【5upカウントダウン】ミキ インタビュー
――間もなくカウントダウンライブがありますが、出演が決定した時はどう思われましたか?
昂生 コンビ結成した年に出らるので、すごいラッキーだと思いましたね。
亜生 僕はテレビで見ていた人と一緒なので…。劇場でもゼロメンバーの方に会うと、あ! テレビで見てた人や…!ってなるので…。
昂生 他人事のような感じよな?
亜生 近くで芸人さんを観れたぞって、地元の奴に自慢しようかと。
昂生 プロ意識をしっかり持ってね。
亜生 でもこれで、ようやく仲間入りができるかなという感じです。
――意気込みはいかがですか?
昂生 カウントダウンライブに出たぞっていう、何かを残したいですね。ただ参加したではなく、何かに携わりたいです。「え?いたっけ?」と思われることなく、「兄弟がおったな」ぐらいで全然いいので。何か爪痕を残したいですね。
――その秘策はありますか?
亜生 1万人の前ですもんね。半年前まで、そんなこと考えてもなかったもんな。
昂生 まさかそんなイベントに参加できるとは思ってなかったので。1万人ってどんな数なん?って感じです。5upとか、NGKのキャパが精一杯なんで。
亜生 僕はまだ、NGKにも立ったことないですからね。
昂生 お前、ギターできるやん。こいつ、昔バンドやってたんですよ。で、僕ら歌、好きやし。歌とかな? よくふたりでカラオケにも行くんですよ。仕事終わりでカラオケ行って、二人で歌ったりするから、その二人きりの空間を1万人の前でできると考えたら…。
亜生 すごい贅沢なことですね。贅沢なことですけど、誰が聞きたいんやという話ですよ。
昂生 兄弟で歌っているのとかあるやん。
亜生 『あずさ2号』か。
昂生 古いな。世界的にもあるやん。兄弟やったら何かできるやろう。
――ちなみにカラオケでは何を歌うんですか?
亜生 兄ちゃんはMr.Childrenとか好きで、兄ちゃん、こう見えてバラードが好きなんです! 気持ちよさそうに歌ってるんですけど、すんごい気持ち悪いんですよ。
昂生 気持ち悪くない。だから1万人の前でバラードを歌って、大拍手を受けたい。
亜生 大拍手なんか起こりませんよ。もしかしたら、1万人の悲鳴が聞こえるかもしれん。
昂生 そんなにキモくはないよ。お前は弟やからそう思うだけで、身内やから。他人はそんなに思わんやろ。
亜生 逆にお金を払わなあかんのちゃう?
昂生 何でやねん。でも、こいつはほんまに歌うまいです。知らん歌もよく知ってるから、教えてもらうこともあるんです。
亜生 僕発信で兄ちゃんの音楽の幅が広がるという。
昂生 基本、兄弟ってお下がりが多いじゃないですか。僕らってお上がりが多いんです。こいつから影響を受けることが多くて。今日もお前からもらったのばっかり。
亜生 僕が新しい服を買ったら兄ちゃんに上げるんです。基本、お上がり。今日着てる服もそうですね。
昂生 弟から影響を受けてます。いっつもな? 音楽でも弟が聴いてるのを聴いて、「ええな、それ! 兄ちゃんにも聴かせてくれ!」って言うんです。
亜生 恥ずかしい(笑)。
昂生 まあ、仲いいからな。変な感じなんですよね。でも幸せと言えば幸せなんですよね。二人で仕事できるのは。
――では、その仲の良さもカウントダウンライブでアピールして。
亜生 僕は一人で目立ちたいですけどね。僕だけ。
昂生 いやいや、兄弟で目立って、「5upよしもとにおもろい兄弟がおるで」って言われたらええやん。
亜生 僕のプロモーションビデオとか流されへんかな? サカナクションとか歌ってる映像。兄ちゃんはおらへんで。
昂生 ……俺一人やったら何もできへん。俺も参加したい。
亜生 楽器も何もできへんのに。
昂生 今から覚えたらいいやん。
――では、1万人のお客さんの前でやりたいことは?
昂生 僕ら家族の物まねがうまいんで、それをしたいですね。まあ、兄弟で芸人になって親は泣いてますけど。
亜生 僕たちはむしろ1万人を超えて、地元にいるお母さんにアピールしたい! お母さん、僕たちは兄弟で頑張ってますよ! だから安心して寝てね!!って。安眠してよ!って。
昂生 1万人おったら家族が来てもわからへんからな。もしかしたら来るかもしれん。
亜生 それはあり得る。僕のバンドのライブにも来てたからな…。
――次に、1万人のお客さんと一緒にやりたいことはありますか?
亜生 歌っていて、サビのところマイクをお客さんに向けて大合唱をしたい!
昂生 いやほんまに、芸人が言うことじゃないよ。
亜生 だって1万人なんかめったに集まらない。
昂生 芸人として前説やりたいですね。僕チーム、弟チームと分けて、拍手の競い合いとかしたい。
亜生 好きやな~、前説好きやもんな~、兄ちゃんは。
昂生 前説、好き! どっから来たんですか?とか無限に聞ける。前説やりたいですわ! 1万人の前で前説することもないですからね。これは絶対、人生においてもいい経験になりますからね!
亜生 確かにいい経験になりますね。
昂生 覚えてもらえるからな。ファイナルカウントダウンライブの前説はいいと思うわ。まず笑いがどんな感じが起こるか体感したいじゃないですか。
亜生 俺らがウケるかな?
昂生 わからへん。
――続いて、カウントダウンライブで卒業メンバーの皆さんの何が見たいですか?
昂生 卒業メンバーの方と絡んだことがほとんどないので…。
亜生 僕はテレビで見てましたよ! ずっとテレビで見ていたので、テレビで見ていたネタを見たいですね。袖で見たい! 袖で見ることなんてないよ~。皆さんの渾身のネタを見たいですね!
昂生 あと、僕たちの自己紹介も込めて、先輩方に僕たちのネタを見てほしいですね。これから5upよしもとを担っていくのは僕たちですよって。
亜生 袖に座っててもらって、終わった人からダメ出しを聞くっていうのはどうですかね?
昂生 アドバイスほしいですね。いろいろ聞きたいですね、為になる話を。いいアドバイスを聞きたいです。年越せるし、先輩方と一緒のステージに立てるし、本当に運が良かったです。
――最後に、楽しみにしていらっしゃるお客さんや、どうしようかなと思ってる方にメッセージをください。
亜生 1万人のお笑いライブなんてめったにあることではないですし、今を代表する若手の人たちがいっぱい出るライブなので、来て損はないと思います。これを機会に、笑い納め、笑い初めで。素晴らしいじゃないですか、1万人で年を越せたら。素晴らしいライブやと思うので。
昂生 そうやね。笑って年を越せるなんて一番いいことよ。しかもみんなで。こらからの若手の青田買いでもいいと思うので。このメンバーでやるのは、ほんまに最初で最後です。ネタやるし、歌もやるしで6時間もありますので、これはかなりお買い得だと思います!
亜生 安いな。
昂生 今、かなり通販みたいになってるけど、でも僕らからの手渡しチケットは3000円になりますし! これだけの数のネタをいろいろ見れて3000円はかなり安いです!
亜生 野外ライブではないので、暖かいです!
昂生 お客さんの顔を見ながらお渡しして、感謝の気持ちを込めてやろうと思います。お客さんも込みで楽しめるイベントになると思います!
【ミキ】
ミキ亜生(写真右/88年生まれ、京都府出身)とミキ昂生(写真右/86年生まれ、京都府出身)が12年にコンビ結成。
<公演概要>
THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE~
日時:12月31日(月)大晦日 18:00開場/19:00開演/25:00終演予定
場所:大阪市中央体育館(大阪市港区田中3-1-40)
チケット販売方法:芸人からの手渡し、チケットよしもと、チケットぴあ
料金:A席4000円(芸人からのお渡しチケットの場合は3000円)
出演:5upよしもと オールメンバー
※16歳未満は、成人保護者の往復時の同伴が必要です。
※16~20歳未満は、書面による保護者の参加承諾が必要です。