e-sportsを芸人と楽しむ!10月から『よしもとPresents e-sports×道頓堀ZAZA BOX』開催決定!
今年3月、吉本興業株式会社は「e-sports(エレク トロニック・スポーツ)」に本格的に事業に参入することを表明しました。世界各地で高額賞金をかけて競う大会が数多く実施され、オリンピック競技として検討されているなど、盛り上がりをみせている「e-sports」。日本でも競技人口が増加していることを受けて、10月の1カ月間(※一部を除く)、大阪・道頓堀ZAZA BOXにて「e-sports」のイベントを開催することが決定しました!
今回の目玉としては、一般の方々も参加可能な『鉄拳』、『PUBG』などのイベントもあり、なんと優勝賞金10万円を用意! そのほかのゲームも調整中とのこと。
これに先立ち、9月12日(水)、ドスパラ大阪・なんば店にて「〜プロゲーマーもアマチュアも芸人も関係ない〜『よしもと Presents e-sports×道頓堀ZAZA BOX』」の開催発表記者会見が行われました。会見に出席したのは、ゲーム大好き芸人の面々。インパルス・板倉、スーパーマラドーナ、アキナ・秋山、よしもと芸人初のプロゲーマー・ジョビン、さらに『鉄拳』のプロライセンスを所持する社会人プロゲーマー・加齢さん、近畿大学e-sportsサークルから菊池拓海さんが出席しました。司会はスマイル・瀬戸が務めました。
インパルス・板倉は、誰もが認めるサバゲー(サバイバルゲーム)好き。サバゲーそのものはもちろん、ゲームでは『PUBG』モバイルにハマっているそうで、「一時期はゲームのやりすぎはよくないと控えていたんですが、『PUBG』だけは逃れられなかった」とか。
『PUBG』は、100名のプレイヤーがそれぞれのステージで武器や知恵を使い、最後のひとりになるまで戦うサバイバルゲーム。「僕をハメるために作られたのではないかと思うほど。1日12時間以上やってしまったことがあり、睡眠時間を削るしかなかった」と魅力を語ります。『PUBG』の世界にハマるあまり、日常生活でもビル群を歩いては「スナイパーに狙われているのではないか」と屋上に目をやり、飛行機を見かけては「補給物資が落ちてくるのではないか」と目をこらすなど、現実世界との境目が曖昧になるほどのハマりよう。さらにゲーム内のボイス機能を使ってほかのプレイヤーとコミュニケーションを取ることができ、さまざまな人間模様が垣間見られるのも魅力です。板倉自身も日本人少年と友情が芽生えたこともあったそうです。
アキナ・秋山がハマっているのは、サッカーゲームの人気シリーズ『Winning Eleven(ウイニングイレブン)』。この日は気合を入れてサッカー日本代表ユニフォームを着ての出席です。「ウイイレは本当に大好きで、毎年、新作が出たら購入しています。プレイヤー人口も多いから対戦できるし、操作も簡単。芸人さんでもやっている人が多いし、女性でも日本代表チームが好きな方は多いと思うので、ぜひ広めていきたいです」とのこと。サッカー経験のある秋山は実際にプレーする方が好きだったそうですが、ウイイレに出会い、選手の動きのしなやかさなどあまりのクオリティの高さに「ゲームでもできるんや!」と感激したといいます。
スーパーマラドーナ・武智がハマっているのは対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズ。小学5年生の頃に出会ってからというもの、ゲームセンターに通いつめていたそうです。芸人になるため大阪に出てきた時も、『ストリートファイター』の猛者たちが集まると言われていたゲームセンターに足繁く通い、60連勝を達成したことがあるのだとか。さっそく武智に『ストリートファイター』の魅力を語ってもらおうとしたところ、「3年連続ファイナリストなので今年こそ」や「もうすぐ勝負ネタが2本できる」など、『M-1グランプリ2018』の話をし始め、記者陣から笑いが起きていました。改めて『ストリートファイター』の魅力を尋ねたところ「すれすれの戦いで出てくるアドレナリンがたまらない」といいます。とくに試合開始直後の駆け引きや、ノーミスでスーパーコンボ(超必殺技)を入れた時はたまらないのだとか。キャラクターが豊富なのも魅力で、「自分に合ったキャラクターを見つけて、思いのままに操ることができるようになったら、強い相手にも太刀打ちできるようになります」と熱く語っていました。
一方、田中にもゲーム愛を尋ねたところ、だしぬけに「"e"sportsって! ゲームの"G"とちゃうんかーい!」と吠え、なにやらメンバーとは温度差がある様子。実は小学生以来ゲームはやっていないと白状し、武智に「なんで来てん!」とツッコまれていました。
続いてはよしもと芸人初のプロゲーマー・ジョビン。プロゲーマーとして世界最大級の格闘ゲーム大会に出場するほどの腕を持つ彼は、実はもともと総合格闘技のチャンピオンという異例の芸人。「格闘技とゲームの格闘技は、似ているんです。勘を磨くために日々トレーニングもしています」とのこと。実践経験が豊富なだけあり、「よく対戦相手との読み合いが上手と言われます」と、格闘技と格闘ゲームの奥深さを語っていました。
社会人プロゲーマーの加齢さんは、小学生時代からハマっているという『鉄拳』の魅力を。厳しい受験戦争に揉まれていた小学生の頃、ストレス解消に立ち寄ったゲームセンターで『鉄拳』と出会い、その魅力にみるみるうちにハマったといいます。「『鉄拳』には『ストリートファイター』のような飛び道具はないですが、浮いているクマに続けてコンボが成功したときの爽快感がたまらないんです」と嬉しそうに語っていました。
近畿大学e-sportsサークルの菊池拓海さんは、「うちのサークルでは140名ほどが所属していて、いろんなゲームを扱っています。なかには大会に出場している子や国内のランキングに入っているメンバーもいて、『ゲームとしてではなく、e-sportsとして取り組みたい』と刺激を受ける人が増えています」とその注目度の高さを語りました。
では実際にゲーマーたちの腕前を見せてもらおうと、武智とジョビンが『ストリートファイターV アーケードエディション』で対戦することに! キャラクター選択で、武智は「ベガ」、ジョビンは「ネカリ」をセレクト! はたして勝負の行方は...?
ジョビンをいいところまで追い詰めた武智ですが、最後は強烈な技を決めたジョビンの勝利! プロゲーマーを相手に善戦した武智は「僕もやれんことはない!」と改めて自信を深めた様子。武智は近年、M-1に忙しくてゲームに時間を避けていないとのことで、ジョビンは「基本的な攻撃やガードはできているので、ぜひやってほしいです」と熱望。これに対して武智は「M-1が終わったらね!」と答えていました。
質疑応答では、ゲーム愛が深い板倉に「吉本がe-sportsに参入することで利点は?」との質問が。板倉は「ゲームをやっていることが役立つ案件が増えるならありがたいです。これまでは、ゲームをやりすぎて『俺は何をやっているんだろう』という感情が湧き上がったことがあるんですが、これからは、『イベントがあるから』と言い訳できるのがありがたい」と語り、武智も「すごくわかる!」と共感していました。
また、オリンピック競技として検討されていることを受けて「オリンピックを目指しますか?」という質問に「世界のランカーをナメないほうがいい」と板倉。かつて、あるゲームに500時間以上を費やし、武器などすべてのレベルを最高まで上げたにもかかわらず、世界ランク20万位だったそうで「一桁のランカーになるには何をすればいいのかわからなくなった」という経験があるそう。武智も「オリンピックに出場するのは、M-1優勝より難しいかも」とのこと。『ストリートファイター』で腕を鳴らした武智でも最高ランクは4万5000位だそうで、「小5からやり続けた僕が4万5000位ってことは、費やす時間と、いかんともしがたい才能が必要だと思います」と語りました。
加齢さんには、これからますます広がりを見せるe-sportsに向けて、「スーパーマラドーナ・田中さんのようなビギナーでも楽しめる秘訣とは?」という質問も。加齢さんは「まずはパッケージを見て『これおもしろそう!』と思ったものをプレイするのがいいと思います。あと、友だちとプレイできるゲームもオススメですよ」と教えてくれました。
ゲーマー芸人たちと一緒にe-sportsが楽しめる「〜プロゲーマーもアマチュアも芸人も関係ない〜『よしもと Presents e-sports×道頓堀ZAZA BOX』」は、道頓堀ZAZA Boxで10月1日(月)からスタートです!
今回、会見に出席したインパルス・板倉、スーパーマラドーナ、アキナ・秋山がそれぞれする出演する日程もありますよ! ぜひお越しくださいね!
⬛︎イベント詳細
〜プロゲーマーもアマチュアも芸人も関係ない〜『よしもと Presents e-sports×道頓堀ZAZA BOX』
場所:道頓堀 ZAZA Box(大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル地下1階)
お問い合わせ:0570-550-100(チケットよしもと)
【インパルス・板倉】【スーパーマラドーナ】【アキナ・秋山】【ジョビン】
【スマイル・瀬戸】