COWCOW25周年記念イベント『COWCOW 25th LIVE〜あのひとはFinallyぼくらはAnniversary〜』開催!
12月9日(日)、なんばグランド花月にて『COWCOW 25th LIVE〜あのひとはFinallyぼくらはAnniversary〜』が開催されました!このイベントは、1993年に結成したCOWCOWの、これまでの軌跡の集大成となるライブ。11月17日にルミネtheよしもと、そして12月9日(日)になんばグランド花月でそれぞれ開催されました。
COWCOWの記念すべき25周年を一緒に楽しもうと集まった満席のお客さんが見守る中、開始直前、モニターには100秒前からカウントダウンが。20秒前から自然とお客さんから手拍子が起こり始め、10秒前からは多田が影ナレーションで読み上げるカウントダウンと共に客席も一体になってコール。ところが、1秒前から唐突に「0.9、0.8...」と刻み出しお客さんたちは大笑い。その後も善しからのダメ出しで何度もやり直すカウントダウンですが、表示される数字が「十」、「九」と漢字だったり、ホラータッチのフォントが使われていたりと、カウントダウンから大爆笑をさらいます。
25周年ライブ一発目を飾るのは「アイアン・メイシン」!ふたりは突然、客席後方から登場! 大喜びのお客さんに、ハイタッチして歓声に応えます。
多田は「外は寒いのに温かい拍手、25周年ありがとうございます!」と感謝の言葉を。お客さんからも「おめでとう!」と温かい声が飛びます。
日本の迷信にもちゃんと理由があることを歌い続けてきた「アイアン・メイシン」。「聴きたいのか〜!」と多田が叫ぶと「イェー!」とコール&レスポンス。
『火遊びするとおねしょする』、『食べてすぐ寝ると牛になる』『ひな人形を早く片付けないと嫁に行くのが遅くなる』、『つむじを押すと下痢になる』、『しゃっくりが100回出ると死ぬ』、『3人で写真を撮ると真ん中の人が早死にする』と立て続けに披露し、お客さんは拍手喝采! アンコールまで巻き起こり、多田も「まだ始まったばっかりやから!」と戸惑うほどの盛り上がりぶりを見せていました。声援に応えて、雨女、雨男の迷信を歌った『Always Rain』で締めくくり。
続いてはネタ「合言葉」。正解すれば部屋の中に入る許可が下りる「合言葉」をテンポよく繰り広げますが、モノマネやコント、寸劇などが織り込まれて大笑い。
2本目は「多田刑事」。事件解決に向かう多田刑事ですが、どうやらSNS中毒のようで犯人を捕まえるときまでSNSをアップするというハマりぶり。「多田刑事」のファンであろう人々のリプライがますます笑いを誘います。
3本目は「こういうひとしりません?」。「こういう人」を探しているというCOWCOWが、「しりませ〜ん?」コールとお客さんの手拍子に合わせ、周りにいそうなあらゆる人を次々にリズミカルに繰り出します。
続いては「世界の偉人」。様々なモノや名前や言葉には、世界の偉人から付けられているモノがあり、ここではそれを紹介しようというもの。「サンドウィッチ」や「電話のベル」などが紹介されますが、その流れで「借りパク」を生み出した妙な名前の偉人などが登場し、ここでも笑いの渦が巻き起こりました。
続いては漫才です! ふたりが登場すると、改めて「おめでとう!」とお祝いの言葉が客席から飛び交いました。今年で44歳になるふたり。「素敵な男性になっていきたい」という多田に、善しが「見た目にギャップのある男」などを提案するものの、多田は解釈を間違えてばかりで...。ネタ中に善しの「ベロ〜ン!」、多田の「帰れ〜!」などお馴染みのフレーズも飛び出し、ファンからは大きな拍手が起こるたび多田が大はしゃぎ!
休憩明けはまたも客席後方から登場し、ファンを大喜びさせたふたり。続けてショートコント「映画に出てきそうな熱血若手漫才師」。日本一を目指す熱血若手漫才師・多田が、「人間だけでなく草木や空、太陽だってみんな笑うんや」など次々と熱血発言を重ねていくというもの。
続いてのネタは「UNO」。先の熱血漫才師ふたりが登場。多田の「UNOを制するものは漫才を制する」という信念のもと、UNOで勝負することに。ところがオリジナリティ溢れるカードが続々と飛び出し、最後はまさかのカードが!
続いては「五郎スロット」。近所にできたというスロット屋にやってきた多田。入ってみると「北の国から」のテーマが流れ、五郎さんが登場! スロット「北の国から 〜84夏〜」を楽しむ多田ですが、リーチがかかるたび3個目に並ぶのは「北の国から」登場人物や心の残るエピソードばかり。いよいよ3つ揃いそうなとき、お客さんも手拍子で応援しますが...?
「50音BOX」では、多田がトレードマークのチェック柄のスーツで登場! 箱に入った50音から1つを引き、その文字から始まるギャグを繰り出していきました。ノリがいいお客さんに思わず「すごくやりやすい〜!」と多田もノリノリに! 最後に残した「へ」のギャグまで、50音分のギャグを一気に駆け抜けました。
続いては「DJボブ」。DJボブに扮した善しが、リズムに乗っていろんなものを足してグルーヴするというもの。ボイパなども交えつつ、最後は「タッチ」を披露。「タッチ」と「館」をかけて、COWCOW25周年にちなんで25番シートのお客さんに「(館)ひろしの顔だけ束ねたブーケ」をプレゼントしました。
25周年の最後を飾るのは漫才! 中学、高校時代から一緒の多田と善し。懐かしいテストの日や部活、さらに学生時代の同窓会を織り交ぜたネタを披露しました。ネタ後は、ネタ中に飛び出したバレー部のおきまりの挨拶に、お客さんからアンコールのリクエストが! キレのある挨拶にお客さんから大きな拍手が巻き起こりました。ネタ終了後は「漫才のうた」を熱唱! お客さんも手拍子で盛り上げました。
COWCOW25年の足跡を振り返るエンドロールでも、お客さんからの手拍子は鳴り止みません。アンコールの手拍子に応えてCOWCOWが再びステージに登場! お客さんからのリクエストに応じるスタイルで、まずは「あたりまえ体操」のスピンオフである「おとこまえ体操」、さらに「うたの鬼ぃさん」の「地獄拍子」、お客さんと一体になれるふりつけで盛り上がる「鬼オコ」を披露!
ここで、事前に告知していた25周年企画の結果発表が行われました。ピークには93kgあったという善しの体重を、25周年にちなんで25kg落とした68kgになっていたら成功というこの企画。はたして...?
体重計で測定すると、75.6kgという結果に...!
「全然やん!」という多田に「がんばったんですよ!」と苦笑いする善しでした。
最後に、体重計測後でパンツ一丁の善しと多田で、COWCOWポーズで記念撮影会! お客さんたちは笑顔でシャッターを切っていました。さらに、お客さんみんなとCOWCOWとで25周年の記念撮影!
善しは、「昔から、よく来てくださったお客さんから、最近お子さんと来てくださるお客さんまで、こんなにたくさん来ていただけると思ってなかった」と感慨深げ。25周年という大きな節目を迎えたふたりに、お客さんからは大きな拍手が贈られました。最後は多田の「帰れ〜」で締めくくり。最後まで、COWCOWらしさが凝縮された濃厚なライブとなりました。
また、なんばグランド花月の公演では、売店でサンリオとCOWCOW歌ネタキャラクターのコラボグッズが限定販売されました! アイアン・メイシンとハローキティのコラボTシャツやキーホルダーなど、ここでしか手に入らない25周年記念グッズを求めて、ファンが長い列を作っていました。
【COWCOW】