テーマは「原点回帰」。新作長編を引っ提げて、全国23か所32ステージのツアーを開催する、が~まるちょばに意気込みをインタビュー
7月12日から約半年間かけて全23か所32ステージの『が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2018』を開催するが~まるちょば。2017年4月からよしもと所属になった彼らですが、芸歴はすでに19年目。その活躍は日本のみならず、世界照準になっており、今年も世界中から 演劇、スタンダップコメディー、舞踏、ダンスなどなど様々なジャンルのカンパニーが集まる「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」に8月1日~18日参加することが決まっています。
そんな彼らが今回のツアーでは、なんと4年ぶりとなる待望の新作長編サイレントコメディーをやるとのことなので、その意気込みを聞いてきました!
が~まるちょば(左 ケッチ!/右 HIRO-PON)
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――4月に吉本に所属されてから初めての全国ツアーになるわけですね。今回のツアーの見どころは?
ケッチ! テーマを原点回帰ということで。つまり、"笑い"に特化しようという話になって。
HIRO-PON 結成して19年目なんですけど、そのとき東京公演で二人で作ったのが「笑いに特化したもの=コメディー」だった。それもあって、パントマイムと言わずに「サイレントコメディー」と謳って始めたわけです。なので、今回は最初の頃のパッション(情熱)というか、意気込みというかを踏まえて「原点回帰」をテーマにしています。
――"笑い"というのは吉本を意識したからこそなんですか?
HIRO-PON いや、そういうことでもないです。これまでいろいろ作ってきて、やっぱり欲が出て、ああいうこともこういうことも作りたい、ああしたいって思いを毎年毎年積み重ねてきて。そうやって経験したうえで、今、やっぱり笑いというものに特別フォーカスを当ててみようと。
それがよしもとに入ったからではないんですけど、吉本への所属になって、僕らのバックボーンが変わったというのも含め、新しいお客さんが来てくれることを期待しています。今まで知らなかったお客さんが僕らの舞台を見てくれたらいいなと。そうすると、入口とコメディーとかっていうのは受け入れられやすいのかなとは思います。
――海外や世界をいろいろと経験されているというのは強みではあると思うんですが。世界をいろいろ見た上で笑い、とくにお二人がされている「サイレントコメディー」はどこでも通用するものだなと感じられていますか?
ケッチ! そうですね。いろんな国に行くたびに、「サイレントコメディーはどこでも通用する」ということを再確認しますね。ただ、やっぱり「もっと伝えたい、もっと笑ってもらいたい」という欲が行くたびに出てきます。
――なぜ、が~まるちょばさんのネタは国や人種というボーダーを越えて受け入れられると思いますか?
HIRO-PON 僕らがやっているのはパントマイムで、だから人間として生まれた人たちには通用する。虫や鳥はダメだろうけど。人間というもので生まれて、生まれ持った元来の感情に訴えかけることができるのがサイレントコメディ-だと思っています。
国や言葉によって違うかと言われたらそんなことない。人であるという共通点の前では一緒。普段、僕らがやっている表現方法というのは、どんな人たちにも理解できるし、国や文化、言葉の違いがあっても、隔たりなくやれるんですよね。
――昨年も精力的にツアーを回られて。動画サイトとかでネタも見れる時代ですが、やはりライブにこだわっているんですか?
ケッチ! 例えば、有名なパントマイムのネタで「壁」ってありますけど、ライブだったらそこにガラスやアクリル板がないことがわかりますけど、映像だと、それが本当かどうか、画像処理で消しているのかどうかの違いがわからない。スローモーションで動くというパフォーマンスも、目の前で見るからこそ本当にスローモーションでないことが実感できる。モニター越しでは受ける感動が違うと思うんですよね。
HIRO-PON あと、舞台でしかやっていないネタもたくさんあるので、映像配信で見られないパフォーマンスみたいなものもたくさんやります。僕らの舞台はストーリーになっていて、言葉も舞台セットも使わず、2人だけで喋らずに設定に沿って話が進んでいく。そういったものは映像で切り取ってしまうと前後のつながりとか、前の部分で張っておいた伏線とかが意味がなくなっちゃう。舞台上ならではのネタっていうのが大事なのかなと。言葉も舞台セットも使わないだけに、すべては見ている方の想像力次第。言葉を越えたものが見ている人に伝わればなと。しかも、その捉え方は個人個人で違う。そこがパントマイムの良いところなんですけど、そういうパントマイムの特性を最大限生かせるのは、やはり舞台上でしかない。映像だとそういう良さはどうしても切り取られてしまうので、生で見る舞台ならではの醍醐味だと思います。
ケッチ! 言葉にしてしまうと限定されてしまう。敢えて言葉をなくし、あとは受け手に委ねるというのが僕らのスタイルなのかなと。
HIRO-PON 言葉を超えるものが必ずありますから! 言葉で伝わらない思いとか、あるじゃないですか? そういうのと同じ。だから、僕らは言葉を使わないというスタイルを貫いている。そうすると、不思議なことにお客様から言葉を越えたものを受け取ることもあるんです。パフォーマンス後の拍手にしてもしかり。舞台では目に見えない"気持ち"みたいなものがすごく色濃く伝わるものなんです。
――お二人の「サイレントコメディー」は、1回みたらそのあたりが身に染みてわかるということですね。しかも、今回のツアーは待望の新作ということで。
ケッチ! 今、作っていく作業がほんとに大変です。
HIRO-PON うん、大変です(笑)。ただ、初日から約半年間かけてツアーをまわるので、初日からどんどん内容も変わっていくと思います。
ケッチ! ファンの方とかはそれを狙って、最初と真ん中と最後と、何度か見に来て、その違いを楽しまれてたりもします。
――では、最後に意気込みをお願いします!
ケッチ! 今年は特に原点回帰ということで、コメディ-押しですので! 多くのみなさんに楽しんで頂ける内容になっていると思いますので、ぜひぜひみなさん、たくさん笑いに来てください!
HIRO-PON 動画サイトでは見ることのできない、本当のが~まるちょば。それは劇場でしか見れません! ぜひ足を運んでいただき、本当のが~まるちょばをみなさんの目で見て、知って頂きたいです。
― 『が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2018』開催概要 ―
★東京公演(5ステージ)
【会場】
新国立劇場 中劇場(東京都渋谷区本町1-1-1)
【日時】
7月 12日(木)開演19:00
13日(金)開演19:00
14日(土)①開演13:00 ②開演17:30
15日(日)開演13:00
【作・演出】
HIRO-PON
【出演】
が~まるちょば(ケッチ!/HIRO-PON)
【料金(税込)】
前売・当日 S席6,000円 / A席5,000円 (指定)
【チケット】
■チケットよしもと
0570-550-100(Yコード106485)/http://ticket.yoshimoto.co.jp / ファミリマート店舗
[お問い合わせ]チケットよしもと予約問合せダイヤル 0570-550-100 (10:00~19:00)
■サンライズオンライン
http://sunrisetokyo.com (PCのみ)
[お問い合わせ]サンライズプロモーション東京:0570-00-3337(10:00~18:00)
■チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード485-795)/http://w.pia.jp/t/gamarjobat/
セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗
■ローソンチケット
0570-000-407・0570-084-003 (Lコード34589)/http://l-tike.com/gamarjobat/
ローソン、ミニストップ
■イ-プラス
http://eplus.jp/gamarjobat/ / ファミリマート店舗
【HP】
「が〜まるちょば オフィシャル ウェブサイト」http://www.gamarjobat.com/
≪全国23カ所/32ステージ≫(4月6日時点予定)
※発売方法など詳細は、「が〜まるちょば オフィシャル ウェブサイト」をご確認ください
東京:新国立劇場 中劇場 7月12日(木)~15日(日)※5ステージ
浜松:浜松市浜北文化センター 大ホール 7月21日(土)
名古屋:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール 9月7日(金)・8日(土)※2ステージ
焼津:焼津文化会館 大ホール 9月17日(月)
福岡:福岡ももちパレス 9月22日(土)
北九州:北九州芸術劇場中劇場 9月23日(日)
新潟:新潟市民芸術文化会館・劇場 9月29日(土)
茅ヶ崎:茅ヶ崎市民文化会館 大ホール 10月6日(土)
青森:八戸市公会堂・中ホール 10月17日(水)
岩手:岩手県民会館・大ホール 10月18日(木)
宮城:電力ホール 10月19日(金)
秋田:大曲市民会館・大ホール 10月21日(日)
千葉:千葉市民会館 大ホール 11月3日(土)
十勝:音更町文化センター 11月8日(木)
札幌:札幌市教育文化会館 大ホール 11月9日(金)
愛媛:松山市総合コミュニティーセンター 11月11日(日)
府中:府中の森芸術劇場 どりーむホール 11月16日(金)
島根:島根県民会館 11月23日(金)
広島:はつかいち文化ホールさくらぴあ 11月24日(土)
山口:スターピアくだまつ 11月25日(日)
大阪:森ノ宮ピロティー 11月30日(金)~12月2日(日)※3ステージ
横浜:KAAT神奈川芸術劇場 12月15日(土)・16日(日)
埼玉:さいたま市民会館おおみや 大ホール 1月5日(土)
チケットの詳細・お問合せは、
チケットよしもと 0570-550-100 http://yoshimoto.funity.jp/
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世界中から 演劇、スタンダップコメディー、舞踏、ダンスなどなど様々なジャンルのカンパニーが集まる「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」8月1日~18日参加決定!
また、7月11日には、2016年の横浜公演を収録したDVDも発売決定!
全世界が涙した純愛物語「街の灯」など、笑いあり涙ありのコンテンツが満載です。
【タイトル】『が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2016』
【発売日】2018年7月11日
【本編映像】が~まるSHOW/やかん/白い男/伝説のブルースマン ビッグジョニー/街の灯
【特典音声】"が~まるちょば"がしゃべる!貴重なオーディオ・コメンタリー収録
【価格】3,704円+税
※なお、DVDリリースイベントも決定!
東京は2018年9月1日(土)13:00~、大阪は2018年9月2日(日)14:00~。
※DVDの詳細、及び特典情報の詳細などはコチラ!
http://yoshimoto-me.co.jp/artist/gamarjobat
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【が~まるちょば】