『イクメンサミット in 永田町』に、パパ芸人のワッキー&RGが出席!
6月12日(水)、東京・衆議院第一議員会館にて『イクメンサミット in 永田町』が行なわれ、パパ芸人代表としてペナルティ・ワッキー、レイザーラモン・RGが出席しました。
2011年の育児・介護休業法改正によって「パパ・ママ育休プラス」の施行などがスタートした政府による「イクメン・プロジェクト」。同年の年末には「イクメン」が流行語に選ばれただけではなく、出生率が2年振りに上昇したことを受けて、“この流れを一過性のものとしないように、党派を超えた取り組みをすべきだ”と考え、国会の超党派による「イクメン議員連盟」が設立されました。
そんな同連盟がこのたび開いたシンポジウムが「イクメンサミット in 永田町」。パパ芸人を代表して、なんと2人が呼ばれたというわけなのです!
同サミットには、長谷川岳議員(自由民主党)、谷合正明議員(公明党)、柚木道義議員(民主党)、小熊慎司議員(日本維新の会)、畠中光成議員(みんなの党)という5人のイクメン議員、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表の吉田大樹さん、認定NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さん、花王株式会社人材開発部EPS担当の関根牧子さん、厚生労働省社会援護局局長の村木厚子さん、内閣府経済社会総合研究所主任研究官の桑原進さんも参加しました。
司会進行役の柚木議員より、「お子さんが泣いているのを笑わせられる、てっぱん芸をお持ちだと伺っています」と声をかけられ、「おぉ! ハードルが上がってますねぇ」と驚いた様子のワッキー。一方、RGは「どうも! 市川AB蔵です」と自己紹介し、会場を微妙な空気で包みます。
「自分が高校サッカーで全国制覇したこともあって、偏った考え方かもしれないんですけれど、息子をサッカー選手にしたいんです」と語るワッキー。「いろいろなスポーツにチャレンジできるであろう小学校1年生になるまでに、息子の体幹を鍛えたい」と自らの筋トレを兼ねて、トレーニング的な遊びを開発しているんだとか。例えば、子どもを抱っこして高く上げるときに、スクワットを取り入れたり、腕の高さをさらにアップするなど、普段、何気なくやっていることに取り入れているんだそうです。サミット参加者だけではなく、見学者の皆さんも「なるほどなぁ」と感心しつつ、興味津々で見つめていました。
一方、RGはよしもとパパ芸人プロジェクト「PaPaPARK!」を紹介しつつ、「小さい頃は、思い出をつくるためにさまざまな企画に参加したほうがいい!」と力説。自身の子どもが3歳のときに、某国営放送で放送中の『はみがきじょうずかな』に出演したというRG。「コネは一切使っておりません! 普通にお父さんとして出ましたし、テレビ局の方にも芸人だと気づかれず、“お父さん、もっと声を張ってくださいね”と注意されました」と語り、笑いを誘います。
また、「子育てはしんどいものだけど、辛いこともあれば、いいこともあります」と熱弁。「先日、家に帰ったら信じられないくらい部屋が汚れていたんです。嫁が疲れて、そのままにして寝たんでしょう。僕は“起きたら怒ろう”と思って片付けてたんですけど、その中に子どもが書いた落書きが1枚あって。表彰状を真似ながら、“出渕誠さま(注:RGの本名)一生懸命、僕を育ててくれてありがとうございます”って書いてくれてたんです」と笑顔で語った瞬間、会場から感嘆の声が。その反応に驚いたのか、「夜中に3時に、それを見ながらおつまみ食べました」とオチの“夜中の3時”を噛んでしまい、ワッキーにツッコまれていました。
「イクメンが増えると、いろんないいことがあります。夫婦も円満になるし、メンタル面でも問題は減っていくんです」という柚木議員の話に、「じゃあ、イクメンの増加は景気回復にもつながりますか?」(ワッキー)「我々が日本を救えるんですね?」(RG)といつになく真剣な2人。積極的な反応に、柚木議員「パパ芸人さんががんばることで、世の中のお父さんもがんばれるはず。お2人には今後もぜひともがんばっていただいたいですね」から激励を受けます。
その後も続く皆さんのイクメンエピソードに、真剣に聞き入るワッキーとRG。育児への協力体制について、ワッキーは「嫁とよく話し合っています。“言葉遣い1つで、全てが変わってくるよ”ということはよく言ってますね」とコメント。「例えば、“やってよ!”って言われたら“やってるじゃん!”って反論してしまう。でも、“やってくれる?”って言われたら、“おぉ、いいよ”って素直に言える。そういう些細なことを意識していけば、夫婦間の愛も深まっていくんじゃないかな」と持論を展開します。
普段はボケに徹しているワッキーですが、いろんな話題に積極的に参加し、コメントを挟むなど、いつになくしっかり者に。たどたどしい説明になってしまうRGのフォローも見事にこなし、「俺が全部まとめてるじゃん! 珍しいな、おい!」と自分自身にツッコミを入れていました。
柚木議員から「パパ芸人とパパ議員で、今後も(イクメンプロジェクトを)盛り上げていけたら」と協力を求められると、「アベノミクスならぬ、パパノミクスですね!」とRG。ニュースの見出しになりそうな発言に「おぉ!」と会場が湧くなか、「これ、ぜひともワッキーが言ったことにしてください!(笑)」と懇願するワッキーでした。
最後は、RGによる“イクメンあるある”で終了。TUBEの「シーズン・イン・ザ・サン」にのせて、「お尻拭きは、めっちゃ便利〜♪」と歌い上げました。
【ペナルティ】【ワッキー】【レイザーラモン】【RG】