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2018年7月17日 (火)

芸人の日常を大暴露で会場が呼吸困難?!「大阪同世代ライブ」

7月16日(月)、よしもと沖縄花月で「大阪同世代ライブ」が行われ、アインシュタイン、天竺鼠、藤崎マーケットの3組が出演しました。当日、1日3公演の3回目にもかかわらず、会場には満席のお客様の姿。前半のネタライブでトップバッターを務めたアインシュタインは客席に「3回目から来た人~!」「3回全部いる人~」等声をかけ、どちらも半々ぐらい手が上がるのを見て感心した様子でした。

アインシュタインは「稲田の整形」をテーマにした漫才を行い、テンポ良いかけあいに会場からはずっと笑い声が上がっていました。

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2番手は天竺鼠。入場のときからステージの端をうろうろした川原が「はぐれたわ!」と慌ててマイクの前に駆け寄ったり、自己紹介で「どーも、千鳥です」と大悟の真似をしたりと、最初からハイブロウで会場の笑いを誘います。また、電車を舞台にしたショートコントには牧志駅を登場させる等、地元の駅名を盛り込み沖縄のファンを喜ばせていました。

さらにアインシュタイン・河井が川原に無理やりナスのかぶりものをつけられ、川原の操り人形のように舞台に登場する等、意外なネタが満載。会場は爆笑の渦に包まれていました。

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続いては藤崎マーケット。「小学校の給食の時間に隣のクラスからやってきた2人組」や「高校生クイズでときどき出てくる妙なガッツポーズ」等、あるあるものまねを披露し、客席からは「あるある!」と納得の笑いがあふれました。

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ネタの披露に続いて、後半は「なんでこんなことなんの?!」をテーマに全員でトーク大会。天竺鼠の瀬下が芸人同士のバーベキューでできた傷口を淀川の水で洗って破傷風にかかった話や、沖縄旅行で仲間に置いていかれて、ビーチサンダルなのに時速40キロの車に追いついた話など、とにかく瀬下が周りのメンバーからイジられ続けます。

極めつけは瀬下が腰を骨折した話。藤崎マーケットのトキが「瀬下、しばらくみんなに事故にあって怪我した、って言ってたけど、本当は彼女とケンカして2階から飛び降りたんだよね」と当時をふりかえります。しかも結構深刻な怪我だったらしく、「あと1ミリずれたら半身不随になる、って医者に言われた」と瀬下も暴露。しかもそのケガの1週間後に、天竺鼠初の単独ライブがひかえており、「どうにかコルセットでぐるぐる巻きにして退院したけど、相方が全く動かないシュールなライブになったんだよなぁ」と川原も続けます。

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また、入院中の瀬下のベッドをトキがいじってリクライニングの角度を上げ、田崎に真剣に「トキ!やめなさい!!せっさんが半身不随になるでしょ!」とおかんのように怒られた話や、アキナの山名が小道具の白衣を着て病室に入り、瀬下を見て「うん、カゼやね」と一言言ったために瀬下が大ウケして背中もお腹も激痛に襲われた等、怒涛のような見舞いの話が続き、ステージ上も会場も大盛り上がり。

そこで様々な「過去にあった、お見舞いのときの一発ギャグ」が暴露されます。中でも秀逸だったのは、昨年腎臓がんの手術を受けた田崎の見舞いに訪れた川原の話。川原は田崎の病名や、難しい手術だったことを知らずに見舞いに行ってしまい、手術後すぐで家族がぐったりしている病室にラララライ体操の衣裳で「よう!」と踏み込んでしまったらしく、室内にいた家族全員から鬼のような冷たい目線を受けた、との事。瀬下が「そのあと、『俺、今日人生で一番スベった』って言ってた」の一言に、観客は呼吸困難になるほど笑っていました。

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ト-ク大会の後は、1回目と2回目の公演でできなかったゲームをすることになり、「ジェンガで負けた人が鬼になり、頭につけた紙風船を割る」という2重のゲームをすることに。意外と崩れないジェンガに業を煮やしますが、ついに稲田の番で崩落。ステージから客席に逃げるメンバーを、たたき棒を持った稲田が追いかけますが、あっという間にタイムオーバーになり終了。

その後、他の公演でもチャレンジしたけれど上手くいかなかった「おっさんすぎて覚えられないリズムゲーム、『イケイケゲーム』」をやることになったのですが、やっぱり1順するかしないかが限界で終了。おっさんらしさを全身で披露したままエンディングに入りました。

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エンディングで感想を求められた稲田は「本当に楽しくて、もっとここにいたい位です。今日はお客様感謝デーもやっているのでチケットカウンターに行ってもらって・・・愛してる」と、途中までキャンペーンの話題も取り入れた真面目な締めくくりをしていたのに急脱線。

トキは「このあとの『キャバクライブ』が気になる!」と、よしもと沖縄芸人のステージに興味を惹かれた様子です。川原は「楽しかったんですが、もう2度と沖縄に来れないのかと思うと・・・」と小芝居を笑いをさそいます。全く締まらないエンディングの中、一旦会場が明るくなり、「これから会場の皆さんと写真撮影を行います!」と瀬下がサプライズを発表。観客はみなスマホを手に、大喜びでメンバーの写真を撮っていました。撮影終了後、全員がお辞儀をして、「また来るね~!」との声と共に幕が閉まり、和やかな雰囲気の中、大阪同世代ライブ全ての公演が終了しました。

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【アインシュタイン】【天竺鼠】【藤崎マーケット】