5垓ものバリエーションを持つ"しらゲー"に沖縄芸人が振り回される?!チーモンチョーチュウ白井プレゼンツ「しらゲー」
12月23日(日)、よしもと沖縄花月でチーモンチョーチュウ白井プレゼンツ「しらゲー」が行われ、チーモンチョーチュウの白井鉄也、相方の菊池浩輔、沖縄芸人からありんくりんクリス・比嘉、マルキヨビルしょうへい・康介、ぐりんのーとA16、なみちゃん、ぼんじょるのおりたが出演しました。
これは白井が考えたオリジナルのゲームで出演者同士が競い追うもので、白井いわく「5垓は種類があるんですけどー、今日は選りすぐりの114個をやろうと思います」と、ゲームが書かれた台本を披露。その厚さにクリスが「114個全部やろうと思ったら何秒に1個くらいのペースじゃないすか!」と早速ツッコんでいました。
また、白井はしらゲーで「おはスタ」火曜のレギュラーを務めていることを話し、「沖縄でも放送してる?」と確認。残念ながら沖縄での放送がないことを知り、全国的には日曜の夜番組のはずの「行列のできる法律相談所」が日曜の朝に放送されていることを聞くと、「じゃぁ今でも『笑っていいとも』放送してるんでしょ」と毒づいていましたが、沖縄芸人達に「どれだけ僕達の島を馬鹿にしているんですか!」と一喝され、その場は収束しました。
ゲームの進め方は、負けた人に1から114の間の好きな数字を選んでもらい、台本に書かれた番号のゲームを行うことと、サイコロを振って出た目の数だけ出演者の名前が書かれたくじを引き、選ばれた人だけゲームに出られる、という流れになっており、MCは白井が務めることになったのですが、まず1個目のタイトルがきちんと言えずグダグダ。菊池に「みんな感づいてるとは思うけど、こいつ仕切れないやつだから許してやって」とフォローをもらいます。
そしてゲーム開始前に戦慄の発表が。ゲームに勝利した人は1ポイント獲得し、ポイントが一番たまった人が今夜の公演のギャラを総取りするというのです。出演者がざわつく中、くじ引きで選ばれたなみちゃんとおりた、しょうへいと康介が「ペットボトル2本で人の顔挟んで運び」に挑戦し、このゲームはおりたが勝利を収めました。
続くゲームは「ティッシュフーフー」。文字通り1枚のティッシュに息を吹きかけ、一番長く地面に落ちなかった人が勝ち、というもので、菊池、クリス、比嘉、しょうへい、おりたが挑戦。比嘉が勝利をつかみました。
ずっと息を吐き続けていた菊池が「このゲーム、終わった後すごい脱力感...」ともらすと、白井は「うん、今日はぐっすり寝られるよ」ととぼけた返事。相方の疲れを華麗にスルーし次のゲームに進みます。
3つ目のゲームは「口吸い紙コップはたき合い」。紙コップを口で吸い、顔に貼り付いた状態にし、それをチャレンジャーがはたき合って最後まで紙コップを落とさなかった人が勝ちというゲームです。菊池、クリス、比嘉、しょうへい、康介、なみちゃんが選ばれ、菊池が勝利をもぎ取りました。
ここでまだ一度も選ばれていないA16のために、「自分の名前をひきあてるといいね」の思いを込めて、くじ引き役を任せたのですが、選ばれたのは菊池、クリス、しょうへい、康介。脇に挟んだボールペン同士でチャンバラを行い、最後まで挟み続けられた人が勝ちという「脇に挟んでボールペン落とし合い」を行い、菊池が連続勝利を収めます。
引き続きA16がくじ引き役を務めたのですが、まだ自分の名前を引けず、選ばれたのは菊池、クリス、しょうへい。ティッシュを1ターンで2回折り、折ったティシュが広がってしまったら負け、という「ティッシュたたみ」を行い、クリスが負けてしまいました。
A16のくじ引き役が続きますが、またもや選ばれたのは菊池、しょうへい、康介。あまりの連続出場に菊池が「俺、もうレギュラーじゃねぇかよ!」と愚痴をこぼすシーンも。「頭の上のティッシュフーフー落とし合い対決」が行われ、あっという間にしょうへいの勝利が決まり、周りに「つるつるじゃなくてスタッドレスはいてるようなもんだからね」と、坊主頭をイジられていました。
続いては「ひざやひじに挟んだペン落とし合い」。4つ目に行ったボールペンチャンバラのひじ・ひざ版です。ずっとくじ引き役を務めていたA16ですが、やっと自分の名前を引き当て嬉しそうにしていました。選ばれたのはA16、菊池、比嘉、なみちゃん、しょうへいの5人で、しゃがむスタイルを選んだ比嘉が粘り勝ち。菊池がA16に「ちゃんとゲームやってた?」と声をかけますが、「秒で負けました」と残念な返事。ポイント獲得への意欲を次に託します。
8つめのゲームは「折ったおはしのささくれの長さ対決」。しょうへいとなみちゃんが選ばれ、なみちゃんが勝利。白井がのほほんと「トガっててかっこいいね~」となみちゃんに声をかけていました。
次のゲームは「ビニールあおいでゴミ箱入れる対決」。菊池、しょうへい、A16、クリス、比嘉、おりたが選ばれ、2人ずつ3組のチームを組むことに。菊池とおりた、クリスとA16、比嘉としょうへいがチームになり、それぞれがうちわを手にビニール袋をあおぎ始めたのですが、バランス感覚抜群の菊池とおりたに対し、全くゴールさせる気がない比嘉としょうへいは舞台の上に上にとビニールを飛ばし続け、ビニールがあらぬ方向に飛ぶたびに比嘉が「しょ~へい!!」と叫び、観客を笑わせていました。このゲームは菊池とおりたが勝ちましたが、ゲームが終わった後、しょうへいがぼそっと「ヘタクソ・・・」とつぶやき、さらに笑いを誘っていました。
10個目のゲームは「増やしたホクロはどこでしょう?」。菊池、比嘉、クリス、康介、おりた、A16の6人が選ばれ、3人1組の2チーム対決を行うことに。3人のうち1人を選び、服の外に出ている部分のどこかにホクロを書き足し、それを当てるというもの。クリス・比嘉・A16、菊池・康介・おりたの対決になり、クリスが見事菊池に足されたホクロを発見し、チームを勝利に導きました。
続いてのゲームはシンプルな「はし落としキャッチ」。なみちゃん、おりた、康介、クリスが選ばれ、こちらもクリスが勝利を収めました。
ここで「俺が群を抜いてポイント取っているから、全員参加で何かやろう」と菊池が提案。白井が賛同し、誰か1人にゴルフのグリーン役になってもらい、くしゃみでピンポン玉を口にホールインさせるという「くしゃみゴルフ」を行いました。コンビ名にグリーンが入っている、という理由でグリーン役に選ばれたのはA16。目隠しをされて上半身裸にされ横たわるA16に群がる出演者、そして気配に恐怖を感じ絶叫するA16という図に「今お客さん入ってきたら、何のプレイかと思われるよね」と菊池がもらし、客席からは笑い声が上がりました。
そして最後のゲームは「往年のギャグ1分間バトル」。いつもなら古きよき昭和のギャグを1分間やり続け、本気度を競い合うそうなのですが、今回は舞台が沖縄なので、「沖縄芸人のギャグをやり続けよう」ということになり、急遽クリスの「Very Merry クリスです!」で対決することが決まりました。
選ばれたのはクリス、康介、A16、なみちゃんの4人。しかし本気カウントがかなり厳しく、クリス本人のギャグなのに勝者はA16という結果になりました。ラストにもう1回、エキシビジョン対決ということで、康介と菊池が「こうすけ対決」を行うことに。菊池の圧倒的な速さと全力ぶりにステージにいた芸人全員が「これは菊池さん総合優勝するわけだわ~」と納得の雰囲気に変わります。
1分間が経ち、やはり勝者は菊池。「ゲストで来た先輩が総取りって、どんな悪徳業者?!」との声も上がりますが、白井はマイペースに「じゃ、みんな今日の感想教えて~」とエンディングに持ち込みます。マイクを向けられた比嘉は「純粋に楽しかった」、A16は「唾をかけられるプレイが楽しかったです」と発言し、みんなから「プレイって言うな!」とツッコミを受けていました。クリスは「残りのゲームもいつかやりたい」と話し、それを受けた康介が「月1くらいでやりたい」と発言。菊池に「月1だなんて、お前いかれてる」と手厳しいツッコミをされました。