最新ニュースインタビューライブレポート

« 旬のニュースをネタに白熱トーク!吉田たち・ゆうへいの結婚秘話まで飛び出した「オモ論議〜ポストよしもと会議〜」 | メイン | ガリットチュウ、ランパンプスらが出演! 市民のための環境公開講座25周年記念「市民のためのSDGsフェス」 »

2019年1月26日 (土)

『鯉のはなシアター』舞台挨拶に徳井義実が登壇!「主演させてもらえて感無量」と喜び語る

1月26日(土)、シネ・リーブル梅田にて、映画『鯉のはなシアター』上映後の舞台挨拶が行われ、主演の徳井義実(チュートリアル)と緒方かな子さんが登壇しました。本作は、広島ホームテレビと吉本興業が共同制作した、広島カープの珠玉秘話を映像化したシネドラマ。昨年9月より広島で先行上映、ロングランヒットとなり、昨年末には東京での上映がスタート。今回1月25日(金)より、満を持して大阪での公開となりました。

20190127000245-b4cd2fa7b57ce4c4a2fa29f2d262dad9a5b85db6.jpg

MCを務めるのは、アッパレード木尾。

20190126235734-ad75aee96b56e90931bc1c6c960ede1c04785c9d.jpg

スケジュールの都合で少し遅れて到着する徳井に先駆け、まずは緒方さんが登場。大阪に来るのは久しぶりだという緒方さんは、「今日は見てくださってありがとうございました」と挨拶。完成した作品を見ての感想をきかれると、「笑いあり感動ありで、ウルッとするところもある。お父さんとお母さんがカープの試合を見ながら盛り上がっているシーンは、『私が小っちゃい頃のうちと同じだ!』って(笑)。広島市民の家そのもので、それがすごく上手に再現されてました」と述べます。

緒方さんの長女も出演しているそうで、どのシーンかを明かすと観客から「ああっ!」という声が。広島東洋カープの緒方孝市監督夫人であり、現在は広島で暮らす緒方さんだけに、「広島のいいところは?」の問いには「人間だと思います」とキッパリ。「みんなすごくあったかく情の深い人が多い。たとえば大阪の方でも『カープファンだ』と言うとすぐ仲間に入れてくれるような感じ」と話しました。

20190126235811-8f8079f572eafb630a531b0a0e628275db15ec05.jpg

と、ここで徳井が到着! さっそく本作についてきかれた徳井は、「自分が出てるのに、めちゃめちゃ泣きまして。小学校の頃からカープのファン。京都の片田舎で、まわりは誰一人応援してないなか、ひとり応援してて...まさか、こんな映画に主演させてもらえるなんて思ってなかったので、感無量とはこのこと」としみじみ。出演依頼が来たときは、原作を手がけた桝本壮志さんが友人ということもあり、「わりとふわっとOKした。まさかこんないい作品になるとは思っていなかった」とか。広島カープの映画ということで、「野球関係者でもないし、広島県人でもない僕が出ていいものだろうか」という思いもありましたが、「監督の奥さん(緒方さん)が出ているので、それが抑止力になっている(笑)。ご本尊がいますから、皆さん何か思っても言いにくいはず」と笑いをまじえて心境を語っていました。

20190126235656-7219e71cc45e0a1606d6de4831dd19f6a9f36914.jpg

作中で徳井が見せる独特のポーズも話題に。緒方さんのお子さんたちは、映画を見たあと、気に入って何度も真似ていたそうで、それを聞いた徳井は大喜び。「監督から何かないですかと撮影当日に言われ、いろいろ動いてるなかで、『それでいきましょうか』と(仮)みたいな感じでやり出して、本番もそのまま...」と意外な"ポーズ誕生秘話"を披露したほか、さらに木尾のリクエストに応えてポーズを再現するひと幕もありました。

20190126235854-6b2c287062d250b94d9bb82cb063409b1c29e7a2.jpg

緒方さんは、「長いセリフもスラスラ言われてて『何でもできる人なんだ!』と感動しました。撮影期間がすごく短いっておっしゃっていたのに、すばらしい演技で...大好きなカープのお話だったから、すごい熱量で演じられたのかな」と"役者・徳井義実"を絶賛。一方、徳井は緒方さんの印象について「僕らが東京で仕事し始める前に結婚されたので、(仕事などで)お会いする機会がなかった。だから『わー! 中條かな子や!』ってうれしさがあった(笑)。しかも、監督の奥さんやし」とミーハー心をのぞかせてました。

20190126235934-49d4fab4ecf017137b7013372e7f40e7785adc65.jpg

なんと、作中に登場する徳井の絵が使われたエコバッグが、シネ・リーブル梅田で販売開始されたという発表も。「監督にニヤニヤしながら、小ばかにした感じで『描いてもらっていいですか?』と言われた(笑)」という徳井画伯の作品にも注目です。

さらに、好きなシーンについての質問には、「ラストの、僕と矢作(穂香)さんが橋の上で別れるシーンは、絵がキレイで好き」と徳井。もうひとつ、元・広島東洋カープの故・津田恒実投手のエピソードも挙げ、「リハから泣いてしまいそうになった。お芝居で泣かないといけないことは何度かあったが、役者じゃないんでそうそう泣けず、1時間ぐらい待ってもらったこともあるのに、あのエピソードだけは、本当に心の底から涙があふれそうになり、それを止めながらしゃべるという逆の作業をした。思い入れの強いシーンですね」と振り返りました。

20190127000055-415ce72f53172d00689c25d26ed0e1662b8036bd.jpg

最後は、「この映画をより多くの方に見てもらうためには、ひとりひとりのクチコミ、拡散が基本になってまいります。地元に根付いて、着実にファンを増やしていった広島カープのように、クチコミで評判を広めていってもらえたら」と呼びかけた徳井。客席からはひときわ大きな拍手が起こり、舞台挨拶は終了となりました。

【徳井義実】


20190127000142-bdb52709a3b7b1558d662961fa300f1484c0f210.jpg


『鯉のはなシアター』

監督・脚本・編集:時川英之(映画『ラジオの恋』『シネマの天使』)
主演:徳井義実 矢作穂香
出演:小越勇輝 高尾六平 八嶋智人 松本裕見子 尾関高文 石本竜介 小沢一敬 緒方かな子 那波隆史 末武太 東ちずる
製作:2018『鯉のはなシアター 広島カープの珠玉秘話を映像化したシネドラマ』製作委員会

※シネ・リーブル梅田(大阪市北区大淀中1丁目1−88 梅田スカイビルタワー イースト 3・4F)にて絶賛上映中!