「なりきりキャラ大喜利」で全員がレベルUPを確信!ぐりんのーと、ぼんじょるの、マルキヨビルのレベル上げ
6月16日(土)、よしもと沖縄5期生によるレベル上げライブ「ぐりんのーと・ぼんじょるの・マルキヨビルのレベル上げ」がよしもと沖縄花月にて開催され、ぐりんのーと、ぼんじょるの、マルキヨビルの3組が登壇しました。当日は台風が接近しあいにくの天気でしたが、3組は足元が悪い中来場してくれたファンに感謝を述べると「みんなもっと前に来て!」と客席まで下り前の席に座るように案内するなど、和気あいあいとした雰囲気の中ライブはスタートしました。
オープニングではぐりんのーとの津嘉山が、会場入りする前に街中で似顔絵屋さんに生まれて初めて似顔絵を描いてもらったというエピソードを明かし、その似顔絵を客席とメンバーに公開します。似ているのか似ていないのかなんとも微妙な仕上がりの絵に会場からは失笑が漏れ、津嘉山も「似ているのか似ていないのかわからない上に何で色紙のスペースこれだけあるのにこんな端っこに描くの??」と描かれた位置も気になる様子。また、10分で1000円だったことを打ち明けると「高っ!無料で同期に描いてもらったほうが絶対良い!」「お前これのために遅刻して来たのか!?」と四方から突っ込まれ、さらには津嘉山は客席に「欲しい人いる?500円から」と問いかけると一人だけ手を挙げるという散々な結末にすっかり意気消沈していました。
その後、3組はそれぞれネタを2本ずつ披露。ぐりんのーとはA16が覆面姿に女性物の下着を被った「パンティー太郎」を演じ、キレキレのダンスと少々変態チックなコントで会場を沸かせます。ぼんじょるのは、旅立ちの時、空港に誰も見送りに来ない少年役のおりたと、嫌々ながら見送りに来たことがバレバレの友人役の大谷がコントを披露。おりたの関西ならではの勢いある突っ込みと大谷のボケ方に会場からは笑いと拍手が送られていました。マルキヨビルはしょうへいが不思議キャラ全開でコントに挑みます。相方の勝連に「お前は本当のこうすけじゃない!こうすけを返して!お前は眠れる森の美女だから僕のキスで目を覚ます!」と意味不明のセリフで勝連に迫ると客席からは「気持ち悪い・・・」という声が聞こえ二人共苦笑いでした。
また、後半はぐりーんのーとの津嘉山が「キャラを増やそう」というレベル上げのコーナーを企画。津嘉山が「それぞれ個人で持っている個性をシャッフルして、自分とは違う個性をあえて演じて芸人としての魅力レベルを上げましょう」と説明をしますが、ほかのメンバーは聞いていない様子。勝手に話したり、小道具で遊んだりしていると津嘉山は怒ったのか、突然クリスペプラーのモノマネで説明を続けるとメンバーも客席も大爆笑。その後は一同しっかり説明に耳を傾けていました。その後全員で「なりきりキャラ大喜利」に挑戦し、「沖縄市の人」「ぶりっこ」「ラッパー」「おネエ」「人見知り」など自分とは違うキャラに成りきって大喜利を繰り広げます。「こんなBBQはいやだ!どんなBBQ?」のお題にラッパーキャラの大谷が「お肉が無いあいにく~場所がパラグアイヤバくない~」とラップを披露するとメンバーは「すげー!」と一同感心。客席からも拍手が送られていましたが、次にぶりっこキャラのしょうへいが「肉の取り合いじゃなくてしょうへいの取り合い」と自信あり気に答えると津嘉山に「ダメ!」とバッサリ斬られ観客も大笑いでした。さらに「全米が泣いた映画のタイトル第82位は?」のお題に沖縄市の人キャラのおりたが「エイサーマジ卍(まんじ)ゆたしく!」「リプトンマジ神の極み」と連続で答えると津嘉山に「なんかムカつくからダメ!」とまたも却下。悔しそうな様子のしょうへいとおりたをよそにおバカキャラの大谷は「SNSは何の略?」「そんなの知りませーん」とまたも神回答で会場を盛り上げます。A16も「はーい、あたし出来たー」「埼玉なんとなくすりぬけー」とすっかりおネエキャラに成りきった回答に会場は大爆笑。
終了後メンバーは「いやーマジで楽しい!」「みなさんもご家庭で」とゲームを満喫した様子。A16は「このゲームバズりそー」とすっかりおネエキャラが板についていて会場からは「かわいい!」と歓声が上がっていました。本日のピッタリハマった賞は大谷に送られ、メンバーが「レベル上がりましたでしょうか?次回もまた期待して下さい」と呼びかけると会場からは大きな拍手が沸き、終始温かな雰囲気の中、公演は幕を閉じました。
【ぐりーんのーと】【ぼんじょるの】【マルキヨビル】