『M-1グランプリ2018』が開催決定! かまいたち・山内の掲げた公約にざわめきと爆笑が!!
6月21日(木)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『「M-1グランプリ2018」開催記者会見』が開催され、和牛、ミキ、かまいたち、スーパーマラドーナ、ジャルジャル、さや香、ゆにばーす、マヂカルラブリー、三四郎、さらば青春の光、そして30代目チャンピオンのとろサーモンが出演しました。
参加資格は結成15年以下(2003年1月1日以降結成)、プロアマ問わず、とにかく面白い漫才を披露し、日本一を決める漫才頂上決戦『M-1グランプリ』が、今年も開催されることになりました。
本日よりエントリーがスタートし、8月1日(水)より予選がスタート。1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝と厳選なる審査を重ねて、12月に生放送される決勝戦へ進出するファイナリストを決定します。また、ファイナリスト以外の準決勝進出者には敗者復活戦の出場権が与えられるほか、アマチュア参加者にはすべての1回戦でMCの印象に残った1組に「ナイスアマチュア賞」が贈られます。
本会見のMCを務めるのは、斎藤真美ABCテレビアナウンサーとトータルテンボス 。昨年の大会についてトータルテンボス ・大村は「今観ても、優勝決定のシーンは鳥肌が立ちますよね」と冷めやらぬ興奮を話しつつ、「(優勝したとろサーモンの)村田のリアクションが冷蔵庫に入ってたときのようだった」とコメント。藤田も「村田が感動を与えましたね」と大きくうなづきます。
さらに、特別ゲストとして昨年の覇者・とろサーモンが登場。「感動しますね、僕の顔」とトータルテンボスの2人に同調した村田は「嬉しい気持ちが出すぎて(ああいう表情になった)。信じられなかった」と回想します。
優勝後、仕事が激増し、3カ月で280本もの仕事をこなしたそうで、「毎日、仕事が7本くらいあって、ストレスが半端なくて後輩におごったり、洋服を買ったりと散財したので、優勝賞金はもうあんまり残ってません」と話した村田を、「泡沫マネーだからなぁ」となだめる藤田です。
一方、破天荒で知られる久保田が「弟の子供が小学校に上がったから、賞金でランドセルを買った」と真面目な使い道を明かすと、大村がすかさず「伊達直人か!」とツッコミ。伊達直人とは、児童の福祉施設などへ匿名でランドセルを贈るという支援を行う際、実名を隠すために使った『タイガーマスク』の主人公の名前。すると、久保田は「一言言わせて。大村、半端ないって!」とコメント。先日、行われたワールドカップコロンビア戦で勝利を引き寄せる活躍を見せた大迫勇也選手を絶賛する際に使われる言葉「大迫、半端ない」をもじって、迅速且つ的確なツッコミを讃えました。
ここで、今年のエントリーが期待される和牛、ミキ、かまいたち、スーパーマラドーナ、ジャルジャル、さや香、ゆにばーす、マヂカルラブリー、三四郎、さらば青春の光が登場。それぞれ公約を掲げました。
藤田に「賞レースのバケモン」と紹介されたさらば青春の光・森田さんは「賞レースは大事で、翌年の営業数が変わってくる。今年、決勝にいけなかったら本当にやばい」と危機感を露わに。
三四郎・相田さんが「優勝できたら盛大なパーティ、できなくても参加フリーの残念会をやります」とオラオラしながら宣言すると、相方・小宮さんは「誰が喋り出してんだよ!」とツッコミます。
さや香・新山が「僕らの場合、ジャルジャルさんが優勝してもいい。僕と後藤さん、そっくりなんで」と言いだし、2人で並ぶとトータルテンボス は「そっくり!」と驚嘆。さらに、新山は自身のギャグで「優勝できるかじゃないねん! 強い気持ちで優勝すんねん!」と意気込みます。
昨年、最下位に終わったマヂカルラブリー・野田は「昨年は大恥かいちゃいました。今年優勝したら、いろんなお世話になった人に還元します」と話しつつ、「できなかったら......」と独特のリズムをとりながら洋服を脱いで、鍛え上げた上半身を見せながら「下も脱いで、大会ごとぶっ壊します!」と熱く宣言します。また、初めてのファイナリストとなった昨年の同大会でトップバッターを飾ったゆにばーす・川瀬は「今年はラストイヤーの方がいらっしゃるので、相当な覚悟を持って臨まないと優勝できない」と冷静に分析しました。
『キングオブコント2017』で優勝し、ダブル優勝を狙うかまいたち・山内は「キングオブコントとM-1、両方優勝した芸人はいないので、したら来年(M-1の)審査員側に回らせてもらいたい」ときっぱり。また、「4月から東京に来たんですけど、優勝しなかったら広島よしもとに移籍します!」と宣言すると場内騒然。「言ったよな?」と芸人一人ひとりを指しながら確認した久保田は、山内に詰め寄って「絶対しろよ? みんな聞いてるからな」と念押し。負けじと顔を近づける山内が「俺は今すぐ広島よしもとへ行く! 優勝とか関係ない!」と返すと、ざわめきはいっそう大きくなります。
相方・濱家は「俺は東京に残るよ?」と不安がるも、「優勝するから大丈夫。広島よしもとかM-1優勝かどっちか選んで」と顔色ひとつ変えない山内。そのやりとりを笑いながら見ていた藤田に、「それはお前次第だよ」と冷静にツッコまれていました。
ミキ・亜生が「結婚して、責任感を増している」と兄・昴生を指した途端、芸人たちから様々な暴露が。焦る昴生は、再び亜生が「まみちゃん(昴生の妻)は、おでこに取るのに1千万円くらいかかるホクロがある」と言い出すと「怒られるぞ!」と詰め寄ります。
「2位は辛いので、優勝したい」と明かしたのは、和牛・水田。コンビ2人でいろんなことを相談しているそうで、「優勝したら、記念としまして東京ドーム30daysをやりたい。できなかったら、サンパチマイクを杖にしながらお遍路さん回ろうかな」と話します。「賢ちゃんは何かない?」と振られた相方・川西は「僕は大丈夫です。相方が面白いボケ2発炸裂したので」と返答。「ボケはコンビの花形」と常々話す川西らしく、水田を立てました。
今年がラストイヤーとなるスーパーマラドーナ。「今年がいちばん面白い大会になるでしょう」と言いだした武智は「僕がいちばんM-1のこと思ってんねん!」と熱い気持ちを露わにしますが、久保田は「それずっと言うてるけど、流行ってないねん」と一蹴。一方、田中は発言のチャンスがあるたびに「テッテレー!」と言いながら、「メガネ、逆になってます~!」「ポケットの裏地、だしてましたぁ~!」など地味な変化を発表し続け、笑いを誘います。
同じく、ラストイヤーのジャルジャルはいきなりキャラクターのスイッチを入れて、オールドスタイルのベテラン漫才師を演じながら、「M-1の公約。優勝したら嬉しがります。優勝できなかったら悔しがります」(福徳)「もうええわ!」(後藤)「優勝しなかったら坊主、優勝したら坊主」(福徳)「両方、坊主やないか! 野球部やないねん。もうええわ!」(後藤)とコテコテ関西弁で漫才風の掛け合いを。ほうぼうからの怒涛のツッコミに「こういうの苦手なんで、サクッと終わらせんと」と一瞬、素を見せた福徳ですが、再びスイッチを入れ直して「お笑いのワールドカップや思うてます!」とうまいこと言った感を漂わせました。
優勝賞金1000万円の使い道について尋ねられたマヂカルラブリー・野田は「2人ともNSCに入ってないんで入ろうかな」と返答。ゆにばーす・川瀬が「優勝したら芸人引退するんで、はらさんに全部あげます」と話すと、相方・はらは「そっくりいただきます」と飄々と相槌を打ちます。
もうすぐ子供が産まれるという山内は「子供を全身ルイヴィトンにしたい」と話し、和牛・水田は「和牛専用劇場をつくりたい」と大きな夢を明かします。
また、警戒しているコンビについて訊かれたさらば青春の光・森田さんが「和牛さん。絶対に優勝すると思う」とけん制すると、「そういう作戦で僕らにプレッシャーをかけ続けている」と返した和牛・川西。山内が「みんなで言いましょう。にゃんこスター!」と言い切った瞬間、すかさず前に出て「優勝したの僕らなんですよぉ~!」と『キングオブコント2017』優勝後、何度も言ったであろう言葉を発した相方・濱家。ジャルジャル・後藤が「プログラミングされてるみたい」と思わず呟くと、笑いが起こります。
ミキ・昴生は「家族で漫才をやっているという意味で、完熟フレッシュ」とコメントし、和牛は「かつみ♡さゆり・かつみさんと高田延彦さんが漫才を」と振りながら顔マネを披露。スーパーマラドーナ・武智は「笑い飯。ミスターM-1を超えたい」と意気込み、ジャルジャルは相変わらずキャラのスイッチを入れたまま、滑舌が悪くてコンビ名が聞き取れないというボケを繰り広げました。
『M-1グランプリ2018』のエントリーは本日よりスタート。14代目のチャンピオンに輝くのは果たしてどのコンビなのか。年末の決勝戦をどうぞお楽しみに!
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