「一人では何もできないことが分かりました!」と新たな発見も⁉ ポストよしもとで『吉田裕の〇〇すんのか~い!』を初開催!
8月2日(木)、ポストよしもとで『吉田裕の〇〇すんのか~い!』が開かれました。乳首ドリルでおなじみの吉本新喜劇・吉田裕が、様々なことに挑戦する1時間。「〇〇」はイベント当日発表するということで、初開催のこの日は「トーク」をすることが明かされました。そして残り30分は、ドリンク片手に舞台上で公開反省会を行うという"二部構成"。どんな1時間を見せてくれるのか、期待が募りました。
「変な空気感になったらゲストを呼びます」と開始早々、宣言をする吉田。「どこまで自分一人の力でできるかチャレンジしたい」という気持ちで挑んでいるそうです。吉本新喜劇では役として舞台に出るため、役になり切ってできるものの、「素の状態で出ることがなかなかないので、ふわふわしています。足が震えている」と心境を。そして肝膿瘍に至った話や、診断の裏話、7月18日にリリースされた主演のDVD映画「乳首ドリルの逆襲~ATTACK OF THE NIPPLE DRILL~」についてなど、リズミカルに話題が変わっていきます。が、約8分を過ぎたころ「人生何が起こるかわかりませんよね~」と言いながら、ゲストのspan!を舞台へ。ゲスト漫才のコーナーへと突入しました。
吉田とは10年以上の付き合いだというspan!のふたり。若かりし頃の思い出などを語りつつ、「高校球児」の漫才を披露しました。
再び吉田のフリートークへ。「猿笑(モンキースマイル)」というコンビを組んでいたこと、その後トリオを結成したことなど、吉本新喜劇に入団する前の経歴を明かし、「漫才っていいですね!」と言ってゲスト漫才へ。span!は2本目の漫才を披露しました。
約5分後、わずかな休憩を経て吉田のフリートークを。もっともっと自分を知ってもらいたいと、幼い頃の写真や似ていると噂の韓国スタ、ユ・ヘジンについて語り、「いろんな人に似てるってことですよ!」と言い残して舞台袖へ。span!は3本目の漫才。「ショート漫才します」と約1分のネタを見せました。
もう終わり!?という表情を浮かべて舞台へ現れた吉田。吉本新喜劇のメンバーとの話や、購入した愛車の写真などを披露し、2人目のゲストである諸見里大介を呼び込みました。吉田の知られざる素顔をばらす諸見里。「"吉田さんや"って言われたい」ゆえに、街を歩くときもマスクを全然しないと、とにかく人に気づかれたい人だと、近しい関係だからこそ知る吉田の側面を暴露しました。
そして「舞台に二人いると安心するね!」と言って、3人目のゲストである新名徹郎を招きました。一人で約70分の単独ライブを行ったことのある新名、吉田が10分も経たないうちにspan!の漫才に頼ったり、ゲストを招いたりすることに対してダメ出しを。ほかに、吉田の新婚生活についても切り込み、会場を沸かせました。吉田のことを熱い男と新名、「トークより講演会が向いている」と方向性のアドバイスもありました。
20時までまだまだ時間があります。span!が4度目のステージを。漫才を見終わった吉田は「いや~、span!すごいですね!」と持ち上げます。そして、吉田の実兄が作ったという稼業の看板を写真で紹介したり、「マルハル」という屋号の説明などをして、またまた諸見里を舞台に呼び込みました。諸見里いわく「舞台袖で"もっと自信もってしゃべったらええのに"ってみんなで言ってたんです」。
話題は、吉田が昔住んでいたマンションの隣に諸見里もあわや引っ越し⁉というエピソードを。しかも同じフロアで隣同士、諸見里が吉田の家を内覧させてもらった際、吉田はマイナスポイントばかりをアピールしたとのこと。「あの時、全力で阻止してて。僕が引っ越してくるの、いややったんでしょうね」と振り返ると、吉田は「正直、絶対いややってん。なんとか来ない方法はないかと考えていた」と明かしました。その家は結局、諸見里が契約する前に入居者が決まり、二人が隣同士になることはなかったそうです。
と、ここで20時を告げるゴングが鳴り響きました。それを聞いた吉田「やったー!」と両手を上げて大喜び。思いっきり解放感を享受しています。そしてspan!、新名もステージへ登場し反省会を。
「イベントタイトルに具体性がない」という反省点が上がり、お客様に意見を求めると「思っていたものと違いました(笑)」とまさに出演メンバーたちが危惧していた答えが。諸見里は「最後は一人でやるのかと思ってたら、19時52分にまた呼ばれてびっくりしました」。吉田は本当に一人でのステージが怖ったようで「ゲストのみんながいなかったら、19時30分には終わっていたと思う」とほっとした表情を。span!・水本は「まさか漫才4本やるとは思わなかった。僕ら4人が控えているから、よっさんは甘えてた!」と意見をすると、「俺、三男坊やから!」と吉田、開き直りです。span!・マコトに手ごたえを聞かれると「思い出せません...」としばらく考え、「新名くんとのトークの時、ふたりでシャンプーを買いに行くシーンを再現した時!」とウケた瞬間を思い出していました。また、再び水本から「絶対、やっと終わった!とか、時間が過ぎたことを喜んではダメ! もう終わり⁉って惜しむのはいいけど」と20時になった瞬間の吉田のリアクションにNGが出ました。
諸見里に「次は何をやる予定なんですか?」と聞かれ、「普段しないことをせなあかん。例えば一人コントとか」と、記念すべき第1回目が他力本願に終わったも関わらず、次回もやる気満々でした。
「実は今日はこれだけじゃないんです!」と最後にコーナーへ。乳首ドリルをするようなり、吉田の体を叩く小道具「マキザッパ」で約25万回、体を叩かれていると吉田。しかも、マキザッパには、叩いたときの音の響きと衝撃がちょうどいい乳首ドリル専用の「ドリザッパ」を持っています。専用のドリザッパで25万回叩かれている吉田は、「ドリザッパ」で叩かれたら絶対に分かると、「効きザッパ」をすることに。
ステージには、ドリザッパ1本と、普通のマキザッパが4本用意されました。吉田は目隠しをして誰がドリザッパで叩いたか当てることになるのですが、この時、ゲストメンバー全員、普通のマキザッパをチョイス。吉田は自信満々に「諸見里くんです!」と答えるものの、見事に外れ。「この状況で、絶対誰かドリザッパで叩くと思うやんかー!」と吉田の悲痛な叫びが響き渡りました。
2回目に挑戦。「ドリザッパだけじゃなく、誰が叩いているかも当てる!」と自らハードルを上げる吉田。25万回叩かれている自信が吉田を真の挑戦者たらしめます。水本、諸見里、新名、マコトの順で叩き、ドリザッパを使っていたのは新名。吉田は「3番のマコトです!」と威勢よく答えたもの、吉田らしい微妙な間違いに会場は一番の盛り上がりを見せました。
エンディングでは「今日は、自分一人では何もできないということがわかりました!」と感想を語った吉田。ですが、2回目開催へ意欲を燃やし、「次もあったらお楽しみに!」ととびっきりの笑顔でステージを後にしました。
なお、吉田は現在、吉本新喜劇の清水けんじ、信濃岳夫、諸見里と新ユニット・西梅田ボーイズを結成。よしもと西梅田劇場とポストよしもとを盛り上げるPR隊として活動しています。8月26日(日)までは「夏休み!わらうめだ祭」キャンペーンも実施中。こちらもぜひお楽しみください!
【吉田裕】【span!】【新名徹郎】【諸見里大介】