ネタあり、笑いあり、ゾンビあり!『FIRST∞HALLOWEEN LIVE』ライブレポート
10月27日(土)、東京・渋谷のヨシモト∞ホールにて『FIRST∞HALLOWEEN LIVE』が開催されました。
ハロウィンが間近に迫っているということで、定期的に開催されるネタありコーナーありの90分『ファースト∞ライブ』とは一味違った仕様になった同ライブ。お客さんの中には仮装をして来場されている方もいらっしゃいました。
MCはラフレクラン。ハロウィンを楽しむ人でごった返す渋谷の街を、前の仕事から紺と黄色を基調にした衣装のまま移動してきたと言うラフレクラン・きょん。目の前に『ミニオンズ』の仮装をしている方々とバッタリ出くわしてしまったことを回顧し「あ......うん......って気まずい感じになりました」とその時の様子を再現して笑わせます。
また、大阪から来た方に"誰を見に来たか?"を尋ねるとお客さんは「西村ヒロチョ」と返答。ラフレクラン・西村はすかさず「MCのラフレクランです」とアピール。続けて「ロマンティックじゃない方の西村です」と自虐すると、きょんが「(西村真二という名前から)"西村シンチョ"ですね」とボケました。しかし、あまりいい反応が返ってきません......。
すかさず西村がシャッターを押しはじめると、きょんが「ただいま"西村シンチョ"という発言スベってしまいました」と記者会見風に謝罪。その後も、西村のムチャぶりでギャグをするもウケず、きょんにとっては散々なオープニングとなってしまいました。
まずはネタから。トップバッターは、ゆにばーすです。「明日ナンパされた人とデートをする」と言うはらに川瀬名人が「チャンスや」と煽るも......という漫才。男女コンビの特性を生かしたネタで会場を笑いに包みます。
2組目はやさしいズ。万引きで捕まった高校生扮する佐伯に、出勤してきた店員のタイが現れ、話しかけるところから始まるコントです。タイが演じるキャラクターにお客さんは心を掴まれていました。
続いてはジェラードン。アイドルの如月マロン(かみちぃ)とファン(西本)のやりとりに"新人はがし"の海野が困惑するネタです。テレビで披露したこともあるため、知っている方も多かったのか、マロンが出てきた瞬間に歓声が上がっていました。
最初のブロックのトリはMCを務めたラフレクラン。道に迷ったおばあちゃんを案内できるかというもので、破天荒なおばあちゃんに西村は困惑!
続いてコーナーがスタート。ネタで登場した4組で『ゾンビなりきり選手権』を行いました。このゲームは、挑戦者にゾンビになりきってもらい、一番うまい人が優勝というもの。ただし、くじで引いた罰ゲームを受けながらなりきらなければなりません。はらは、"詐欺メイク"で本を出版するほどの"なりきり上手"のため、ご意見番として戦況を見守りました。
まずは佐伯が「ラジコン乳首洗濯ばさみ」に挑戦します。乳首の部分だけ穴が空いたTシャツに着替え、洗濯ばさみを装着。その洗濯ばさみをラジコンで引っ張るというもの。きょんが操縦者を担いましたが、一気に引っ張るのではなく、上下に移動させるなどうまくコントロールしたため、佐伯から「いくならいって~」とゾンビ声でツッコまれていました。続いてはタイ。佐伯が「低周波治療器」を操作しタイは悶絶。コンビ間でタイの方が権限を持っているそうで、普段のうっぷんが晴れたのか、佐伯は「また来年やりましょう!」と喜んでいました。
海野は「まきざっぱ(発泡スチロール状の棒)」にトライ。ほかの挑戦者から、まきざっぱで叩かれてもゾンビを続けないといけないのですが、海野は肝心の「ゾンビのモノマネ」が下手ということが発覚。相手役がいれば、触発されてゾンビっぽくなるだろうと、きょんが相手役を買って出ます。しかし、海野を叩かなければいけないのに、なぜかきょんに集中砲火で会場は大爆笑となりました。
かみちぃと西本は「ギャグ」。きょんの繰り出す「ものボケ」に耐えながら続けなければなりません。しかし、かみちぃのなりきりに注目が集まってしまったり、西本ときょんのコラボでリズムネタができたりと審査不能の事態に!
最後は川瀬名人が匂いのキツイ「靴下」に挑みましたが、モノマネどころではなく倒れこむ始末。結局、佐伯が優勝となりました。
ネタ2ブロック目。トップバッターはナイチンゲールダンス。少年漫画が好きな中野が、ヤスに「有名なシーン」をやりたいとお願いする漫才。ある仕掛けも施され、新しいネタのスタイルをみせていました。
貫禄のネタを見せつけたのはデニス。自殺をしようとする松下に植野が必死で止めるも......という展開へ!
西村ヒロチョはロマンティック漫談で会場を沸かせます。小気味の良いしゃべりとダンスでネタをエンターテイメントに昇華。会場を笑いに包みました。
2ブロック4組目はダイタク。自分たちの自己紹介を歌で表現するなど、双子コンビならではのネタで爆笑の連続でした!
チョコレートプラネットは、松尾のIKKOさんのモノマネで掴んだあとに"こだわりの強いカレー屋"に長田が翻弄されるネタを披露しました。
大トリはインディアンス。「東京の女性はカワイイ」という木村に「大阪の女性も忘れるな」と田渕が大阪の彼女役を引きうけるというもの。自由奔放な田淵に振り回される木村が笑いを生む漫才を見せてくれました。
企画では「私の出会った変な人」と題したトークコーナーが行われました。真っ先に手を挙げたのは長田でしたが「松尾が何かあるみたいです」とムチャぶり。松尾は怒り(!?)に満ちた表情を見せてお客さんを笑わせました。
ここから挙手制ではなく、指名制に変更。長田に当てられた木村は、相方の田淵を「変な人」だと紹介。ある飲食店での出来事を明かしました。松下が出会った仕事先の人や西村が経験した学園祭での出来事など話される中、ダイタク・拓が話したのはコンビニで出会った外国人の店員さんのエピソード。どんな状況になっても動じなかった店員さん話に会場は大爆笑でした。
そんなこんなで90分はあっという間! 笑いに包まれる中『FIRST∞HALLOWEEN LIVE』は終了しました。