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2018年12月 1日 (土)

「よしもと漫才劇場4周年記念記者会見」に見取り図、霜降り明星、ゆりやんレトリィバァらが登壇!「第四回上方漫才協会大賞」の開催概要も発表

よしもとの将来を担う若手漫才師たちが日々、切磋琢磨する「よしもと漫才劇場」が、12月1日(土)をもって4周年を迎えました。記念すべきこの日を祝うべく行われた記者会見には、『M-1グランプリ2018』の決勝を翌日に控えた見取り図、霜降り明星、『女芸人No.1決定戦THE W』2連覇を目指すゆりやんレトリィバァらが登壇。また、「第四回上方漫才協会大賞」開催概要も発表され、マンゲキメンバーたちと同賞を争う東京・ヨシモト∞ホール所属のゆにばーす、やさしいズも出席するなど、よしもと漫才劇場の全メンバーも客席で見守るなか賑やかな会見となりました。

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まずは「SPオープニングアクト」と題し、MCのアインシュタインが登場。なごやかにしゃべっていると、4周年のお祝いムードに水を差す怪人・無感情ラビットことロングコートダディ・兎が乱入します。

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窮地を救いに現れたプリマ旦那・野村演じる博士は、兎に感情を甦らせるべく、戦隊ヒーロー・ギャグレンジャー(たくろう・木村バンド、エジソン・関谷、ヒガシ逢ウサカ・今井、ネイビーズアフロ・はじり、パーティーパーティー・きむきむ、ジュリエッタ・藤本)を呼び込み。

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総力戦で兎を笑わせにかかるも不発に終わると、こんどはドラゴンボール合唱団(ビスケットブラザーズ、ラニーノーズ・洲崎、ダブルヒガシ・大東、きんめ鯛・真輝志、プードル・メラちゃん、てんしとあくま・川口、マユリカ・中谷、ダブルアート・真べぇ、馬と魚)が現れ、奇抜なルックスに似合わぬ美しいハーモニーを披露します。

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感動のあまり兎が感情を取り戻したところで、「これからも盛り上がって! いきましょうよ〜!」と声を揃えて大団円を迎えました。

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続いてMCの浅越と堀川が舞台に上がり、いよいよ会見がスタート。ふたりは、オープン4年で多くの人気若手芸人を輩出し、今やもっとも勢いのある劇場に成長したことを改めて説明。2018年の来場者数がまもなく30万人に迫るなど、観客の皆さんに支えられての快挙ということで、お礼の言葉も述べられました。

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ここからは、この1年、各局の賞レースや各メディアで活躍した劇場メンバーのネタをひと口サイズでお届け。前半はマルセイユ、

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たくろう、

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祇園、

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濱田祐太郎、

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アインシュタイン、

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後半は霜降り明星、

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見取り図、

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ゆりやんレトリィバァ、

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トットが1分ネタを披露していきます。

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ここで、2018年の若手芸人の総括として、よしもとクリエイティブ・エージェンシー常務取締役およびなんばグランド花月総支配人の新田敦生が挨拶。「オープン当初は劇場を満席にする芸人さんは少なかったが、今ではアインシュタイン、ゆりやん、吉田たち、トット、ネイビーズアフロ、ミキ、見取り図、祇園などなんばグランド花月を満席にする芸人さんもたくさん出てきた」と手応えを語ります。また、関西だけでなく東京の劇場でも単独ライブを満席にしており、「この勢いで、漫才劇場だけでなく全国の劇場を盛り上げていってほしい」と期待を込めました。

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劇場からは、楽しいお知らせも。同劇場や所属芸人を題材にした写真をSNSで大募集する「マンゲキフォトGP」、観客の皆さんからの投票で決まる恒例の「男前&ブサイク芸人ランキング」、大みそかにエディオンアリーナ大阪と同劇場の2会場で開催される「もっともっとも〜〜〜っとマンゲキカウントダウン〜平成最後に漫才劇場史上最大規模の年越しイベント! マンゲキメンバー半端ないって!!! そだね〜!〜」についての告知が行われました。詳しくは同劇場HPでご確認のうえ、ふるってご参加ください!

そしていよいよメインイベント、「第四回上方漫才協会大賞」概要の発表です。同賞の発表・授賞イベントは2019年1月14日(祝・月)になんばグランド花月で開催。昨年同様、大賞をはじめ新人賞、話題賞、文芸部門賞などさまざまな賞が用意されており、東京よしもとの若手芸人たちが腕を磨くヨシモト∞ホールのメンバーも対象となっています。

先ほどネタを披露した9組も、もちろん同賞ノミネートに名を連ねる有力メンバーばかり。さらに、東京から昨年の上方漫才協会大賞新人賞を受賞したゆにばーす、『キングオブコント2018』ファイナリストのやさしいズも加わり、浅越と堀川によるひとことインタビューが行われました。

昨年の大賞受賞コンビ、トットは「いい年でした。全国ツアーもできていろんなところに行けました」(桑原)と1年を振り返ります。

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やさしいズは「(『キングオブコント2018』でダウンタウン・)松本さんにコンビ名を連呼されたのでよかった」(タイ)、「来年はもっと上を目指したい」(佐伯)とコメント。

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初の単独DVD発売を果たしたアインシュタインは、収録時のハプニングを暴露。

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二連覇への意気込みをきかれたゆりやんが、「連覇かもやしか知らんけどね!」と言い放つなど奔放にボケ倒し、浅越から「1回、司会をしてみろ!」と軽くキレられる爆笑シーンもありました。

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『M-1グランプリ2018』ファイナリストは、なんと上方漫才協会から3組が揃い踏み。ゆにばーす・川瀬名人は「1年間、徳を積んできたので、トップバッターを引かないようにしたい」とキッパリ。優勝したら辞めると明言していることについては「それぐらいすごい大会」と熱く語りましたが、相方のはらは「ネタ以外の発言は控えさせていただきます」と早くも集中力を高めている様子でした。

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霜降り明星は、粗品の「初出場なので緊張せずにできたら...」という真面目なひとことに対し、せいやはおなじみのくさし亭仁鶴師匠キャラで浅越に暴言を吐くという好対照ぶり。

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見取り図も、盛山が「爪痕を残せるように、トップバッターでも全力でやりきる」と宣言する一方で、リリーが「(決勝進出者発表から)13日たったが、(盛山が)ようやく今朝、泣きやみました」と笑いを誘っていました。

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続いてもうひとり、上方漫才協会文芸部の大池晶部長も挨拶を。「上方漫才協会ができてから、発想やネタの幅がかなり広がり、漫才のレベルが上がっている。ほかの事務所の方も影響されて、賞レースの内容も高レベルになり、審査する方が困らされている」と、芸人たちの頑張りを讃えました。

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最後は上方漫才協会会長・中田カウスと副会長・中田ボタンがステージへ。ボタンが「4年、あっという間でしたね」としみじみ語ると、カウスも「すごい勢いで大変うれしい。300席の劇場で年間30万人というのはすごく大変なこと。みんな僕たちの弟子みたいなもの。どんどん出てきていただきたい」と激励。さらにふたりで観客の皆さんに「応援してあげてください」と改めて呼びかけました。

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質疑応答では、記者の皆さん、観客の皆さん、そして芸人からも質問が! 『M-1グランプリ2018』決勝戦を前に、「(審査員の)上沼恵美子さん対策は?」ときかれた3組は、「トップバッターのトム・ブラウンにすべて引き受けてもらう」(川瀬名人)、「『怪傑えみちゃんねる』で何回かお会いしているので怒られることはないと思う」(せいや)、「自分らの信じるネタを、ただただやりきろうと思ってる」(盛山)とそれぞれ回答。カウスは「あんまり審査員を意識しなくていいよ。来ているお客さんを誰よりも笑わすことが大事」とアドバイスを送ります。

観客席からの質問では、「芸人同士の暴露話が聞きたいです」と祇園・櫻井が指名されるハプニングも。動揺する櫻井は「木﨑さんが貯金200超えた」と明かしますが、木﨑はすかさず「300や」と訂正。これにはカウス・ボタンも大爆笑です。

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ヘッドライト・和田は、ファイナリスト3組に「優勝賞金1000万円の使い道」という王道の質問を。「ぜんぶ(はらに)あげます」という川瀬名人の言葉を受け、はらは「(優勝したら川瀬が)辞めちゃうので、川瀬の歴史館を作りたい」とビッグな計画をぶち上げます。せいやは大学の奨学金を一括返済するという現実的な使い道を発表。盛山は地元・堺への貢献、リリーは「母に贈るか風俗か」という何とも両極端な案を明かしていました。

5年目に突入し、ますます盛り上がるよしもと漫才劇場。皆さん、これからも引き続きご声援をお願いします!



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