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2018年8月 6日 (月)

東京、名古屋、徳島でも!「芸能生活50周年記念公演 月亭八方 落語誘笑会」記者会見を開催!!

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毎回多くの観客に笑いを届けている、月亭八方の「落語誘笑会」。今年、八方が芸能生活50周年を迎えることを記念して、8月18日(土)に名古屋・名古屋能楽堂、9月1日(土)に東京・三越劇場、9月15日(土)に徳島・鳴門市文化会館、10月6日(土)に兵庫・さよう情報文化センター、そして10月26日(金)は、なんばグランド花月での公演開催が決定しています。8月6日(月)には、月亭方正、月亭八光とともに記念公演の記者会見が開かれました。

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会見場に現れた八方は、まず今回の記念公演の日程を伝えたあと、12月に50周年納めとしてタイのバンコクでも公演を行うと発表。「その辺りを広めてもらえたら」と詰めかけた報道陣にアピールします。そして、改めて50周年について、走馬灯というのは言葉の上だけと思っていたものの、これまでの50年を鮮明に覚えていると話し、「総括に入ろうかということで、あの世で待っている月亭可朝の元に再度入門を伺う節目にしたい」と笑わせます。

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そして改めて50周年について「サラリーマンで50年働こうと思ったら社長になるしかない、それは無理やけど師匠という一種あだ名みたいな風に呼ばれて50年というのはありかな」と笑顔。たかが50年と言いつつも、多少は振り返りながらの公演になると思うと話しました。さらに「めだかさん、坂田さん、西川さん、文枝さん、次々に50年周年をなさっていて」と盟友たちの歴史に触れつつ、そこに自分が仲間入りすることについては「すごかったかな、漠然と(50年が)経ったんじゃないか」と謙虚に振り返っていました。

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そこからも師匠である月亭可朝についてのエピソードは尽きず、教えを守ったつもりはないけど、気がついたら完全に感化されていたと吐露。飲む打つ買うが舞台の華になるという話しを信用し、どん底に落ち込んだ頃についても振り返り、「でも、そういうことがあったからこそ少々の波があっても乗り切っていける、それは改めて飲む打つ買うというのが生きていると感じている次第でして...」と話し、これ以上は50年に関する漫談になってくるからと「このあとはなんばグランド花月の開口一番で話させていただきます」と笑わせました。

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弟子2人も公演についてトーク。方正がタイ公演について初めて聞いたと驚けば、八光は厳正な審査で自分が行くことになったと発表。ものすごく行きたいとアピールする方正に、八光が「息子だから行くわけではない」と改めて告げ、「方正さんは横入り入門ということで...」とディスると、方正も「横入りって言うな! 家族連れて行くんやろ!」と応戦。それを聞いた八方は遊びに行くわけじゃない、と言いつつも、水入らずであること、さらにタイにいる知り合いに八光を紹介することを話し、方正を唖然とさせます。

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質疑応答では、まず神戸でオープンした喜楽館について質問がありました。八方はすでに三度出演していることを話し、非常にやりやすいと絶賛。時間はかかると思うけど定着するんじゃないかと期待を込めました。そして50周年について師匠はどんな風に話すと思うかという質問には「そないなるかとか弟子やったんとか、照れ隠しをおっしゃるんじゃないか」と話したあと、入門当時に「師弟と言うけど1年ずつ交代しよう」と言われたという驚きのエピソードを披露。そして50年と伝えたら「どっちの番やった?ってお祝いしてくれそう」と笑顔で語りました。

公演の内容についての質問には、「ちょっとかじった踊りを踊らせていただいて」と話したあと、再び師匠の思い出を語り、「野ざらしをやらせていただく」と発表。さらに、芝居噺から浄瑠璃とか上方落語のまさしく古典的な噺をさせていただきたいと考えているところと話しました。軽口楽屋話については、自分にとって「演歌歌手の一発当たったヒット曲みたいなもの」とのことで、トークのなかにふんだんに入ってくると思うとうれしい予告もありました。ほかにも落語の素晴らしさについて語ったあと、前座噺についても言及。50周年のあとは、前座噺を改良しながらやっていきたいと、これからの活動についても触れていました。

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50周年を迎えたことについて八光が「生まれたときから、物心付く前から見てるので」と話すと、すかさず方正が「当たり前や!」とツッコミを入れるひと幕も。改めて八光は、集大成というよりお祭りとして楽しんでもらえるように、と記念公演への思いを語りました。方正は自身も生まれて50年ということで縁を感じるとしみじみ。先日、喜楽館で八方が立ち落語を披露したことに触れ、70歳でそれをやるのがすごいと絶賛。一門で継いでいきたいと力を込めましたが、八方は「立ち落語は超スローボールみたいなもん、一つ間違えたらカーンと打たれる」と話し、「あれは継承せんようにね、やったらわかるわ、座ったほうが楽」と、らしさ満点の返しで笑わせました。方正が「総括して、師匠につかせていただいて本当によかったなと思います」とシメると、八方も「ご丁寧なご挨拶ありがとうございます」とお礼。最後まで笑わせて、会見を締めくくりました。

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【月亭八方】【月亭方正】【月亭八光】

≪名古屋公演≫

公演日時:2018年08月18日(土) 13:30開場 14:00開演

場所:名古屋能楽堂

出演:月亭八方、月亭方正、月亭八光

公演料金:前売3500円/当日4000円 ※全席指定

≪東京公演≫

公演日時:2018年9月1日(土)13:30開場 14:00開演

場所:三越劇場

出演:月亭八方、月亭方正、月亭八光

ゲスト:高田文夫

公演料金:前売3500円/当日4000円 ※全席指定

≪四国公演≫

公演日時:2018年9月15日(土)18:30開場 19:00開演

場所:鳴門市文化会館

出演:月亭八方、月亭方正、月亭八光

公演料金:前売3000円/当日3500円 ※全席指定

≪大阪公演≫

公演日時:2018年10月26日(金)18:30開場 19:00開演

場所:なんばグランド花月

出演:月亭八方、月亭方正、月亭八光

スペシャルゲスト多数

公演料金:前売3500円/当日4000円 ※全席指定

いずれもチケット発売中

【お問合わせ】

チケットよしもと予約問い合わせダイヤル:0570-550-100 (10:00〜19:00受付)

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