『SAKUYA LUMINA(サクヤルミナ)』概要発表会見開催! この冬・大阪城公園に世界的イベントが登場決定!!
10月19日(金)、ホテルニューオータニ大阪で『SAKUYA LUMINA』の概要発表会見が行われました。『SAKUYA LUMINA』は、カナダケベック州モントリオールのデジタルアート集団『MOMENT FACTORY』が開発、世界中で話題を呼んでいる『ルミナ・ナイトウォーク』の9作目となる最新作です。『ルミナ・ナイトウォーク』は、その土地の持つ文化や自然からインスパイアを受け、光や音、映像などの演出やインタラクティブな仕掛けなどで、多くの人々を魅了している体験型ナイトウォークとなります。
まず司会の平成ノブシコブシ・吉村とロバータが登壇。吉村は「こういう大きな会見は初めて」と明かし「ラフにやってくれと言われたが、想像以上に大人がいる、相方を連れてこないでよかった」と笑わせます。そして『SAKUYA LUMINA』についての詳細、2018年12月15日(土)に大阪城公園でオープンすることなどが紹介されました。
ここで吉村洋文大阪市長の挨拶です。まず『SAKUYA LUMINA』が開催されることについて「本当にうれしく思います」と笑顔。そして「大阪という街を一地方都市では終わらせず、日本を引っ張る街にしたい、そういう力があると思っている」と熱弁。続いて、パークマネジメント事業として、民間の持っている力を最大限に発揮し、大阪城公園が様変わりしつつあることに触れ、天守閣の入場者数が3年連続増加、今年は275万人が訪れたことを話したあと、今大阪城公園に無いのは「夜」と断言。夜の大阪城公園が活用しきれていないと話し、世界のルミナが大阪城公園にやってきてくれるのをうれしく思うと続けました。さらに「古い良きものと最新鋭の技術をあわせると新しいイノベーションが生まれる、人が集まる、活性化する、街が元気になる」と続け、大阪市民の皆さんにもぜひ楽しんでいただきたいとアピール。プレイベントに大阪市民を招待、特別優待制度も設けていきたいと語りました。
続いて、大阪城パークマネジメント株式会社 木下健治代表取締役が登壇。パークマネジメント事業が平成27年4月にスタートしたこと、MIRAIZA OSAKA-JOオープンや森ノ宮の噴水周りの施設整備、来年クールジャパンパーク大阪が開かれることに改めて触れ、12月にこの『SAKUYA LUMINA』が行われることをうれしく思うと話しました。そして、昨年大阪城公園の照明設備をすべて見直したことを説明。『SAKUYA LUMINA』が実施されると、1日を通して大阪城公園にたくさんの人が集まっていただけると思う、いろんな国、世代の人が大阪城公園を楽しんでいただけるようがんばりたい、と力を込めました。
続いて、株式会社アルカナイト 田中宏幸代表取締役から挨拶です。1年がかりで準備したことに加え、大阪の持つ歴史、文化と彼らの持つクリエイティビティ、技術をかけ合わせて、単なる輸入ではなく、大阪独自の『SAKUYA LUMINA』のオリジナルな魅力を組み入れたものになっていると思うとアピール。『SAKUYA LUMINA』がインバウンド観光客への施策として、ナイトエンタテインメントの代表作になるようがんばっていきたいと話します。そして、『SAKUYA LUMINA』が「公共空間を活用した文化イベント促進相談窓口」の活用により事業成立に至った案件であること、内閣官房が推進する「beyond2020 プログラム」の認証文化プログラムであることも合わせて説明。「大阪城公園活性化だけではなく、世界に向けて大阪を大エンタテインメントシティとして発信していきたい」と締めくくりました。
ここで『MOMENT FACTORY』から、ドミニック・オデさんが登壇、挨拶を行いました。「毎回日本に来ると夢がかなったようにワクワクする、日本のイノベーションに憧れてきた」と笑顔。昨年、渋谷にオフィスを設立したことを話したあと、『MOMENT FACTORY』が2001年に設立されたライブマルチメディアエンタテインメントカンパニーであることを話し、一番大切にしていることは、人と人をつなげる体験を作るということを強調。さらに、10年前から常設アトラクションを作ることに専念、ライブエンターテインメントのワクワク感をアトラクションに取り込むことなどをアピールし、これからいろんなことに日本で挑戦できると思って楽しみにしている、と話しました。<
続いて『MOMENT FACTORY』のマリー・ベジルさんが挨拶を行ったあと、『SAKUYA LUMINA』アンバサダーを務める渡辺直美が登場しました。ここでいきなりマリーさんは、直美がプロデュースしているショップで靴下を買ったと話し、直美を喜ばせます。直美は『SAKUYA LUMINA』について、「すごく美しい、イルミネーションだけじゃなく、自然との融合がすばらしいと思う」とコメント。マリーさんは「自然には魔法がある、デジタルとの融合でそれをより引き出すことができる」と答えました。吉村は「(自分の)世界の友達が夜遊ぶところがないと言っている」と話すと「世界の友達いないでしょ」と直美にツッコまれ、即謝罪するひと幕も。その様子を見ていたマリーさんは「友達になりましょう!」と声をかけました。
ここからマリーさんが『SAKUYA LUMINA』について解説を行いました。『ルミナ・ナイトウォーク』は自然の中で夜に行うもの、そのコースをたどるとデジタルアートを活用した物語が展開していくことを最初に伝えます。そして「テクノロジーを隠しながら、お客様が物語の中に入り込んでいく体験を作るもの」と続け、すべての『ルミナ・ナイトウォーク』にはストーリーがあり、その土地にある固有の文化要素、人々の気持ちからインスパイアされていることを説明しました。
そして現在、世界に8つの『ルミナ・ナイトウォーク』があると話し、歴史的、文化的に最も豊かな大阪城公園、その象徴でもある大阪城という神聖な場所で、大阪はもちろん世界中の人々を引きつけるという今回の『SAKUYA LUMINA』について、非常に大きな責任を持って取り組んできたこと、大阪を何度も訪れ、大阪の人がどういう物語を求めているのかを研究してきたとアピール。そして、大阪というのは歴史を通して文化が反映してきた場所であり、大阪の街の古いものと新しいものの融合に感動したこと、大阪の人情、キャラクター、親切さ、大胆さ、イノベーションに対する情熱、前を向いている姿勢も大好きと語り、よしもとの世界中に笑いを広げるというミッションにもインスパイアされていると説明しました。
そこから今回の『SAKUYA LUMINA』の主人公がアキヨちゃんという女の子であることを明かし、未来から来た10代の少女が愉快な仲間と出会う物語ということや、登場キャラが日本の妖怪からインスパイアされたことなど、内容についても言及、『SAKUYA LUMINA』が単なる物語ではなく、「没入感のある世界で、みなさんがその一部になれる」と強調しました。イメージスケッチや音楽などが紹介されたあと、直美は「早く行きたい」と興奮気味。マリーさんは直美について「メイクから何もかも直美さんにインスパイアされている」とベタボメ。さらに「アキヨは直美さんにやってもらうべきだったかな?」と話し、盛り上げました。
ここでマリーさんから「アフレコをお願いしたい、今ここで録ったものを実際に使います」と驚きのオファーが。個性的な石垣のキャラクターに直美、吉村の2人がアフレコすることになります。直美は人間が大好きなキャラ、吉村は年寄りの頑固親父キャラにチャレンジ。少し長めの練習時間に苦しむ2人でしたが、本番は見事に成功、拍手が起こりました。最後にロバータがチケットの発売が明日10月20日(土)から行われることを告知。フォトセッションのあと、会見は終了しました。
【渡辺直美】【平成ノブシコブシ・吉村】【ロバータ】