沖縄新喜劇INなんばグランド花月
3月13日、なんばグランド花月にて「沖縄新喜劇INなんばグランド花月」が開催されました。なんばグランド花月が沖縄一色染まったこの日、ライブにネタに新喜劇と、盛りだくさんの内容でお届けしました!
オープニングを飾ったのは沖縄県の石垣島出身の女性デュオ、やなわらばーのおふたり。透明感のある歌声で「いちごいちえ」を聴かせてくれました。
そして沖縄新喜劇の座長、ガレッジセールが登場。客席のほぼ半分が沖縄出身者というだけに、「沖縄の人は手拍子を促す前に、率先して叩きますね!」とゴリ、そのノリのよさを絶賛していました。
初めてなんばグランド花月の舞台に立ったやなわらばー、話題はユニット名の由来について。「ふたりとも小さくて子どもっぽいから、同級生からよく“やなわらばー”って言われていたんです」と東里さん。ちなみに、やなわらばーとは石垣島の方言で「悪がき」という意味だそうで、石垣島の前市長さんからは「本当にその名前でいいの!?」と念を押されたこともあったそうです。このイベントでやなわらばーのふたりは新喜劇にも参加することになっており、「コケてみたい」(東里さん「壁にぶつかったりしたい」(石垣さん)と気合十分(!?)。ゴリも「今日は大いにズッコケてください!」と期待をあおりました。
続いてのネタでは、沖縄出身のセブンbyセブンとスリムクラブが漫才を披露。セブンbyセブンは歌ネタもあり、玉城がボリュームたっぷりの声量で平井堅さんの「瞳をとじて」を歌い切ると、場内は万雷の拍手に包まれました。一方スリムクラブは持ち前のスローテンポな漫才でぐいぐいと、その世界観へと引き込み、笑いを誘いました。
そしていよいよ「沖縄新喜劇」の始まりです。オープニングテーマ曲も三線の音色を生かした沖縄バージョンとなり、俄然盛り上がる場内。沖縄の食堂「花笠食堂」を舞台に、ヒロイン役の玉那覇由規さんとセブンbyセブン・宮平の恋の行方を軸に花笠食堂での騒動を描いた本公演。ガレッジセール、スリムクラブ、セブンbyセブン、宮川たま子、諸見里大介といった沖縄出身芸人に加え、吉本新喜劇の未知やすえ、スッチー、松浦真也と個性的なキャラクターが続々と舞台に現れ、ドタバタ劇を繰り広げました。また、やなわらばーもさきに宣言したとおり、ズッコケにも挑戦、見事なズッコケを見せてくれました。
舞台中盤では、もうお一方のスペシャルゲスト、具志堅用高さんも花笠食堂のお客さん役として登場。「台本を読んでいない」という具志堅さんに、ゴリをはじめ、翻弄される新喜劇の面々。舞台上は瞬く間に“具志堅ワールド”に包み込まれ、摩訶不思議で軽妙なやり取りに笑いが絶えませんでした。また、シャドーボクシングも披露された具志堅さん、スリムクラブ・真栄田を一撃(!?)する場面もありました。地元だからこそ共感できる“沖縄あるある”もふんだんに盛り込んだ「沖縄新喜劇」、最後はやなわらばーを中心に、BEGINの「島人ぬ宝」を全員で歌い大団円。客席からは手拍子、指笛、カチャーシー(沖縄の踊り)が沸き起こり沖縄らしい盛り上がりを見せました。
この「沖縄新喜劇」は3月9日にご当地沖縄で初演を迎えたばかりで、なんばグランド花月での公演は2回目。エンディングでは、「お笑いの殿堂で上演できてよかったです。それは吉本新喜劇メンバーの協力があってこそ。また次も上演できますように!」と熱く語るゴリ。未知も「沖縄のみんなの優しさを感じることができて、この舞台に立ててよかったです。具志堅さんを生で見れたものよかった! 素敵な舞台をありがとうございました」と感激。やなわらばー・東里さんは「無事、コケることもできて楽しかったです!」とご満悦。石垣さんも「本当に楽しかったです。具志堅さんは本当に石垣島が生んだ大スターだと思いました!」と、“具志堅ワールド”に魅了された様子。そして具志堅さんも、「すごいメンバーと一緒にすごい舞台に出て緊張しました! でも、緊張の中でやってるから楽しくできました。感謝です!!」と笑顔で感想を語られました。
かくして「沖縄新喜劇」は大成功、次回の上演が決まりましたら、ぜひ遊びに来てください! 地元ならではの“あるある”も盛りだくさん、ご当地新喜劇をどうぞお楽しみに!
ガレッジセールの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/16/
スリムクラブの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/462/
未知やすえの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/686/
セブンbyセブンの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/465/
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