3月14日(木)、六本木ニコファーレにて、『あやまんJAPAN LIVE&新人オーディション「さくらだ卒業LIVE in ニコファーレ」』が行われ、ファンタジスタさくらだの卒業と同時に、あやまんJAPANの新レギュラーメンバーが決定しました。
四方向がLEDモニターで囲まれ、ニコ生視聴者からのコメントが流れるというニコファーレ独特のステージに、まず登場したのはMCの山本吉貴。
あやまんJAPAN新メンバーオーディションに286通の応募があり、1次審査、公開2次審査を経て5名まで絞られたが、1名が辞退し、残り4名が今日の最終オーディションへ挑むといった経緯が山本の口から説明されました。
そして、山本の紹介を受けて、あやまん監督、ファンタジスタさくらだ、ルーキタエという“あやまんJAPAN”レギュラーが揃い踏み。
ところが、妊娠8ヶ月のさくらだだけベビーカーに乗り、手には赤ちゃんの人形を抱えて登場し、笑いを誘います。
そんなさくらだですが、母親学級を欠席してまで、今日のライブへ駆けつけたそうです。
続いて、いよいよレギュラー候補が登場。
エントリーNo.1「さらさら」さん、エントリーNo.2「テクニシャン」さん、エントリーNo.3「金玉澤」さん、エントリーNo.4「サムギョプサル和田」、以上の4名……のはずが、ナレーションは続行。
エントリーNo.6「あいな」さん、エントリーNo.7「めぐ」さん、エントリーNo.8「ゆゆまさ」さん、エントリーNo.「れいこ」さんと、2次審査に参加してない4名が最終オーディションへのステージに進出してきました。
この異常事態に、あやまんは、「『M-1グランプリ』とかも決勝で増えるじゃないですか」と苦しい説明をしていましたが、めぐさんはいつもお世話になっている社長のテラさんの愛娘、そしてれいこさんはなんと、あやまんの実妹!
強力すぎるコネで最終オーディションに割り込みした2人のようです。
そんなこんなで、以上の8名により、オーディションファイナルラウンドがスタート。
「ぽいぽいダンスチェック」、「ワンフレーズ歌唱力チェック」、「演技力チェック」とアピール合戦が続き、最後はあやまんJAPANお馴染みの「ジェットコースター安全バーチェック」もステージ上で行われ、あやまん、さくらだ、ルーの3名の頭上に、ファイナリストが次々とまたがり、安全バー(両足)をチェックしました。
あやまんがやたら妹・れいこを甘やかしたり、ルーが社長令嬢のめぐをヨイショしたりといったパターンが繰り返されるなか、あやまんJAPAN組織の100人に在籍するサムギョプサル和田さんへは、身内とあってかやたら厳しくあたるあやまんたち。
ところが、MCの山本が「この2週間で、ちょっと痩せられた気がしますけど」と、スタイルの変化について触れると、「和田ちゃんね、監督から痩せろ痩せろ言われて、2日絶食してるんですよ」とさくらだが、裏事情を教えてくれました。
確かに、当サイトが取材した2週間前(http://news.yoshimoto.co.jp/2013/03/j-7040.html)の和田さんと比較すると、かなりスリムな印象を受けます。
さて、すべてのオーディションを終えたところで、あやまんJAPANの現3名がステージに残り、寸劇後に最新の配信曲『タク代』を披露。
客席を練り歩きながら、札束をバラまくパフォーマンスで沸かせました。
PV上映を挟み、審査結果を発表に再登場した3名ですが、「審査でもめまして」と、包帯や眼帯、絆創膏をつけた姿に変身。
そんな小ネタもありつつ、あやまんから新メンバーの合格者が発表されました。
1人目は、2次審査での水戸黄門コスプレから一転、ボディコン姿で登場したエントリーNo.3の金玉澤さん。
2人目は、終始自信に満ちていたエントリーNo.5のあいなさん。
そして3人目は、前回のオーディションから存在感抜群だったサムギョプサル和田さん、以上の3名です。
あやまんは、審査について「ファンタジスタさくらだが抜けるた穴は大きく、今すぐさくらだの穴を一人で埋めるには荷が大きすぎるかなということで、3名選ばせていただきました」と、いつになく真面目に説明。
さらに、携帯電話を利用したニコファーレ来場者からの投票、ニコ生視聴者の意見、現メンバー3名の意見を加味した結果だそうです。
強力なコネを持ち、有力視されていためぐさんとれいこさんは、まさかの落選に、合格者の後方で悔し泣き(?)をしているのでした。
続いて、ファンタジスタさくらだの卒業セレモニーが行われました。
暴露合戦などをし、ウソ泣きをしていましたが、『卒業写真』をBGMとした3人の歩み振り返るVTRからは、本当の涙を流し始める面々。
VTRがあけると、出会いから今日までの道のりを振り返り、あやまんから「(さくらだを)戦力外通告したけど、やっぱやめるわ。私が戦力外じゃないって言えば、戦力外じゃないから。監督の言うことは絶対!」と、さくらだ卒業を撤回宣言。
わちゃわちゃしているなか、名曲『今夜はブギーバック』が流れます。
遂にさくらだの夫登場という期待がかかるなか、壇上に現れたのは、ラッパー風のファッションをしたおじいちゃん!
正体不明のおじいちゃんは、何を言われても「さくらだ大好き! 卒業させて!」と答えるばかり。
MCの山本が再登場して、どうにかこの件を終了させました。
「長いこと私達の茶番に付き合ってくれてありがとうございました」とあやまんが挨拶し、新メンバー3名を加え、この6名では最初で最後になる『ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー』をライブバージョンで熱唱しました。
ここで終了かと思いきや、あやまんをインタビューしたVTRがモニターに流れ、その中であやまんJAPANは“新生あやまんJAPAN”に生まれ変わるとのこと。
イメージカラー白で、テーマは清純、潔白、癒し。夜の試合はせずに、「これからは昼の茶話会ね」とあやまんは微笑みます。
さらに、ホームは六本木から三鷹に移し、『劇団あやまんJAPAN』の旗揚げを宣言しました。
VTRが終わり、明転となると、清楚な白のワンピースに着替えた“新生あやまんJAPAN”5名が、送風機で風を受けながらキメ顔をしている姿でした。
終演後、囲み会見も行われました。
新レギュラーメンバー入りを果たした3名は、改めて意気込みを聞かれ「顔しか取り柄がないんですけど、ビジュアル担当として、顔を活かし新生あやまんJAPANを引っ張っていけたらと思います」とあいなさん。
ルーから「まず、名前変えましょう」と言われた金玉澤さんは、「この世にヤリマンを増やしたい」と言おうとするも、これも新生あやまんJAPANにはふさわしくないらしく、あやまんから「草原、森ガールをイメージしてね」と釘を刺されました。
サムギョプサル和田さんは、「やっとスタメンとして、華やかな舞台に立てることに感動しています」とあやまんJAPAN内のヒエラルキーを駆け上った喜びを伝えるも、「ゆくゆくは世界をおマタにかけて…」と言ったところで、あやまんからストップがかけれました。
さくらだは、お腹の子供は「多分、女の子」と明かしたうえで、「絶対に、あやまんJAPANには入れません!」とキッパリ。
今後の芸能活動については、「一旦、赤ちゃんを産むことに集中します。今日から産休に入って、半年くらいはお休みをいただこうと思っています。その後は、ソロ活動を出来る範囲でしていきたいと。歌、というよりは、何かものを作っていける人になりたい」と目標を語りました。
「旦那さんと一緒に活動しますか?」の質問には「まず第1作品がここ(お腹)にありますから、これをリリースしてからまた相談しようと思っています(笑)」とのこと。
最後にあやまんは、あくまでも劇団旗揚げは本気であり、「真のパフォーマンス集団を目指したいと思っていまして、演技だけではなく、歌も踊りも、いろいろなものを体を使って表現する集団になりたいと思います」と真剣な表情で取材陣に訴えかけました。
「あー、爽健美茶飲みたい!」と“新生あやまんJAPAN”のイメージをくどいほどアピールしながらあやまんはステージを去り、ライブ、会見ともに終了となりました。
※左から、サムギョプサル和田(新メンバー)、ルーキタエ、あやまん監督、ファンタジスタさくらだ(卒業メンバー)、あいな(新メンバー)、金玉澤(新メンバー)
●あやまんJAPAN情報
配信限定シングル『ファンタジスタモンスター』、『タク代の唄』(『にけつッ!!』ED曲)が、着うたフル、BBT、iTunesで配信中。
その他、あやまんJAPANの最新情報は、公式サイト(http://www.showrunner.jp/talent_ayamanjapan.html)でご確認ください。
吉本興業の子育て応援プロジェクト「ママと!」「パパパーク!」では、配信番組『お試ししてみたっ!』(Ustreamにて生配信)をスタート。パパ芸人たちが、芸人の奥さんたちにより結成されたユニット“ヨメディアンズ”とともに、子育てにオススメの商品を実際に使って、その感想を伝えていきます。
本日3月14日(木)に配信された第1回目には、パパ芸人代表の田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、後藤淳平(ジャルジャル)、番組MCを務めるタケト、福島善成(がリットチュウ)と、ヨメディアンズ(二丁拳銃・修士&小堀の奥さま、タケトの奥さま、エハラマサヒロの奥さま、ガリットチュウ・福島の奥さま、犬の心・池谷の奥さま、ロシアンモンキー・中須の奥さま)が出演。育児用品メーカー“アップリカ”代官山店からの生配信で、子育ての体験談を交えながら、新商品のベビーカー「AirRia(エアリア)」を紹介しました。
番組は、まずはパパ芸人&ヨメディアンズの挨拶からスタート。話題の中心はやはり、今月9日(土)に第一子を授かったばかりの後藤。「こんなにかわいい生き物が世の中にいるのか!というくらい愛おしい」と言う新米パパ・後藤は、自分がやっていたラグビーの要のポジションである“ナンバー8”から、息子を“英斗(えいと)”くんと命名したと報告しました。
タケトは、パパとしても先輩である亮からの出産祝いの話を。春に生まれたのに、冬物の、しかもサイズの大きいベビー服をもらい、不思議に思ったというタケト。しかし後に、亮の心遣いに気付きます。春や夏物より値段が高い冬物を、しかも2シーズン使えるように大き目のものを贈ってくれたのだと。「さすが、よしもとを代表する“理想のパパNo.1”」と感嘆するタケトに、「それ、言わんといて!嫁に怒られる」とあせる亮。亮が“理想のパパNo.1”と言われると、奥さまは「世の中を上手にだましてる!」とご機嫌ナナメになるのだとか。
そんなパパトークでひとしきり盛り上がった後は、新商品を紹介。ここで、元芸人で放送作家の修士の奥さまが本領発揮します。“ハイシート”ながら“軽量”を実現したベビーカー「AirRia(エアリア)」の利点を伝えるため、ひょいと持ち上げ「軽~い!持ってないみたーい!」と、ショッピング番組ばりのリアクションを。これには、パパ芸人たちも「さすが!」と盛り上がります。続いて、相方・小堀の奥さまも良さをいかに伝えるかに挑戦したものの、修士の奥さまから「後で(小堀夫婦)まとめて説教しときます!」とダメ出し。袖で見ていた小堀にまで、とばっちりが!
続いて、「AirRia(エアリア)」を一ヶ月間使用したタケト夫婦が、写真とともに実際に使ってみての感想を報告。ところが、ベビーカーで散歩中の写真を見て、修士の奥さまから「この公園、ゴミ多いな」と関係ないところにツッコミが。これにはタケトも、「(番組に修士の奥さまが参加すると聞いて)ダメ出しされるんじゃないかと思うと怖かったんです!」と本音がこぼれました。ちなみに、番組終了後、タケトは本日のMCぶりを「58点!」と自己採点しましたが、修士の奥さまは「59点!」と1点上乗せしてくれました。そして、最後は「ホントにいいものだけを“いい”と伝えるという姿勢で、これからもやっていきたいですね」と、やはり修士の奥さまが締めのコメントを。こうして、笑いの絶えない中、番組は無事終了しました。
配信後の囲み取材では、パパ芸人&ヨメディアンズ、さらに袖で見ていた小堀も参加し、初回の配信を終えての感想を語りました。現在9歳と5歳お子さんのパパである亮は、「うちの子の時代と比べて、育児用品の進化にビックリしました。(進化した現在より)悪環境の中でもたくましく育ったうちの子に、今日はお土産でも買って帰ろうと思います」と、優しいコメントを。同様に進化に驚いたという福島からは、「こんなにいいベビーカーがあるなら、もう一人作ろうかな。今から頑張ります!」と子作り宣言が飛び出しました。
そして、後藤は、改めて息子誕生の喜びを。「泣き声もかわいくて、iPodに入れてずっと聞いていたいくらいです」と、早くも親バカぶりを発揮。普段はあまりメールのやりとりをしない相方の福徳から、「おめでとう(ハートマーク)」と絵文字入りのメールが届いたという裏話も報告してくれました。
パパ芸人&ヨメディアンズのお届けする番組『お試ししてみたっ!』(Ustream http://www.ustream.tv/channel/ママと/)、次回の配信もご期待ください!
【ロンドンブーツ1号2号】【田村亮】【ジャルジャル】【後藤淳平】【タケト】【ガリットチュウ】【福島善成】
●ロンドンブーツ1号2号の動画はこちら:http://ynn.jp/u/7/
●ジャルジャルの動画はこちら:http://ynn.jp/u/179/
●ガリットチュウの動画はこちら:http://ynn.jp/u/434/
3月14日(木)、都内にて行なわれた映画『シュガー・ラッシュ』のホワイトデーイベントに、よしもとの女芸人ユニット“SUGARS”から森三中、友近、ハリセンボンが出演しました。
本作の主人公は、アクション・ゲームの悪役キャラクターのラルフ。みんなに嫌われていることに嫌気がさしたラルフが自分のゲームを飛び出し、お菓子の国のレース・ゲーム“シュガー・ラッシュ”に迷い込むという冒険ファンタジー・ムービー。“SUGARS”メンバーたちは、日本語吹き替え版で声優に挑戦しています。
本イベントに、『シュガー・ラッシュ』とコラボした衣装で登場した“SUGARS”メンバー。ゲームキャラクターの人気者が集結している本作への参加とあって、ゲーム大好きなハリセンボン・はるかはノリノリ。「ゲームのキャラ同士が、同じ空間にいるなんて夢みたい」と大きい声で語る彼女に、「よほど好きなんやな。今日は、お腹から声が出てるもん」と、友近もビックリです。
本日はホワイトデー。これまで『シュガー・ラッシュ』の応援にがんばってきた“SUGARS”たちへのご褒美として、“イケメン”が登場……ということで笑顔を浮かべるメンバーでしたが、出て来たのが小さい男の子とあって、テンションはがた落ち。片や、男の子たちも変なものに出会ったような目つきで、彼女たちをじーっと見つめます。
黒沢が求愛ソングをダンス付きで熱唱すると、さらにびくびくし始めるイケメン・キッズ。追い打ちをかけるように、友近は「女の情念を見せてあげる」と好きな映画の一幕をやってのけるも、キッズは戸惑うばかり。ですが、報道陣は大爆笑でした。
イケメン・キッズとの距離が一向に縮まらないため、ゲームをすることに。ブロックを組み合わせると出てくるキャラクターの名前を当てようというものです。みんなで協力しながら組み立てるなか、突然現れたのはハリセンボン・春菜扮するラルフ。邪魔をしようとする春菜を抑えながら、“SUGARS”とキッズはなんとかブロックを完成させました。
しらじらしく、「ラルフだ!」と口々に叫ぶ“SUGARS”メンバー。なかには「サンンドウィッチマンの伊達さん?」との声も飛び出すも、春菜は「ラルフじゃねーよ!」「伊達さんじゃねーよ!」と次々に返していきます。「みんなと同じカワイイ衣装が着られると思ったのに、地毛でこんなに(髪の毛を)立ち上げられるなんて」と残念がりながらも、春菜は「この映画を観れば、ラルフのことが大好きになる。だから、ラルフができて嬉しい」とゴキゲンでした。
スペシャルゲストのソニック、パックマン、クライドとともに行なったフォトセッション時には、報道陣から「ラルフさん、こっちに目線ください」と何度もいじられます。そのたびに、「ラルフじゃね〜よ!」と連発していると、最後にはイベント・スタッフからも「ラルフさん、そろそろフォトセッション終わりです」といじられていました。
●作品情報
シュガー・ラッシュ
監督:リッチ・ムーア
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト:http://www.disney.co.jp/sugar-rush/
●SUGARS
公式サイト:http://sugar-s.jp/
2012年度からの中学校ダンス授業必修化を受け、1月28日より埼玉県北本市立宮内中学校にてスタートした、吉本所属のプロダンサーによる「きたもとよしもとダンス授業」。
全8回のダンス授業を経て、その集大成として、3月13日(水)にダンス発表会が同校で行われました。
まず、全員でEXILEの『Rising Sun』に乗せてウォーミングアップをした後、中学1年生(全4クラス)が男女に分かれ、計8チームが体育館のステージで、一生懸命練習してきたダンスを次々に披露します。
男子はゴールデンボンバーの『女々しくて』、女子はきゃりーぱみゅぱみゅさんの『つけまつる』に合わせて踊り、各チームが自ら考案した振り付けでフィニッシュ。
それぞれオリジナリティも出し、生徒だけではなく、教員や父兄からも拍手を浴びていました。
ダンス授業の指導にあたった「エグスプロージョン」の3名(男子生徒担当)、「THE GALAXXXXY★」の2名(女子生徒担当)が審査をし、男女1チームずつ優勝が発表されました。
まず、男子の優勝は4組で、「(銃声に合わせたパフォーマンスで)つかまれちゃったなあ。我々はステージに慣れてますけど、あれを思いついていきなりやれるかって言ったら、難しいですよ。ダンスの方もしっかり振り切って踊れてたので、一番よかったなと思います」とエグスプロージョンのおばらよしおが太鼓判。
一方、女子の優勝は1組。全員半袖になり、ステージ下でも踊るといった工夫が評価され、「この大会にかけてきたんだなっていう想いが、飛び出しちゃうくらい伝わりました(笑)」とTHE GALAXXXXY★のjunko☆。
男女とも、オリジナルの箇所が評価されたようです。
続いて、男子生徒選抜チームとエグスプロージョンによる『女々しくて』、女子生徒選抜チームとTHE GALAXXXXY★による『つけまつる』がそれぞれ披露された後、THE GALAXXXXY★とエグスプロージョンもそれぞれソロのダンスを披露。
THE GALAXXXXY★は、保健体育顧問の田丸先生が加わったり、エグスプロージョンはユーモラスな動きを混じえて笑いを取るなど、体育館を沸かせました。
さらには、エグスプロージョンとTHE GALAXXXXY★によるコラボダンスと続き、アニメ『ワンピース』のテーマ曲『ウィーアー!』に合わせ、華やかな衣装と振付で魅了しました。
つかの間のダンスショーを終えたプロダンサー5名が、それぞれダンス授業や今日の発表会について感想を述べました。
エグスプロージョン・まちゃあきは、「男子は中学生になると照れ屋さんになってくるよね(笑)。でも、授業をやっていったら、みんなで笑顔で踊れるようになって、僕らはダンスがひとつの遊びだと思ってるんで、ゲームでレベル上げるようにダンスも遊びながら上手くなって、もっと好きになっていったらうれしいと思います」と、生徒たちの今後についても期待をしている様子。
エグスプロージョン・おばらは、「僕は小中学、人前に出ることがものすごく苦手なタイプでした。恥ずかしがり屋でしたけど、目立ちたいという気持ちやかっこよく見せたいという気持ちもあって」と自分の経験を踏まえて、「これでダンスを終わっちゃう人もいるかもしれないですけど、きっかけを大事にして、一人でも多くの人にダンスを知ってもらって、楽しんでいただき、今度は発信してもらえたらと思います」とダンスの普及を促すコメントも飛び出しました。
エグスプロージョン・スヌーピーJは、「ものすごい感動しました。裏で練習してたんだろうなって。まさか伝説の人が出てくると思わなかった(笑)」と、プロレスラー・武藤敬司さんのラブポーズをした男子2組を讃えつつ、「教えさせていただいて、僕もいい経験になりました」と感謝を述べました。
THE GALAXXXXY★・junko☆は、ダンスを忘れずにいて、「同窓会に10年後とかに集まった時に、みんなでやるとか、そういうお約束をしてくれたら面白いと思います」と促しますが、まちゃあきは「同窓会で、三十路のおっさんが腰振ってたらちょっといやだけどね(笑)」と笑っていました。
THE GALAXXXXY★・YUMIEは、ダンスで誰でも個性が出るとして、「内気でも、喋りが得意じゃなくても、ダンスは踊れますからね!」とその可能性について、力強く語りました。
宮内中学校の生徒にも話を伺っており、4組の荒井さんは「初めは難しいと思ってたんですけど、みんなと一緒にダンスが出来て楽しかったです。最後、みんなで決めたアレンジがうまくいかなかったのが、ちょっともったいなかったです。(自己採点で)70点いかないくらいかな」と、充実感のなかにも少々悔しさも残ったようです。
一方、3組の井上くんは、「ダンスは初めてだったんで、頭のなかがダンスっていう言葉だけでいっぱいになり、踊ること自体が夢みたいだったんですけど、思ってた以上にすごい楽しくて、一生の思い出になると思います。先生(エグスプロージョン)は面白かったですね。特におばら先生のノリがよくて(笑)」と、授業の評判も上々でした。
記念撮影をした後、控え室にて、改めてエグスプロージョンとTHE GALAXXXXY★に感想を伺いました。
おばら「短い時間の中で、どれだけ本格的なダンスに近づけるか、正直難しいかなと思ってたんですけど、カッチリ踊らせるよりも、僕らが普段感じているようなダンスの単純な楽しさだったり、表現することでのワクワクだったりを味わってもらおうとしたんですね。今回の授業は、レッスンというより振り付けだったので、僕らと同じような気持を味わえたんじゃなないかと思うと、うれしいですね」
スヌーピーJ「最後に授業で、ステップを入れてみたんですね。生徒たちが“難しい!”“こんなの出来ないよ!”って言ってたんですけど、今日見たらみんなちゃんと出来てて、感動しましたね。陰でこっそり練習してたんだろうなって」
YUMIE「一人ひとり個性が違うんだよっていうのを伝えたくて、自分の良さに気づく機会になったんじゃないかなと思います。あと、机に向かう勉強と、体を使って踊ることは全然違っていて、踊って汗をかいているうちに、ストレスがなくなったり、笑顔になったりするのが感じられて、素敵でした」
両組によるコラボダンスについて訪ねると、まちゃあき曰く、「宮内中学校の案件が走りだしてから(笑)」始めたとのことでしたが、そうとは思えぬほどピッタリ揃っていました。
まちゃあき「THE GALAXXXXY★も吉本に入ったっていうのは知ってたんですけど、なかなか会うことってないんですよ。今回から一緒にいろいろやりだして、いろんなイベントで一緒になって、最近、仲良くなれたかなと…」
YUMIE「なんで声ちっちゃくなるんですか?(笑)」
まちゃあき「いや、俺だけそう思ってるのかなって(笑)」
おばら「THE GALAXXXXY★は、こういう見た目なので、ダンサーとしてバシっとしてるのかなと思ったら、意外とドアホウだったんですよ(笑)」
これには一同爆笑!
エグスプロージョンは、まちゃあきとおばらがMCを担当する「2MC」で、対してTHE GALAXXXXY★は「2ボケ」とjunko☆。しかし、まちゃあきによると、2人はボケを超えた「2宇宙(笑)」だそうです。
最後に、今回の授業、発表会を振り返ったまちゃあきは、「ワークショップだと、ガチガチにダンスやりたい人が来るんですけど、今回は体育の一環として、ダンスをやったことない人たち、興味ない人たちにどうダンスを接することができるかということをいろいろ考えました。みんなが楽しくなっていく様は楽しかったですね」と、指導者としての喜びも感じたようです。
junko☆は「今回、大成功だと思うんですよ。みんながあんなに上手くなってね。これって、新聞とかにも載るじゃないですか。いろんな学校の人が“うちもやりたい!”って言ってくれたらホントいいなと思ってて、そういう学校が増えたらうれしいですね」と、プロダンサーによるダンス授業について展望を語りました。
取材が終わるや否や、待ち受けていた生徒たちからサイン攻めを受けていた5名のダンサー。
今後とも、「きたもと☓よしもとプロジェクト」、並びにエグスプロージョン、THE GALAXXXXY★ら、よしもとダンサーズにも注目です。
THE GALAXXXXY★オフィシャルブログ:http://thegalaxxxxy.laff.jp/
エグスプロージョンオフィシャルブログ:http://egu.laff.jp/
3月10日(日)、東京・シネマート六本木にて同月9日(土)から公開中の映画『営業100万回』の舞台挨拶が行なわれ、主演のジャルジャル(福徳秀介、後藤淳平)と濱谷晃一監督が登壇しました。
舞台挨拶の最初からボケるジャルジャル。福徳が滑舌の悪い言い方で挨拶すれば、後藤も負けじと「ジャルンジャルンの後藤です」と挨拶します。
今作のオファーを最初に聞いたとき、「ドッキリだと思った」と言うのは福徳。ですが、「廊下でマネージャーと通り過ぎたときに“そういえば”という感じで言われたし、カメラがないことも確認して“わかりました”と返事をしました」とのこと。一方、後藤は「ありがたいなと思って、スケジュールを確認したら4日間だった。え? 映画を4日間で取るの?と思ったけど、燃え尽きようという気持ちで挑みました」と語ります。
実際、4日間の撮影はかなり過酷だったそう。「ずっと寝ないで撮ってたんで、3日目の深夜の撮影は、みんな寝てました」という福徳のコメントに、後藤が「カメラマンさんも寝ながら撮ってましたからね」と付け加えると、お客さんは爆笑。「カメラマンさん、カットかかった瞬間に目を開いてカメラ止めてました(笑)」(福徳)「室内のシーンが多くて、ずっと昼間の体でライトをつけて撮影していたので体内リズムが狂ってきたんやと思います」(後藤)と、撮影を振り返りました。
本作のふたりの役柄はそのまま、お笑いコンビ“ジャルジャル”の福徳秀介と後藤淳平。自分自身を演じたことについては「恥ずかしい」と福徳。「映画の中で熱いことを言うてるシーンがあるんですけど、後藤が笑かしてきて大変でした。わかりやすい変顔をするならまだしも、鼻の穴を膨らませるとか細かいことをやってくるから困った」と、後藤の顔マネをしながらクレームをつけます。それに対し、「その顔なんなん?」とツッコみながらも、「(劇中も)いつもと変わらない福徳やった。熱い男を演じてますけど、演技してる感じはなかった」と飄々と語り、福徳を追い詰めていました。
濱谷監督が「(今作は)地方営業で手を抜く芸人の話なんですけど、主演をやるならジャルジャルしかいないと思った」と語ると、ふたりは「誰が手ぇ抜いてるんすか!」「どんなイメージなんですか!」とやんややんや。その勢いに圧倒され、「本人は現状に思うところがあるだろうと思ったんです。“俺らは天才なのに”とか苦悩を抱えてるんじゃないかなと」と慌てて説明する監督。「営業で手を抜いてる役と、僕らのイメージがぴったり当てはまったってことですね?」(後藤)と納得しながらも、「(“俺らは天才なのに”は)ハズい……」(福徳)と照れくさそうです。
MCの出雲阿国から「実際、営業で手を抜いたことは?」と訊かれたふたり。芸歴3〜4年目の頃は感覚がつかめなかったらしく、「コントをやってもウケなかった」(福徳)んだそう。「わかるやろうけど、営業ってムズいでしょ? あそこでウケるのは、相当ムズいんですよ」(後藤)と同意を求められた出雲阿国も、「わかります! たしかに難しいですよね」と頷きます。
そんなふたり、当時の営業ではネタもせず、よく歌っていたそうです。これには、監督もお客さんも大笑い。「(ウケないから)営業はほんまに嫌やった。そこを監督に見抜かれたのかもしれないですね」と語る福徳でした。
これから作品を観るお客さんへのオススメポイントは、三者三様。
「本人役なんですけど、普段の僕らの関係に通ずるところもありました」と前置きしながら、「後藤がコーヒーを僕のカバンの上にこぼして、僕が“おいっ!”って言いながらカバンを拭くシーンがあるんです。その時、こぼした張本人の後藤は拭くのを手伝わない。これは普段もそうなんで、注目してほしい」と、後藤の日常を明かす福徳。
一方、「僕ら以外に、ゆりありくさんが出てるんですけど、お猿さんも一緒の楽屋やったんですね。画面では伝わらないと思いますけど……お猿さんの獣臭がとにかくすごかった」と後藤。「いや、映画の見どころやから」と福徳からツッコまれ、「お猿さん、演技はすごかったですよ!」とフォローします。
濱谷監督は「笑いやユーモアの力を感じられる作品にしたかった。大爆笑はないかもしれないけれど、そういうものを感じてもらえたらうれしいですね。あと、最後のステージのシーンは、ジャルジャルさんのアドリブがたくさん出ているので楽しんでいただければ」とアピールしました。
沖縄国際映画祭特集上映は、3月9日(土)より、シネマート六本木、小田原コロナシネマワールドなど全国順次公開。半券3枚、5枚でプレゼントに応募できるなども特典もあります。 詳しくは、公式サイト(http://yoshimoto-movie.com/)にてご確認ください。
また、第五回沖縄国際映画祭は3月23日(土)~30日(土)まで、沖縄コンベンションセンターなどで開催されます。
こちら、詳しくは公式サイト(http://oimf.jp/jp/)にてご確認ください!
●作品情報
営業100万回
監督:濱谷晃一
出演:福徳秀介(ジャルジャル)、後藤淳平(ジャルジャル)くまだまさしほか