最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー

2016年2月 8日 (月)

「大覚寺カフェ」イベントで恋バナトークするチュートリアルへ新作限定スイーツの感想、バレンタインの思い出を直撃!!

2月14日(日)のバレンタインデーに、「大覚寺カフェ」が1日限定でオープンし、『チュートリアルのチョコより甘い♥︎ スイーツトークショー』が開催されることになりました。

「大覚寺カフェ」とは、よしもとと旧嵯峨御所大本山大覚寺がコラボレーションして、昨年6月より行なっているプロジェクトのこと。
京都にある大覚寺は1200年の歴史を歴史を誇る寺院で、嵯峨天皇の離宮として建立。今では"写経といけばなの寺"としても有名で、平成30年(2019年)には60年に一度となる式年事業を控えています。本プロジェクトでは大覚寺の協力のもと、同寺院の伝統と価値をより多くの人に広げるべく、ウェブを中心に「大覚寺カフェ」をオープン。京都出身のチュートリアルがイメージキャラクターを務めて、「大覚寺カフェ」ブランドのスイーツやグッズを展開しています。

普段はウェブを中心とした活動がメインとなっている「大覚寺カフェ」ですが、14日は東京・MiLK cafeにてリアル店舗がオープン。今回も神奈川・大船にある「patisserie CALVA(パティスリーカルヴァ)」のオーナーシェフ兼パティシエ・田中二朗氏が、チュートリアルのアイデアを取り入れたバレンタインを盛り上げる2つの新アイテムを考案。この特別限定のスイーツを味わいながら、チュートリアルによる恋バナを聞けるバレンタインなれではのイベントが開かれるというわけです。

2月上旬、よしもと本社にて行なわれた新アイテムの試食会にお邪魔し、チュートリアルの2人、そして田中さんに話を伺いました!
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 * * * * *

――14日のイベントでは、バレンタインをテーマとした2種類のスイーツが発売されるそうですね。

徳井 先日、田中さんにお会いして、ああでもないこうでもないと言いながらいくつかのアイデアを出させてもらってたんです。田中さんにも「それならば美味しくできるんじゃないか」と言うていただいたので、今回もイケるんじゃないかなと期待しています。
福田 これまでに販売したアイスクリームとバウムクーヘンもすごく美味しかった。いつも予想を遥かに上回るものを作ってくれるので、今回も期待大ですね。
徳井 意識したのは、ありとあらゆるチョコレートが出るバレンタインの中で、どう差別化を図るかということ。そのほかは京都っぽい、今までにあまりなかったようなスイーツができるといいなと思いながら考えて。
福田 そうですね。僕は普段、甘い物を全然食べないんです。正直なところ、どうしたらええもんやろうと悩みながらも、スイーツに合う物を考えて提案しました。

――今、田中さんが試食を作ってくださっていますが、出来上がりが楽しみですね。イベントでは、お2人で恋バナをするということですけれど。

福田 (笑)独身同士のコンビって、もうほとんどいないですからねぇ。しかも、40歳......恐ろしいです。
徳井 そうですね。40歳のオッサン2人の恋バナトークショーを3回って......一体どうなるのか。前人未踏の領域やと思ってます。特に3回目は、最終的にド下ネタになっている可能性もあるかも。
福田 10代の女性にとっては、"聞いてられへんなぁ"っていう地獄のようなイベントになるかもしれないですね。

――(笑)。普段、お2人で恋バナをされることはありますか?

徳井 あぁ、ありますよ。恋バナというか、楽屋で「この間、カワイイお姉ちゃんがおったわ」とかそういう話は最近しますね。
福田 うん、しますね。特に、徳井は彼女がいませんし。
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――当日イベントに来られる女性の中には、バレンタインにどうやって好きな異性にチョコレートを渡したらいいか悩んでいる人もいるんじゃないかなと思います。アドバイスを送るとしたら?

徳井 学生さんやったら、やっぱり帰り道に渡すのがいいんじゃないですか。「今日、なんにもなかったなぁ」と思っていたら、帰り道に待ち伏せされて「あっ!」っていうのはねぇ?
福田 それ、ええなぁ。10代くらいやったら、手づくりチョコをもらうと嬉しいんですかね。
徳井 サラリーマンで例えば同じ会社の人にあげるんやったら、エレベーターに乗るタイミングを見計らって、一緒に乗り込んで渡す。で、関係のない階で降りるのがいいんじゃないですかね。
福田 (笑)それ、エレベーター前でずっと張ってんの?
徳井 張る。で、来たら行くっていう。
福田 オフィスで恋愛ってどんな感じなんやろな? 皆には義理チョコが渡されてるのに、自分だけ違うチョコをもらったりするんでしょう? テンション上がるでしょうね。えぇなぁ。
徳井 うん。あと、上目遣いで見ながら渡して欲しい。上目遣いがキライな男性はいませんから。

――ちなみに、印象的なバレンタインデーの思い出ってありますか?

徳井 中学生の頃、バレーボール部うあったんですけど、放課後に部活で校舎の周りをぐるぐるとランニングしてたんです。そうしたら、茂みの中から同級生の女の子がいきなり出て来て(チョコを)もらいました。汗だくで、はぁはぁ言うてましたけどね。
福田 (笑)え、チョコレート持ったまま、ランニング続けたん?
徳井 うん。受け取って続けました。毎日といっていいくらい、口げんかしている女の子が渡してきて......ほんまにベタな少女漫画みたいな展開で、"あぁ、だから絡んで来てたんか"と。そのあと、ちょっと意識しました。
福田 僕は......もっと若い頃、お酒を結構呑んでいた時期にもらったチョコレートは全部、ウィスキーボンボンでした。『Mー1グランプリ2006』で優勝したあとは、僕でも結構もらいましたからね。当時、かなりのウィスキーボンボンを食べましたよ。

――それはそれでかなり大変だったでしょうね(笑)。『よしもと男前ランキング』で早々に殿堂入りしている徳井さんも、これまで相当な数のチョコレートをもらってるんじゃないですか。

徳井 若い頃はなかなかの数でしたね(笑)。大阪にいた当時、芸人にアイドル的人気があって僕らとかロザン、キングコングはキャーキャー言われていて。お客さんも中高生やったんで、かなり......どれくらいやったかな?(劇場に届くチョコレートがそれぞれ)大きな袋に入れてまとめられてたんですけど、10袋くらいはありましたかね。
福田 そんな時期、確かにあったなぁ。その当時、チョコレートをくれていたお客さんが未だにイベントやライブに来てくれるんですから嬉しいですよね。

――そうですね。先ほど、福田さんは甘い物が苦手だと言われてましたけど、徳井さんは?

徳井 僕は結構好きです。
福田 スイーツバイキングに行こうとしたり、実際に行ったりしてたよなぁ? 行きたいとか言うてたし。
徳井 あぁ、言うてたなぁ。さすがに40歳になると(甘い物を食べたいという気持ちも)だいぶおさまってきましたけど、未だに楽屋のケータリングに甘い物があると手が出てしまいますね。
福田 僕、確かに甘い物は食べないんですけど、作るのは楽しそうやなと思ってます。「こんなんいいですね」って提案した物が、田中さんの手によってすごく素敵にできあがるじゃないですか。大阪や京都で実際に売ったとき、みなさんがすごく嬉しそうに買って行っていて。なんかすごくいいなと思いました。
徳井 バレンタインにチョコレートのスイーツをプロデュースさせてもらうなんて、なかなかない機会なのですからね。せっかくやから、誰かに渡したいんですけど......この前、仕事先で行った地方のチケットカウンターにいた素敵なグランドホステスさんに渡したいわ。
福田 あぁ、言うてたな(笑)。イベント終わりで向かえば間に合うんちゃう? でも、渡しにだけ行ったら気持ち悪がられるか。
徳井 シフトも知らんしなぁ。......マネージャーにあげます、女性なので。
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ここで、いよいよスイーツが登場! まずはイベント中に出されるパフェの試食が行なわれました。

黄色と茶色のコントラストが美しいスイーツを見た瞬間、徳井は「キレイ!」と目を輝かせます。
チュートリアルの提案から出た「柚」は、パート・ド・フリュイという皮ごと糖度を上げて固めたものを使用。田中さんは「京都=和ということで、仕上げに金ぱくを。また当初、徳井さんからおしるこはどうかと提案されたんですけど、水分が多すぎるのでぜんざいにして、お餅じゃなく白玉を使ってます。あとは、バレンタインなのでチョコレートと合わせて、下にもチョコレートの生地を入れました。センターに皆が美味しいと感じるバニラアイスをいれて、ぜんざいの冷たさとの感覚を楽しんでもらえたら。チョコレートはほとんど砂糖を入れず、甘さをおさえています」と説明します。
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試食した福田は「あぁ、美味しい! 合いますねぇ、チョコレートとぜんざい」と絶賛。田中さんも試食しながら「チョコレートと餡子の組み合わせって初めてやったんですけど、合いますよね」と同調すると、徳井も「合う! 今まででいちばん好きです」と大絶賛です。「柚はどうですか? 大丈夫ですか?」と訊かれた2人。「味が濃くて美味い。全部の調和がすごく取れてます」(徳井)「温度感もいいですし、いろんな味が出て来て楽しいですね」(福田)と試食の手が止まりません。
結果、徳井提案の『熱愛ぜんざい』に命名決定。「想像以上のできあがり。第3弾にしてすごいスイーツができましたね」(徳井)「よくできてますよね。さすが田中さんです!」とかなり気に入ったようです。
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続いて、お土産として渡されるボンボンショコラの試食に。こちらは、同カフェにて限定販売も行われるそうです。
シックなブラウンの箱の中には、3つの美しいチョコレートボンボンが。「京都=和ということで、こちらにも柚を取り入れようということでしたよね。だから、徳井さんが提案したミルクティーと福田さんが提案したバナナ、柚の3種類を作りました」と田中さん。スイーツはビジュアルも大切ということで、赤で彩りを。バナナにはラム酒を合わせ、ミルクティーはアールグレイと牛乳で表現。また、当日は女性客が多いだろうということで、ノワール、ブラン、ミルクの3種類あるチョコレートのうち、ホワイトチョコというショコラブランを使い、やさしい味わいに仕上げたそうです。
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「徳井さん、一口で食べないでくださいよ。半分で! ムラージュっていうんですけど、外側のコーティングの薄さを見てください」と告げる田中さん。言われた通り、半分を口に含んだ徳井は「うわ! ドームの屋根の部分が薄い! 薄いから噛まずとも、舌でとろけますね。美味い。すげぇ美味い!」と目を大きくして驚嘆。「ほんまや! えぐいムラージュですねぇ。外側と内側がすっと混ざり合いますね。美味い!」と同じく絶賛した福田。フレッシュバナナを使用しているというバナナのボンボンショコラについては、「もっとバナナっぽい感じになるかと思いきや、上品なバナナ感で。でも、存在感はすごくある。さすがの出来ですね!」と満面の笑みを浮かべます。
こちらもバレンタインにかけて、『熱愛ショコラ』と命名。「本命チョコに使っていただきたいと言いたいところですけど、義理チョコのほうが数は出るので葛藤が......(笑)。気持ちとしては本命、商売的には義理でもありがたいというところですかねぇ」と語る徳井でした。
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「大覚寺カフェ」でのスイーツの考案は今回で3回目となりますが、チュートリアルから出るアイデアに得るものも多いと話す田中さん。
「餡子は大好きなんですけど、洋菓子屋なのであんまり使わない食材なんですよね。でも、今回使ってみたら意外とチョコレートと合うことが分かったので、今度使ってみようかなと。お2人にはいいアイデアを毎回いただいてますよ」と話してくれました。
試食を終えて、自信が確信に変わったと話すチュートリアル。
「当日券も出るみたいなので、スイーツ通の方にもぜひ来て欲しいですね」と徳井。福田は「第1弾の記者会見にも来てくれた真壁(刀義)さんに、『スッキリ!!』の取材でぜひ来て欲しい。挑戦状を叩き付けたいくらいのクオリティです」(福田)「真壁さん、あの時もすごく誉めてくれましたもんね」(田中さん)と、スイーツ好きとして知られるプロレスラー・真壁刀義さんに、来場を呼びかけました。
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『チュートリアルのチョコより甘い♥︎ スイーツトークショー』の前売チケットはすでに完売してしまいましたが、当日13時30分より店舗にて若干数の当日券も発売される予定となっています。
この日にしか味わえないバレンタイン・スイーツとチュートリアルの恋バナを、この機会にぜひお楽しみください!
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【チュートリアル】

2016年1月 6日 (水)

初の冠レギュラー番組『ぶちぶちシソンヌ』、待望のDVDが1月27日(水)に先行発売! スタッフに翻弄されながら新しいチャレンジをし続けるシソンヌへインタビュー!!

シソンヌ初の冠レギュラー番組『ぶちぶちシソンヌ』のDVDが、1月27日(水)に先行発売されます!

コントに定評のある彼らですが、この番組では広島県内や全国各地にてロケを敢行しています。
スタッフからのムチャぶりに慌てながらも必死で応える2人の奮闘、番組から生まれた"おのみ"こと小野美幸アナウンサーというじろうのキャラクター、街中で繰り広げられるまさかの即興コントなど盛りだくさん。さらには、書き下ろしの新作コントも観られるという見どころたっぷりな番組に、広島県外のシソンヌフリークからは「ぜひとも観たい!」との声が挙がっていました。
今回のDVDでは、これまで放送されたロケ、即興コント、新作コントを厳選して収録。初めてだらけの番組づくりへ挑戦している2人に、番組への思いやDVDの見どころについて語ってもらいました!

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(向かって左:じろう/右:長谷川忍)

 *  *  *  *  *

――昨年4月からコンビとして初めてのレギュラーであり、冠番組である『ぶちぶちシソンヌ』が始まりました。最初に「レギュラーの冠番組が始まる」というお話を聞かされたとき、率直にどんなことを思いましたか。

長谷川 レギュラーでしかも冠番組を持たせてもらえるのは嬉しかったですね。『キングオブコント2014』で優勝したのにレギュラーがないのは自分達としても寂しいなと思っていたので。ただ、嬉しさと同じくらい"縁もゆかりもない広島でなぜ?"っていう思いもあったというか(笑)。
じろう そうですね。確かに"なんで広島なんだろう?"っていう引っかかりはありました。けど、冠番組を持てずに芸人を終える人がほとんどの中で、自分達の番組が持てたのは本当に嬉しかったです。

――それまで広島に対して、どんなイメージを持っていたんですか。

じろう 桃鉄だと、お好み焼きが安くて収益率が高いっていう......。
長谷川 桃鉄でたとえてもわかんないでしょ(笑)。
じろう ふふふ。やっぱりカープのイメージは強いですよね。
長谷川 そうだよね。僕は出身の芸能人が多いイメージでしたかね。あとは月並みですけど、お好み焼きとカキが有名だとか食べ物の印象が強かった。この番組が始まるまで広島には行ったこともなかったんですけど、実際行くと思っていたよりずっと都会でした。食べ物は本当に美味しいですし。
じろう うん、本当に美味いです。地元の人には定番メニューだっていう「うにほうれん」っていうのがあって。炒めたほうれん草の上に生のウニがどさっと乗ってる食べ物なんですけど、これがめちゃくちゃ美味くて。
長谷川 あれはマジで美味い!
じろう 広島に行くとね、1日中ロケで......全然楽しめないんですよ。

――(笑)。

じろう 1回行ったら、大体1泊2日で。2泊3日も1回あったかな。で、2日で6~7本撮るんです。県内でもかなり移動するので、時間がかかっちゃうんですけど、広島ホームテレビの方が「美味しい物だけでも食べましょう」って言ってくれて。で、広島の夜に、うにほうれんを食べられるっていうのがね?
長谷川 そう。そのご褒美が僕らのモチベーションになっていますね。毎回、地元の方が行くお店ばかり連れて行ってくれるんで、すげぇ楽しみなんです。
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――では、番組でロケに行って印象的だったところは?

長谷川 有名なところは、ほぼほぼ行きましたね。Mazda Zoom-Zoomスタジアム広島も行かせていただきましたし、厳島神社や宮島にも行きました。カキ漁とか......あぁ、タコ漁もやった! すっげぇ気持ち悪かったですけど、めちゃくちゃ美味しかったです。そういう中で、特に印象に残ってるのは......やっぱりスタジアムかなぁ。
じろう そうですね。僕、小さい頃からカープが大好きなんです。元々、兄ちゃんがカープ好きで、お下がりの帽子を被っているうちに自然と好きになって以来、ずっと応援してるんですよ。けど、(実際にスタジアムへ行って間近にいるにも関わらず)黒田(博樹)投手が出て来たときになんにもできなくて。

――じろうさん的には、もうちょっとぐいぐい行けば良かったっていう後悔はないんですか?

じろう いやぁ............ありますよ。
長谷川 握手はしてもらったんだよな? でも、できれば写真を一緒に撮りたかったよね。
じろう うん。撮りたかった。

――小さい頃から好きなのであれば、もっとカープ好きをアピールしてもいいような気がしますけど。

じろう カープ芸人だと思われるのは、ちょっと違うなというか。僕はただただ子供の頃から好きだったっていうだけで、何年の何月何日のあの試合がすごかったとかっていう知識がある訳じゃないんです。だから、あんまり言わないようにしてるというか、ビジネスにはしたくなくて。ひっそりと応援してます。
長谷川 でも、そういう気持ちでいて、スタジアムへ取材に行けて選手も会えたっていうのはいいですよねぇ?

――はい、本当にカープが好きな感じがしていいなと思いました。番組を数回分、観させていただいて......。失礼ながらシソンヌさんに対してロケが得意なイメージを持ってなかったんですけど、実際はすごく楽しくやられていて、面白かったです。

長谷川 あぁ、ありがとうございます。確かに苦手だったというか、やったことがないから(どうしたらいいのか)わからなかったというのはありましたよね。東京とかでロケへ行かせてもらったとしても、凄い方々と一緒だと僕らはその場にいるだけで精一杯になっちゃうんです。だけど、この番組は僕らしかいないから、2人で協力しながらなんとかするしかない。だから、頑張っているというか。
じろう やらざるを得ない状況なんですよ(笑)。だから根性みたいなものは付きましたし、いろんなところでスイッチが入れられるようにもなりました。
長谷川 最近はなんとなく流れがわかってきたというか、余裕も出て来て、スタッフさんにイジられても返せるようになってきましたね。

――スタッフさん、かなりグイグイ来ますよね(笑)。

長谷川 そうなんです! 基本ムチャぶりというか、僕らが翻弄されているというか。まぁ、そういう素が出ているところが面白いんじゃないと言ってくれるので、最近ではやりたくないことはやりたくないとか面倒くさいとかをハッキリ言うようになりました。特に、僕は体を張るヤツが多くて......いや、楽しいんですよ? 

――と言いつつ、DVDに収録されている「#18 おのみのレッツGO!GO!GO! ウェイクボード篇」では、インストラクターの方に本気でキレられてましたけど。

じろう あははは!
長谷川 あれは本当に辛かったです! 相方も「マジでダメなヤツかもしれないっすね」って言い出して......。気を使ってそう言ってくれたんだろうけど、そんなフォローさえも辛くてマジで泣きそうでした。

――その辺りの奮闘は、ぜひともDVDで観ていただくとして。見どころとして、じろうさん演じるキャラクター"おのみ"こと小野美幸アナウンサーも外せないですよね。その格好で、ロケへも出ていますし。

じろう そうですね。僕は基本、広島の街をおばさんの格好でうろついてます(笑)。最近は特に普通の格好でいることがないというか。
長谷川 で、普通の格好になれたと思ったら、すぐ「キングオブ即興コント」(註:街中でお題に沿った即興コントをやりきるというムチャぶり企画)をやらされるんですよ(笑)。あれ、僕ら的には毎回"大丈夫かな?"って不安になりながらやってるんですけど、スタッフさんがすげぇ好きで。
じろう 最近、あれしかやんないもんね。京都国際映画祭の時は、ゲストで来てくれたロバートさんと(渡辺)直美も巻き添えくらったんですよ。終わってから「お前ら、とんでもないことやらされてんなぁ。自分らの番組でこんなカロリーの高い企画やらされることないよ」って秋山さんに言われて、やっぱりそうかと思いました(笑)。
長谷川 僕らはスタッフさんにいじられるがまま、されるがままです。
じろう でも、そのおかげでメンタルは本当に強くなりました。
長谷川 そうだね。台本にないやりとりも多いところとかは楽しいですし、いままでコントをやって来たからこそ即興コントで対応できることも多いなとは思ってます。辛いことも正直ありますけど(笑)、いままで経験できなかったことをさせてもらってるのがすごく嬉しいんですよ。番組をやっていくうちに、広島の方はもちろん、ほかの地域の方にも(番組のことを)知ってもらいたいという欲も出て来ました。だから、こうやってDVDにしてもらえるのも嬉しいです。......まぁ正直、ちょっと早いなとも思ったりしたんですけど(笑)、せっかくのチャンスなのでたくさんの人に観ていただいてシリーズ化していけたらいいなと思ってます。

――東京の、例えばライブとかでは観られないシソンヌさんの一面が観られるのは間違いないですもんね。

長谷川 雰囲気も内容も2人のテンションも、全然違いますよね(笑)。東京での僕らを知ってくれている人は"こいつら、こんなに体張るんだ"とか"こんなに自分らで喋ったり、回したりするんだな"って新鮮に感じてくれると思います。僕ら、『シソンヌライブ』っていうコントライブのDVDを数本出してるんですけど、そっちとは全く違うものになっているので、僕らのコントが好きな方々にもぜひ観ていただきたいですね。
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――コントと言えば、番組内で披露しているオリジナルコントもDVDに収録されていますよね。あのコントは毎回じろうさんが考えている訳ですよね。お題とかはいつも決まっているんですか?

じろう 最初は広島に寄せていたというか。「広島の要素を入れたコントをつくってください」と言われていたんですけど、知識も情報もそこまでないじゃないですか。
長谷川 だから、最近はそういう縛りはほとんどなく、設定がいいからいつかやろうよって言ってたコントを出したりもしてます。
じろう コントは3ヵ月に1回くらいのペースで4~5本撮ってるんですけど、やる前に台本を出さないといけないのがとにかく大変で。どんな小道具を使うのかも早めに伝えないといけないので、衣装と道具を先に発注して、それに合わせてコントをつくったりもしてます。

――短めのコントとは言え、そのペースで新ネタをつくっている中で『シソンヌライブ』もやっている訳ですよね。かなり大変だったんじゃないですか?

じろう 単独と重なったときは、確かにしんどかったですね。移動しか(ネタを)書く時間がないので、ひたすらパソコンを持ち歩いてます。でも、単独でやるコントとは違うネタもやれるので......。
長谷川 はい。その辺は、相方が区別を付けて考えてくれます。この番組でやってるコントはロケに出られるようなキャラクターものとか多いですし、4本も撮ってるとアドリブがしっくり来る瞬間があったりして。1~2本はかっちりと台本通りにやるんですけど、3~4本目は遊びを入れたりしてるんですよ。それが楽しい。その辺りも、普段の僕らとの違いが出ているのかなと思っています。

――今後も番組を続けていく中で、ロケで行ってみたいところはありますか?

長谷川 アクターズスクール広島。相方演じる"おのみ"と生徒さんのエチュード対決をやってみたいですね。
じろう 僕はとにかくマツダスタジアムでカープの試合をちゃんと観たい。昨年は結局、1回も観られなかったので。
長谷川 何回かチャンスはあったんだよね?「このロケが早く終われば行けます!」っていう日があったんですけど、試合が早く終わっちゃって。
じろう シーズン終盤の大事な巨人戦があった日に、ちょうど広島にいたんです。けど、投手戦で20時過ぎには終わっちゃったんですよね。あれは残念だった。
長谷川 今年は"おのみ"で始球式できたらいいですね。

――カープはもちろんですけど、広島はほかのスポーツも盛んですから。サッカーでは昨季リーグ優勝したJ1のサンフレッチェ広島もありますし、廿日市FCでは元日本代表の久保竜彦選手も現役でプレイされている。バレーボールのJTサンダーズもありますし、いろんなスポーツ選手とも絡んで欲しいなと、個人的には思ったりしています。

じろう あぁ、いいですねぇ。
長谷川 楽しそうですね。普通に会えるんだったらいろんな方とお会いしたいんですけど、スポーツとなるとムチャぶりがあるんだろうなぁ......。そう思うと、ちょっとだけ怖いです(笑)。

――(笑)始球式も含めて、いろんな企画をぜひとも実現させてください! では、最後によしもとニュースセンターを読んでくださっている方々に、改めてDVDのアピールをお願いします。

長谷川 ロケへ行ったり、ロケ先で即興コントしたり、新作コントをやったりと普段の僕らとは違うことをたくさんやっています。特に、体当たりのロケは観ていただきたい。1枚ご購入いただいて、いろんな人と楽しんでください!
じろう 普段の僕らとは真逆のことをやっていると思います。どちらも僕らではありますし、僕らをより深く知ってもらいたいという意味では、いちばん適したDVDです。ぜひ観てください!
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●DVD情報
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ぶちぶちシソンヌ
商品番号:YRBN-91010
価格:3000円(税抜)
【収録内容】
<ロケでもコント>
#02 カープの選手と友達になろう!
#03・#04 牡蠣を収穫に行こう!
#15 おのみのレッツGO!GO!GO! タコ漁篇
#18 おのみのレッツGO!GO!GO! ウェイクボード篇
<即興でもコント>
#23 キングオブ即興コントin鎌倉
#27・28キングオブ即興コントin広島
#30・31キングオブ即興コントin京都(ゲスト:ロバート)テレビ未公開シーンも収録
#32・33キングオブ即興コントin京都(ゲスト:渡辺直美)テレビ未公開シーンも収録
<スタジオでもコント>
#01 海女さん
#05 自動販売機
#06 プロレスラー
#07 女子アナウンサー
#08 配達員
#10 ベテラン俳優
#12 スタイリスト
#15 カープガールズオーディション
#20 書道大会
#29 持って来ちゃった
【特典音声】
「スタジオでもコント」の中から厳選したコントをシソンヌが解説するオーディオコメンタリー!

発売元・販売元:よしもとアール・アンド・シー
©2016広島ホームテレビ/吉本興業

1月27日(水)、下記販売店にてDVD先行販売!
<Web販売店>
・セブンネットショッピング http://7net.omni7.jp/detail/1400645073
・ぽるぽるSHOP(広島ホームテレビ通販サイト)
 http://polpolshop.my.shopserve.jp/SHOP/HB10040.html
<リアル店舗>
・セブンイレブン(広島県内のみ)
・よしもとテレビ通り新宿店 (ルミネtheよしもと内)
・よしもとテレビ通りなんばグランド花月店 (なんばグランド花月内)
・よしもとテレビ通り渋谷店 (よしもと∞ホール内)
・よしもとテレビ通り神保町花月店 (神保町花月内)
・大宮ラクーンよしもと劇場 よしもとグッズ売場
・沼津ラクーンよしもと劇場 よしもとグッズ売場

●番組情報
ぶちぶちシソンヌ
広島ホームテレビにて、毎週火曜深夜1時30分より絶賛放送中!
ホームページ:http://home-tv.co.jp/buchibuchi/index.html
公式ツイッター:https://twitter.com/buchibuchi_home


【シソンヌ】

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