吉本新喜劇座長の辻本茂雄が『鷹の祭典2018in大阪』始球式で見事なストライク!
7月24日(火)、京セラドーム大阪で福岡ソフトバンクホークスと関西のホークスファンが一体となる恒例のイベント『鷹の祭典2018in大阪』が開催され、今年も吉本新喜劇が試合開始直前の会場を大いに盛り上げました。今年の始球式は座長の辻本茂雄が務め、堂々としたピッチングで沸かせました。
試合開始直前に、まずグラウンドに姿を現したのはアキ。「新喜劇は好きですか〜!」との呼びかけに、スタンドから「好き〜!」、続けて「大好きですか〜?」と呼びかけると「大好き〜!」とコール&レスポンス! 「温かいお客さん!」とアキが喜んでいるところに、「アキちゃ〜ん!」と呼ぶ声が。
個性的な走り方でアキの元へ駆け寄ってきたのは島田珠代! グラウンドでも舞台さながらの名コンビぶりを披露。珠代のギャグ「ち〜ん」も見事に決まりました。
そこへ、一足遅れて茂造が登場! アキが「茂造さん、遅刻はしたらダメでしょ!」と注意すると「許してやったらどうや?」とおなじみギャグ炸裂!
さらにアキがマイケル・ジャクソンの『Bad』をBGMにダンスをするも、実は『Bad』は茂造の携帯の着信音だったというくだりでは、「許してください!」という茂造にアキが「いーいよぉ〜」と答えてスタンドから拍手が!
続けて7月31日(火)〜8月6日(月)、なんばグランド花月で開催される『辻本茂雄31周年特別公演 inなんばグランド花月7DAYS』を告知! 「恒例の舞台になっています。辻本茂雄が45分の新喜劇を2時間に伸ばして台本を書きました。笑いっぱなしの2時間です。今日、お越しの皆さまも、観に来たらどうや?」とPRしました。
盛り上げの最後に、辻本による「みなさん、今日は盛り上がったらどうや?」との掛け声とともに、チーム応援歌『いざゆけ若鷹軍団』が大迫力で鳴り響きます。ところがこれも辻本の携帯の着信音だったというオチで、グラウンドにいたマスコットキャラクターのハリーやハニー、ふうさんやこふうさんも思わずズッコケていました。
いよいよ辻本茂雄による始球式! マウンドに立った辻本は思わず「練習の時よりめっちゃ遠い!」と驚いた様子。そばで見守っていた珠代は「座長! ストライクが入ったらキスしてあげるわ!」とうれしいご褒美(!?)を告知。アキは「座長! 160kmのフォークをお願いします!」とリクエスト! はたして...!?
ボールは美しくまっすぐ飛んで、ノーバンでキャッチャーミットに見事に収まりました! 会場から「おぉ〜!」とどよめきが起こるほど、見事なストライク!
大仕事を終えた後、辻本、アキ、珠代が『鷹の祭典2018in大阪』の感想を語りました。
記者陣から「見事でした」とピッチングを絶賛された辻本は「練習通りに入ったので気持ちよかったです」とにっこり。「マウンドに立った時、練習の時よりかなり遠く感じました」とのこと。初めての始球式で、見事なストライクを披露できた理由を「僕、競輪しかやったことなくて、野球はやったことないんですが、これまで培ってきたものがパワーになったのかな? と感じました」と満ち足りた表情。
「珠代さんから、『ストライクが入ったら(キス)』と...」との質問には、「実はゴールデンウィークにやった公演『ひみつの茂造』のハプニングで、もうキスしてるんで...」と答えると、珠代も照れ臭そうに「キス済み、です」と告白。『ひみつの茂造』の最終日に、茂造がキスしようとしたら珠代が嫌がるというシーンで、珠代が嫌がらなかったためそのままキスしてしまうというハプニングがあったそうで、「こんな罰ゲームはなかったです」と苦笑いでふり返っていました。
また、『鷹の祭典2018in大阪』で新喜劇のコントができたことに対しては、「本番前に、応接室でずっと台本読みをしていたんですが、本番では全然台本とは違うところから始まって(笑)。我々芸人は、いざ出てしまうとすごくハイになって、台本にないことも言ってしまいますね。アドリブも混ぜながらのコントは楽しかったです」と笑顔を見せていました。
【辻本茂雄】【アキ】【島田珠代】