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インパルスが映画初主演作『樹海のふたり』初日舞台挨拶に登場！
本日７月６日(土)、渋谷・ユーロスペースにて映画『樹海のふたり』の初日舞台挨拶が行われ、主演を務めたインパルスと、共演の遠藤久美子さん、山口秀矢監督が登壇しました。
映画『樹海のふたり』は、落ちこぼれのフリーテレビディレクター２人が、富士の樹海に入ろうとする自殺志願者への取材を通して、生きていくことの意味を考えていくヒューマンドラマ。これまで数々のテレビドキュメンタリーを手がけてきた山口秀矢さんが、報道番組の特集コーナーで自殺志願者に取材したテレビディレクターたちの実体験を元に、長年あたためてきた企画を映画化しました。
本作が映画初主演となるインパルス。板倉は「子役時代から芝居というものに打ち込んできて、ようやく主演をいただけました。長かったです」とボケて、笑いを誘います。また、 堤下が挨拶しようとすると「こいつもジャニーズjrから始めて、苦労してきたんですよ」と横やりを入れ、遠藤さんについては「もともと女スパイで表に出られなかったんですけど、逆に出ちゃったほうがいいっていうことなって」と、デタラメな設定で話を続けます。
冒頭から快調にボケつづける板倉に対し、遠藤さんは「前回の舞台挨拶で全然しゃべれなかったら、今日はすごい考えてきた感じがする！」と鋭い指摘を。これには板倉も図星だったようで、「見抜くの禁止！(笑)」と大慌てでした。
にぎやかなキャストたちの挨拶に続き、MCからインパルスを主演に起用した理由を問われた山口監督は、「これは、何かが導いてくれたんだと思います」と語りだします。 半年ほど主演の俳優が決まらず、各方面を探していたところへ、プロデューサーから「監督の話しているイメージには、インパルスの２人が非常に近いのではないか」と話をもちかけられたという山口監督。実際に会ってみると、板倉が小説『蟻地獄』を執筆するため、小説の舞台となった樹海に何度も足を運んでいたことがわかり、「お互いに引き合ったんだ」と、会って１５分でインパルスを主演に決めたのだそうです。
初主演ということで貴重な体験も多かったようで、"濃厚なラブシーン”を経験した堤下は「監督のご希望で『R指定はつけたくないから、ギリギリで演じてほしい』ということだったので、(相手役の)烏丸せつこさんも、ギリギリのラインで演じてくださって。すごく緊張しましたが、濃厚な時間を過ごさせていただきました」と、振り返っていました。
一方、板倉演じる竹内哲の妻役を演じた遠藤さんは、板倉に対して「カメラが回っていないときは子役の子とすごく楽しそうに遊んでいるんですが、撮影に入ると役に自然に入っていました」と、ストイックな印象を受けたんだそう。すると板倉は「本当は直前まで(子役の子に)ちょっかいを出して遊んでいたかったんですけど、一回、本番直前になったら『マジでやめて』みたいな空気を出されて(笑)。嫌われたくないから、直前になったら我慢してたんです(笑)」と、裏話を明かしていました。
『樹海のふたり』は、本日よりユーロスペースほか全国順次公開予定です！
●『樹海のふたり』 http://jukai-futari.com/
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