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2018年9月11日 (火)

立見御礼!福岡よしもとのマサルが7周年記念ライブで初のホール公演を開催

9月8日に、福岡よしもとのピン芸人の単独ライブとしては最大規模となる500人規模のホール公演を開催した、"博多のおいさん"こと、マサル。7周年記念公演の会場となった福岡市立中央市民センターのロビーは、地元TV局やタレント、ご贔屓からの大量の花が埋め尽くし、お客さんは列を成して開場を待つ事態に。また、地元芸人のスペシャルライブを取材しようと、TV番組も駆けつけ、居合わせたお客さんは、期待を込めた応援コメントでインタビューに答えます。
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開場と同時に、みるみる埋まっていく500席。なんと立見客が出るほどの盛況ぶりで、待望のライブを目前に早くも熱気に包まれます。
そして、いよいよ本番の時刻。ジングルに合わせて、マサルが登場です! 「どぉ〜も〜!」と、演歌歌手ばりのド派手な衣装で現れ、「すごいなぁ〜!立見までしてもろうて、ありがとうございます‼」と、満員の客席に驚きを隠せないようす。
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「福岡よしもと30年の歴史の中で、ピン芸人で500人キャパを埋めるのは、僕が初めてでございます!皆さんのおかげです」と語り、客席からは温かい拍手が沸き起こります。不安と緊張を口にしながらも、「勢いで乗り切る!」と宣言をし、お馴染みの"博多一本締め"を合図に、本編スタートです。

まずは大工姿がトレードマークでもある"博多のおいさん"が、ステージへ。
20180911110104-fc35b55775d811d3591fad2ebc8ae6bbbdbf76fe.jpg朝礼や、ベテラン大工の先輩など、工事現場のあるあるネタを披露。耳馴染みのある博多弁炸裂で、お客さんを引き込みます。合間に、おいさんお決まりの「どげ〜ん?」とお客さんに問いかけ、その都度、客席からはドッと笑いが起こります。

続いて、コント「お別れ」。「兄貴〜!」と、病院のベッドに横たわる患者の下に駆け寄るチンピラ風のマサル。会場には規則正しい心拍数の音が鳴り響たいてスタート。新作コントに終始爆笑が続きます。
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次のネタでは、ハードボイルド作家、博多謙三のお目見えです。記者会見のシチュエーション設定で、彼が答える名言風なひと言を発する度にフラッシュが!
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「はじめに言っておく。箸休めのネタやけんね...」と、ワイルドな佇まいの先生とはギャップある予防線を張るようなコメントに、客席からはドッと笑いが起こります。

続いては、ひとりコント。舞台は「よしもとミュージカル」のオーディション会場。審査基準はルックスと表現力、歌唱力だそうで、さっそく一人目の受験者が入って来ます。Tシャツ姿のオタク風な青年。その個性的な姿に、早くも会場からはクスクスと笑いが起こった。
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最後のキャラクターは、博多のおばちゃんこと、"マサヨおばちゃん"。
情報番組の商店街ロケでお馴染みのマサヨおばちゃんは、ココでも番組同様、人の買い物事情が気になるようす。「なんばこうたと?」とお客さんの買い物リサーチが始まり、「肉!」「洋服!」「ピアス!」「シチューの材料!」「毛糸!」、そして最後の男性がその前に出た「シチューの材料!」とボケてみせ爆笑を誘うなど、次々繰り出されるお客さんのノリノリな返答に、アットホームな雰囲気が漂います。
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お客さんとの掛け合いに、終始なごやかなムードに包まれながら、客席でふとファンが持っていたTシャツに目が止まります。
芸人2年目の時に結成した、芸人によるアイドルユニット「たけのこボーイズ」のTシャツ。センターを務めていたという思い出話しに花がさくと、今度はマサルがピンになる前に組んでいたコンビ時代の懐かしアイテムを発見! コンビ時代の初単独ライブのTシャツで、持ってきたファンは思わず涙腺が崩壊状態に。「泣きなさんな!」と、我に返ったようにマサヨおばちゃんになってフォローしながら、大事に取っておいてくれたことに感謝を伝えます。
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また、プレゼントも持ってきたというちびっ子や、番組で共演中のFBS福岡放送の松井アナウンサーが壇上に上がるなど、地元から幅広く愛されていることを実感するひとときが流れます。
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そこから、本日の感謝を伝えるエンディングVTRへ。この日のために練習する姿、家族が応援するようすなどが流れ、この日にかけた想いの強さが伝わります。再び大きな拍手で迎えられながら登場し、「VTRにもありましたように、みなさんがおって、僕がおります」と、素直な気持ちを明かしながら、言葉に詰まるマサル。
「がんばれー!」とフォローする客席に深々と頭を下げながら、「こんなにたくさんのみんなの前で単独ライブをやれたことに嬉しく思います!」と、涙をグッと堪えながら挨拶。感動的な雰囲気に包まれながら、「よかったよー!」という男性からの歓声に、「1人だけ?」と確認して、笑いが起こります。

いつもの笑顔に戻ると、ここで福岡の天神に常設劇場ができたことを報告。また、「博多おっしょいズ」という演劇ユニットを結成したことを発表しました。
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10人編成のユニットのメンバーをステージに呼ぶことになり、「おっしょい!おっしょい!」の掛け声と共に元気よくメンバーが登壇。NSC福岡校一期生の「ポンコツラーメン」の西村、「カーネギー」の中村・澤・松相、そして同期のたいすけを紹介し、めざすは大泉洋率いる「TEAM NACS」だとか。大きな夢に思わず客席からは笑いが漏れるも、慌てて「ボケじゃないよ!本気だから!」と、息巻くマサル。初演が10月13日によしもと天神ビブレホールで開催することが告げられました。

最後は、観客と記念撮影して、温かい拍手が鳴り響く中、「7周年単独ライブ大・大・大祭り」が幕を閉じました。この景色をまぶたに焼き付けるように、名残惜しそうにステージを去るマサル。余韻に浸る間もなく、「博多おっしょいズ」のメンバーと、ロビーへ移動してお客さんを見送ります。
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記念撮影にも気さくに応じながら、「たくさん笑わせてもらった!」「これからも頑張って!」と、愛ある感想をたくさんもらったマサル。この日の手応えを胸に、「博多おっしょいズ」など、さらなる挑戦に勢いづいたマサルから、今後目が離せません!



【マサル】