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2018年12月26日 (水)

「やんばるアートフェスティバル2018-2019」スタート!

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穏やかな天候の冬の沖縄本島北部やんばる地域で、第2回目となる芸術祭「やんばるアートフェスティバル2018-2019」のプレオープンイベントがメイン会場となる大宜味村旧塩屋小学校(大宜味ユーティリティーセンター)にて開催されました。
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今年のやんばるアートフェスティバルは「ヤンバルネサンス~沖縄北部から維を放つ、新時代の種~」がテーマ。
すべてのアートの原点ともいえる「自然」に着目し、再び息吹を与えるために「再生」「復活」を意味する『ルネサンス』という言葉を起用。
中国・台湾などアジア各地から、国内は沖縄にとどまらず北海道から鹿児島まで、アートを軸とした様々な作品やプロジェクトが一堂に会します。
沖縄のプリミティブな暮らしが今もなお残る「やんばる」で、アートを通じてどのような化学反応が起きるか期待されるイベントです。
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プレオープンでは、国内外からメディア関係者やアーティストが集い、アジアンアーティスト部門ディレクターの金島隆弘(かねしまたかひろ)氏のガイドをもとに、内覧会が行われました。
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こちらは、来場者に配布されるオフィシャルガイドブック。現代アート・クラフト部門の参加アーティスト紹介をはじめ、やんばるに暮らす人々のインタビュー「やんばるの証言者たち」や、やんばるの観光スポットやグルメ情報など100ページ以上に及ぶ贅沢な仕上がり。
より深く、やんばるアートフェスティバルを楽しめる内容となっています。
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ガイドブックを頼りに内覧会参加者たちは会場を巡り、参加アーティストによる展示内容の説明を直接伺う場面も。
こちらの部屋は2回目の参加となる沖縄在住の写真家・藤代冥砂氏の展示。やんばるの若者たちが見せる表情を独自の視点で切り取った『やんばるの君』というシリーズ。
子どもたちの表情と、そっと添えられている石たちが印象的。藤代冥砂による説明で、展示された作品たちは、ぐっと身近に感じることが出来ます。
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やんばるアートフェスティバルのもう一つの主役、クラフト部門ではディレクター熊谷隆志氏によって厳選された、沖縄の手しごとたちが大集結!
地元大宜味村で作られるやちむん(陶器)をはじめ、琉球ガラスや紅型など、伝統的な作品から現代の暮らしに沿ったニューフェイスなものまで、バラエティに富んだ品揃え。
今年はクラフトショッピングをより楽しめるように、期間中クラフトコンシェルジュが滞在して来場者にクラフトの魅力を伝えています。
クレジットカードや県外発送にも対応しているので、観光客にも嬉しいサービスが整っています。ついついもう一つ、クラフトに手が伸びてしまいそうな予感。
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メイン会場の旧塩屋小学校の体育館は、展示会場のほかに、ライブ会場、フードスペース機能も兼ね備えた空間に。
舞台上に展示されているのは、宇治野宗輝氏による作品。家具や工具、自動車とエレキギターなどの楽器を融合させたインスタレーションに。
プレオープンでは、本人によるライブパフォーマンスが披露されました。
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内覧会の後は、会場をオクマ プライベートビーチ&リゾートへ移し、レセプションパーティーが開かれました。
やんばるアートフェスティバルの総合ディレクターである仲程長治氏による挨拶を皮切りに、美味しいお酒と地元素材をふんだんに使った料理が振舞われます。レジデンスアーティストやクラフト作家たちが集い、和気あいあいとしたムードで、やんばるアートフェスティバルの成功を語り合いました。
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パーティーの終盤ではオクマリゾートのビーチステージにて、美術の展覧会をきっかけにアーティスト5名で結成されたバンド「THE TETORAPOTZ」による演奏が響き渡ります。
関係者たちが緩やかに温まったところで前夜祭の幕を閉じました。

日本最南端の沖縄という場所で、アートと自然の融合を試みを続ける『やんばるアートフェスティバル』。
ぜひこの機会に『アートと自然に触れあう沖縄の旅』を企画してみてはいかがでしょう。


やんばるアートフェスティバル2018-2019

会期|2018年12月15日(土)~2019年1月20日(日)
会場|沖縄本島北部地域各所 大宜味村立旧塩屋小学校(大宜味ユーティリティーセンター)ほか
入場|無料
主催|やんばるアートフェスティバル実行委員会
共催|大宜味村 島ぜんぶでおーきな祭
後援|環境省那覇自然環境事務所 沖縄県 北部市町村会 国頭村 東村 名護市 本部町
同時開催|文化庁メディア芸術祭 やんばる展
問合せ|やんばるアートフェスティバル実行委員会(よしもとエンタテインメント沖縄内)
電話|098-861-5141(平日10:00~18:00)
http://yambaru-artfes.jp