iPhone芸人・かじがや卓哉、ラフピー愛用者にiPhoneの便利な機能をレクチャー!
1月某日、吉本興業株式会社東京本部にて、スマートフォン用ポイントカードアプリ「ラフピー」によるイベント『iPhoneユーザ限定企画「かじがや卓哉のiPhone講座」』が開講されました。
「ラフピー」とは、よしもとによるポイントサービスを楽しむスマートフォン用アプリ。お笑いライブのチケットやグッズを購入して集めたポイントでお得な特典と交換できるほか、貯まったポイントによって助けがほしい人を応援できる特典など、笑顔を増やせるハッピーなアプリとして多くの方にご愛用いただいています。
今回は、ラフピーポイントで応募した方から抽選によって当選された5組10名のお客さまに、かじがやによる講座を楽しんでいただきました。
おなじみのブルーのTシャツ姿で登場した、かじがや。「僕は6~7年前からiPhoneを使うようになってから、さまざまな相談を受けるようになりました。今では年間1000件以上の相談が僕の元に来ます」と自己紹介すると、受講者から驚きのどよめきがあがります。
その後、「今日は知ることができて嬉しいと言われた機能を紹介します」と説明して早速、iPhoneの初心者的な使い方をレクチャーしていきます。
「まず文字入力したいので、メモを出していただいてもいいですか?」と告げますが、メモアプリを探せずに戸惑う人が。「この段階で止まってる方がいますね」とツッコんで笑いを誘います。
最新のiPhoneは横幅が大きいため、片手で文字入力ができずに苦労している人も多いそう。かじがやはそんな人たちへ向けて、キーボードを左右いずれかに寄せて片手で打ちやすくするという機能を伝授。「これをすることによって、打ち間違いが大幅になくなりますよ」と話します。
連続した同じ文字を打つ場合、通常では少し間隔を空けてからでないと打てないというのは、iPhoneユーザのみならず、Androidユーザにも当てはまる悩み。かじがやがキーボードの設定からフリック入力をオンにすると解消されると伝えると、実行した受講者から「なる! なる!」と喜びの声が挙がります。
中には、フリック入力をしていないという方も。かじがやは「この後、スマホの歴史は続いていくので、覚えておいたほうがいいですよ。パソコンのブラインドタッチは毎日打たないとなかなか覚えられないかもしれませんが、スマホで文字は毎日打つので、すぐに入力方法を覚えられると思いますよ」とアドバイスします。
さらにオススメの文字入力方法として、Siriを使った音声入力方法についても紹介。メモを押すと出てくる音声マークを押して「おはようございます! 今日は吉本興業東京本社に来て~」とちょっと噛みながら話したものの、Siriは的確に文字を変換。笑いが起こる中、「iPhoneも人間と一緒。少しくらい噛んでも、何を言ってるか伝わるじゃないですか。喋った言葉をアップルのサーバが読み取って意味を理解して変換していくので、少し噛んでもちゃんと文字変換してくれます」と説明しました。
続いて、バッテリーについてもレクチャー。使い切ってから充電したほうがいいと思っている人が多い中、「今のiPhoneは、途中で充電しても問題ないです。例えば50%減ったから充電しよう、で構わない。使い切ってしまうと、バッテリー内のイオンが溶ける。排水口に汚れが詰まって性能が落ちように、イオンが溶けると性能が落ちてしまうので、なるべく早めに充電したほうがいいです。iPhoneの場合、バッテリーが80%以下を指したら交換したほうがいいですよ」と丁寧に伝授。いきなり充電がなくなったりする場合は、全てバッテリーを使い切ってリフレッシュさせたほうがいいなど、実用的な機能紹介にみなさん、関心しきりでした。
講義中、かじがやは「せっかくなので、僕の話も」と、自身のこれまでについても紹介します。
「iPhone6の発売日が発表されていない状態で、この日に発売されるんじゃないかと想定してアップルストアに10日前から並んだ」のが、iPhone芸人としての始まりだったとのこと。「iPhoneの発売日に先頭で並ぶというのは、福男になるようなもの。メディアの注目がすごいので、僕も1番を目指して並んだんですけど、すでに並んでいる人がいて前から8番目だった」と回顧すると、受講者からは驚嘆の声がもれます。
並んでいる最中、突然のゲリラ豪雨に襲われたり、アップルストアの広告を貼り替える作業者の大きな警告音に睡眠を邪魔されたり、フランス人記者に取材されたり、サバンナ・高橋ら先輩芸人から激励を受けたりしながら、見事iPhone6をゲット。「僕は芸人ですから、どうやったらコメントが使われるかを考えて取材に応じてました」と話した通り、その日のニュースでは朝のみならず、夕方でもかじがやのコメントが採用されたそうです。
その後は、再びオススメのアプリとしてグーグルマップを紹介。「iPhoneにもアップルのマップアプリが入ってますが、歴史がある分、情報量が多いのでこちらをオススメしたいですね」とその理由について説明しながら、便利な機能について次から次へと教えていきました。
受講者からの「アラームのスヌーズの感覚って9分しか設定できないんですか?」という質問に、「残念ながら変えられないんですよね」と答えたかじがや。その理由について、「たぶん、最初のアラームを1分くらい鳴らして止めて二度寝したとして、その9分後だと10分なので、それくらいで二度目を鳴らすのがちょうどいいとアップルが想定しているんじゃないかなと思います」と話します。また、カメラの便利な機能として、ピントと明るさの合わせ方、パノラマの撮影の仕方も丁寧に伝えました。
最後はじゃんけんで買った3名に、最新著書『iPhone芸人 かじがや卓哉の もっとスゴいiPhone 超絶便利テクニック125 XS/XS Max/XR対応』(インプレス刊)をプレゼント。1人1人との記念写真にも応じました。
講座終了後、感想を聞くと「大人数の講座だとどれくらいの人がついてきているのか、確認が取れないことがあるんです。けど、今日は少人数だったので確認が取れて、教える身としてもすごく満足できました」と答えたかじがや。「人数が多いとどうしてもさっさと進めてしまいますけど、今日は元々その機能について知っていても立ち止まって待ってくれたので、すごくありがたかったです」と受講者に感謝します。
「今日は初心者の方が多かったので、そういう人に向けた便利な機能を伝えました。今日に限らず、いろんなところで講義をやらせてもらいますけど、ビジネス向け、大学生向けなどジャンルを限定してやっても良さそうですね」と、新しい講座についても展望しました。
【かじがや卓哉】