南キャン・しずちゃんが簡易担架を破壊!? イオンモール×ボーイスカウト日本連盟「全国防災キャラバン」概要発表記者会見
8月30日(木)、千葉・イオンモール幕張新都心 グランドコートにて「イオンモール×ボーイスカウト日本連盟『全国防災キャラバン』概要発表記者会見」が開催され、全国防災キャラバン応援芸人として、宮川大輔、南海キャンディーズ・しずちゃん、和牛、デニス・植野が登壇しました。
現在、イオンモール株式会社は、公益財団法人ボーイスカウト日本連盟とともに、"防災"をテーマにした「全国防災キャラバン」を開催中です。
「全国防災キャラバン」は全国のボーイスカウト連盟協力のもと、未来を担う小学生とその保護者を対象に、万が一の有事の際に役立つ 「防災」に関する知識やスキルを得ていただくことを目的に実施されており、現時点で全国のイオンモールやイオンショッピングセンターなど10会場で開催。今後も約60カ所での開催を予定しています。
MCのタケトによって芸人が呼び込まれ、続いてローバースカウト(18才から25才未満の男女を対象にした国際的な奉仕プログラム)の橋本さんと中山さんが呼び込まれます。
ボーイスカウト芸人としてだけでなく、ボーイスカウトアンバサダーとしても活躍中の宮川大輔は、「実際にどんな活動をしていたか」と聞かれると、「土日はキャンプ!......まぁ、キャンプですね」と、とにかくキャンプ活動をしていたことを強調します。
とはいえ、よくある普通のバーベキューで楽しんだりするようなキャンプとは違い、「隊長から、最初にビッショビショの薪を3本とマッチ1本だけ渡されて、『これでお湯を沸かしてみろ。これで火がつかなければ、今日は火はないぞ』って言われるんです。......だから、訓練ですね」と、あくまでも楽しむためではなく訓練のためのキャンプだと話す大輔。
ボーイスカウト活動からは、自然災害が起こっても「何かできるのではないか?」という知識を得たそうで、「だから、もしも今みんなが災害にあったとして、僕ら(と言いながらローバースカウトの2人を指差し)だけが生き残る、っていう......」と、ボーイスカウトの防災能力の高さを誇示しようとしますが、水田に「ボーイスカウトには人を助ける精神はないんですか!?」と痛いところを突かれ、「もちろん助けます!」とすぐさま前言を撤回します。
応援芸人の中では植野もボーイスカウト経験者だそうで、タケトに「印象に残っている活動は?」と聞かれると、「見てもらったらわかると思うんですけど、僕この服めちゃめちゃ似合うんですよ」と自画自賛します。見た目でできそうな感じがするだけで出世したと話す植野に、イベントを見に来ていたボーイスカウトの小学生やその保護者たちからも思わず笑いが起こっていました。
「しずちゃんは"防災"というとどんなイメージを持ってますか?」と聞かれると、「やっぱり、いつ何があるかわからないので、いつ何があっても大丈夫なように、普段からシミュレーションしてます。たとえばクマが来たとしたら、いったんよけてからのボディで......(笑)!」と、シャドーボクシングで表現し、笑わせるしずちゃん。
全国防災キャラバンには『そなえよ、つねに』という合言葉があるそうで、その言葉にちなんで「日頃から常に備えていることはありますか?」と聞かれた水田は、「そなえてますよ! 僕、家に帰るとき、常に空き巣が家にいる可能性を考えてるんで、ドアの前で鍵をチャラつかせて音をさせながらドアを開けて、すぐに入らずに、いったんのぞいて誰もいないか確認してから入ります」と、驚きの用心深さを告白。
続いて、「全国防災キャラバン」で実際に体験できるプログラムの一部を芸人が体験することに。ここからは、現役ボーイスカウトの子どもたちも参加し、サポートします。
最初は、「簡易担架作りと搬送体験」から。「何かあった場合、そこに担架はないことが多いので、身近にあるもので担架を作り、患者を搬送することが必要になってきます」と話す橋本さん。ここでは、物干し竿2本と毛布2枚で簡易担架を作ります。
まずはしずちゃん、和牛、植野の4人で想像で担架を作ることに。当然、ボーイスカウト経験者の植野があてにされますが、「オレ途中でサッカー始めちゃって......」と、実はあまり経験してこなかったことを告白します。なんとなく毛布を物干し竿に巻きつけ、しずちゃんがその上に横になり、他の3人でせーので持ち上げようとしますが、まったく持ち上がりません。
続いてローバースカウトの2人が、竿に毛布を巻いて作る正しい簡易担架の作り方をわかりやすく説明。「え、これだけでいいの?」と芸人たちも驚くほどの簡単なつくりなのですが、これで強度はバッチリなんだそう。そして、教わった通りに作った担架で芸人たちがいよいよしずちゃんを持ち上げようとしたところ、なんとボキッと物干し竿が折れてしまうというハプニングが発生!
「恥ずかしい~(笑)!」と言いながら爆笑しているしずちゃんをかばうように水田が立ちふさがり、「カメラ止めてくださ~い!」と絶叫したため、会場は大爆笑! ローバースカウトの2人は若干動揺しながらも「強度はバッチリだったんですけど、物干し竿が折れてしまいまして......。でも、こんなとき、実は毛布だけでも簡易担架は作れるんです!」と、続いて棒がないパターンの簡易担架の作り方を紹介。今度はボーイスカウトのみなさんも参加し、しずちゃんも安心して搬送される体験をすることができました。
続いて、さまざまなものが載っているテーブルが登場し「この中で防災に役立つものはどれ?」というクイズが出されます。しずちゃんがゴミ袋を手にとり、「ゴミ屋敷の人にあげて、ゴミを入れてもらう」と答えたり、水田がサランラップを手にとり、「不衛生な場所でキスするときにラップ越しにする」と答えたりと、ほとんどモノボケの様相を呈していましたが、実はテーブルの上のものは全て防災に役立つものなんだそう。
ゴミ袋をポンチョとして使用できたり、レジ袋を三角巾代わりに使えたり、新聞紙でスリッパが作れたりと、身近なもので工夫を凝らして代用できる様子を見て、お客さんからも感心の声が上がっていました。
最後に橋本さん、中山さん、大輔より「防災宣言」が行われ、全国の防災キャラバン会場ではさまざまなプログラムを通じて楽しみながら防災について考え、家族や地域が協力しあい支えあうことの大切さを伝えていくこと、また、これからもボーイスカウトはイオンと連携して、地域の防災力向上に貢献すること、さらに吉本芸人もそれに加わり、これからも防災活動にかかわっていくことなどが宣言されました。
【宮川大輔】【南海キャンディーズ】【しずちゃん】【和牛】【デニス】【植野行雄】【タケト】