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2018年12月13日 (木)

「ちぇしかおまぴー」がMVPに!「RUSH #22~NSC対抗 運動会!~」

11月24日(土)、東京・神保町花月にて「RUSH #22~NSC対抗 運動会!~」が開催され、NSC24期生の23組が出演しました。
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本ライブは、現在よしもとクリエイティブ・エージェンシーが創立した芸人養成校、「NSC東京」に通っている現役生が出演するネタライブ。また、今回はクラス対抗戦ということで、NSCではN組、S組、C組に分かれて授業を受けている彼らが、クラス対抗でネタ、大喜利、即興絵描き歌の3つのコーナーで対戦し、最終的にポイントの高かったチームが優勝となります。

MCのルパンから本イベントについての説明があったところで、組ごとにそれぞれ赤(N組)白(S組)青(C組)のハチマキをした生徒たちが全員登場し、各クラスの代表による選手宣誓へ。その後さっそく、各クラスより4組ずつ登場するネタバトルの前半戦が行われました。
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まずは最初の6組が続けて登場。トップバッターを飾ったのは「ワールドワイド」です。お笑いショップの店員と客という設定で漫才を繰り広げますが、最初は普通にツッコんでいた店員がだんだん客をディスり出す様子に笑いが起こっていました。
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2組目はピン芸人・中島かづお。"妖怪飲み会に来ている天狗"という設定で、自身を「モテない、人気がない」と自虐しますが、そのうち「砂かけ姉さん、見た目怖いですけど優しいっすよね」と言い出すなど、だんだん芸人飲み会のようになっていき......。
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続く3組目もピン芸人のきちを。が登場。ギャグや替え歌を披露しますが、緊張からなのか、それとも単に手応えを感じられないのか「イヤだなと思った人は、『あの人が着てるTシャツの絵、なんの絵なんだろう?』とか考えててください」と、暇つぶしの仕方を伝授し、笑いを誘います。
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「バカサバイバー」は、「トイレットペーパー早巻き大会」を開催し、順番に道具(機械)を使ってただただトイレットペーパーを早く巻く、という意味のないことに熱中し、ほとんどセリフがないながらもなぜか見るものを集中させる不思議なコントを披露していました。
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ギター漫談を披露したピン芸人・ヘンリーイシイは、自身を「昭和33年生まれの還暦」だと明かし、"ジジイ"をテーマにした自虐ソング(?)で会場を沸かせます。
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6組目は「ジュニパーベリー」。このあいだ、曲がり角でパンをくわえた女の人とぶつかったという相方に「よくマンガとかである運命の出会いやん」と言われ、「そうやろ? オレ、そう思って急いで車降りて......」と話したため、「事故事故事故!」というツッコミを受けるその姿に爆笑が起こっていました。
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続いて6組がネタを披露。7組目は「珍街道」。往年の「べっぴんさん、べっぴんさん、ひとつ飛ばして......」と話し出しますが、続けて出たワードは「べっぴんさん」ではなく「ベン・ジョンソン」。すると相方がベン・ジョンソンに関するウンチクを怒濤のごとく語り出し......。
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8組目はピン芸人の北川先生。元高校の国語教師だったという北川先生は、学校の授業風に「実例で覚える古文単語」というテーマで「ありがたし」「をこがまし」などの意味を実例をあげ、面白おかしく紹介します。元先生らしく、わかりやすい内容でお客さんも安心して笑えるフリップネタとなりました。
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続いては「なんでです?」。旅の男が、トマトを投げまくるトマト祭りを1年中やっている人に話しかけますが、その男は「政府に1日16時間トマトを作らされて、その反抗のためにトマトを投げている」と話し......。反抗することでさらに自分が追い込まれていることに気づかない男の言動が笑いを誘います。
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10組目はピン芸人・麻田隆弘。宇宙人のような格好で登場してギャグを言うもののスベってしまい、「こんな感じでスベっていきますので、YouTubeの広告とでも思ってください」と自虐し、笑わせていました。
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続いてもピン芸人の海野剛良。ブラックなコールセンターや漬物屋の話をしたあと、「アイドルもブラックだ」と言い出し、「ももクロだって"クロ"って入ってるでしょ」と主張します。
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前半戦のトリを飾るのは「灘ジェニー」。"ドラマの主役をやることになり、調子に乗りまくって共演者に偉そうにふるまう芸人"を演じる漫才で笑いを誘っていました。
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ネタバトル前半戦終了後は「クラス対抗ペア大喜利」のコーナーへ。このコーナーでは、「ズル休み言いわけランキング、第62位と第5002位は?」のお題に、1分以内に2人1組がペアとなって答えます。これには「(62位)好きな女の子が結婚した」「(5002位)オスマン・サンコンが結婚した」などの回答が出され、会場は笑いに包まれます。そのほか、童謡『犬のおまわりさん』の後半部分を同じくペアで替え歌にするお題なども出され、多数の芸人が参加して大いに盛り上がった結果、大喜利コーナーの優勝はN組となりました。
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続いてはネタバトルの後半戦へ。後半戦のトップバッターは「夢見るキリン」。誰も知らない「バチコイ吉田」のライブがよかったという男は、バチコイ吉田を「チコシダ」と省略して呼び、へんなタイトルの曲名を言っては笑いを誘います。
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2組目はピン芸人・西川ひろき。見た目はどう見ても女性、しかし本当は男性というニュータイプのピン芸人である彼(彼女?)は、女友達の恋愛相談を受けて、その不満をグチるボヤき漫談を披露します。
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続いてもピン芸人のヤスダカズヤが登場。ジャニーズっぽい格好で登場したかと思うと、ネタの内容も「思い出せない過去の出来事も、ジャニーズの歌を聴くことで思い出せるんです」と主張し、実際に曲を聴くことで何を思い出すのかやってみせるというフリップネタで会場を盛り上げます。
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4組目に登場したのは「オニオンブルドッグ」。トイレに入るところや、UFOを発見したときのジェスチャーに別のアテレコを入れたら面白くなるといい、全然違うセリフを入れてお客さんを爆笑させていました。
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続いては、ピン芸人のプリズム・セイヤ・ヨウイチ。百人一首を歌いながら紹介していき、特に蝉丸の歌を紙芝居風にユニークに解説し、お客さんを楽しませます。
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女性コンビの「タイプR」。「好きな人ができた」という話をする相方の話をよく聞くと、どうもデリヘル嬢のバイトをしているのでは?という疑問が持ち上がるのですが......。全編下ネタな上に最後の締めの言葉が「くらわすぞ!」という、なんともパンチの効いたネタを披露したタイプRでした。
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7組目は「エージレス」。園児と父親に扮し、漫才で親子の会話を繰り広げますが、一緒に出かけた父親が靴を忘れて出かけてしまい......。さらにボケ倒す父親に園児もウンザリです。
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8組目は「にっぱち」。人気者になりたいといい、そのためにはバンドや英語、漫画などの特技を身につけたいと話す相方に「新宿やん! 新宿になってもうてるやん!」とワケのわからないツッコミをし出し......。
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9組目はピン芸人・ベストひかる。甲冑を身にまとい、「甲冑武者」というフレーズが耳に残る歌を歌いながら踊るという独特なネタを披露します。
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続いてもピン芸人・てつじろう。自身をラグビー芸人だと話し、結婚式のスピーチでテンションが上がってしまい、マカを踊るという「ラグビーコント」を披露し、会場を盛り上げていました。
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ネタバトル後半戦、トリを務めたのは「ちぇしかおまぴー」。「森の中に引っ越したい」といい、「森でワンルームの一軒家に住んで、果物を売って暮らしたい」という相方に、「ちょっと待って。それ、『どうぶつの森』じゃない?」とツッコむ姿に爆笑が起こります。

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すべてのネタが終了したところで、続いては「クラス対抗即興絵描き歌」のコーナーへ。このコーナーでは、代表者が答えとなる絵を見て即興で絵描き歌を歌い、チームの中から3名がその歌を聞きながら絵を描いて、正解すればポイントが入るというもの。


「かたつむり」や「ぶどう」などの比較的簡単なものから、少し複雑な「アンパンマン」まで、3チームそれぞれ別のお題にチャレンジしますが、意外にも難しいように思われたアンパンマンで2人の正解者が出るなど、番狂わせもあったこのコーナーでは、S組が2ポイントを獲得し、優勝します。
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最後に、ネタバトルでのお客さんの投票も集計し、大喜利や絵描き歌すべてのポイントを合計した結果、優勝はN組に決定しました! さらに、ネタバトルでMVPに輝いたちぇしかおまぴーには、「RUSH#19、#20、#21の優勝者と4組合同で12月にYouTubeの特別配信番組に出演できる」という特典も発表されました。MVPの感想を聞かれ、「めちゃくちゃ嬉しいです!」と言ったあと、「面白いこと言えなくてごめんなさい」と謝る姿が初々しいちぇしかおまぴーでした。
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【ルパン】