「SDGsってなぁ~ん?」ミキ、サカイスト、メタルラックが「住み続けられるまちづくり」について「SDGsを考える市民講演会」で漫才披露!
7月31日、福岡市主催「第12回アジア太平洋都市サミット in 福岡」(8月1日~8月3日開催)の一環として、福岡市が一般市民向けイベント「SDGsを考える市民講演会」を福岡市科学館6Fのサイエンスホールで開催しました。
今回の講演会は「都市サミット」に合わせてSDGsの17の目標の中のNo.11「住み続けられるまちづくりを」がテーマとされました。
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SDGsとは?
2015年9月25日ニューヨーク・国連本部で開催された「国連サミット」で採択され、2016年~2030年までの国際社会共通の持続可能な開発目標【17のゴール(目標)と169のターゲット(達成基準)】
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会場は夏休み期間中の中高生をはじめとするたくさんの聴講者で満席!注目度の高さが伺えます。
まずは国連からのメッセージとして、国連副事務総長 アミーナ・J・モハメッド氏によるビデオメッセージが放映されました。
続いて国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 駐日代表 近藤哲生氏より「未来のあたりまえ〜SDGsがなぜ必要か〜」というテーマで、"30分でわかるSDGs"の講演がありました。
休憩を挟んで、「地球上の人と生き物に『気持ち良い』暮らしとビジネスを」をテーマに Deep Green Consulting代表、跡見学園女子大学兼任講師 籾井まり氏による具体的な事例を交えた講演がなされ、より身近な話題を題材にSDGsについて学びました。
籾井氏によると、今現在、地球で使われている資源は地球2.9個分と、過剰使用されているとのこと。つまり、このままいくと近い将来、資源や自然などが足りなくなってしまうそうです。なかでも福岡はインフラをはじめ、様々な面で恵まれている都市。逆に言うと、私たちの豊かな生活の裏側で、資源や人材コストなどでますます厳しい状況に追い込まれている都市、国、場所があるということに思いを馳せ、「できることから少しずつやってみよう」という解説でした。
例えば、「フェアトレード商品」は生産地の人件費などを適正価格で支払うことを守った商品。その分少し割高になりますが、それが本来の価値であると理解して、そうした表示のある商品を購入することもSDGsの取り組みになるとのことです。
講演のあとは、第1回ジャパンSDGsアワードの「SDGsパートナーシップ賞(特別賞)」を受賞した吉本興業㈱から、第46回NHK上方漫才コンテストで優勝し、「M-1グランプリ2017」ファイナリストの若手兄弟漫才師「ミキ」、福岡よしもとから結成20周年を迎える兄弟コンビ「サカイスト」、昨年7月の九州北部豪雨の復興にも駆けつけてくれた「メタルラック」がゲストで登場。
笑いを交えながら、楽しくSDGsを考える漫才を披露しました。
天神ビッグバンによる経済効果を題材に、福岡市がますます盛り上がっていくことをわかりやすく披露した「メタルラック」。
M-1ファイナリストで人気急上昇の「ミキ」。兄・昴生(こうせい)のキレ芸に爆笑の嵐!新たなファンを獲得したようです。
福岡市民のシビックプライドの高さを数字を交えながら披露した「サカイスト」。移籍して1年とは思えない博多っ子っぷりでした。
最後は全員で福岡愛についてフリートーク。現役関西芸人「ミキ」と元関西芸人「サカイスト」の見事なずっこけを「メタルラック」に伝授! 福岡のお笑いに新たな芸が投入される日も近いかも!?
都市問題の解決、相互協力、ネットワーク構築を推進する目的で2年に1度開催されている「アジア太平洋サミット」が福岡市で開催されるのは実に16年ぶり。よしもと芸人も、アジアの都市問題の解決に、笑いを通して貢献していきます。
今後の展開をお楽しみに。
【サカイスト】【メタルラック】【ミキ】