トレンディエンジェル、おかずクラブが"SDGs漫才"を披露!「日経SDGsフォーラム×『就活NEXT 未来を変える会社2020年版』特別セミナー」内「よしもと×SDGsステージ」
1月31日(木)、東京・日経ホールにて「日経SDGsフォーラム × 『就活NEXT 未来を変える会社2020年版』特別セミナー」内「よしもと×SDGsステージ」が開催され、トレンディエンジェル、田畑藤本、おかずクラブが出演しました。
就活生に向けて"会社選びの基準にSDGsや社会貢献を取り入れていこう"をテーマに行われるセミナーである本イベント。SDGs達成に向けたさまざまな企業の取り組みについての講演やパネルディスカッションが行われる中、「お笑いを通してSDGsを知ってもらいたい」という吉本興業の取り組みとして、「よしもと×SDGsステージ」が開催されました。
「SDGsについて考え始めた人々」の映像が流れる中、まずはMCのタケトが登場。「SDGsについて考え始めた人々」が、SDGsの活動内容を知っていただくために吉本興業と国連広報センターが連携して制作されたムービーであることが説明されたあとは、就活中の学生たちに「いったん肩の力を抜いて、楽しくお笑いを見てください!」と、SDGsにまつわる漫才を披露する芸人を紹介します。
最初に登場したのは田畑藤本。田畑藤本はSDGsの17の目標のうち、「1.貧困をなくそう」をテーマに漫才を繰り広げます。「今日のセミナーを受けて、"貧困をなんとかしたい!"と思った方、いらっしゃいますか?」とお客さんに尋ね、手を挙げた人に「チャンスです。僕ら今、貧困なんです」と力強く明かし、笑わせていました。また、世界の貧困の現状について、現在8億3600万人もの人が貧困状態にあることや、その数字が実に世界の人口の11%であることなどが、藤本得意のクイズ形式によって明かされていくという、面白くもためになる漫才でした。
続いてのおかずクラブは、「3.すべての人に健康と福祉を」をテーマに漫才を披露。芸人になる前に看護師をしていたというオカリナが、当時のエピソードを話します。いわゆるホームレスの患者さんも受け入れていたというオカリナの病院では名前のわからない患者さんが多くいたそうで、その場合、倒れていた場所や見た目の特徴から「日本橋太郎」など、簡易的に名前が付けられていたそう。そんなユニークなエピソードも披露しつつ「日本では、名前も住所もわからない人でも医療を受けることができるんですよ」と明かすオカリナでした。
トリを務めたのはトレンディエンジェル。トレンディエンジェルはテーマをひとつに絞らず、いろんなテーマを盛り込みながら"SDGs漫才"を作り上げます。たかしの世代がゆとり教育であることを紹介し、「4.質の高い教育をみんなに」に絡めたり、斎藤が「僕は髪が早く乾くので、電気代を節約している」と豪語するなど、さまざまな形での「自分たちなりのSDGsへの貢献」をアピールする2人。しかし、いちばんウケていたのはお客さんに「笑いの節約はしないでください!」と訴えかけたことでした。
続いては「楽しく学ぼう!SDGsクイズ」のコーナーへ。このコーナーでは、お客さんにクイズを出し、正解者には「よしもとSDGsグッズの詰め合わせ」をプレゼントするというもので、芸人も全員登場してクイズを出題します。
「世界の最も豊かな8人が持っている資産は、貧しい人の資産の何人分にあたるでしょうか?」や、「地球全体をビニールプール1杯分とすると、普段使える水は〇〇1杯分」などの問題が出され、お客さんが次々正解していきます。答えがわかるたびに驚き、解説を聞いては感心する芸人たちでした。
最後にタケトが「みなさん、笑いながら少しでもSDGsを知ってもらえたでしょうか?」とお客さんに呼びかけ、「よしもと×SDGsステージ」は終了。就活中の大学生やその保護者の方々にも、新たな会社選びの基準を考えてもらうとともに、SDGsの活動についても考えることのできるいい機会となったイベントでした。
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