鈴木大地スポーツ庁長官も登場! ココリコ・遠藤章造、岡崎朋美をメインMCに迎えて「東京2020応援プログラム OSAKAスポーツパーク2018」を開催!
6月10日(日)、大坂城公園 太陽の広場にて「東京2020応援プログラム OSAKAスポーツパーク2018」が行われました。アスリートとお笑い芸人によるスペシャルトークショーやスポーツ体験を通して、2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックを大阪から盛り上げようという趣旨の本イベント。MCはココリコ・遠藤章造と、長野オリンピックスピードスケート500m銅メダリストで、FAふるさとアスリートとしても活躍している岡崎朋美が担当しました。
まず初めにスペシャルトークショーに登場したのは女子ハンドボールチーム・大阪ラヴィッツ。遠藤、岡崎、span!とともにトークや実演などを披露しました。大阪ラヴィッツのヘッドコーチを兼任している田中美音子選手、キャプテンの儀間晴香選手、センターバック担当の森優稀選手、ゴールキーパーの泉幸歩選手、レフトバック担当の平田ほのか選手を迎え、大阪ラヴィッツの沿革やハンドボールのルール説明、試合中に起こったアクシデントといったトークで盛り上がりました。ハンドボール界のレジェンドとも呼ばれている田中選手は、日本リーグ通算1500点を記録しています。男子を含めて唯一の記録であることを岡崎が紹介すると、「すごいですね!」と盛り上がる芸人一同。田中選手は「最終的に2000点獲得を目指したい」とさらなる意気込みを語り、18歳の平田選手は「いつか田中選手の記録を抜きたい」と野望を。span!・マコトのトラベリングが目立ったパス回しや、span!・水本がキーパーとなっての高速シュート体験なども行われ、盛り上がるステージ。最後は「地元に愛される、日本一、世界一のチームとして羽ばたいていけるよう一生懸命頑張ります。2020年の東京オリンピックに一人でも多く、チームから代表選手を輩出していきたいです!」と田中選手のご挨拶で締めました。
続いてのトークショーのアスリートゲストは車いすテニス日本ランキング8位の米田正人選手と、リオパラリンピックウィルチェアラグビー銅メダリストの官野一彦選手です。ガリットチュウも参加してのトークを展開しました。車いすテニスの特徴や試合でのポイント、シングルとダブルスでの注意点などを米田選手にお聞きし、また、官野選手にはウィルチェアラグビーについて、野球からサーフィン、そしてウィルチェアラグビーと競技経歴などもお聞きしました。遠藤が明かす「官野選手は、すべての原動力がモテたい気持ちに繋がっている」という話題でも沸きました。車いすごと激しくぶつかり合うウィルチェアラグビー、いかにその衝撃が激しいものかガリットチュウ・熊谷が体験するコーナーもありました。2020年に向けて「車いすテニスを広めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と米田選手。現在、世界のトップ3に君臨するウィルチェアラグビーの日本代表。「東京オリンピックでは確実に金メダルが取れると思うので、応援よろしくお願いします!」と官野選手、2年後に向けて確約しました。
元プロ野球選手の門倉健さん、元走り幅跳び選手で2017年ワールドマスターズゲームズチャンピオンの荒川大輔さん、北京オリンピックBMX日本代表の阪本章史選手、そしてレギュラー、大西ライオンが登壇したトークショーのほか、大阪城公園では『大阪城トライアスロン2018』も行われていたことからリオオリンピックトライアスロン代表の田山寛豪さん、アテネオリンピックトライアスロン代表の山脇真知子さんが登壇してのミニトークも行われました。
スペシャルトークショー、最後は鈴木大地スポーツ庁長官と、アテネオリンピック200mバタフライ銀メダリストでFAふるさとアスリートの中西悠子が登場。ミサイルマン・西代も交え、オリンピックやスポーツ振興の取り組みなどを展開し、お客様からの質問にお答えする時間もありました。2020年まであと2年となった今、東京オリンピック・パラリンピックを日本全国で盛り上げようと各地のスポーツ振興イベントに足を運んでいるという鈴木長官。オリンピックに向けて機運を高めることはもちろん、将来的にスポーツ人口の増加を図り、国民が健康になることで医療費を大幅に削減することも視野に入れています。
また、大阪市からスポーツ推進委員協議会の山田由香里さんにも登壇いただき、大阪市や地域の取り組みのご紹介がありました。このイベントでも大阪市が発祥の新競技「スリーアイズ」の体験会もあり、今、全国で地域発祥のスポーツが盛んになっていることも話題に上りました。中西は西代とともに「わらスポ」というスポーツイベントも随時開催していることを紹介。そして鈴木長官、岡崎、中西とオリンピックのメダリストが舞台上に集合とあって、トークはオリンピックでの心境についてなど、ここでしか聞けない話題もありました。
小さい頃からスポーツに親しんでもらうため「体を動かすことは楽しいと思ってもらうことが大事。幼稚園のスポーツ体験にも力を入れています」と鈴木長官。子育て中の中西からは「幼稚園でも体力テストなど実施してもらえたら」と母親としての意見もありました。また、メダリストになるための条件について伺うと、鈴木長官は「みんな努力しています。表面上はさらっとしていても、体が変わるくらいトレーニングをして進化しています」とご自身に"水かき"ができていることを明かされました。夏のオリンピックだけでも30種目以上あることから、「いろんなスポーツを体験して、自分にぴったりな競技を見つけてほしい」と子供たちにエールを送られました。
大阪市発のスポーツ「スリーアイズ」を体験された鈴木長官。老若男女問わず楽しめる競技で「かなり面白かったです」とご感想を。「みんなができる"ゆるスポーツ"も大事です」と、地域発の競技が全国的な動きを見せていることもご紹介されました。
観客の方からは、鈴木長官の水泳歴についてのご質問がありました。「体が弱かったので、強くすることを目的に7歳で始めました」とのこと。そのご回答にステージはもちろん、会場からも驚きの声が上がりました。「水泳は1歳未満から始めるのが通常。遅くても3歳と言われています。そんな中で7歳から始められてオリンピック選手になるのは、相当努力をされたのだと思います」と中西も驚きを隠せない様子でした。そのほか、スピードスケートの基本姿勢や中西によるストレッチ講座など、実演でもステージを沸かせました。
「2020年の東京オリンピック・パラリンピックが一つのスタートにならないといけないと思っています。レガシーのことなど今から考えていかないといけない課題です。2020年にオリンピックを開催したらスポーツ人口が増えて、健康増進に繋がり、医療費が削減できたという国としての最良のモデルを日本から発信していければ」と鈴木長官。2019年にはラグビーワールドカップが、また2021年にはアジア圏で初めて「ワールドマスターズゲームズ2021関西」も開催されます。最後は鈴木長官からの「今後、様々なスポーツ体験の機会がありますので、ぜひ体を動かして、活力ある国にしていきましょう!」とのご挨拶でトークショーを終えました。
会場では様々なスポーツ体験もありました。元ラグビー日本代表の守屋篤さんを講師に迎え、ガリットチュウのMCで展開したラグビー大会。荒川大輔さんの指導によるかけっこ体験会、こちらはレギュラーがMCを担当しました。Span!がMCを担い、門倉さんを迎えての野球体験会。ミルクボーイ、大西ライオンが盛り上げ、阪本さんがレクチャーされたBMX体験会。ガリットチュウのMCで盛り上げ、木村真野、沙野姉妹の丁寧な指導が印象的だった陸上シンクロ体験会。西代、ミルクボーイも参加した、官野さんによるウィルチェアラグビー体験会。レギュラーと大西ライオンの応援も力になった米田さんによる車いす体験会。そして西代がMCで盛り上げ、全国レベルの実力を持つサッカー経験者のきみどり・土居と、元プロサッカー選手の近藤岳登が子供たちを鼓舞したサッカー体験会で盛り上がりました。
スリーアイズ・ボッチャ体験会では親指ぎゅー太郎が一日中、参加者をサポート。水本とともに鈴木長官とチームを組んで、大阪市スポーツ推進委員協議会の方々とのチーム戦も繰り広げました。また、体組成測定・握力チャレンジもあり、お子様からご高齢の方まで、多くの方が参加し、スポーツを楽しみました。
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