最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー_よしもと幕張イオンモール

2014年1月18日 (土)

「今年は勝負の年」と意気込むDVD1万枚プロジェクト敢行中のグランジが、全国ツアーを熱く語る!

現在「DVD1万枚プロジェクト」まっただ中のグランジが、全国ツアーを敢行します!
ツアー初日となった1月5日(日)、東京・ルミネtheよしもとのライブでは、現在の売り上げ枚数が6189枚と発表され、ガッチリと固く抱き合った3人。運命の5月12日に向けていっそうの結束を高めるグランジに『第3回DVDダイレクトショッピング』終了後、ツアーやDVD1万枚達成へ向けての意気込みを熱く語ってもらいました。

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――今回のツアーでは東京を皮切りに千葉、北海道、大阪、愛知、福岡、広島でライブを行う予定となっていますよね。

五明 そうですね。僕ら全国をまわるのは今回が初めてというか。
遠山 2012年に五明の地元・千葉県柏、大の地元・秋田、僕の地元・北海道と3ヵ所だけで凱旋ツアーはやったことがあるんですけど、こんなふうに津々浦々まわるツアーは初めてなんですよね。
大 とはいえ、ライブはいつも通り、多くの笑いを取るっていう心意気で挑むだけです。とにかく、たくさんのお客さんが入ってくれたらいいなと思いますけど。
遠山 しょっぱなの幕張の集客がちょっと厳しいみたいですけど、大阪などいままでライブをほとんどやっていないところにも行くので、皆さん、来てくれるだろうと信じてます。
五明 ゲストも呼びますしね。

――ツアー初日である1月5日(日)のライブでは、漫才1本とコント4本を披露。さらに、さまざまな芸人さんとの即興コントを行なうなど、バラエティに富んだ内容でしたね。

遠山 そうですね。いつもの単独とはちょっと違う感じというか。
大 要は、ライトミドルです。

――……はい?

大 パチンコ台に喩えてみました。フルスペックではなく、遊びやすいライブというか。
遠山 (笑)お客さんが来やすいライブだったってことだよね? いつもはとは違ってコーナーをやったりしたんですけど、ほかのところはそういうものではなく、通常通り、ネタだけのライブにします。ネタの本数も(この前のライブより)もちろん増えますし、ゲストの方にもネタをやっていただくつもりです。

――ゲストはまだ発表されていないですよね?

大 まだ決まってないって言ったほうが早いんですけど、いつものライスと犬の心じゃなくて、いままでにない意外な組み合わせのゲストを考えているんですよ。もちろん、その2組がゲストになるところもあるかもしれないですけど、慣れ合いはもうやめて、先輩など刺激をもらえるような方々を呼べたらなと思っています。

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――コントと漫才、どれくらいの割合でやろうとかは既に決めているんですか?

遠山 大も言ってますけど、ツアーを進めながらいろいろと変えていこうかなと。例えば、次の幕張での反応を見て改良をたくさんしていきたいなと思ってるんですよね。
大 とにかく同じことはしません。ネタは同じだったとしても、何かしらの変化をつけて毎回違うものをやるようにします。
遠山 じゃないと、ツアーをやる意味がないですからね。もちろん、DVDを売ることも大事なんですけど。
大 そうですね。僕らは芸人なので、DVDを売るのは二の次。とにかくライブでは面白いことをとことんやっていこうと思ってます。

――五明さん、ずっと黙ってますけど、お2人の言い分に意見はありますか?
五明 …………質問なんでしたっけ?

――(笑)いや、遠山さんはライブごとでネタに手を加えていきたいと話されていましたが、五明さんもネタをつくっているお1人なので、意見を伺いたいなと。

五明 あぁ(笑)。そうですね、地方だからこそ来てくれるお客さんもいれば、一緒にツアーをまわってくれるお客さんもいるので、そういう方々全員が楽しめるような内容にできればいいかなと思ってます。で、このツアーで今年の『キングオブコント』に懸けられるコントができれば、より良いですよね。ライブを重ねるごとに、僕ら自身が大きくなっていきたいとは思いますけど。
大 昨年、『キングオブコント』『THE MANZAI』両方のファイナリストになった天竺鼠を見習っていきたいですよね。僕ら、恵まれていることにコントも漫才も両方できるトリオなので、両方行くっていう気合いを見せていきたい。バイきんぐの小峠さんが、飯行ったときに「グランジは決勝に絶対行けるよ」って言ってくれたんですよ。(NSCの同期であり、元相方である)かもめんたるの岩崎も「決勝行ける」って言ってくれた。『キングオブコント』チャンピオン2組に言われたからには、絶対行けると信じてます。

――かもめんたるさん、『キングオブコント2013』のDVD発売に向けてのニュースセンター掲載のインタビュー(http://news.yoshimoto.co.jp/2013/12/dvd2013-b26c.html)で「グランジのDVDの売り上げも気がかりだ」(岩崎さん)「キングオブコントのDVDとあわせて、グランジの告知もすればいいんだ」(槙尾さん)って言ってましたよ。

五明 うれしいなぁ。同期でよかった!

――五明さんは? 誰かから何か言われました?

五明 ……ブログのコメントには何件かあります。同じ人が書いてくれてるだけかもしれないですけどね(笑)。
遠山 僕もお母さんに「絶対、決勝行けるよ」って言われてるんで、大丈夫だと思ってます。
大 まぁ、今年は勝負の年になりそうですよ。DVDも1万枚売らなきゃいけないし、これ以上、だらだら芸人やっててもしょうがないですからね。

――大さん! やっとやる気になったんですね!

大 ……いや、俺、外に出してないだけで、やる気はいつもありますよ。 

――本当ですか?

大 今年から、俺は自分の芸人論を語っていきます! 俺、いままでは言わなかったですけど、自分に何もないってわかってるから、ずっとがむしゃらにやってきましたから。目の前のお客さんを笑わせるためには、努力するしかないんですよ。舞台に出させてもらっている現状、僕らを指示してくれているお客さんがいる現状に対して、がむしゃらでやるしかないんだから。
五明 そう言うけど、やらかしてることも多いよね? がむしゃらにやってきたなら、絶対そんなふうにならないよ。
遠山 ははは! いま、2対1の構図が完全にできあがりましたね。

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――そのようですね。五明さんがこちらに加勢してくれました。

大 まぁ、俺は五明と比べたらダメなヤツです。でも、しゃあない! そういうキャラクターなんです! それに僕がいるから、五明が映えるんだと思いませんか? グランジが3人とも五明みたいなヤツだったら面白くないじゃないですか。
五明 ……自分でこういうことを言えるから、大ってすごいんですよね。

――ですね(笑)。

大 でも、自分で言わなかったら誰が言うんだっていう話でしょう? なんのために、口が付いてるんだってことでしょう? 俺は常に主観で生きていきたいんです。だから、精神論ですよ。

――要するに自分にそうやって言い聞かせることで、高いモチベーションを保ちたいということでいいですか?

大 そうです。マインドコントロールです。そこしか、すがるものはないですから。

――とはいえ、「DVD1万枚プロジェクト」は、ある意味すがってもいい企画なんじゃないですか? やり遂げるのはもちろん大変だとは思いますけど、正直な話、会社がここまでバックアップしていろいろと企画してくれるって、かなりすごいことですよね。

遠山 いやぁ、本当ですよ。会社にかまってもらえたのは、今回が初めてです。これまでは10年くらい後輩の社員にアゴでしゃくられながら「次、あっち移動して」ってタメ口で言われてましたけど、いまはいろんな社員さんが「どんな感じなの?」って気遣ってくれて……本当に有り難い話です。

――ツアーにしても、費用はかなりかかりますよね。グランジさんはコントをやられるので、衣装や小道具の運搬費もかかるでしょうし。

大 だから、どれくらい経費を押さえるかっていうことも大事になってくるんでしょうね。
遠山 僕らそれぞれ、何枚あるかわからないくらいの手売り分のDVDを持ってるんですけど、その手売り分から交通費を捻出するとかなんとかっていう噂も……。その売れ行き次第で、新幹線移動になるのかぎっつぎつの高速バス移動になるのかが決まるらしいんですよ。
五明 冷静に考えると、なんで交通費出ないんだろう?とも思いますけど、みんなで一生懸命やってるからいいかって。
大 そうだよ。俺らはやるしかないですから!
遠山 でも、ただ売ってもしょうがないというか。もちろん売り切るのは至上命題なんですけど、僕らは芸人なんでエンターテイメント性を出しながら売っていかないといけないとも思っているんですよ。だから、売るにあたってのプロモーションの仕方ももうちょっと詰めていかないといけないなと思っています。あと、これは誰かに訊いた話なんですけど――演歌歌手がシングル100万枚を必ず売る方法っていうのがあるらしくて。

――それはなんですか?

遠山 30年、40年かけて、全国をまわることらしいんですよね。だから、その精神とエンターテイメント性を兼ね備えて、このプロジェクトを乗り切りたいなと。
大 悲壮感だけは出したくないですからね。面白おかしくやってますってことを見せていきたいですね。

――もちろん、グランジさんの芸人人生は1万枚売り切って終わりではないですからね。どちらかといえば、1万枚売った先のことを考えないといけないわけですし。

遠山 そうなんです! “はい、1万枚売りました。お疲れさまでした!”ってなるのが、いちばん恐ろしいですよね。
大 可能性としては、60%くらいの確立でそうなりそうだけど。
遠山 だからこそ、この5ヶ月で収穫をたくさん得られる方法を模索していかなきゃいけないなと思っているんです。
大 そういう意味でも、本当はもっといろんな地方をまわりたいんですよ。大輔がラジオをやってる月曜から金曜までは無理かもしれないですけど、ほかの日のスケジュールを全部、ツアーにまわして各地の公民館とかで何かできたら、いちばんいいんですけどね。
遠山 僕らのやりたいっていう気持ちは、会社にも伝えてるんです。例えば、広島に行くならその前後で――単独ライブはさすがに無理でしょうけど――30分〜1時時間くらい、漫才やってお話ししてDVD売らしていただける機会ができればなって話していて。
大 握手して、感謝の言葉を直接伝えていきたいんです。それができたときこそ、いちばんいいプロモーションができたって言えるんじゃないかなと思ってます。
五明 沖縄にもDVDの販促へ行きたいよね? ダイレクトショッピングをやっていても、沖縄の人から注文がないんですよ。
大 俺、2人くらい受けたよ?

――絶対数が少ないっていうことですよね。電話をかけて来てくれるのは、どこの県の方が多いんですか?

大 いちばん多いのは福岡かな。
遠山 僕、青森が多いです。
五明 わかる! 青森と長野が多い。長野はCDショップにほとんど置いてないらしいんですよ。

――じゃあ、長野にも行けたらいいですよね。

五明 そうですね。で、行きたいって言ってるだけで終わらせないようにしないといけないなって。
大 そうそう、やらないといけないよね? 俺、囲碁将棋の神奈川県全市町村ツアーがいいモデルケースだと思っているんですよ。あれ、公民館とか駅前でやってたじゃないですか。車とかで各地をまわれないかなぁ。
五明 まぁ、3人とも免許持ってないんで、車が動くことはないけど。
大 そこはスタッフに運転してもらおうよ。

――確かに、そういう挑戦が観たいですね。

大 でしょう? 当初、どさ回りをやるつもりでこの企画を始めたはずなんですけど、割と企画自体がスマートな感じになっちゃってますよね?

――そうなんです。グランジさんにあるダイナミックで大胆不敵なイメージと、このプロジェクトの企画が若干合ってないような気もするというか。言い方は間違っているかもしれませんが、必死になっているグランジさんが観たいのにそういう骨頂的な頑張りが観られていないのは少し残念です。

五明 やっぱり、そうですよね。
大 だから、どさ回りしたいんですよ。そうしたほうが芸の腕も上がるでしょうね。DVDを売るために、変則的なお客さんの前でネタをやることもあるわけですから。……そういう次のステップを考えなきゃいけない時期にさしかかってるってことかもしれないですね。

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――そういう中で、以前との変化も感じているんじゃないですか? 例えば、このプロジェクトを始めて、街中で声をかけられることが多くなったとか。

大 それはあります。知名度が上がってるとは感じないですけど、街で声をかけられる機会は増えました。協力してくれるCDショップも方もいるので、挨拶へ行ったりもして。
遠山 タワーレコードさんとかね。僕らのことを宣伝してくれるショップ店員さんと、Twitterでやり取りもしています。
五明 タワーレコード旭川店のスタッフさんが、すごく宣伝してくれてるんですよ。有り難いんで「コメント送りますよ」ってTwitterで連絡したら、ダイレクトショッピングをやっている最中にも、連絡をくれたんですよ。「ちゃんとご挨拶したかったんです」って。そういう人とのつながりも感じられますよね。
大 有り難い話ですよ。さっきも(ガリガリ)ガリクソンが電話くれて、1枚買ってくれましたしね。

――人の優しさをひしひしと感じている日々なんですね。

大 いいことしか感じないです。俺、東南アジアで有名な日本の自動車メーカーのCMつくってる人と知り合いなんですよ。その方もDVDを買ってくれたんですけど、面白かったからって新しく東南アジアで流すCM制作会議で、僕らのことを推してくれたんですって。結局ダメだったらしいですけど。
遠山 すごいじゃん!
大 まぁ、僕らとアイドルでプラン出したっていうから、その人自体、かなりトチ狂ってるなとは思うけど……。でも本当に有り難かったし、うれしかったですね。

――応援してくれる人たちへの恩返しをするためにも、また1万枚売った先のグランジさんの未来をより良いものにするためにも、ツアーの成功っていうのは絶対不可欠ですよね?

遠山 もちろん! DVDで初めて僕らを観たという方もいらっしゃるみたいですし、そういう方の中には近くに来るならツアーにも行ってみようって思ってくれている方も結構いるっぽいんですよ。そういうことを訊くと、より気合いも入ります。
大 ツアーにはDVDを買ってライブにも足を運んでくれるっていう人が半分以上観に来てくれるでしょうし、DVD以上のパフォーマンスをしなきゃいけないですよね。

――ちなみに、『豚で終わるか狼で死ぬか』っていうツアータイトルはどうやって決めたんですか?

遠山 「DVD1万枚プロジェクト」をどうするのか、8〜10時間くらいぶっ通しで話し合う会議っていうのを回数重ねてやっていまして。最初の頃に「会議全体のプロジェクトタイトルを決めよう」っていうことになって、みんなでいいと思ったものを出して、ホワイトボードに書き出して多数決で決めたんです。そこで、決まったプロジェクトタイトルそのものですね。大が考えたんですけど。

――やっぱり。大さんっぽいなと思いました。

大 これ、実は『カメレオン』っていう、俺らが中学生くらいのときにあったマンガからいただいた台詞なんですよ。乱鬼龍っていう暴走族にいる久米くんっていう登場人物が血だらけの特攻服着て、自分を裏切った主人公の矢沢に向かって「おい、矢沢。豚で終わるか狼で死ぬか選べ」って言うんです。そこからいただきました。
遠山 そうだったんだ。初めて知ったわ!

――いい台詞ですね。

大 そうなんですよ。誇りを持って死ぬのか、そのまま死ぬのかっていうね。
五明 俺らっぽくていいよね。
遠山 いいよね。で、全国ツアーのタイトルもあれでいいんじゃないっていう感じで決まったんですけど……よくよく考えたら、どっちも死んでるんだよね? いや、そこがいいなとも思うんだけど。
大 久米くんは矢沢にどちらかを選んで死ねって言ったけど、俺らの場合はいま死ねってことじゃないから。いずれ死ぬならどうありたいか、だから。だったら、狼で死ぬほうが崇高だよな?
五明 確かに、狼で死ぬほうを選びたいよ。
大 そういうことだよ。あと、狼っていうとシベリアンハスキータイプを思い浮かべると思うけど、俺が思ってるのは中央アジアタイプの狼だから。
遠山 ……そう言われても、全然イメージが出てこないんだけど。
大 このインタビューを読んでる皆さんも、あとで画像検索してください。細いタイプの狼ですから。とにかく現状維持は退化でしかないから、進化していこうっていう意味が込められています。
遠山 本当にすごくいいタイトルだと思うけど、マンガから拝借したっていうのを聞いたいま、作者からクレームが来ないことを祈ります(笑)。
大 いや、大丈夫だよ。加瀬あつし先生はきっと「よく覚えていてくれたね」って喜んでくれてるよ、きっと!

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――では、グランジさんの今後を左右するツアーへの熱い意気込みを、ニュースセンターを読んでくださっている皆さんにぜひ伝えてください。

遠山 “食べてみたら意外とおいしかったじゃん”ってこと、あるじゃないですか。お笑いも同じで、劇場に足を運べば“生のライブってこんなに面白いんじゃん”って必ず思ってもらえるはずなんです。僕たちも最大限の力で面白いことを見せたいので、これを機会にお笑い、そして僕らにハマっていただけたらうれしいなと。そういう心づもりで、全国をまわらせていただきます! よろしくお願いします。
大 そうだね。生で観てほしいし、僕らグランジの舞台はわくわくできる要素が強いはず。そのわくわくを、肌で感じ取ってもらえたら幸いなり!
五明 もちろん各地、来ていただきたいんですけど、ひとまず1月25日(土)、劇場に来る来ないは別として、イオンモール幕張新都心には遊びに来ていただけたらと。で、ぜひ僕らのライブも観てもらえたら、なおうれしいですね。幕張、すごくいい劇場ですから。
遠山 そうだね、
五明 ただ、最寄りの海浜幕張駅からイオンモールまでは遠いので、開演1時間前には最寄り駅まで来てください。建物がとにかく広いので、劇場までたどり着くにも時間かかりますから。
遠山 バスに乗ったら豊砂公園っていうところで降りて、歩道橋を渡って公園を突っ切って、車に気を付けながら横断歩道を渡ってください。それが駅からいちばんの近道です。バスターミナルまで行っちゃうと、劇場だと思ったところがペットモールだっていう可能性もあるので。
大 俺もこの前、バスが変なところで停まって、迷って大変だった。ただ、観るところはたくさんあります。イオンモール自体、家族で楽しめるところばかりですから。
遠山 1月25日、ご家族をお誘い合わせの上、ぜひいらしてください!


●ツアー情報
1月25日(土) 
グランジDVDプロジェクト「豚で終わるか狼で死ぬか全国ツアー~
あなたの街まで届けにいきます~in幕張」
場所:よしもと幕張イオンモール(千葉)
時間:18:00開場 19:00開演 
チケット:前売2000円/当日2300円
チケット発売中

2月1日(土) 
グランジDVDプロジェクト
「豚で終わるか狼で死ぬか全国ツアー~あなたの街まで届けにいきます~in大阪」
場所:5upよしもと(大阪)
時間:20:15開場 20:30開演 
チケット:前売2000円/当日2500円
チケット発売中

2月15日(土) 
グランジDVDプロジェクト
「豚で終わるか狼で死ぬか全国ツアー~あなたの街まで届けにいきます~in札幌」
場所:札幌スクールオブミュージック(北海道)
時間:18:30開演 
チケット:前売2000円

3月1日(土) 
グランジDVDプロジェクト
「豚で終わるか狼で死ぬか全国ツアー~あなたの街まで届けにいきます~in名古屋」
場所:今池ガスホール(名古屋)
※時間は追ってご案内します
チケット:前売2000円

3月9日(日)
グランジDVDプロジェクト
「豚で終わるか狼で死ぬか全国ツアー~あなたの街まで届けにいきます~in福岡」 
場所:あるあるYY劇場(福岡)
時間:18:00開演 
チケット:前売2000円

3月
グランジDVDプロジェクト「豚で終わるか狼で死ぬか全国ツアー~
あなたの街まで届けにいきます~in広島」 
日程・場所・時間は追ってご案内します
チケット:前売2000円

●DVD情報
グランジ BEST NETA LIVE
価格:2000円(税込)
よしもとネットショップplus Yahoo!店
http://store.shopping.yahoo.co.jp/shop-yoshimoto/yrbn90634.html
よしもとネットショップplus 楽天市場店
http://item.rakuten.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90634/


グランジTV 
http://www.youtube.com/user/grungetv100

グランジTwitter
https://twitter.com/grunge_dvd

グラ ンジFacebook
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【グランジ】

2014年1月 6日 (月)

すーなかが地元・幕張でクリーンに? 単独ライブを控えたロシアンモンキーインタビュー

2014年1月15日(水)、よしもと幕張イオンモール劇場にて、単独ライブ『幕張モンキー』を開催するロシアンモンキー。
2013年の12月20日に千葉県内にオープンしたばかりの同劇場にとって、芸人の単独ライブは初となるだけに、関係者も注目するなか、現在の心境、ライブの内容、そして幕張在中のすーなかが、とある野望(?)を語ってくれました。

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(左:すーなか/右:川口清行)


――よしもと幕張イオンモール劇場の舞台にはもう立ってるんですよね?

川口 はい、(取材日までに)もう2回立ちました。いい劇場ですね。2階席があって、1階席には段差があって、NGK(なんばグランド花月)をギュッとさせた感じといいますか、漫才がやりやすいです。楽屋から舞台に行くまでの廊下があるんですけど、そこがめっちゃかっこいいんですよ。花道みたいな。

――すーなかさんは……芸名は正式に「すーなか」でいいんですよね?

すーなか はい。自分でも馴染んでないんですけど(笑)。
川口 誰もしっくり来てないな(笑)。

――では、すーなかさんと呼ばせていただきますが、劇場の近くに住んでいらっしゃるとか。

すーなか そうなんです。嫁の地元なんですけど、たまたま幕張に住んでたら近くに劇場が出来ました。ママ友経由で、結構前から「よしもとの劇場が出来るらしい」みたいな情報があったんですよ。「そんなことってあるんかなあ」と半信半疑だったんですけど、実際にオープンして、めっちゃうれしいですね。
川口 入り時間の10分前に家を出て、余裕で間に合うっていうから、うらやましいですよね。

――近すぎですね(笑)。近すぎて嫌なことはないですか?

すーなか ないですよ(笑)。毎日、幕張からここ(新宿)まで通ってたわけですから、楽ですね。
川口 地元の人が来るところやから、例えば嫁の友達が観に来てて、そこでスベることが出来ないっていうのはあるね。
すーなか 今住んでる地域の人は、みんなこぞってイオンモールに行きますからね。

――ゲスな話とか出来ませんよね?

すーなか そうなんですよ。実は僕、結構ゲスいことを言うんですけど、幕張では一切言わないです(笑)。
川口 クリーンなお父さんで通したいみたいで(笑)。

――逆にこれまでのファンは、クリーンなすーなかさんを幕張に観に行くっていうのもアリですよね(笑)。

川口 そうですね。今度の単独ライブは、今までとちょっと変わるのかなっていう話はしてます。漫才に地元のあるあるネタとか、放り込んだり。
すーなか 東京では、若いお客さんばっかりの前でやるんですけど、今回、いろんな層が来る可能性が出てきたんで、ちょっと内容も考えなって。オープン前のプレオープンの時に、地元いじりみたいなことをやってみたんですけど、信じられへんくらいウケるんですよ(笑)。ほんまどうでもいいようなことですけど、「駅前のあの店、看板デカいけど地元の人は行ったことない」とか。そういうので主婦たちがゲラゲラ笑ってましたね。

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――ファミリー層のお客さんが増えそうですね。あと、今回のゲストに、マキシマムパーパーサムと相席スタート、ミルククラウン竹内さんの3組を迎えます。

すーなか いつも出てもらってるメンバーでして、そのなかの何人かでユニットコントをやるんで、2人きりのコントはないかもしれないですね。
川口 うちらの悪い癖で、2人でコントやっちゃうと5分のネタが15分、20分になっちゃうんですよ。 すーなか 普段、コントやらないんで、楽しくなっちゃうんですよね(笑)。
川口 ウケたらそこを何回もやっちゃったり。「結局、何がやりたかったんやろう?」というネタにしかならないので。
すーなか お客さんの感想が、「面白かったけど、中身一切ないよね」とか(笑)。

――お笑いライブとしては、最大級の褒め言葉じゃないですか(笑)。それから、相席スタートというコンビについては、お二人はどう見てますか?

すーなか いいコンビですね。面白いですよ。
川口 絶好調ですしね。
すーなか 芸人って、成長するんですよね。最初、山添を出した時、ホントにウケなかったですよ。何やっても。
川口 緊張もしてるしなあ。
すーなか アドリブOKみたいなコントで、全然ウケないんですけど、ここ2、3回くらい、信じられへんくらい爆笑取って帰るんですよ。

――何かあったんでしょうかね。

すーなか 前のコンビの解散を機に、ウケるようになったというか。
川口 前回もそうやな。うちらが舞台に出ず、影ナレをするコントで、山添と新喜劇女優の鈴木那奈さんに出てもらったんですけど、あれが一番面白いっていうアンケートが多かったです。

すーなか 「俺ら出てへんがな」っていう不満がありますね(笑)。

――『THE MANZAI2013』では、認定漫才師に残り、決勝のワイルドカード争いをしましたからね。

すーなか 2人とも、もともとポテンシャルが高いんですよ。

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――改めて、すーなかさんの地元・幕張に劇場が出来たことについてお聞かせください。

すーなか かなり我々にとって、追い風になるんじゃないかと読んでるんですよ。住人が一気によしもとの芸人に、親近感が湧くじゃないですか。いくらルミネtheよしもとに出てても、幕張の人からしたらよくわからんと思いますよ。でも、イオンモールに出てるってなったら、周りの評価も上がりそうですね。

――ご近所でもいい評判になりそうだと。

すーなか あと、幕張に向かう電車って、強風で止まることがあるんですよ。高速も渋滞しますから、トチリ(出番への遅刻、欠席)が出てくると思うんですよ。その時に僕がどう対応できるか、どう小銭を稼ぐかっていうのがありますね(笑)。

――なるほど。前説のようにつなぐわけですね。

すーなか そうですね。それか、10分くらいのピンネタ、用意するかもしれないですね(笑)。

――それと、よしもと幕張イオンモール劇場にとって、単独ライブと銘打つのは、ロシアンモンキーさんが初めてとのことですね。

川口 そうなんです。なので、よしもとが力を入れてると思ってたんですけど、そんなんでもなく(笑)。
すーなか 地方感がありますよね。僕だけなんですよ、地方だと思ってないのが。この辺の人からしたら、幕張に観に行くとなったら、小旅行くらいの感じがあるじゃないですか。そこをどうにか埋めないとダメですね。

――地元では浸透してますよね。

すーなか イオンモール自体は、とんでもない人が集まってますよ。
川口 平日でも結構、人がおったもんなあ。
すーなか そこからよしもとの劇場に来てくれるかどうかですよね。横に映画館があるので、ようわからんお笑いが出てる劇場を取るのか、有名な映画を見るのかっていう選択肢が生まれるわけで、そこの壁を壊したいですよね。

――ぜひ、お笑いライブを見る文化が根付いて欲しいですよね。では、「よしもとニュースセンター」読者へメッセージをお願いします。

川口 ぜひとも観に来て欲しいですね。
すーなか VTRもおもしろいのを用意してますので、ぜひ。
川口 平日ですが、19時半の開演ですので、お仕事終わりでも間に合う方もいるでしょうし、お休みの方はライブの前にイオンモールを楽しむのもいいですよね。ご飯食べるところもめっちゃありますよ。
すーなか 昼間にディズニーリゾートで遊んで、夜、幕張でお笑いでもいいですよね。
川口 贅沢だね(笑)。最悪、帰れなかったら、中須の家に泊まって、1個部屋余ってるみたいなんで。
すーなか ただ、朝5時半に起きなきゃいけないですけど(笑)。

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●公演情報
ロシアンモンキー単独ライブ『幕張モンキー』
出演:ロシアンモンキー
ゲスト:マキシマムパーパーサム/相席スタート/ミルククラウン竹内/椎名あつみ(スルースキルズ)
会場:よしもと幕張イオンモール劇場
http://www.yoshimoto.co.jp/makuhari/
2014年1月15日(水) 開場19:00/開演19:30
前売り2000円/当日2300円 Pコード597-996

すーなか
https://twitter.com/nakasutomo
川口清行
https://twitter.com/kawaguchikiyo


【ロシアンモンキー】

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