和牛、漫才ばかり披露するカウントダウンライブでネタ中に2019年の幕開けをお祝い!『和牛のカウントダウンライブ』レポート
2018年12月31日(月)、東京・六本木トリコロールシアターにて、『和牛のカウントダウンライブ~総勢1組による漫才したり漫才やったり漫才しまくる平成最後の年越しイベント!!~』が開催されました。
これまで劇場メンバーやユニットライブを行なっているメンバーとなど、さまざまなカウントダウンライブを行なってきた和牛ですが、たった1組でカウントダウンライブを開催するのは今回が初めて。六本木の劇場前には遅い時間にも関わらず、プレミアチケットをゲットした観客が長蛇の列を。ライブのタイトルに違わず、漫才中にカウントダウンを行うという彼ららしい方法で、新年をお祝いしました。
サンパチマイクの前に現れた和牛の2人は「ようこそお越しくださいました」(川西)「たくさん入っていただいて、大みそかに貴重なお時間をいただいてありがとうございます」(水田)と、まずは感謝。本ライブの開催が12月中旬に決定したため、「何かキャンセルした人もいるんですかね?」と呼びかけた水田は、観客の「初日の出」との声に「え、行けますよね?」と返答。川西も「太陽と約束してたんかな?」と続けて笑いを誘います。
一昨年のカウントダウンライブを振り返っている際には突然、2人の声にエコーがかかる現象が。まさかのハプニングにドッと笑いが起こる中、「(エコーの効果が)ある程で、ネタ作ったら楽しそうやね」と笑う川西。「今日は楽しんでください」と呼びかけて、1本目の漫才をスタートさせました。
デートをネタの題材としながらも、まったく違う角度からしゃべりを展開する漫才を2本披露したのち、都市伝説、和スイーツ、誕生日プレゼント、服屋の店員とさまざま題材の漫才を畳み掛けていきます。
『M-1グランプリ』など賞レースで見せるストイックな漫才も魅力的ですが、この日の和牛が終始、リラックスムード。ゆったりめのテンポで、お互いに笑い合いながら楽しんで漫才をする姿が印象的です。
6本目の漫才終了時点で、23時56分。このままウントダウンを祝うのかと思いきや、場内に再び流れる出囃子。サンパチマイクの前に立った和牛は、ドライブデートのネタを早速始めます。
川西扮する彼女の車に水田扮する彼氏が乗り込んでドライブが始まると、舞台後方にカウントダウン60秒前を表すプロジェクションマッピングが。カウントされる数字を見ながら、漫才を進める2人。ネタのキャラクターに入ったまま、「0」になったと当時に万歳しながら「今年はいい年にしたいわ!」(川西)「今年もよろしくねー!」(水田)などと新年の幕開けを喜びました。
その後、再び登壇。漫才の最中にカウントダウンを行うことは決まっていたそうですが、「ガチで漫才をやってるから、下手(の舞台脇)に置いてある時計で時間を見ていた」と話す川西。下手に背を向けるかたちとなる水田は時間の把握が難しかったようで、「さっきの漫才でこうやって(ドライブ中に窓を開けて乗り出す仕草をして)時計を見たらあと3分くらいしかなくて、ヤべー!ってなりました」と笑います。
また、この日来場したお客さまへ、和牛直筆の年賀状のサプライズプレゼントが! 客席を出る1人ひとりに「明けましておめでとうございます」と年始の挨拶をして、丁寧に年賀状を渡す2人でした。
1月27日(日)には千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で『新 ワッとしてギュッと!!~新ネタとトークと企画をギュッとした60分~』を開催。2月19日(火)、東京・よみうりホールにて開催される『M-1グランプリ』を盛り上げたファイナリスト&セミファイナリスト9組が出演する『新星漫才撰集~一番星になりてえなあ~』にも出演します。今年もさまざまな活躍を見せる和牛に、どうぞ注目ください!
【和牛】
『新 ワッとしてギュッと!!~新ネタとトークと企画をギュッとした60分~』
日時:1月27日(日)18時30分開場/19時開演
会場:よしもと幕張イオンモール劇場
チケット:前売2300円
『新星漫才撰集~一番星になりてえなあ~』
日時:2月19日(火)18時30分開場/19時開演
会場:よむうりホール
チケット:前売3000円/当日3500円
出演:和牛、ゆにばーす、マヂカルラブリー、インディアンス、ダンビラムーチョ、東京ホテイソン(グレープカンパニー)
ゲスト:とろサーモン、レイザーラモン
チケットは、チケットよしもと(http://yoshimoto.funity.jp)にて発売中!