【5upカウントダウン】学天即 インタビュー
――今年、カウントダウンライブがあると知って、まずはどう思いましたか?
四条 ホップステップジャンプで行くと思ったら、ホップくらいで終わってしまって。
奥田 ジャンプ台がくぼんでて、足ぐねって。秋になって急に話が来たって感じですね。
四条 1万人、続いてたんや!って。ここに至るまでのいろんな思い出がつまっているので、やってくれてうれしいですね。
――では、そんなカウントダウンライブに向けて意気込みをお願いします。
奥田 いや~ねぇ? アーティストみたいですよね、1万人のカウントダウンなんて。ま~後にも先にもできるかどうかはわからないですから、悔いのないように。次にあるかわからないですからね。
――カウントダウンライブでやりたいことはありますか?
奥田 僕は夏の「Super 0crew Fes」でもやったんですけど、全力でももクロをやりたいですね。あれはちょっとずつ会場を広げていきたいので、カウントダウンライブでは思いっきり踊ってやろうと思ってます。
――ももクロの他のメンバーもそう思っている?
奥田 全員、カウントダウンでやるやろうなって思ってます。全員。これはね、偉そうな言い方になりますけど、ライブが6時間あるじゃないですか。6時間の内容を決める時に、逆に作家陣、社員陣がももクロに頼ってくるやろうなと。「ももクロさん、お願いします」と。「ここ、中だるみしそうなところ、ちょっとももクロをお願いします」とむしろ来るやろうなと。あとはこっちが仕上げて待っておくだけです。「やった方がいいんじゃないですか?」と言わなくても、オファーが来ると思います。これは堅いですよ。なかったら、え~!?みたいな、斜に構えた見方でカウントダウンを見てしまうと思います。ももクロなしでどれだけできるんかっていう。どんなもんなんだいと。やってごらんよと。
――なるほど。では、四条さんは?
四条 僕は1万人全員で年越しそばを食べたいです。
奥田 何なん、その静かな時間。
四条 ないでしょ? 舞台に全員出て、会場の皆さんは入り口でそばをもらって。年を越してから全員で食う。
奥田 配ったら食中毒とかでややこしくなるから、持参や。汁もん持参って一番だるい。
四条 汁とそば、全員持参で。
――そういうふうにお客さんと一緒にやりたいこと、奥田さんはありますか?
奥田 何なんでしょうね。こっちの出る人数は200人くらいでしょう? もう、思いっきり、お客さんを200人ぐらい集めて入れ替えてみたいですね。お互いに見ている景色をひっくり返すということで。お客さんに何かやってもらおうか?
四条 まあ、確実に盛り上がるのはビンゴでしょうね。
奥田 多すぎる、盛り上がらんて。100人でも盛り上がらんと思うよ、ビンゴは。
――確実に盛り上がるものって何でしょうね?
奥田 季節がらできないですけど、真夏の野外ライブみたいに水をぶわ~っとかけるとか、それに近いことをしてみたいですね。
四条 あ~、人工の雪を降らすわ。
奥田 雪なぁ。二酸化炭素かな、CO2のヤツをサザンオールスターズの桑田さんばりにお客さんにやってみたいですね。あ、上から何か降らすのもええやろうな。
四条 絶対ええと思うわ。
奥田 カウントダウンをして、5、4、3、2、1でバーンってなって、その時に上から何が降ってくる。普通の紙吹雪じゃなくて、お客さんに喜んでもらえるようなものを。年賀状なのかな? 直筆の年賀状が5000枚くらい降ってくるんちゃいます? ヒラヒラと。
四条 それやったら番号ふってて、6番やったら6番で、景品が当たるっていう。
奥田 それはざんないやん。何なんそれ。景品を配るスタッフの人、そこから本番やん。1時から。1万人の行列ができてしんどすぎるやろ。
――5upよしもとの勢いなど、どう見てほしいですか?
奥田 やっぱりね、最後の大晦日、最後の人前になるかもしれない斉藤紳士さんですから。あの人の大暴れ、燃え尽きる寸前のろうそく、ここで燃えさかったところを見せないと僕は次はないと思うんです。それも本人もわかってはるでしょうから、卒業でもゼロメンバーじゃない卒業メンバーの皆さんの燃え盛り方をぜひ見てもらいたいです。斉藤紳士さん、おいでやす小田さん、ヒューマン中村さん、クロスバー直撃さん、三浦マイルドさんあたりの燃え尽き方をぜひ。燃え盛っていると思いので。
――ゼロメンバーでは6組が卒業して。学天即は次世代を引っ張っていくことになるのでは?
奥田 いや~、僕たちが引っ張っていくことはないと思いますよ。そんなタイプじゃない。それをやるのはカリスマ性とか必要なので。ジャルジャルさん、モンスターさんはそういうカリスマ性がありますから。
――そのカリスマは誰に託したいと思いますか?
奥田 誰でしょうね? GAG少年楽団とかじゃないですか? カリスマ性はありますから、GAGは。何かね、いいでしょう、あのトリオって。トリオ感が。3人ともバラバラで、仲良くなさそうやし。そのGAGにぜひ引っ張ってもらいたいです。僕たちは補助的に。矢面にはGAGに立ってもらって。
四条 ええ2番バッターとか、5番バッターみたいな。
奥田 そんなええとこちゃう。6番でいいよ、6バッターでおれればええ。
――そんな卒業メンバーにやってもらいたいことはありますか?
奥田 自分の立ち位置みたいなものを正式にバトンタッチをするというのを。俺のキャラはもう、お前やと、後任を決める。やる、やらへんはこっち側次第ですが、そう思ってたんやというのを。
――卒業メンバーからのご指名で、このキャラはあなたが引き継いでくださいと。
四条 僕、イヤっすよとかあるでしょうね(笑)。
奥田 あるやろうね。こっち来るな!!っていう(笑)。こっち見てるこっち見てる!!みたいなのもありつつ、先輩が自分の分身を置いていく。
――間もなく開催ですが、迷っている方もまだいらっしゃると思いますので、ぜひおすすめのコメントを。
四条 あれだけいっぱいの芸人が出ることはありません。あと、すごい青田買い感が出ると思います。得しますよ。
奥田 ジャルジャルさん、モンスターエンジンさんとか、卒業するメンバーがいる。彼らの最後の姿もありますし、このご時世で考えても若手芸人のカウントダウンライブなんてほんまにラストかもしれないですからね。来年、再来年も続けられるかはわからないじゃないですか。そこにもぜひ興味を持って見てもらいたいですね。
――では最後に、ファンの皆さんへお願いします。
奥田 僕の一押しのももクロをお客さんもそら、見たいでしょうから。もうわかるもん。そんな奥田を見たかったと。崩れきった、恰好をつけるもくそもない、あんな奥田を見たかったはずですから。
――ちなみに、ももクロやっている時はどんな気分なんですか?
奥田 もう、「Super 0crew Fes」の大阪公演の時なんかは、入ってきましたね、完全に、ももクロが。降りるどころか入ってきました。
四条 憑依されてたんや。
奥田 よかったですよ、あれは。ひとつ目覚めましたね。もう、やりきってしまえばいいんやと。面白いことを言っていないのにウケるという。やりきってしまえばウケるんやと。もうお笑いにもなっているし、気持ちいいし、これしかないですよね。
四条 なるほど。僕もじゃあ、Perfumeを。
奥田 あれは求められてないですよ。あれは緩いよ。
四条 あれも「Super 0crew Fes」大阪公演のトリを飾りましたから。あれは誰が見たいねんという3人ですけど、面白かったですからね。
奥田 ダンス下手やったもん、Perfumeは。
四条 ネタ以外の盛り上げがあると思うんですけど、その時に四条のはっちゃけ具合を見てほしいですね。
奥田 100人、200人おって、ちょっと端っこではっちゃけても誰も見てくれへんよ。真ん中でバーンとはじけな。
四条 そうですね。何かあった時の、はっちゃけ具合をね。
【学天即】
四条和也(写真左/81年生まれ、兵庫県出身)と奥田修二(写真右/82年生まれ、兵庫県出身)が05年にコンビ結成。
<公演概要>
THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと~前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE~
日時:12月31日(月)大晦日 18:00開場/19:00開演/25:00終演予定
場所:大阪市中央体育館(大阪市港区田中3-1-40)
チケット販売方法:芸人からの手渡し、チケットよしもと、チケットぴあ
料金:A席4000円(芸人からのお渡しチケットの場合は3000円)
出演:5upよしもと オールメンバー
※16歳未満は、成人保護者の往復時の同伴が必要です。
※16~20歳未満は、書面による保護者の参加承諾が必要です。