3月13日(水)、有楽町のニッポン放送にて『もらえるダンロップ! 第4弾「ドライブ大喜利キャンペーン」』の発表が行われ、千原ジュニアが出席しました。
『もらえるダンロップ! 第4弾「ドライブ大喜利キャンペーン」』は、ダンロップの住友ゴム工業とニッポン放送とのタイアップによるもので、4回目となる今年は3月15日から5月31日まで実施されます。その気になる内容は以下の通りです。
①店頭キャンペーン
全国のキャンペーン参加店舗で「ドライブ大喜利」にちなんだクイズに正解し、応募いただくと、抽選で合計5,000名様に「オールナイトニッポンオリジナル限定盤CD」が当たる。
②WEBキャンペーン
WEBサイトから「ドライブ大喜利」作品を投稿いただき、大賞に選ばれた方のお名前が番組のタイトルになる「オールナイトニッポンGOLD」のDJ体験などが当たる。
しかしニッポン放送にとってはもちろん初、ジュニアにとっても初めての試みとなる“一般人とコンビを組んでのラジオ番組”『千原ジュニアと○○のオールナイトニッポンGOLD』については「いっやー…これはほんまにどうなるのかわからないっすね!」と戸惑い気味。さらには「僕、けっこう人見知りなんですけど、大丈夫ですかね(笑)」と笑みを浮かべます。
とはいえ、一般人と限ったわけではない募集要項に触れ「いざフタを空けてみたら、後輩の芸人の答えが選ばれて、一緒にやることになるかもしれない(笑)。ま、それはそれでええとしても、三又さんとか先輩やったら…なかなかのもんですよ」。また、一緒にやる一般人が男性とは限らないことについて訊かれると「あ、そうですね。大喜利で選ばれたということは感性もぼくと合うんでしょうし…ひょっとしたら思わぬ進展も!?」と、淡い期待を寄せたのでした。キャンペーンは3月15日(金)スタート。ジュニアと新コンビを結成するのは、あなたかも!
●「ドライブ大喜利キャンペーン」サイト
http://moradun.jp/ogiri/p/
このたび、ブラインドセーラーのHIROこと岩本光弘さんとニュースキャスターの辛坊治郎さんが、世界で初めてのダブルハンドによる小型ヨットでの太平洋横断に挑戦することになり、本日3月13日(水)、吉本興業株式会社東京本部にて記者会見が行なわれました。
生まれたときから先天性の視覚障害に見舞われ、高校生のときに残されていた視力を失った岩本さん。
その後、熊本県立全盲学校で鍼灸手技法を、サンフランシスコ州立大学で特殊教育学を習得。1992年、筑波大学理療科教員養成施設を卒業し、同年から筑波大学付属盲学校鍼灸手技療法科の教諭を務める傍ら、青山学院大学夜間部で心理学を学んだそうです。また2006年、ワールドブラインドセーリング大会に日本代表として参加。奥様との出会いをきっかけに、セーリングの聖地・サンディエゴでもう一度がんばりたいと考え、移住。現在は同市内にて指鍼術療法の医院を経営しながら、ブラインドセーリングを行なっているそうです。
辛坊さんは1980年、早稲田大学卒業後、読売テレビにアナウンサーとして入社。大のヨット好きでキャリアも長く、現在「ヨット雑誌・Kazi」に連載を持っています。
今回、2人が世界初の偉業へ挑戦することになった経緯は、プロジェクトD2製作委員会の比企より説明されました。
「アースマラソンで間寛平さんが乗っていた“エオラス”が役割を終えたまま、日本の海に留まっているという記事が雑誌に掲載された。そこで誰か使ってくれる人がいないか募集をかけたところ、岩本さんが名乗りを挙げてくれました。同乗者を探しているなかで、辛坊さんの顔がいの一番に浮かんだので、本人がいないところで岩本さんとお願いにいこうと決めたんです。そこで僕から電話をして事情を説明したところ、“面白いなぁ”と返事をもらってプロジェクトが進むことになりました」(比企)
「本日はお忙しいなか、お集まりいただきまして、ありがとうございます」と、何度も大きく区切りながら挨拶する岩本さん。「そんなに緊張しなくていいですよ」と辛坊さんに声をかけられ、ようやく笑顔を見せます。
「ヨットマンとしてずっと夢に描いていたヨットによる太平洋横断のチャンスが、こんなに早く訪れるとは思ってもいませんでした。福島からサンディエゴまでの道のりは、人生の縮図のようなもの。気持ちのいい日もあれば、大波をかぶったり、強風でヨットが斜めになることもある。でも、それも夢への実現のために必要なこと。自分を信じて、辛坊さんと二人三脚でがんばっていきたい」と意気込みました。
一方、辛坊さんはまずどれくらいの記者がいてカメラが何台あるのかを、岩本さんへ的確に伝えます。
「今回の挑戦は、比企さんに騙されたようなもの」とジョークを交えながらも、「まさに乗りかかった船。大きな声では言えないけれど、(いまの生活に)疲れたなと思っていたときに、この話をいただけた。休む絶好の理由になると思って乗っかったようなものですが(笑)、実は“ヨットで太平洋横断を横断したい”と30~40年言い続けていた。第1回大阪マラソンの番組で(間)寛平さんにお会いして、それを伝えたら“比企に言うといたるわぁ”って言ってくれたのが、今回の発端でした。人生はイベント。イベントのない人生はつまらない。私が今回挑戦しようと思ったのは、“面白そう”、それだけです。ご声援いただけたらと思います」と語りました。
ふたりは6月8日(土)、テストセーリングを兼ねて大阪北港ヨットハーバーから福島の小名浜へ入港。その後、ダブルハンドでサンディエゴのマリオット・マーキース&マリーナを目指して、5100マイルの旅へと出発します。
今回、最終出港地として小名浜を選んだのは、2年前の東日本大震災を風化させたいことと被災地のみなさんを少しでも元気づけたいがためのこと。
小学校の頃は野球ができるほどあった視力が段々と落ちていき、高校時代に全盲となってしまったとき、岩本さんは大好きな海に身を投じようと思ったそうです。説明をしていた司会の比企が言葉を詰まらせてしまったため、辛坊さんが引き継いだのですが、岩本さんの壮絶な覚悟に涙ぐむ一幕もありました。
岩本さん自身も「海に投げようと思ったとき、“怖い”と思った」と、当時を振り返ります。「で、泣いて泣いて眠りに落ちたときに、夢の中でポジティブに生きようというメッセージを受けたんです。生きる意味を失っている人は僕以外にもいるけれど、僕がポジティブに生きることで勇気を与えられるんじゃないかと感じました。2年前、大震災が起こったときに、何もできないけれど、何かがしたいと思った。アメリカなどのローカルメディアでこの思いを風化させないために、僕はハーフマラソンを走り、主張してきました。震災の被害に遭われた海を愛してヨットをやっていた方、海水浴に行っていた方の中には、もう海は見たくないと思う日ともいると思います。ですが、勇気を出してポジティブに捉えられるよう、家族の絆や亡くなった方々から受ける命の大切さを重要視してほしいと思ったんです」と語りました。
アメリカにいることで、より日本を近く感じているという岩本さん。SWISの方々と一緒に、福島の海星高校のヨット部といわきジュニアヨットスクールに小さなヨットを手渡そうと決意。先にアメリカで行なわれたハーフマラソンを走ったりと、出港ギリギリまで募金活動を行なうそうです。
「僕の夢が、福島からスタートする。(被害に見舞われた方々に)海は君たちのことを待っているよというメッセージを贈りたいんです」と力強く語りました。
ふたりが乗船するのは、アースマラソン時よりもパワーアップした“エオラス”。インマルサット衛星により進化したVsat衛星を搭載。ふたつ増設された発電機と大量に確保されるバッテリーから1日8分のデジタル映像を配信するほか、ブログの更新も行なう予定とのこと。ふたりの航海の様子は、休みなく周り続けるカメラですべてが映されます。
また航海中、岩本さんは古野電気によるマルチファンクションディスプレイのブラインド向けソフトウェアを使って、正確な情報を取り出していくとのこと。船内はWi-Fi環境も設備されており、安全を確保しながら航海できるそうです。
「比企さんのヨットは、頑丈。やたら分厚くて、カプセルにもなっているので戸締まりすれば、真っ逆さまになっても浮いてます」と辛坊さん。「いちばん怖いのは、落水。でもハーネスラインをつけて、お互いの命を守るというルールさえ守れば大丈夫です」と断言しながらも、「これからが大変ですよ」と気を引き締めることも忘れません。
「日本を離れるまでは、私が法的な責任者=船長になるので、そのための訓練をやっていきたい。小さな船ですから、声をかけあってコンビネーションを持っていきたいですね」と語る辛坊さんに、岩本さんは「辛坊さんは表現がすごい。イメージがすごく浮かびやすいように話してくれるので、頭の中でメンタルマップをつくりながらセービングできるのが楽しみです」と期待を寄せます。
実は辛坊さん、昨年末の人間ドックで十二指腸がんが見つかったそう。「内視鏡手術で摘出したんですけれど、人間ドックはこのプロジェクトのために受けたものだったから、ある意味、HIROさんは命の恩人。4月にもう一度検査を受けるんだけど、それで何か見つかったら……というのだけが懸念。そうなったら、比企さんに行ってもらうということになるかも」と話すも、「辛坊さんと行きたいです!」と岩本さん。これに対して、辛坊さんは「本当は堀北真希さんと行きたかった。岩本さんはテンションが高くて元気なイメージ。本当はそういう人、苦手なんですよ」とおどけながらも、「ぜひ! 決めたからには行かなきゃカッコ悪い。そんなことはできない」と力強く返しました。
フォトセッション後には、もう一度マイクを握り、「今日、会見に来てくださったみなさんは、私たちと一緒に航海するくらいの気持ちで」と語りかける辛坊さん。「出港の際には、いわきまで来ていただけるとありがたいですし、ゴールのサンディエゴまでいらっしゃると楽しいときが過ごせるんじゃないかなと。今後ともよろしくお願いします」と報道陣へ呼びかけました。
●公式サイト
http://www.b-sailing.com/
3月10日(日)、ラフォーレミュージアム原宿にて『舌錬(たんれん)~我、舞台にて多数のゲストを初めて知る也~vol.2 ロザン編』が開催されました。こちらのライブはお客様にはもちろん、ロザンにも内緒でサプライズゲストが4組登壇。そのサプライズゲスト4組の魅力を、いかにうまく引き出せるかを披露するという、なかなかにアグレッシブなトークライブです。さて、どうなりますか…。
とはいえ、いきなりの予想外で、二人はもう考えるのをやめたようですが…続いてのゲストにまたビックリ。テレビレポーターとして活躍する「事件です」でおなじみ、阿部祐二さんが現われたのでした。「うそだー!」と迎えると「っていうか、ぼくたちのこと知ってますか?」と戸惑うロザン。「もちろんですよ!」と応じる阿部さんと、探り探りトークを展開していきます。
ということで、阿部さんといえばの恐妻家としてのお話を伺うなど、いい具合にあったまっていくと、互いの鉱脈にぶち当たります。「阿部さんは『スッキリ!』で…あ、宇治原は『モーニングバード』に出てる!」。阿部さんは「ずっと一人勝ち状態だったんですけど、最近『バード』がすごいきてるんですよね」とすると、菅は「じゃ、ぼくがそっちに行きましょか?」。「なに言うてんねん!」とした宇治原ですが、実は阿部さんいわく「宇治原さんの出ている水曜だけは連勝してるんですよ(笑)」。すると菅は、今度は宇治原に対し「交代?(笑)」。そんなロザンに導かれるようにして、しゃべり好きという阿部さんも爆裂して他番組へ毒づくなど、大盛り上がり。「朝を面白くしましょう!」と互いにエールを送りあったのでした。 そして続いては、スラリとした女性が登場! 「キレイな方で…」と驚く菅ですが、つかつかと宇治原に近寄ると「え、知らん(笑)」。正解は、『JJ』のほかモデルとして大活躍中のダレノガレ明美さん。“ローラの妹分”ともいわれる方ですが…二人はどのようにトークを引き出していくのでしょう?という心配はまったくの杞憂。「同じ彼氏に23回浮気された」という明美さんに、二人は「どういうこと!?」とぐいぐい。「でも好きだったから彼をそのたびに許してしまった」明美さんですが、その彼と別れた理由は「私に好きな人ができたので(笑)」。しかし、告白してもない段階で、筋を通すために別れたという彼女の男前ぶりに、二人も「おお」。すると菅は「その点、宇治原は違うな。『彼女おるけど、それでもよかったら』って感じやんな?」などといきなりぶっ込んで、宇治原は「なに根も葉もないことを!」。ほか、大の巨人ファンであう彼女の理想のタイプを聞いたりとやんややんや(ちなみに菅は「あ、駒田でしょ! 満塁男の!」と言っておりました)。明美さんも「マネージャーに後で怒られる!」と叫ぶほどで、『舌錬』としては大成功なのでした。
ここまで来たら、最後はどうなる!? で、登場したのはこの人! 泣く子もあえぐ作家の岩井志麻子さん!! 客席もロザンも「おおー!」とどよめき迎えると、岩井さんは「若い男が二人もー!」と二人の体をまさぐっての挨拶を経て着席します。 「(月のものが)上がりそうだったけど、またちょっと延びるわ」などと喜ぶ岩井さん。そこからはもう…9割方は書けない話のオンパレード。性への目覚め、そして18歳年下の韓国人の旦那様との日々、前夫との再会などなど、すべてのモザイクを拝したトークが展開。ときにはお客さんが引くほどですが、ロザンの二人(主に菅)は大喜び。そんな岩井さんに、逆に導かれるようにして、宇治原が性の目覚めについて語ったり、菅はSかMかを知りたくて探求しに行った話などを開陳し、えもいわれぬピンキーな空間が現出したのでした。最後の最後にはプチゲストとして、現場マネージャーとのトークも行ったロザン。「人選が意外やったし、楽しかったー!」と満足そうな二人は「またぜひ機会があればやりたいですね」。たしかに次に期待したくなるトークイベントとなりました!
ロザンの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/116/
そしていよいよ、結果の発表です。まずは、10位~4位までを一気に発表したのですが…10位で淳の料理がコール! 「出た! 早い~!! もう終わり!? ぜんぜん楽しめないんだけど!」と、唖然呆然。「いや、でも4万皿以上出てるわけでこれはすごいですよ」と気を取り直して騙ろうとしますが、春菜に「先へ発表の方へ行かさせていただきます」と遮られる始末。
以降も「ふわふわピリ辛 はんぺんお好み焼」「あとひく旨さ 長芋のピリ辛麻婆炒め」「イングリッシュマフィンでプルコギピザ」「カリッ!とろぅ!もち明太巾着」「明太ちーぼー」と、タイトルだけでおいしそうな料理が立て続けに。さすがは上位10品。レベルの高さに、淳も「音のつけ方とか、素材の選び方もやっぱすごくうまい。来年こそは…!」と感嘆の表情を浮かべつつ、あらたな闘志を早くも見せていたのでした。
そしてモンテローザの常務株式会社モンテローザ常務取締役営業推進室長の木村政一さんが登場。いよいよトップ3の発表です。まずは3位は「アツアツ!!揚げなすギョーザ」。
3位は売り上げの3%ということで、133万2994円の目録とトロフィーが贈呈。そして2位は「さっぱり梅レンコン」。こちらも3%の186万9101円とトロフィーが贈呈。
そして栄えある第一位は…「コリコリエンガワのユッケ風」! こちらの賞金は売り上げの10%ということで、なんと総額643万6608円! 淳も「マジで!? えげつないよ!」と驚愕の表情。「エンガワが好きで、それで今は同じように好きなユッケが食べられないので合わせてみました」という、考案のポイントに淳は「その手があったか!」。 なお、上位5位までのすべての順位を当てた人で、1000万円を分け合うという「おかず5(ファイブ)」は…正解者なしという結果に。最後に淳は「もう2回勉強したので次はいけると思います!」。淳のエントリーのゆくえはともかく、今年は昨年よりも5000通応募が増えたということで、来年はさらに激戦が予想されます。アツくて、なにより美味しい戦いに、ぜひみなさんも備えてみては?
この春、創業100周年を経て101回目の春を迎える吉本興業では、笑いの殿堂・なんばグランド花月をさらに楽しんでいただけるスペシャルなキャンペーンを実施することになりました。3月16日(土)~4月14日(日)には大阪市営交通局とタッグを組んでの「おかげさまで吉本興業100周年 大阪市営交通感謝観劇スタンプラリー」を開催。さらに3月15日(金)~4月5日(金)には「春休みお子様キャンぺーン」と題してちびっ子たちへのサービスも! そんな一連のお得な情報をPRすべく、間寛平と西川忠志がなんばグランド花月チケット売場前にて記者発表を行うとともに、期間中に設置される“笑いの神像”の除幕式も開かれました。
忠志は市営地下鉄の車掌姿、寛平は『吉本百年物語』3月公演「100年感謝 これからもよろしく」で自身が演じる坊主の衣装で登場。まずは忠志が「101回目の春、さらに皆さんに喜んでいただこうと、いろんなサービスをご用意しました」と切り出しました。ところが、いつもの通りハキハキ大きな声で丁寧に語りかける忠志に、寛平は「堅いねん!」「さっきから耳が痛いねん!」とツッコミまくって笑わせます。もちろん、まもなくスタートする3月公演については「一生懸命、稽古しています。12本目で千秋楽となる公演。ぜひ見てください!」と力強くアピールすることも忘れません。この日は大阪市営交通のキャラクターである「にゃんばろう」も会見に参加。おじぎをして挨拶する姿に「かわいいですねえ」と目を細める(?)ふたりでした。
ここから忠志が、今回のキャンペーンについて詳しく説明することに。「大阪市営交通感謝観劇スタンプラリー」は、吉本興業にゆかりのある地下鉄6駅をめぐってのスタンプラリーに参加いただき、ゴールであるなんばグランド花月(最寄り駅:なんば)を目指すというもの。スタンプ2個以上を集めると参加者全員に記念ステッカーがプレゼントされるほか、公演鑑賞券など豪華賞品が当たるガラポン抽選会も実施されます。忠志が実施駅についてヒントを出すと、次々に正解していく寛平。残念ながら南森町は外してしまいましたが、いずれも吉本の劇場があった場所ばかり、ここでも100年の歴史を振り替えれるようになっています。
続いてガラポンで当たる賞品を紹介。なんばグランド花月ひる公演の鑑賞券50名、「吉本百年物語」3月公演鑑賞券50名、なんばグランド花月よるバラエティ公演鑑賞券100名などなど豪華すぎるラインナップに、寛平は「吉本興業はなかなかしませんよ、そんなこと!」と声を上げ、「やるねえ、今までにない規模やね」と絶賛していました。ほかにも5upよしもと5up花月鑑賞券や、なんばグランド花月ビル内で使えるクーポン、グッズなども当たるので、ぜひチャレンジしてみてください! 3月23日(土)からは地下鉄各線の終電が最大で30分も延長されますので、「見た後に、ゆっくり食事してから帰れるね」(寛平)など、楽しみ方も広がりそうです。
また、劇場チケット売場でPiTaPaを提示すると、「吉本百年物語」3月公演の観劇料金が500円割引になるサービスや、「春休みお子様キャンペーン」では期間中の特別公演平日1回目が通常1階席4500円、2階席4000円のところ小学生以下のお子様は全席2500円になるなど、とにかくお得な割引もたっぷり。忠志は「市営交通に乗ってご家族で来ていただき、割引分のお金でランチを食べてもいいですね」と提案していました。
そしていよいよ、気になる“笑いの神像”の除幕式に。「3月公演にちなみ、皆さんに見ていただきたいものが……」と説明した忠志。さっそく寛平とともに幕を引くと、そこには黄金に輝く寛平にそっくりな像が! 見るなり笑いが止まらない寛平は、「これ、笑いの神やなくて坊主やないか!」「誰かに似てないか?」。すかさず忠志が3月公演のストーリーや、寛平演じるキャラクターが僧の姿をした笑いの神であることなどを説明、改めて劇場に足を運んでもらうべく呼びかけていました。
質疑応答で「像になった気持ちは?」と聞かれた寛平は、「うれしいです。笑いの神様を作ってもらって、それが僕にそっくりだなんて」と大満足の様子。さらに、実際に触ってみて「あ、結構しっかりしてますよ」「触ると運がつきますよ! そっとなら触っても大丈夫だと思います」と笑顔を見せました。具体的には「人を笑わせることができる、そしてそれによって幸せを感じられるかも?」と御利益を説明。これを受けて忠志も「笑いはすべてに通じる良薬と申します。見ていただくことで、笑いのエキスをたっぷり感じて生活していただけるはず!」。ちなみにぜひ触って運気を上げてもらいたい後輩芸人は、「ガリガリガリクソン」(寛平)とのこと。「(ラーメン)店もつぶれてしまって大変な状態やから……」と心配そうに話していました。
3月公演は現在、稽古も大詰めの段階ですが、前回出演した6月公演の時と比べ「4月からやってきた積み重ねでうまくいっている気がする」と寛平。「とにかくみんなイキイキ楽しそうにやっていて、稽古を見ていると涙が出る、という人もいる」そうで、6月公演と12月公演に出演した忠志も「これまでの公演すべてのパワーが集約され、受け継がれているからでしょうね」としみじみ。寛平は「そう、まるでリレーみたい。たすきを渡されて、最後のゴールに向かって走っていくような気持ち。その役目をいただき、本当にありがたい」と真摯に語っていました。
そんな「吉本百年物語」3月公演をはじめ、毎日が見どころ楽しみどころいっぱい。お得な春のなんばグランド花月に、ぜひ市営交通を使ってお出かけください!
「おかげさまで吉本興業100周年 大阪市営交通感謝観劇スタンプラリー」
期間:3月16日(土)~4月14日(日)
大阪市営地下鉄の御堂筋線梅田駅、御堂筋線心斎橋駅、長堀鶴見緑地線京橋駅、千日前線野田阪神駅、谷町線皆南森町駅、御堂筋線動物園前駅の6駅に設置されている芸人スタンプを2個以上集めたら、なんばグランド花月へ。参加賞のステッカーがもらえるほか、さらにスタンプを集めた数だけ豪華賞品が当たるガラポンを回せます!
【賞品】
A賞 なんばグランド花月ひる公演鑑賞券 50名様
B賞 吉本百年物語3月公演鑑賞券 50名様
C賞 なんばグランド花月よるバラエティ公演鑑賞券 100名様
D賞 5upよしもと5up花月公演鑑賞券 150名様
※その他、なんばグランド花月ビルで使えるクーポン券やグッズもあり!
※劇場チケット売場においPiTaPaをご提示いただくと、3月公演の観劇料金が500円割引になるサービスもあります!
「春休みお子様キャンペーン」
期間:3月15日(金)~4月5日(金)
小学生以下のお子様は、特別公演平日1回目(9:45開演)が、通常1階席4500円、2階席4000円のところ、全席2500円にてご覧いただけます!
※お子様の人数はご予約の時点で必ずお申し付けください。
★詳しくは、なんばグランド花月のホームページで!★
http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/
3月11日(月)、東京・神保町花月にて、『月亭方正 披露名の会』が行われました。
開演に先立ち、会見も行われ、今年の1月に落語家へ転身、山崎邦正から芸名を改名した月亭方正、そして師匠の月亭八方も出席しました。
この日の神保町花月は、前売り券が完売と大盛況。温かい拍手に迎えられ高座に上がった方正は、「3月の7日に、(大阪)天満天神繁昌亭で1日目が終わりまして、今日が『披露名の会』最終日。結局2回なんですけど(笑)」と、さっそく笑いを誘いました。
その後、物販の売上について、「手ぬぐいが4枚くらい売れまして、本(『僕が落語家になった理由(わけ)』)もそこそこ。写真集(『奇跡』)が0冊」と愚痴をこぼし、爆笑に包まれると、「“アハハ!”やないよ。0ってあんの? みなさん、僕に好意を持ってるんですよね? インド人もえらい概念生み出したわ。インド人が悪いんじゃないですよ。あなた達が悪いんですよ!」などと畳み掛けます。
そんな方正は、一男二女を持つパパでもあり、子供たちの微笑ましいエピソード、さらには大阪と東京の違いといったエピソードを混じえた枕(まくら)から、これまた笑いの絶えない落語『手水廻し』(ちょうずまわし)を披露しました。
方正に続いて高座に上がったのは、師匠の月亭八方で、「襲名披露というのはよくあるんですが、ただ披露するという会というのは、珍しゅうございまして」と挨拶がてら言い放ちます。
その後、弟子入り志願してきた頃の方正を振り返り、「本格的に(落語を)やりたい。弟子になりたい。月亭がもらいたいと、さすがに私はね、いいですよって言うたんですよ。月亭くらいの名前で何を悩むんですか。熨斗(のし)をつけてくれてやりますよ」と独特の調子で笑いを誘いました。
その八方は『猫の忠信』を披露し、貫禄の熱演で魅了しました。
休憩を挟み、再び方正が高座に上がると、「月亭八方」という名前をもらった頃を振り返ります。
うれしさのあまり、初代・桂春団治の破天荒さに憧れ、お酒を2升飲むも、「腸がやぶれて、1週間酔したよ。3週間くらい入院したわ。全然体が破天荒仕様じゃないんですよ(笑)」といった失敗から、今では3合しかお酒を飲まないそうです。
そうした枕で爆笑を奪った方正ですが、二席目では一転、じっくりと『鼠穴』を披露し、観客を魅了しました。
今後とも、月亭八方、月亭方正、そしてこの日『寿限無』を披露した月亭太遊ら月亭一門に注目です。
なお、月亭方正著『僕が落語家になった理由(わけ)』はアスペクトより1365円(税込)、月亭八方著『さりとて、落語家』はヨシモトブックスより1500円(税込)にて、それぞれ発売中です。
3月10日(日)、都内のラフォーレミュージアム原宿にて、ライブ『冠次六』が開催されました。
『冠次六』(かんむりじろう)とは、「冠」番組が欲しい「次」を狙う「六」組の腕あり芸人たちのことであり、初開催となる今回のライブでは、現在の番組についてや、具体的に冠番組についてのアイディアなどを語り合いました。
出演者は、FUJIWARA、TKO、陣内智則、品川庄司、バイきんぐ、ハリセンボンという6組7名で、冠二郎さんの『炎』をBGMとしたオープニングVTR後、全員揃って登壇。
唯一のピン芸人である陣内がMCを務め、各組を紹介するなか、TKO・木下さんが「(松竹芸能所属ながら)僕ら、ほぼよしもとみたいなもんですから」と自虐的に語るも、陣内はスルー。それを見逃さなかった品川庄司・品川は「拾ってあげないとカッコ悪いから!(笑)」とフォロー。
よしもと以外からは、TKOともう1組、SMA所属のバイきんぐが参加。さっそくFUJIWARA・藤本と品川がいじりだし、「どんな日?」と聞かれ、小峠さんが「なんて日だ!」を連発。さらには「なんて日?」と振られ、「だ!」だけ言うハメにも。
この日、一番芸歴のあるFUJIWARA。藤本が「どんマイケル!」と挨拶すれば、原西は一人だけ半袖で、しかも色あせたTシャツであることを品川に指摘されるなど、先輩の威厳はないようです。
かつて冠番組を持っていた品川庄司。近年様々な形で注目を集める品川ですが、「(『アメトーーク』の企画)「どうした!?品川」きっかけにめっちゃ売れるんじゃないって言われたけど、それを超えるくらいスタッフに嫌われているから、あまり変わってない(笑)」と現状に苦笑い。
唯一の女性芸人であるハリセンボンは、まだ冠番組を持つほどではないと謙遜し、箕輪曰く「みなさんの癒し要員です」であり、近藤は「はるかも気合入れて、カーディガンと前歯の色を合わせてきましたよ」と言い、笑いを誘います。
「浮気山ほどしたんや!」という陣内お馴染みの(?)フレーズが飛び出し、その流れで品川庄司・庄司に矛先が向かうと、「俺、浮気したら仕事なくなるでしょ」とキッパリ。
藤本から「ギャグもなくなるからね」、品川から「元ミキティー! 練習しておけ」と振られた庄司は、「元ミキティー!」と叫ぶのでした。
続けて、なぜか小峠さんが「なんて日ティー!」と叫ぶ一コマも。
さて、来場者には入場の際、ある週のゴールデン帯に放送された番組の視聴率一覧が配布されました(終演後に回収)。ここからは、この資料を見ながら、冠番組についてトークを展開します。
現在、視聴率の低い番組の代わりに、自分たちの冠番組を始めようという話題となるも、例え冠番組を持てても低視聴率では意味が無いとし、品川は「誰も見ない冠番組より『ロンドンハーツ』の方が大事!」と格言のように言い切りました。
「自分が出てないのに録画する番組」というお題では、やはり『ロンドンハーツ』、『めちゃイケ』、『アメトーーク』といったバラエティが挙がるなか、庄司は主にニュースやドキュメンタリー番組とのこと。
箕輪の場合は、『サイエンスZERO』に出てくる学者などの専門家目当てで視聴し、「勉強しかしてないから、(ナビゲーターの)南沢奈央ちゃんを前にヘラヘラするんですよ(笑)」といった点に注目しているそうですが、当然「はるかも勉強しかしてこなかったでしょ」と近藤にツッコまれました。
『しゃべくり007』の話題になると、陣内が収録するも、放送されず、お蔵入りになったエピソードを披露。
自分がレギュラーの誰かと入れ替わるなら、「強いていえば(チュートリアル)福田」と言い切ったのは品川でした。しかし、「あの優しい笑顔のポジションがおしゃべりクソ野郎になったらギスギスする(笑)」と、自己分析。
バイきんぐの2人は、クイズ番組での立ち位置に困っているらしく、小峠さんは横顔が正岡子規に似ているから、知的に見られているとか。
その他の芸人も、クイズ番組に出演する際、ボケ解答は天然ボケの人には勝てず、かと言って賢さではロザン・宇治原のようなインテリ芸人に勝てないといった、共通したジレンマがあるようです。
ゴールデン番組の司会などを経験している陣内に対し、「宮根(誠司)さんのようになってたはず」と指摘されると、「イジリーさん?」と聞き間違える陣内。
天然炸裂に、「宮根さんをイジリーさんと聞き間違える人、冠モテません!」と品川にツッコまれるのでした。
続いて、『冠次六的!テレビ欄』なるコーナーが始まり、出演者の考えた番組内容案が次々紹介されます。
タイトルだけ先にモニターで流れるのですが、そこには「口説キング」「ピンクのおっさん」「相方と泊まろう」「リアル人生ゲーム~なんて日だ!」「離婚さんいらっしゃい」「原西新喜劇」などなど、発案者が一目でわかるタイトルと、まったく内容が読み取れないタイトルとが混在。
気になるタイトルは、改めてピックアップされるのですが、まず「カレー」。発案者は木下さんで、「カレー大好きやから何でもカレーかけるんですよ」というカレーづくしの企画とのこと。
しかし、街ブラの際、愛玩犬にもカレーをかけようとする木下さんに、総ツッコミが飛びます。
続く「ほめ数珠つなぎ」も木下さんの発案で、ランダムなくじびきで、ほめ言葉をかけるというもの。試しに、箕輪が木下さんをほめることになったのですが、「いらっしゃるだけで、安心するんですよね」という箕輪のほめワードに、ニンマリする木下さんが大不評!
「フィンランド進出への道」は、ハリセンボンの発案で、フィンランドのハロネン元大統領が近藤に似ていることから着想。実際にモニターでハロネンさんの写真が映し出されましたが、場内が騒然となるほどそっくりでした。
近藤は実際にハロネンさんとお会いしたこともあり、また世界中に近藤似の人がいることから、その人たちに会いにいくといったアイディアも飛び交います。
続いて、品川発案の「カードトーク」。配布されたトークテーマについてエピソードを話し、誰かと同じテーマで勝負を挑み、面白かった方がカードを消化し、手持ちのカードを早く0枚にしたら勝利……というゲーム性のあるトーク企画です。
実際にカードが配り、お試しで行いましたが、品川の出したカードは「陣内さん」で、陣内の天然エピソードの数々を披露。
品川の指名で、小峠さんが「陣内さん」をテーマにトークすることとなり、「陣内さんはさっき、“昨日『オンバト』出てたね。ネタめっちゃ面白かった”と、この舞台、気持よく送り出してくれたんですよね。すごいなあ」とべた褒め。
これを聞いた木下さんは、先ほどの「ほめ数珠つなぎ」のことを掘り返し、やたら小峠さんを讃えます。
その後、「タクシー」をテーマに、バイきんぐ・西村さんとFUJIWARA・原西が対決しますが、車内で本を売りつけられた西村さんの話に対し、タクシー内にあった薄毛対策のチラシを取ろうとしたら、運転手に「手遅れ!」と言われた原西が勝利。
お次は、庄司が実際にロケをしてきたという「ちくび相撲普及委員会」なる企画。
ちくびを洗濯バサミで挟み、1対1で綱引きのようにひっぱりあうゲーム(?)を庄司は残していきたいとして、原宿を行き交う一般の方に声をかけて、対戦。
4人の男性と対戦し、その全試合を見せられた出演者からブーイングが出ますが、「ええと思うで。いろんなちくび見れる」と、これまた「ほめ数珠つなぎ」モードに入る木下さんでした。
最後は、藤本発案による「おじいちゃんといっしょ」をシミュレート。
超高齢化社会に向けたバラエティとのことで、70歳から83歳までのおじいちゃん3人と一緒に、藤本仕切りのもと大喜利大会を行いました。
まず、「安倍総理が朝起きて1番にやる意外なこととは?」というお題が出されたのですが、スケッチブックの使い方がわからず、1枚に複数の答えを書いたり、川柳風に縦書に書いたりし、それだけではやくも一同の爆笑を誘います。
肝心の答えでは、「まむしドリンクを飲む」「奥さんを大声で呼ぶ」「歯を磨く」といった、あまり「意外」ではない答えが続出。
次の「こんな温泉宿には泊まりたくない。どんな宿?」というお題では、「大喜利が得意」と豪語する西村さんが例として「くさい飯が出る」と回答。するとなんと「くさい飯が出る」と全く同じ答えを書くおじいちゃんが!
これには当の西村さんも大笑いでした。
最後に「この医者、絶対ヤブ医者だな。なぜそう思った?」というお題では、なかなかペンが進まないおじいちゃんに対して、藤本が「ドラえもんでも描いてもらっていいですか?」と促すと、他の2人もドラえもんを描きはじめます。
おじいちゃん3人によるドラえもんは、実に個性的で、特に3番めのおじいちゃんは、「ヤブ医者はドライモンである」という一文を書き添え、このシュールな世界観に場内は爆笑に包まれました。
エンディングでは、陣内の口から、次回『冠次六』は6月にルミネtheよしもとにて開催予定との発表がされました。
様々な企画案、さらには庄司のようにロケも始動し、冠番組獲得に向けてやる気まんまんの6組でしたが、品川が「ホントに関係者来てるんですか?(笑)」と、疑いの目で客席を見渡したしたところで終演となりました。
3月10日(日)、東京・シネマート六本木にて昨日9日(土)から公開中の映画『タバコイ〜タバコで始まる恋物語〜』の舞台挨拶が行なわれ、主演の又吉直樹(ピース)、遠藤久美子さん、品川智春(品川庄司)、中川通成監督が登壇しました。
緊張した面持ちで、「主演をやらせていただきました」と挨拶した又吉。「ぎこちない。固いよ!」と庄司から早速ツッコまれます。
今作のオファーをもらった時、「監督には“僕には無理じゃないですか”とまず言いました。映画なんてほとんど出たことがないのに、主演なんて……」と語る又吉に、MCの出雲阿国は「相方の綾部さんは、映画にもたくさん出ている印象ですよね?」と質問。「綾部は将来の夢がハリウッドスターですから、着々と(目標への)階段をのぼってるんですけどね」と笑わせます。
不安な又吉に、中川監督が「大丈夫だよ。役柄が比較的、又吉くんと近いからやれると思う」と優しく声をかけてくれたことによって、出演の決心がついたそう。ですが、「演技ができないのも範疇に入ってると言ってくれていたのに、いちばん最初のシーンが終わったあとに、ミーティングが開かれて。僕の声があまりにも小さかったみたいで、監督から“又吉くん、もっと元気出せるかな?”と言われました。プロデューサーさんからも“フランス映画を撮ってるんちゃうから”って言われて……」と切なそう。
「僕が芝居している間、スタッフさんはみんな半笑いでしたし」と語ると、庄司も「監督が笑ってNGになっちゃうときもあったよね?」とコメント。そう振られた中川監督は「バラエティ番組のくせで、つい笑っちゃってカメラマンさんに怒られた。でも、楽しくやらせていただきました」と振り返ります。
監督曰く、「最初はフランス映画みたいだった又吉くんが、2月の寒い時期に撮影したこともあって、後半はおじいちゃんみたいになっていた」とのこと。ラーメン屋で又吉演じる主人公が奇跡のタバコをもらうシーンが何度か登場するのですが、「実はあのシーン、遠藤さんが映り込んでるんです。台詞がないから申し訳なかったんだけど、後ろのほうでラーメンを食べてもらったんですよ」と裏話を披露すると、見終わったお客さんから「え〜!」と驚きの声があがりました。
又吉の演技について、遠藤さんも「フランス映画のようだった」と感想を。「それ、いい意味じゃないでしょう?」と訝しがる又吉に、首を横に振りながら「私が言うのもおこがましいんですけど、又吉さんワールドで。雰囲気や空気が一緒にやっていて心地よかった」と笑顔です。ですが、又吉は「いまのが本音であることを祈ります」と疑っていました。
庄司も、又吉の演技を「最高じゃないですか!」と絶賛。「忙しいなか、現場に入ってからの姿勢が素晴らしかった。あまりにも忙しいから、寝る時間もなくて。台詞の練習が終わってすぐ寝るのは当然、座る直前から食い気味で寝てることもあった」と、撮影時の様子を語ります。普段、バラエティ番組でお世話になっていた方が監督だったこともあって、撮影現場では常にリラックスできたそうです。
“本音と建前”がテーマとなっている本作にかけて、登壇者たちに質問の“本音と建前”を答えてもらうことに。「庄司さんのよくやっている“ミキティー!”の言い方でやってもらいましょうか」と出雲阿国が振るも、「全力でやってない。こうだよ」と庄司。「ミキティー!」と絶叫すると、お客さんから歓声があがります。
その様子を見た庄司は「テレビでやってると“またか”と思うだろうけど、生で観ると……ね!」と笑顔。「すでに楽屋でやっていて、実は本日2回目ですよね?」と又吉にばらされ、「ウォーミングアップが必要だから!」と弁解していました。
中川監督への質問は「どんな人に観ていただきたい?」。建前では「いろんな人にたくさん観ていただきたい」と答えるも、本音を訊かれると「LiLiCoさんに観ていただいて、『王様のブランチ』で誉めてもらいたい!」と語ります。
「結婚相手に求めるもの」という質問に対して、まず「又吉さんみたいに優しい人」と答えた遠藤さん。「本音は?」と訊ねられると、「又吉さんみたいに……」とまで答えたものの、言葉を濁しながら「髪の毛が長くない人」と返答。庄司に、「違うでしょ?“又吉さんみたいに気持ち悪くない人”でしょ?」とツッコまれます。
「奥さん以外で気になってる人はいる」という質問に、食い気味で「いません!」と言い切った庄司。ですが、本音を言えば、壇蜜さんが気になっているそう。理由は「毛穴までエロい!」からだそうです。
「生まれ変わっても芸人でいたい?」と訊かれた又吉は、「そりゃあ、もちろん」と頷きます。ですが、本音は「ジュエリーデザイナーになりたい」。意外な答えにざわつく会場。出雲阿国からも「まさかでした!」と声をかけられ、「細かい作業が好きなんで……」と小声で補足していました。
沖縄国際映画祭特集上映は、3月9日(土)より、シネマート六本木、小田原コロナシネマワールドなど全国順次公開。半券3枚、5枚でプレゼントに応募できるなども特典もあります。
詳しくは、公式サイト(http://yoshimoto-movie.com/)にてご確認ください。
また、第五回沖縄国際映画祭は3月23日(土)~30日(土)まで、沖縄コンベンションセンターなどで開催されます。
こちら、詳しくは公式サイト(http://oimf.jp/jp/)にてご確認ください!
●作品情報
タバコイ
監督:中川通成
出演:又吉直樹、遠藤久美子、庄司智春、梶原善ほか