルに発展。早口で見事なラップをまくし立てるA16に対し、Q太郎は言葉数少な目で韻などを全く無視したラップを披露。すると会場からはまたも大きな笑いが起こりました。
次に登場した島袋忍は「こんなときどうするぅ~、こんなときどうするぅ~」という耳にこびりつくフレーズを展開し、「キャッチーなリズムでいい」「こいつ、いいなー」と芸人達を釘付けにしていました。
続いてステージに上がったのは猫ノカケラ。ネタの冒頭で「ちょっと待てよー!」と絶叫で登場した岸本。その声の大きさにびっくりした芸人達は、この声がどこまで通るのか知りたいと言い出し、岸本が急遽、会場の外からセリフを叫ぶ展開になりました。会場の外でスタンバイする岸本に期待を込め、ちゃんと声が聞こえるか場内は静まり返りました。そしてドアが閉まった状態にも関わらず声が聞こえた瞬間、ステージの芸人も観客席もどっと沸き、大爆笑が起こりました。
ぼんじょるのは、リコーダーを使ったネタを披露。リコーダーを上手に演奏していた大谷でしたが、実は演奏する真似をしていただけだと判明。すると壇上の芸人達からすかさず総突っ込みが入り、場内からは笑いが起こりました。そして、アドバイザーの芸人達は「客席から突っ込んでくれたほうがもっと面白いのでは」と言いだし、おりたがお客様に混じって突っ込みを入れるという展開に。演奏の振りをする大谷に対し「吹いてへんやん!」と、客席に混じったおりたが渾身のツッコミを入れました。その瞬間、客席からは大きな笑いが起こりました。
その後は、カシスオレンジ仲村とヤンバルナゴン玉城による音楽ユニットNantonak(なんとなく)が登場し、自作の歌を披露。意外とクオリティが高い楽曲にアドバイザーである芸人達も賞賛を送っていました。その後は、笑っしょい松岡、シーマン當眞が続々登場し、マニアックなリズムネタを披露していきました。
そしてラストに登壇したのは、ありんくりんのクリス率いる"クリスwithフレンド"。クリスが自身で考えたという「ア~イム、ア~イム、タンクトップボーイ~」と耳に残るフレーズを歌いながらネタを披露。ネタの合間でそのフレーズが歌われるたびに、場内からは笑いが起こり、芸人達も微笑ましくその様子を眺めていました。そしてその後は、登壇したすべての芸人が一堂にステージに集合。客席へ感謝の言葉を述べ、2時間を越えた笑いの絶えない時間は賑やかに幕を閉じました。
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