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2013年9月

今年は観客参加型!総勢68組以上の若手芸人が集結する「5upよしもとカウントダウンライブ」開催決定

5upよしもとでは、昨年のカウントダウンイベント「THE FINAL COUNT DOWN bye 5upよしもと〜前代未聞!! 1万人への手渡しチケットライブ」で芸歴10年以上の先輩たちを送り出した後、今年4月からは東西共通のランキングシステム“彩〜irodori〜East”“煌〜kirameki〜West”を導入。現在、総勢68組以上の若手芸人が、日々熱い闘いを繰り広げています。そんな中、今年もカウントダウンイベントの開催が決定! 題して「5upよしもとカウントダウンライブ〜ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、色々ありすぎてもうムチャクチャどす!!〜」。「今年は見るだけじゃない!」をキーワードに、なんと読者参加型で展開するスペシャルな内容となっています。9月13日(金)に行われた開催発表会見には、煌〜kirameki〜TOPの天竺鼠、GAG少年楽団、かまいたち、さらに煌〜kirameki〜Member15組までが勢ぞろいして、見どころを語りました。

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幕が開くと、5upよしもとのステージ上には18組がズラリと整列。MCのかまいたち・濱家が「僕ら5upよしもとメンバーより、本日は重大な発表があります。それはこちらです!」と叫ぶと、巨大ボードを掲げられます。大きく記されたイベントタイトルを、力いっぱい読み上げる天竺鼠・川原。しかし、“どす”という語尾にはメンバーたちから疑問の声が…。濱家によると「京都は関係ないんです。ムチャクチャ感出すために“どす”にしました」とのこと。これはかまいたち・山内イチオシの案だったらしく、「あそこは僕が背負ってますんで、皆さんよろしくお願いします!」と語尾責任者として呼びかけました。

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イベントの会場は、インテックス大阪。LIVE STAND OSAKAや今年のKOYABU SONICが行われる広大な施設です。GAG宮戸は、「テーマは“今年は見るだけじゃない!”となっております。さまざまな形でお客様にも参加していただき、カウントダウンイベント、そして関西を盛り上げていきます」と宣言。豪華ゲストも予定されているそうですが、誰がやって来るのかは「言わんよ!」(坂本)と、お約束のギャグで煙に巻いていました。こちらは決まり次第、随時発表されるとのことです。

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タイトルにもある通り、ネタあり歌ありダンスあり、おもしろ企画目白押しの内容となっていますが、中でも一番の目玉が「ジャンケン大会」。「芸人には運も必要」ということで、5upよしもと所属芸人全員でジャンケン大会を行うことになりましたが、学天即・奥田からは「なんとか48的な人たちもやってますよ」とツッコミが。これには濱家が「違います。アリオ八尾(での営業)でやっている方です」と返したほか、山内は「AKBよりBKBの方が先やからね。そのへんも加味して」とコメント。指名を受けたバイク川崎バイクはすぐさまBKBコールを発動させましたが、「そういうつもりじゃなかったです」(山内)と強制終了させられ涙をのみました。

まず、12月1日〜30日に5upよしもとで開催されるイベントの一部で、予選大会を実施。その上位16組による決勝大会が、カウントダウンライブのステージで行われるというルールで、見事1位を勝ち取った芸人は、2014年吉本興業イチオシタレントしてのバックアップが約束されます。「ジャンケンだけで売れるヤツが出てきます!」と山内が煽ると、一同は大盛り上がり。さらに「バンビーノがジャンケンで勝ってもバックアップされますんで!」と濱家に名指しされたバンビーノ・石山(ブラジルサッカー留学経験あり)が、2700の『右ひじ左ひじ交互に見て』をポルトガル語で披露するひと幕も…。

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ジャンケン大会も、もちろん見るだけじゃありません! お客さんは、11月24日から開設される特設サイトでのジャンケン大会優勝者予想に参加でき、ズバリ予想を的中させた人の中から抽選で、優勝者が出演する5upよしもと2014年1月公演すべてを、最前列ど真ん中の席で鑑賞できるフリーパスがプレゼントされます! ほかに、9月14日(土)よりチケットよしもと限定で先行発売されるプレミアムチケットを購入すると、オリジナルのロンTがついてくるうえ、最前エリアでの観覧もできるというお得情報も明らかになりました。

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と、ここで本番へのプレマッチとして、今一番強運な芸人を決めるべく、全員でジャンケンをしてみることに。勝った芸人は会見の締めをまかされることにになりましたが、たった2度のジャンケンで全員が濱家に負けてしまうなど、何故かハプニングの連続。何とか最後は和牛・水田とGAG少年楽団・福井が勝ち残り、最終決戦の末、水田がプレ王者に! というわけで、「もしもいい記事を書いてくれなかったら…やられたらやり返す…全部パー」と、半沢直樹かと思わせての黒崎駿一スタイルで締めくくった水田でした。果たして2013年の締めくくりでは、誰が勝者となっているのでしょう!?

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会見はこの後、質疑応答へ。動員目標について聞かれると、「1万2000人ぐらい入ると聞いていますから、できれば満員にしたい」(濱家)、「1万2000人入らなかったら、馬年なんで全員ウマヅラに整形しましょう!」(石井)と意気上がるメンバーたち。タイトルにある「卒業あり」に関しては、今後詳しく発表されるそうですが、濱家は「じゃあビーフケーキだけ卒業させましょか」と提案し、「それで1万2000人は集まらないですよ!」とふたりをあわてさせていました。

また、ジャンケン大会にからめて「最近、ついてるなと思う人は?」と質問されると、「普通、駄菓子屋っておじいさんか、おばあさんか、おじいさんとおばあさんがやってるじゃないですか。うちの近所におばあさんとおばあさんがやってる店を見つけました」(水田)、「最近、びっくりするぐらい化粧ノリがいいんですよ」(尼神インター・誠子)などなど、ちょっぴり“プチ”な幸運報告が次々と。一方、川原からは「最近、すごい肩が重くて…これは絶対憑いてるなと」と“ついてる”違いのコメントまで飛び出し、「それぐらいの幸運ではジャンケン大会を勝ち抜かれへんぞ!」と濱家を心配させていました。逆に、ついていないのはアインシュタイン・稲田だそう。「はげるなはげるなと言われるストレスで、もう一丁はげました」という悲しすぎる告白に、爆笑が起こっていました。

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「見るだけじゃない」企画の詳細は、決定し次第、随時発表される予定ですが、「お客さんに舞台上で何かしてもらったり、逆に僕らが客席に下りていって、みんなでわいわいご飯食べたりもできれば。何かしら絡んでいきたいですね」(濱家)と、それぞれがアイデアを温めている様子。元料理人の水田は「デミグラスソースの屋台を出したい」、白井は「爆竹で旧正月の雰囲気を」と奇抜な案も飛び交っていました。テレビ番組や他のカウントダウンライブなどライバルの多い日時ですが、川原は「他のカウントダウンは見るだけだと思うんですよ。でもうちは見るだけじゃないんですよ!」と再びキーワードを繰り返して魅力をアピール。「お客さん参加型、お客さんと一緒に楽しむイベント」(濱家)として、これまでにない年越し体験ができると改めて訴えました。ぜひ皆さんも、5upよしもとが総力を上げて臨む一大イベントで、思い出に残る2013年の締めくくり、そして2014年の幕開けを一緒に祝いましょう!



5upよしもとカウントダウンライブ

〜ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、色々ありすぎてもうムチャクチャどす!!〜

日時:2013年12月31日(火)〜2014年1月1日(祝・水)

   開場15:00 開演16:00 終演25:00(予定)

会場:インテックス大阪

出演:5upよしもとオールスターズ

料金:前売 大人3000円 子ども1500円/当日 大人3500円 子ども2000円



9月14日(土)10:00〜9月29日(日)23:59

☆チケットよしもと限定☆

プレミアムチケットを特典付きで先行販売!

料金:5000円

※ オリジナルロンTプレゼント、最前エリアでの観覧が可能



チケット先行発売! 

9月21日(土)12:00〜10月4日(金)18:00

チケットよしもと、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットにて

お問い合わせ:チケットよしもと予約専用ダイヤル☎0570−550−100



特設サイトもチェック! http://www.yoshimoto.co.jp/5up/countdown2013.php


【天竺鼠】【GAG少年楽団】【かまいたち】【学天即】【藤崎マーケット】【吉田たち】【アキナ】【ビーフケーキ】【和牛】【バンビーノ】【アイロンヘッド】【プリマ旦那】【尼神インター】【コマンダンテ】【アインシュタイン】【中張又張】【バイク川崎バイク】【守谷日和】

千鳥・大悟 第2子長男誕生!

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千鳥・大悟に本日、第2子となる長男が誕生しました。

ご夫人は9月13日12時41分、奈良県内の病院で3278グラムの男児を出産。母子ともに健康です。

大悟は本日がちょうどオフであり、東京から病院に駆けつけ、喜びをともにしました。


これからも千鳥の応援、よろしくお願い致します。



千鳥大悟の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/99





【千鳥】【大悟】

バイク単独バイク in TOKYO〜勉強も恋もバッチリ!〜

9月8日(日)、東京・ルミネtheよしもとにて、バイク川崎バイク単独ライブ『バイク単独バイク in TOKYO〜勉強も恋もバッチリ!〜』が開催されました。

大阪では、「煌〜kirameki〜」トップ3&メンバー15組による『夏のキラキラ単独祭り』の先陣を切って行われたバイク川崎バイクの単独ライブが、東京でお目見え。東京での初めての単独を盛り上げるべく、この日のルミネはバイク川崎バイク一色。NGKでの単独同様、チケットのもぎりスタッフ、チケット販売スタッフ、会場スタッフ、グッズスタッフ……劇場スタッフ全員、黄色いバンダナにサングラスという“BKBスタイル”をまといます。

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P1220520 さらに、ロビーにはBKB等身大の顔出しパネルも設置。ファン一同からお祝いのお花が届くなど、開場前からにぎわいを見せます。なんせ、この日は立ち見が出るほど超満員! 来場したお客さんもビックリしたようで、「東京なのになんで? CMに出たから?」とつぶやきながら着席していました。

オープニングでは後光が射すなか、後ろ向きで登場したBKB。

P1220522 振り返って開口一番、「ヒ〜ィア!」と絶叫すると、とんでもない大きさの拍手が会場を包みます。期待を一心に受けながら「まだ売れてないで!」と自虐的に言い切ったBKBは、“BKBコール”でいっそう会場を盛り上げます。
あまりにも大きなコールに、「ちょっと言わして、言わして!」と遮り、「みんな、最高」とロックスターの如く囁くBKB。「ルミネちゃう思うた。サマソニかと思うた。BKBの格好を真似したファンも……(明るくなった会場を見渡し)あんまおらんやん(笑)。でも、ここでサンボマスター出てきても違和感ないわ」と大満足です。

P1220531 大阪ではおなじみの「バイクだけに、ブンブン!」も、やってほしいとお願いせずとも会場全員が「ブンブン!」。これにはBKBも驚いたようで、「東京ですよ? こんなにチルドレンが多いなんて、涙が……あ、ちゃう、オイルが漏れそう。バイクだけにブンブン!」と畳み掛けるも、すかさずついてくる観客。「なんで(自分のことや芸風を)知ったん?」と驚きっぱなしでしたが、「友だちに誘われてきた人もけっこうおるやろ? どうですか? 相当パニックでしょ?」とBKB節を炸裂させます。「BKBは段々慣れてくるか、死ぬまでパニックかどっちか」と笑いを誘いながら、“スロトングスタイル”と称する漫談を進めていきます。
おなじみの喩えでは、お客さんからお題を募ったなかに、ついに決定した2020年の東京五輪開催という旬なテーマも。「それって今日のヤツ?」と一度訊き返しながら、「無事、決まったね、バンザイ!」とお祝い。拍手喝采となりました。

P1220539 コントは「修学旅行」「霊感がムチャクチャ強すぎる奴」「老夫婦」など、7本を披露。「10年後のBKB」というコントでは、バイト情報誌『an』のCM撮影秘話を。共演したきゃりーぱみゅぱみゅさんがお笑い好きだと聞いていたBKB。「仲よくなれるんちゃうかなと思ってたけど、結果なれなかった。自己紹介したら、“バイクが多いんですね”と言われて。知られてなかったみたいやけど、撮影中は一緒に“ブンブン!”やってくれて、むっちゃええ人やった」と振り返りました。さらに、この日、同じく新宿にあるシアターブラッツでヒューマン中村が単独ライブをやっていたことをネタにしながら、渾身のフリップ芸を見せました。

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P1220569 幕間のブリッジVTRは、現在の芸風が確立されていくさまが見られるという構成。実際、BKBが映像を見ながらコメントしていくのですが、過去の自分を「そうとうヤバいですね」など冷静に振り返ります。
そして、最後のネタでは、その中で過去にやっていたネタという名の暴挙の数々を、実際に見せていくBKB。当時さらしていたのはメールアドレスでしたが、時代にともなって「あんまり多いとブロックするで」と言いながらLINEのIDも暴露するだけでなく、両親の顔写真も堂々と見せつけ(「あんた、何に使うん?」とそうとう訝しがられたようです)、会場をざわつかせていました。

P1220606 「けっこうおもろかったやろ? BKBで1時間保つんかという声も聞こえてきたけど……まぁ、自分らよりおもろいわな。芸人やもん!」と最後まで強気なBKB。「楽しかったよっていう人〜、バイクだけにブンブン! そうでもなかったっていう人〜バイクだけに〜!」とコールするも、100%の観客が楽しかったというほうで“ブンブン!”と両手を掲げてレスポンス。それを見て、「優しい〜!」と笑顔で仰け反ります。
「ネタ始まった途端、渋い感じで観てる人もおったけど、せっかくやから幅広くやりたかった」と、最後に本音を吐露。「また、東京に来られる機会があれば」という声に大きな拍手を受けるなか、一丁締めを促しながらも「ヒ〜ィア!」と絶叫。東京初単独は大成功のうちに幕を閉じました。

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【バイク川崎バイク】

三浦マイルドが、なんばグランド花月で単独ライブ開催! “不可能を可能にした男”の意地がここに!

今年2月に開催されたピン芸日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2013』で見事、優勝を勝ち取った三浦マイルド。そうしてアンダーグラウンドを這うようにして生きてきた男は、“R-1王者”の称号とともにメジャーフィールドへひとっ飛び。ついには9月20日(金)、笑いの殿堂・なんばグランド花月にて『三浦マイルド単独ライブ MGK~マイルドグランド花月~』を開催することになりました! そこで、この単独ライブに賭ける思いを三浦マイルドにインタビュー、その胸の内を聞きました!

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--『MGK~マイルドグランド花月~』についてお伺いする前に、今年のマイルドさんと言えば何といっても『R-1ぐらんぷり』の優勝が挙げられます。そこで、優勝する前と後での心境の変化をまず、教えてください。

三浦マイルド「舞台に立つごとに責任が生まれているというか。“R-1王者”というふうに紹介されますし…。今までは自分の好きなことをただただやるというか。お客さんの反応が悪くても、“自分は面白いと思ってるんだ、これがやりたいお笑いなんだ”ってバーンっとやってたんですけど、それが許される状況だけじゃなく、“R-1王者”としてちゃんとネタをしなければいけない場所がたくさんあって…。ちょっと伝わりにくいことや、自分が面白いと思っていることをわがままにできる場所が単独ライブだけになってきましたね。『R-1ぐらんぷり』がとれてうれしい反面、そういう制約もあるというか…」

--その一方で変わらないことはありますか?

「アルバイトしながら芸人をやっている頃も、芸人の仕事でちゃんとお金がもらえるようになった今も、根本にある”お笑いをやれている幸せ”は全然、変わらないです」

--“R-1王者”としてのネタをする場所というのは?

「例えば、なんばグランド花月であったりとか、お祭りの余興であったりとか。見てくださる方が僕のことを“R-1王者”だと知らないのだったら、知らないままやりたいぐらいです。“R-1チャンピオン、三浦マイルドさんの大爆笑ステージです! どうぞ~”とか、“はちゃめちゃステージを皆さんお楽しみください!”とかって、えらいやり辛い紹介をされるなぁと(笑)。この前、東京03さんに相談したんです。“余興とか営業とか、チャンピオン!!っていうふうに紹介されて、やり辛くないですか?”って。そしたら、“やり辛いよ~。でもまあ、1年だからね”って。それで、残りのあと半年は逆に楽しもうかなと思ってます。そうやって言われるのも今年いっぱいですしね。また来年優勝したらわからないですけど」

--確かに、そういうご紹介のされ方というのは、ハードルが上がりますね。

「そら僕も、爆笑ステージ、はちゃめちゃステージにしようと思って(舞台に)出ますよ。ただ、先に言わんといてくれよって思います(笑)」

--では、9月20日の『MGK~マイルドグランド花月~』ですが、まず、なぜなんばグランド花月で単独をされることになったんですか?

「やっぱりまだまだ、会社、世間の人たちは、マグレやろうと思っていると思うんです。いやいや、違うよ、実力で獲ったんだよって僕は思ってますので。なので一発、これを成功させて。……世間までは響かないかもしれないですけど、お笑いを愛して、劇場に来てくれているお客さんに“三浦マイルドはこれだけのことができるんだぞ”ということを一発、示さないといけないなと思いまして」

--NGKからオファーがあったんですか?

「いや、僕からやらせてほしいと。支配人にやらせてくださいと」

--ここはひとつ、NGKで行こうと。

「そうですね、お笑いの劇場の中でで最高の劇場なので、そこで最高のことをやろうと」

--いつごろから、この単独をお考えだったんですか?

「やろうと決めたのは6月くらいです。ほかにももっとやりたいことがあって。それをやらせてほしいと言った時、大丈夫なのか?とか、ちゃんとお客さんが入るのか?とか、なかなかOKが出なかったりするので、一発、この単独ライブを成功させて、今後、僕がやりたいことを推し進められるようにしたいんです」

--周りの人にちゃんと示しを付けて。

「そうですね」

--6月に決めて、OKをいただいて。OKはすんなりですか?

「最初は、まだ世に出ていない後輩を出して、“どうでしょ、こいつら面白いでし?ょ”っていう形でやりたかったんですけど、いろいろ相談していく中で、″絶対にそういう無謀なことはやるな”と。NGKという場所なんだから、ふさわしい人を出して、それでちゃんと三浦マイルドは面白いんだということを見せたらいいじゃないかとなりまして、先輩をゲストにお呼びすることになりました。笑い飯の哲夫さん、ヤナギブソンさん、同期ですけどモンスターエンジンの西森くん、中山功太さん、ヒューマン中村、あと、ハリセンボンの箕輪はるかさんで大喜利をしようかと思いまして。世間の方には僕のことはあんまり響いてないかもしれないですけど、お笑いファンには″やっぱり、三浦マイルドは劇場で見てもめちゃくちゃ面白いな”っていうことをしっかり示したいので、ゲストの方と大喜利で対決します。みんな大喜利がすごい方たちばかりなので、″絶対勝ちます!”って言いたいところですけど、本当にすごい方たちなので…。でも、この方たちを相手に三浦マイルドがどれだけやれるのか、観に来てほしいですね。前半がネタで、後半が大喜利です。あと、ちょっと生意気と思われるかもしれないですけど、大きい会場でのお笑いライブってお祭り的になると思うんです。それはそれですごく楽しいし、素晴らしいものだと思うんですけど、僕は絶対、熱湯のように熱いお笑いをやりたいんですね。なので、そういうところをお見せしたいと思います。芸人が本当にプライドを賭けて戦うような舞台を」

--熱湯のように熱い笑いとは?

「芸人がプライドを賭けてちゃんと立っているかどうかですよね。プライドを賭けずに立ってる場所なんかないかもしれないですけど、より負けたくないという気持ちが弾けあっているようなものを僕は熱い場所だと思ってます」

--マイルドさんが今まで出られた中で、そういう「熱いライブ」は何ですか?

「やっぱり『ダイナマイト関西』ですね。2005年か2006年に出させてもらった時、その前日は眠れなかったんです。当日も負けて。もう悔しくて悔しくて、1年ぐらい引きずってしまいました。そういうふうな熱い場所を求めているというか、そういう場所に立てるのは本当に最高だなと思います」

--ご自身のライブも、いつもそういうお気持ちで?

「そうですね。単独ライブも僕だけに期待して来てくれるので、そんなお客さんを満足して帰せないとなったら僕の負けなので、本当に勝負だと思ってます」

--単独ライブの前とか、結構、気持ちががーっと入り込んでしまいませんか?

「もう気持ちも高ぶりますし、夜も何回も目が覚めたりしますね。でも、こういうことを定期的にやっとかなあかんなとは思うんです。僕、これをやらんかったら“R-1王者”っていう肩書にだけすがりついて生きて、どんどんダメな芸人になるような気がするので。やっぱり、自分の中でしんどいなとか、きついなっていうことは絶対にやっておきたいです」

--“R-1王者”という称号に寄りかかってしまいそうな時があるんですか?

「いやもう、普段はすがりまくってます、本当に(笑)。ほんまにもう…。それがあるから会社も僕にえさを与えてくれているなと思いますし」

--その称号を手にして、やっぱり違いますか?

「そうですね。昔だったら許されないようなこととか…。このNGKの単独もそうですけど、普通の出番もいただけていますし…」

--なるほど。自分を奮い立たせるために定期的に…。

「やりたいなと思うんですけど、ほんまに今回のNGKの単独がコケたら、次はないですから。次はないですし、僕がこれからやりたいと思っていることもできないでしょうし、ある意味命が懸かってますよね」

--会社の方、お笑いファンの方、世間の方に“こういうことができるんだ”って見せるためにイベントを開かれるわけですし。

「それでNGKの800人以上入るキャパでお客さんが200人とか、300人だったとなるのは悲しいので」

--動員のプレッシャーもあると思いますが、今の心境はいかがですか?

「あの、ノイローゼになりそうなくらい悩んでます。本当に。僕も人気がないので、″800人も呼べるのか”とか、社員さんから、芸人さんから、いろんな人に心配されて聞かれるんですけど、僕は1回、不可能を可能にしたので。はっきり言って『R-1』の優勝も僕がするって、思っていたのは僕だけでしょう。誰ひとり、思ってなかったと思うんです。それを僕はやれたので、だから今回も不可能は可能にできると思うし、不可能っていうのは臆病者の言葉だと思ってるので、できると思ってます」

--不可能を可能にできるという自信も、『R-1ぐらんぷり』のたまものですね。

「そうですね。あきらめなくなりましたね。一番変わった部分はそこかもしれないです。今年の『R-1』では、自分でも自分じゃないくらい、よく自分を持てたというか。35歳にもなって、人ってこんなにも変われるんだなって。もっといいふうに変わっていけたらいいなぁって思いますね」

--それはすごくいい経験ですね。あきらめなくなった。NGKの単独を経て、やりたいことというのは何ですか?

「2つあるんですけど、年内にやりたいのは、チャリティーライブです。お笑いでチャリティーをやるのってすごく難しいと思うんですけど、僕にしかできない形でやりたいです。でも、会社がOKを出してくれるかわからないですけど。もう1つが、どうしようもない芸人を集めて下ネタライブをやりたいです。どうしようもない芸人を集めて」

--チャリティーと真逆そうですね。下ネタライブはとことん、ゲスくですか?

「そうですね」

--では、今回のNGKではどのように?

「そうですね…僕は僕のやりたいようにやりますとだけ、お伝えします」

--チャリティーライブについてもう少し教えてください。

「チャリティーライブは、僕がまだオーディションを受けているような頃からやってたんです。難民を助ける会にも送ったことがあります。今度のは、東日本大震災の義捐金とか、何らかの形でできたらなと思うんですけどね…」

--この2つを今後やっていくためにも、NGK単独をがんばって。

「そうですね、ちゃんと発言力を持てるように。発言力というか、三浦マイルドはやるじゃないかっていうところを見せないと。僕がこれやりたい、あれやりたいって言ってもなかなか難しいと思うので、ここは絶対に成功させたいです」

--今、お話を聞いていて、物事を順序立ててお考えの方だなと思ったんですが、そういうふうに物事を進めていくタイプですか?

「どうなんですかね~、思いつきでやったりとか、すぐ感情的になったりもしますし。最近になってからですかね、物事を進めるにはちゃんと段階や順序を踏まなければならないとわかってきて。少しずつ、真人間になりつつあるという感じです」

--真人間に。結果を一つ出しているというのは大きいですね。

「大きいですね、本当に」

--NGKの単独に話を戻しますが、前半のネタはどのようなものをお考えですか?

「新ネタもやるんですが、ありネタをパワーアップさせて出したいと思ってます」

--大体何本くらい?

「おそらく5本ですね」

--それは、三浦マイルドという芸人のすべてがわかるようなネタですか? それとも片鱗ですか? 

「劇場によく観に来てくれる人には、こういう引き出しもあることをわかってくれていると思うんですけど、その一握りの方にも、″こういうところもある、こういう面もある”というところを見せたいと思います。新たな発見をしてもらいたいと思います」

--今回は800人以上というキャパで、中にはマイルドさんを『R-1』で知ったという方も来られると思いますが、どういうところをお見せしたいですか?

「僕、腹を抱えて笑っている人を見るのが好きなんです。もう、苦しい!!っていうくらい笑っている人。僕ももちろん、そういうネタをやりたいと思って作っていて…。ほっこりや、ほほえましいことであったりと、そういう笑いはそういう笑いで本当に素晴らしいし、素敵だなと思うんですけど、僕は絶対、腹をよじらさせたいと思っているので、それをやります!」

--舞台からその、お腹がよじれている光景を見るのはどういう心境ですか?

「ほんまにしんどい思いをしてでも作ってよかったなぁっていう快感がありますね。子どもの頃に腹がよじれたものは忘れないですからね、一生。数えるぐらいしかないと思うんですよ。苦しい!!っていうくらい笑うことって。 『MGK~マイルドグランド花月~』では、それをやりたいと思います!」

●『三浦マイルド単独ライブ MGK~マイルドグランド花月~』
9月20日(金)
開場18:40 開演19:00
前売・当日共/1階席2,000円、2階席1,800円
出演:三浦マイルド
ゲスト:ヤナギブソン(ザ・プラン9)/笑い飯 哲夫/中山功太/モンスターエンジン 西森/ヒューマン中村/ハリセンボン 箕輪

チケットよしもと http://ticket.yoshimoto.co.jp

【三浦マイルド】

7年連続12回目となる絵画展「たいぞう展<思考>」が9月13日(金)より開催!

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2007年10月の初個展以降、年々画家としての活躍をみせているたいぞう。今年も9月13日(金)~16日(月)の4日間、梅田スカイビル 空中庭園展望台40F スカイギャラリーで7年連続12回目となる「たいぞう展<思考>」を行います。

しかも今年は初の試みが3つも登場します。

その1 ライブペインティング
その2 初のお皿の作品
その3 子どもたちとの絵の展示

そこで、「たいぞう展<思考>」への意気込みや3つの試みについて、絵の感性を磨くためにと今年2月に訪れたハワイについてなど、たいぞうが語りました。

たいぞう「(作品展では)年々、出品だけしていたのですが、今回からお客さんにも楽しんでもらおうかなと思いまして、ライブアートをしようかなと。今年に入ってあべのハルカスや生野の商店街でシャッターに絵を描かせてもらって、ライブアートのようなことをしたので、今回の個展でもやってみようかと思いました」

ライブアートに挑戦する理由はほかにもあります。

「お客さんと会話しながら描く技術を持つことができて。左脳で描きたい絵のイメージを浮かべて、右脳でしゃべっていくという、そういうことが自分の中でできてきたので。また、しゃべりながらなので、お客さんにも楽しんでもらえるかなと思って」

なお、半畳ほどの大きさの絵を開催期間中の4日間をかけて完成させる予定です。

そして絵皿もまた、この個展で初となる試みです。絵皿では、下描きを描かずにそのままお皿に描ていく方法を身につけたと、たいぞう。

「下描きを描いた方が簡単なんです。下描きなしの方が結構パワーが要るんです。それなら、パワーが必要な方で描いた方がええんちゃうかなって思って、最近は下描きなしで、ぱっと思いついたものを描くようになりました。そのことで集中力も増して、描いていて疲れなくなりました」

絵皿のほかに、今回はキャンバスに描いた作品も登場します。キャンバスに描くのも、初めての試み。紙とは異なり、立体的に描けるところが面白いのだとか。

続いて、絵の感性を磨くために訪れたハワイについて。1か月、ハワイに滞在して受けた影響が、今回の個展にはたくさん反映されているようです。ハワイの自然を直に肌で感じたことで、絵を描くことそのものにも変化が訪れたそうです。

「絵を描く際に気分の切り替えができるようになって、自分も楽しみながら、集中してできるようになりました。気分が乗らない時は描かない。絵も優しくなったって言われましたね。去年も言われたんですけど、今年は色合いがもっと変わりましたね。日本にいると悩み事がいっぱいあったんですけど、ハワイに行ったとき、それがなくなったんですよ。小さいことで悩んでいる場合ちゃうなと。人間って勝手に悩みを作って、悩んでいるだけちゃうんかと。向こうに行ったら幸せな気持ちになって」と語るたいぞうですが、その一方では腰痛との戦いもあったそうです。同じ姿勢でずっと描き続けたことが一因となって、ヘルニアを患ったとの告白も。

「ちょうどハワイに行く前に腰を痛めたんです。それでお医者さんに体重を落とした方がええと言われて14キロ落としました。ハワイに行く前やったから、“よし、これで自分自身も、見た目も変わったろ”と思って、向こうで運動しながら、景色を見ながら絵を描いて、1ヶ月、過ごしました」

ちなみに、今はデビュー当時の体重と同じ、68キロになったそうです。

「たいぞう展<思考>」では、たいぞうが毎週土曜日に生野区で開いている絵画教室に訪れた子どもたちの絵も展示されます。たいぞうが描いた下描きに、子どもたちが思い思いに絵を塗ったものだそうで、同じ下描きでも仕上がりは千差万別。それぞれの個性を楽しめる作品になっています。

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また、「たいぞう展<思考>」開催期間中は、会場の梅田スカイビル 空中庭園展望台 40Fスカイギャラリー内カフェスカイでスペシャルスイーツも販売されます。単品400円、ドリンクセットで600円。こちらもどうぞお楽しみに。

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今回は非売品を含め約50点の作品が展示されます。年々進化を遂げているたいぞうアートにぜひ、この機会に触れてみてください!

「たいぞう展<思考>」

開催期間:2013年9月13日(金)~16日(月・祝)
開催時間:10:00~18:00
会場:梅田スカイビル 空中庭園展望台 40Fスカイギャラリー(06-6440-3855)
入場料金:無料(ただし、空中庭園への入場料が必要)
梅田スカイビル 空中庭園ホームページhttp://www.kuchu-teien.com/

【たいぞう】

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『旅猿』シーズン4が日曜昼にお目見え! ぶらじるで緊急会見

東野幸治と岡村隆史による人気旅番組『東野・岡村の旅猿~プライベートでごめんなさい…~』(日本テレビ・読売テレビ系)の“シーズン4”の放送が决定しました。
放送開始は10月6日(日)、時間は未定ながらお昼帯とのこと。
さらに『旅猿』DVDシリーズが累計35万枚突破&新作DVDの連続リリース决定と合わせ、9月12日(木)、番組ではすっかりお馴染みの“珈琲園ぶらじる”にて、東野幸治と岡村隆史による囲み取材が行われました。

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人気番組の新シリーズ発表とあり、店内には多くの取材陣でごった返し、その様子にやや驚いた様子の2人ですが、軽妙な口調で『旅猿』について語ってくれました。
その一部を抜粋して掲載します。



まずは、挨拶がてら、シーズン4開始の知らせを聞いた心境についてです。

東野「シーズン3を半年前にやりまして、瀬戸内海行ったり、築地でドラマ見たり、無人島でサバイバルだとかやって、見た方わかると思うんですけど、何ひとつ出来ずに、小さいですけど僕のツイッターが燃え出しました(笑)。ちょっとふざけすぎじゃありませんかとか、いろいろございまして、さすがの日本テレビさんも許してくれないかと思ってたら、まさかまさかのシーズン4があると聞きましてね。ゴールデンか夕方かなんて思ったら、まさか日曜の昼間(笑)」
岡村「とりあえず、またやらせていただけるということで、うれしいんですけど、終わってはすぐ始まり、終わってはすぐ始まりなんで、なんでずっとやらせてくれないのかな。シーズン3の時はホント、ワケわからんまま進んでしまって、最終的には旅は風呂である、風呂入ることやってなりましたから(笑)、今度こそは旅らしい旅にして、旅番組であることを見せたいなと思っております」



待望のシーズン4、初回の旅先は、東野の意向でインドに决定したそうです。その真意とは?

東野「シーズン4の初回に流れると思いますけど、インドに決まったって瞬間、岡村隆史がビックリしながらも嫌な顔してます(笑)」
岡村「僕、カナダだと思ってたんで。自分のスケジュールと合わせて、日曜の昼って考えたら、カナダでキャンプやなって思ってたのが、インドやったもんですから、何すんのかなって」
東野「いろんなインドの方と、少しふれあい、車に戻り(笑)、少しふれあい、カレーを食べ、ちょっとだけ挨拶を交わし、日本に帰ってくると思います。最初に岡村隆史くんと行った時とか(2008年1月にTBSで放送)、岡村隆史くんが休養の時に出川さんと復帰祈願で行ったりとかしてますが、またインドに行って、“あ、旅猿ってこんなんだったな”っという意味で、シーズン3とは違いますよとアピールしたいですね。それと日曜日のお昼の放送なので、新規で見ていただく方に、こういう番組ですよってわかりやすいパッケージとして、インドが一番いいんじゃないかなと思います」
岡村「リベンジですね。TBSに見せつけてやります。倍返しです」
東野「したいですね(笑)」



DVDシリーズが累計35万枚突破というのも、いろんな意味でうれしいニュースです。

東野「ありがたいことですし、うれしいです。なかなかDVDも売れないご時世に、見捨てずに買ってくださったりとか、レンタルでも見てくださったりね。なんだったらシーズン4が一番面白く、そして旅の参考になったと言われるよう、今後一層精進したいと思っております」
岡村「寝る時以外はずーっとカメラ回ってますから、DVDにはオンエアにないところもたくさん収録されてますので、こちらも楽しみにしていただけたらなって。これ買ってもらわないと、『旅猿』も続いていかないかもわからないので、できれば買っていただけたらありがたいですね」

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シーズン3からシーズン4にかけての一番の変化は、メンバーが減っていることだそうで…。

東野「見ていただいたらわかるんですけど、シーズン4にあたって、人事じゃないですけど、ひとりの首を切りました(笑)」
岡村「本人は知らないですけどね」
東野「あの方がいるからおかしくなったん違うかということで。今回オープニングで、誰かに責任取ってもらい、辞めてもらって、シーズン4が始まったので(笑)、第1回の放送を期待して欲しいなと」
岡村「あと、シーズン3では、築地をふらついたり『ヒルナンデス!』的な感じになってしまったんで、学生の方とかこんな旅したいなって思えるような旅にしたいなと思います。海外行くと、その土地でのルールがあって、ボラれたりとかもありますからね。そこで強い気持ちで交渉しないと、全部持っていかれることがあるんで」
東野「旅慣れしてる方が見ると、すごくボラれてるってわかるんですって。そういう風にボラれないようにしたりとか、旅してる最中、出川さんが“『アナザースカイ』はこうじゃない”とか言うんで、“『旅猿』はこうだったよ”って人に自慢できるような旅をぜひしたいと思っております」



日曜のお昼の時間帯に放送されるということについては、特に意識しないようです。

東野「ずっとカメラが回ってるんで、タレントとか芸人っていうんじゃなくて、普通の46歳のおっさんとして立ち振る舞ってるんで、スタッフの方にがんばっていただいて、うまいこと日曜のお昼に合う編集をしていただけたらと思います。どういう風に編集するか、楽しみなんです」
岡村「東野さんはお風呂好きなんで、お風呂シーンが怖いですね。我を忘れてしまうというか」
東野「お風呂シーンになるとやっぱり、いかにしてボケるかみたいなのが、体に染み付いてるんでね。スルーしたらアイツなんやねんみたいな(笑)」
岡村「なんもせえへんのかいって(笑)」
東野「そうなるんで、そこはやりますけどね」
岡村「優秀な編集マンに、日曜っぽいBGMとか入れてもらいましょう」
東野「ヒーリングとかね」



「この2人で旅を続けられる理由は?」との質問には、少し照れながらも、2人で褒め合いました。

岡村「東野さんは、寝起きがいいところちゃいます? コンコンってノックされて、グズグズしないし」
東野「そうですね。“明日6時に迎えに来ます”って言われて、6時くらいにノックされたらパッと起きて、カメラ回ってるんで、スッと寝起きして、30分寝かせろとか意外と言わないですね」
岡村「ポンと喋れるし、そこから30分で出られるし。あれがグズグズする人やったら、大変やったろうなと思いますけど。出川さんですよ。昼間は全然いいんですけど、夜、寝る時になったら、イビキと腰を叩く音がいやなんですよ。ホントは別のところで寝て欲しい(笑)」
東野「岡村隆史は、まわり気を使うし、なおかついつもの仕事とは違うチャンネルに多分してるんで、静かなもんです。俺も静かやし(笑)。それはそれでいいと思うし、別の顔を使い分けてるでしょう」
岡村「僕的にはすごく気を使わなっていう感じでもなくて、すごくフラットに居れるんですね。東野さんは余韻にも浸らないんで、終わってからも。飛行機を降りてから帰るまでがものすごく早い(笑)」
東野「出川さんは海外に行ったスタッフや演者と空港で、握手するんですよ。ルールとして。ありがとねって。僕、真逆ですから(笑)」

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ちなみに、「一緒に旅したいメンバーは?」という記者からの質問には、「バナナマンの日村くん」と答えた東野。
その理由は、「『旅猿』が好きだっておっしゃってて、今入院してるみたいなんで、日村くんが元気になったら、一緒に旅したいなって思ってます。高い山とか」とエールを送り、それを聞いた岡村も「いい空気を吸わせてあげたいですね」と賛同しました。
果たして、実現する日は訪れるのでしょうか?

まずは、10月6日(日)、お昼帯へと進出する『旅猿』シーズン4の初回放送をお見逃しなく!

番組、DVDの最新情報は、『旅猿』公式サイト(http://www.ntv.co.jp/tabizaru/)でご確認ください。

●DVDリリース情報
2013年9月18日発売
『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…瀬戸内海・島巡りの旅ハラハラ編 プレミアム完全版』

2013年10月23日発売
『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…築地で海外ドラマ観まくりの旅 プレミアム完全版』

2013年11月20日発売
『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…無人島・サバイバルの旅 プレミアム完全版』

2013年12月25日発売
『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…奥多摩で初キャンプの旅 プレミアム完全版』(仮)

2014年1月22日発売
『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…ネパールの旅 プレミアム完全版』(仮)

【東野幸治】【岡村隆史】

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2013年9月12日 (木)

9/15(日)グランジ福岡・あるあるYY劇場にてDVDご予約者限定“握手会”開催!!

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9月15日(日)福岡にある「あるあるYY劇場」にてDVDご予約者限定“握手会”開催が決定しました!


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8月24日(土)に開催された単独ライブ「グランジ単独ライブ『DVD収録ベストネタライブ』」の終了後、11月13日に発売するDVD「グランジ BEST NETA LIVE」が半年で1万枚売れなければ吉本解雇!という内容を発表しました。

この日グランジが出演する『シュウマツLIVE グランジの小倉でキャデラック会議室』の終演後、会場物販スペースにて、DVDの予約をすると握手会に参加できます。さらに2枚以上ご予約頂いた方には、先着で【直筆サイン入り『ライブ告知ポスター(非売品)』 】をプレゼント!



是非、この機会にお買い求め下さい。



≪会場購入特典≫
【1: グランジ 握手会ご参加方法】
当日会場にてDVD「グランジ BEST NETA LIVE」(税込2,000円)をご予約の方を対象に、先着で『握手会参加券』を配布致します。
※お1人様DVD1枚につき、握手会参加券1枚の配布とさせて頂きます。
※握手会は終演後に実施予定となります。

【2: 特典「直筆サイン入りライブ告知ポスター」ご入手方法】
当日会場にてDVD「グランジ BEST NETA LIVE」(税込2,000円)を2枚以上ご予約の方を対象に、先着で【直筆サイン入り『ライブ告知ポスター(非売品)』 】をプレゼント致します。
※DVD2枚以上ご予約頂いたお客様には、ご予約完了時にその場でスタッフより特典ポスターをお渡しします。
※特典ポスターはB2サイズとなります。
※特典ポスターは数に限りがございますので、予めご了承下さい。
※特典ポスターは2013年8月24日にルミネtheよしもとで開催された公演の告知ポスターとなります。

【その他注意事項】
※ご予約の受付開始(握手会参加券配布)は、2013年9月15日(日)12:15以降より受付開始とさせて頂きます。それ以前にDVDをご予約頂いても、握手会参加券・特典ポスターはお渡し出来ません。
※対象商品をご予約頂いたお客様は、当日公演のチケットをお持ちでなくてもご参加頂けます。
※当日、やむを得ない事情により人数制限をさせて頂く場合がございますので予めご了承下さい。
※終演後の物販コーナーは大変混み合いますので、ぜひ開演前のお時間をご利用下さい。
※会場の都合上、現金のみのお取り扱いとなりますので、予めご了承下さい。
※予約受付完了後のキャンセル・払い戻しは出来ませんので、予めご了承のうえお申込み下さい。
※当日、諸事情により内容の変更または中止になる場合がございますので予めご了承下さい。
※カメラ(携帯電話含む)または録音機器等での撮影・録音は禁止させて頂きます。お守り頂けない場合、握手会を中止させて頂く場合もございますので予めご了承下さい。

【お問い合わせ】
あるあるYY劇場 TEL:093-513-8180 (受付時間 11:00~20:00)



グランジの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/440/




【グランジ】

BKBの熱演を宮迫&千鳥がフォロー 『ぱちんこ仮面ライダーV3』特別先行展示会

9月12日(木)、都内にある新高輪プリンスホテルにて、KYORAKU『ぱちんこ仮面ライダーV3』特別先行展示会が行われ、宮迫博之(雨上がり決死隊)、千鳥、バイク川崎バイクらが出演しました。

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ゲストステージの開演時刻を迎えると、ド派手な照明と映像ともに登場したのは、仮面ライダー1号、2号、V3、ライダーマン、さらにはデストロンからはカメバズーカと戦闘員が対峙し、華麗なアクションショーで、大勢のマスコミ、関係者を魅了します。

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その興奮冷めやらぬステージに続いて登場したのは、ヨッチャンこと野村義男さん率いる仮面ライダーオフィシャルバンド「RIDER CHIPS」。
本作でも使用されている『Ride a firstway』と『ROCK VIBRATION』を生演奏で披露後、ボーカルのRickyさんの紹介を受け、6人組のガールズユニット「KAMEN RIDER GIRLS」がダンサーとして加わり、『shiny days』を披露し、迫力のライブは終了しました。

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続いて、MCより『ぱちんこ仮面ライダーV3』応援団との紹介を受けて登壇したのが、千鳥。
「シンプルに口が臭い!」(ノブ)、「胃が腐っとるんじゃ」(大悟)というお馴染みのやりとりでつかむと、ノブが「パチンコが大好きで、好きすぎて従業員もしてました」と言えば、「そこに打ちに行ってました」と大悟が合いの手を入れるなど、コンビ揃ってパチンコ好きを明かします。

しかしながら、今回の『ぱちんこ仮面ライダーV3』の題材となった『仮面ライダーV3』の初回放送は1973年とあり、「世代がちょっと違うんですよ。そこでV3世代のスペシャルゲストをお呼びましょう」というノブの紹介を受けて登場したのが、宮迫博之でした。

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宮迫は「すごいね」と豪華な会場を見渡した後、KYORAKUがスポンサーの新番組『噂の現場直行ドキュメン「ガンミ!!」』(TBSテレビ)について触れ、「(スポンサーに)ぐいぐいコビへつらっていこうと思います(笑)」と意気込み(?)を語ります。
さらに、同番組でロケを担当する千鳥には「お前らもがんばれよ! 『ピカルの定理』が終わっちゃったんだから」と助言し、「今、言わないでくださいよ!(笑)」と千鳥を動揺させていました。

V3世代を豪語する宮迫は、当時、変身ベルトも持っていたとのことで、変身ポーズも披露。

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また、『仮面ライダーV3』の主題歌『戦え!仮面ライダーV3』を今でも覚えているという宮迫は、その歌詞をスラスラと暗唱。
それに対抗意識が芽生えた大悟は、「♪あーかいひでーかず、アリさんマークの引っ越し!」と歌い、笑いを誘います。

ノブが再び、『ぱちんこ仮面ライダーV3』の演出に触れ、V3の乗るバイク“ハリケーン号”について、「バイク、かっこいいバイク。BKBですよ」と言うと、会場に「B、K、B!」コールが響き渡ります。
そうです、現在注目度上昇中のピン芸人“バイク川崎バイク”が登壇し、「B、K、B」を連呼し、決めポーズ!
しかし、ギャラリーの反応はイマイチで、見かねた宮迫が「今、ひとりの若手芸人が、死のうとしています(笑)」「人が笑わそうとしてる時に睨んではあきません(笑)」とフォローするのでした。

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それでもバイク川崎バイクはめげずにネタを続け、「『仮面ライダー』ならBLACKとかBLACKRXとかの世代なんですよね。僕、仮面ライダー、BLACK世代。BKB、ヒィーア!!」、「バイクつながりで決まったブッキング。BKB、ヒィーア!!」と連発。
絶好調と思いきや、サングラスを取ったバイク川崎バイクの瞳はいつも以上に小さく、その上「瞳孔開いてるやないか!(笑)」と宮迫に指摘される始末です。

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どうにかネタをやりきったバイク川崎バイクがステージを去ると、「いい余興でしたね」とノブが労い、最後は宮迫が「パチンコは打ってみないとわからないので、ぜひ一度、『ぱちんこ仮面ライダーV3』を打ってみてください。リーチアクションがホント楽しいですよ」とPRしていました。

『ぱちんこ仮面ライダーV3』は、10月21日(月)より、全国のパチンコホールにて導入されます。


宮迫博之の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/2/
千鳥の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/98/
バイク川崎バイクの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/m/1000020

【宮迫博之】【千鳥】【バイク川崎バイク】

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トークイベント「道頓堀ZAZAよしもとライブ 『'し'曰く』」

お笑いのみならず、関西のエンターテイメントに関わる様々な“おもしろい才能”を発掘し、開花させる基地として知られざる情報・文化を発信していく「道頓堀ZAZAよしもとライブ」。9月3日・4日には、その皮切りとなった舞台『吉本新喜劇 × 男肉 du Soleil ~高井俊彦のミッション・インポッシブル~』が上演されました。

そして9月10日には第2弾のトークイベント『'し'曰く』が開催されました。『'し'曰く』とは、司会にオール巨人の元弟子である角田龍平弁護士を迎え、矢野・兵動の兵動大樹とティーアップ・長谷川宏が、タイトル通り“し”のつく職業の人々(教師、牧師、雀士、棋士、消防士、竿師…!?)をお招き、普段聞けない生々しい話や真相、裏側に迫るトークイベントです。

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9月10日の第1回の’し”は「弁護士」ということで、3名の弁護士に“弁護士ってどんな仕事?”という素朴な疑問から、ちょっとした法律相談まで、兵動、長谷川が根堀り葉掘り伺いました。オープニングは兵動と長谷川のトークを。スーツで決めてきた兵動に比べると実にラフなスタイルの長谷川。「今日みたいな日にその格好って、結婚式でスーツを着てこないようなもの」という兵動に対して長谷川は「スーツ着てくるなんて言ってた?」と飄々と交わします。そして、楽屋での一幕も暴露。長谷川は角田弁護士とこの日、初対面だったそうなのですが、会うなり角田弁護士に相談を持ちかけたそうです。その内容も「お金と女性」。ちなみに角田弁護士曰く、長谷川の話を聞く限りでは「勝てる」とのことでした。

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一方兵動は「弁護士にトラウマがある」。弁護士の方々と居酒屋で居合わせたそうなのですが、ツッコミのつもりで後輩の頭を叩いたところ、後輩が弁護士に泣きついたそうです。その時、「傷害罪です」と言われたことが怖かったとか。それから芸人の世界の常識を弁護士の観点で考察するとどうなのか?というトークで盛り上がりました。

そして本編スタート、ゲストの辻村幸宏弁護士、上田智子弁護士、塚崎幸司弁護士が登壇しました。今は「5年間で3回以内に司法試験に合格しなければならない」と規定が変わったそうですが、それ以前に司法試験を受けて合格した塚崎弁護士は、8回チャレンジしての合格だったとか。司法試験は年に1回、落ちるとまた振り出し戻るのだそう。そのエピソードに、いかに司法試験が難しく、粘り強さを必要とされるかが伝わってきます。「8回も、8回も」と塚崎弁護士のことを紹介する角田弁護士ですが、実は角田弁護士は9回受けてやっと合格したと自ら暴露していました。

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また、駆け出しの時代から独立をするタイミング、タイミングしたのちにどうやって新規の仕事を得るのかなど伺いしました。駆け出しで法律事務所にいるころは、先生のカバンを持ったり、見よう見まねで仕事を覚えるそうで、「芸人と一緒やな~」と長谷川。独立後の初仕事はおおむね、国選弁護士の仕事を受けることが多く、その際は基本的に断ることができないのだとか。そうして弁護した被疑者とのやり取りでの珍エピソードを聞いてみると、「生まれて初めてプロポーズされた」と上田弁護士。このエピソードには「そんなことあるの!?」と騒然となりました。

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「テレビや映画の弁護士や裁判のシーンを見て、それないわ~って思うことはある?」と長谷川が聞くと、その最たるものとして裁判中に「異議あり!」とは言うことはないとのご返答が。これにもまた「え~!!」。

研修中に「異議あり!」と言うことを教わるそうですが、実際裁判になると恥ずかしく、辻村弁護士は「ちょちょちょ!」、上田弁護士はなるべくかわいく「あの~ぉ、ちょっと違うと思うんですけど~」という言い方を考案、そして塚崎弁護士は普通に「すみません、いいですか」と言うにとどまるとのことでした。

辻村弁護士の「ちょちょちょ!」には兵動、長谷川とも声を合わせて「漫才やん!」。事案にもよりますが、裁判所ではテレビや映画で見るような緊張感はほとんどないとか。また、「裁判官が木槌で叩いているところを見たことがない」と角田弁護士含め、弁護士の皆さんが一同に。あの「静粛に!」と場をとりなすシーンなど、実際にはほとんどないそうです。


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そのほか、請け負った特異な事件や裁判以外の弁護士としての仕事、裁判での心構え、被疑者や係争相手との微妙な駆け引きなど、それぞれの弁護士が持っているノウハウを教えてもらいました。イベントも終盤を迎えるころには「あ~、犯罪のない国に行きたいわ~!」と思わずこぼす兵動の姿も見受けられました。

続いては、兵動、長谷川から弁護士の方々に相談するコーナー。まずは兵動が「専業主婦の嫁が浮気したことを理由に離婚した場合、慰謝料はもらえるのか?」という質問を。

答えは、「もらえる」。「万が一、奥さんがたくさんの男性と浮気していたら、その一人一人からもらえますよ」と塚崎弁護士がアドバイスしたところ、「うちの嫁はそんなんせんわ!!」と絶叫していました。ただし、子どもの親権となると母親側になることの方が多く、兵動が親戚のおばちゃんやおじちゃんの協力を仰いでも、親権は取れないだろうと。また、慰謝料はもらえても財産分与で半分は持っていかれてしまうとも言われ、「そんなん結婚してもええことないやんか!!」と独身の長谷川の隣で悲壮感を漂わせていました。

一方、長谷川の質問は「携帯電話の赤外線を使ってアドレスを交換したところ、誤って自分が登録している他人の情報すべてを送ってしまった。その後、アドレスを交換した相手がその情報を使って僕の携帯に登録していた人にメールを送ったら、僕が訴えられるんですか?」というもの。

過失か故意かにもよるそうですが、もし長谷川が私利私欲にまみれ、アドレスを交換した相手を自分のものにしたくてやったことなら、訴えられる可能性もあるとのこと。

また「人の携帯電話を勝手に見るのは?」という質問には、「見られた相手との関係性にもよる」とのことで、恋人や家族など近しい間であれば問題にならないが、全くの他人だと法律に抵触することもあるそうです。「携帯電話のメールを見られた」という長谷川の話はどこまでがたとえ話なのか定かではないものの、どんどんエスカレート。独身でモテモテゆえの苦悩をにじませていました。

そして兵動が「弁護士の選び方を教えてください」と質問を。「会って話をする時、フィーリグンが合うかどうかが重要」と辻村弁護士。弁護士には雄弁なイメージがありますが、相談者の悩みや心配事を一つ一つ、丁寧に拾い上げて最善策を講じることが仕事であり、実際は話を聞くことの方が多いのだそう。話を聞いてもらう際に、この人とは合わないな思ったら違う人にした方がいい」とのことでした。

上田弁護士は「明朗会計。事前にきちんと費用などのお話をしない人は避けた方がいい」。そして塚崎弁護士は「きちんと目を見てしゃべってくれる人か。弁護士は相談者の悩み事とまっすぐに向き合う仕事なので」とのことでした。また、角田弁護士からも「悪い見通しのことも事前に説明する人。調子いいことばかり言う人はちょっと…」とのアドバイスがありました。

弁護士をお招きして、知られざるその世界を垣間見れた『'し'曰く』、あっという間に2時間がたち、お開きに。最後に「弁護士とは?」と3人にお聞きしました。「誰よりも話を聞いてくれるような人。身内以上に気持ちを込めることができる人」とは塚崎弁護士。続いて上田弁護士は「法律上意味がなくても、“そのお話は今、意味がないので”とさえぎるのではなく、相談者の人生がよりよくなるように何でもしゃべってもらって導くこと」。「嫌なことを解決していく中、メンタルのケアもしっかりして、今後訪れる困難にも乗り越えられる精神になるよう、しっかり対処していく」と辻村弁護士。

3人のお話を聞いて「お医者さんみたいやな」と長谷川。兵動も感心しきった様子で、「初めてのイベントでしたが楽しかったです!」と満足げな表情を浮かべていました。

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兵動「このイベントにそないに力は入ってないんですけど、それぐらいでいいのかなと思うんです。お客さんと同じように楽しめるライブにしたいと思っていて。その結果、僕らもお客さんも今までない知識を蓄えられたら素敵なイベントになるんじゃないかと思います。今日は本当に楽しむしかないので、成功したらいいなと思ってます」

長谷川宏「漫才師って、飲みに行ったりしたら“今日は相方さんは一緒じゃないんですか”聞かれることが多くて。その時いつも、“いや実は、漫才コンビはプライベートは別々なんですよ”とお話して、“へ~”ってなるんです。今度は僕たちが楽しめる番なので、いろいろと話を聞きたいと思います。勉強になるイベントにしたいなと思っています」

角田弁護士「最初の「し」は弁護士ということで、私の知り合いの弁護士3人に来てもらっているのですが、今、長谷川さんがおっしゃったようなことが僕らにもあるので、そういうことを聞いていただいて、僕らの実態をわかっていただきたいです。ドラマやテレビに出ている弁護士のイメージしかないと思うのですが、実際は全然違うので。僕たちの仕事で一番大事なのは依頼者や相手方とのコミュニケーションのとり方なんです。お二人はしゃべりのプロですので、そういうところも自分の仕事にも還元できたらいいなと思っております」

そして、ZAZAをどういうふうに活用していきたいですか?との質問には…。

兵動「この劇場を持っていらっしゃる方と、会社の人間、芸人の気持ちがひとつにならないと盛り上がらないと思うので、素敵なこの小屋を新しい情報の発信源にして、ここにふらっと来たら楽しいことやってるでっていう舞台にしたいですね。こういうきゅっとしたところで、おもしろいことをしたいなと思います。若手の子もどんどん出てくる場になったらいいですね」

長谷川「NGKとか5upよしもとのようなお笑いメインではなくて、ZAZAはお笑いプラスちょっと違う挑戦にしたいという趣旨なので、お客さんには“そうやったんや”っていう発見を心に残して、帰っていただくイベントができたらいいなと思ってます」

道頓堀ZAZAでのトークイベント『'し'曰く』、次回は12月17日 (火)の開催が決まっています。知らない世界のことが面白おかしく伝わり、ためにもなる『'し'曰く』。次はどんな師、士、司が登場するのか、どうぞご期待ください!

また、「道頓堀ZAZAよしもとライブ」では様々な企画イベントを発信中です。続いては9月12日(木)19時から『ヤナギブソンの撃鉄!』を開催します。こちらもどうぞお越しください!

『ヤナギブソンの撃鉄!』
9月12日(木)19時開演
出演:ヤナギブソン、GAG少年楽団、三浦マイルド、他
前売り:1500円 当日:1800円

道頓堀ZAZA  http://www.vitalartbox.com/zaza/

ティーアップ・長谷川宏の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/36/
矢野・兵動 兵動大樹の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/148/

【矢野・兵動 兵動大樹】【ティーアップ・長谷川宏】

2013年9月11日 (水)

ナインティナインと99人の濃〜い大阪芸人

やってきました9月9日、ナインティナインの日! ふたりが地元・大阪で行う恒例のスペシャルイベント「ナインティナインと99人の濃〜い大阪芸人」が、今年もなんばグランド花月にて開催されました。昨年は、直前に矢部が肺気胸のため緊急入院。岡村ひとりでの出演となったため、ふたり揃って“笑いの殿堂”に立つのは久々となります。当然、客席は立ち見も出る大入満員! 果たしてどんな芸人たちと、どんな絡みを見せてくれるのでしょう。

タイトルコールの後、緞帳が上がり、黒幕をバックにナインティナインが登場すると、割れんばかりの拍手と歓声が。岡村が、昨年の「矢部入院事件」を振り返り、「あれきっかけで結婚もされて…」と水を向けると、再び拍手と「おめでとう!」の声が巻き起こります。さっそく左手薬指にはめたマリッジリングをアピールする矢部。さらに岡村は矢部の手を引き、舞台の端から端まで移動させつつ、お披露目をしていました。岡村は、昨年の同イベント後も「吉本百年物語」のゲストとしてなんばグランド花月に出演しましたが、「ババスベりしてね…出ていっても、客席からはサワサワッとしか反応なかったんです」とポツリ。「今日もサワサワッとなったら怖いですよ」「ありますよ」と話しながら、ふたりは気を引き締めていました。

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ここで「ピンポーン」とチャイムが鳴り、現れたのはNSC大阪9期の仲間である矢野・兵動 兵動です! 兵動はさっそく矢部に「結婚式も呼んでくれへんで…へびいちごの島川は服買うてたで? 同期やんか!」とチクリ。これに矢部が「へびいちごを呼ぶ勇気はなかった」と答えるなど、気心の知れた和やかなトークが続きます。そして「用意はよろしいですか?」の言葉とともに黒幕が開くと、ひな壇にはズラリ99人の芸人たち! その迫力に圧倒されつつ、岡村がおかけんたに「ええ声〜!」をねだったり、矢部が浅香あき恵と2年前の同イベントで記念撮影したことを完全に忘れていてブーイングを受けたり、突然始まったBKBコールと客席も巻き込んでの「ブンブン!」に爆笑したりと、早くも大盛り上がり。いよいよこの1年の「大阪芸人ニュース」をランキング方式で発表する本編のスタートです。

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第10位は「たむけん離婚」。避けては通れないこの話題に、さっそく食いつくふたり。「ちゃんと内容を発表してない」と兵動から指摘を受け、たむらがいきさつを説明しようとするも、矢部がいきなり秘蔵ネタを暴露してしまうという怒濤の展開。さらに、たむらがかわいがっている後輩、ストライク・吉田からのタレコミもあり、やがて話題は“離婚”から“資産”へ!? 一方、矢部は最近、よく大阪へ帰ってきているという岡村の行動に「あやしい」と疑いのまなざしを。しかし一緒にいるのはもっぱらへびいちご・高橋らしく、岡村は「高橋みたいな女性がいれば結婚したい」と常々語っているそうです。最後は何故か、たむらがシャンプーハット・てつじから、Twitterでの決まり文句にダメ出しをされてしまうというオチがつき、ここで残念ながら時間切れとなりました。

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第9位は「キラメン7」。ご存じ5upよしもと煌〜kirameki〜Memberの頂点に立つ7組がショートネタを披露しました。コーナーMCは、モンスターエンジン。先日、出演していた『ピカルの定理』が最終回を迎えたことを受け、岡村が「ピカルお疲れ!」といじると、西森は「僕は終わってないと思います」とキッパリ。しばし押し問答が繰り広げられました。

アキナ、

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吉田たち、


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藤崎マーケット、

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学天即、

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かまいたち、

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GAG少年楽団、

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天竺鼠らのネタにも、ナインティナインのふたりは興味津々。大笑いしながら見入っていました。

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特に気に入ったというGAG少年楽団を再び呼び出すと、なんと坂本は着替え中。そのガリガリぶりと「言わんよ!」で、またまたふたりを驚かせていました。

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続いて「吉本マネージャー伝説」が第8位にランクイン。芸人たちが、独特なマネージャーたちの言動を次々と暴露していきます。集合場所のありえない聞き間違いに、熱すぎて困惑する芸人への愛、そして話し始めるや否やへびいちごから強制終了がかかった岡村の元マネージャー話まで、爆笑エピソードが出るわ出るわ! 中でも最も“話題の人”となったIマネージャーは、舞台へと連れ出されてしまうことに。かつてはナインティナインも担当していたということで、ふたりから大阪での仕事ぶりを心配されてしまいましたが、その憎めないキャラクターから、最後は客席から激励(?)の拍手を浴びていました。

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第7位は「モノマネ2013」と題し、大阪で話題沸騰のモノマネを6連発。MCを担当したへびいちご・島川を見るなり、岡村が「劇場支配人みたいやな」とツッコむなど、仲良し同期のやりとりも楽しみつつ、藤崎マーケットの細かいモノマネ、

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ヒガシ逢ウサカ・今井の笑い飯・哲夫、

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カーニバル・ゆきえのプロレスラー高山善廣さん、

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土佐駒・長尾の草なぎ剛さん、

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バイク川崎バイクのつんく♂さん、

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そして吉本新喜劇・今別府直之の金正男氏を堪能しました。

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今別府からは烏川耕一、中田はじめへとバトンがリレーされ、最後は中田の「♪1、2、3、4、力道山」で締めくくるという大阪芸人たちのチームプレーも炸裂。珠玉の数珠繋ぎに大喜びのナインティナインでした。

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第6位は「津田を超えるゲス現る」! ダイアン・津田はこのテーマに「ゲスじゃないですよ!」とすぐさま反論しますが、たむらからおなじみの爆弾ネタが投下されると激昂。対抗してたむらのマル秘ネタを暴露するという泥仕合を演じたほか、女と男・市川が明かすゲスエピソードも出演者たちをドン引きさせ、早くも舞台を混乱に陥れます。そんな津田を超えるゲスとは誰なのか!? 答えはクロスバー直撃・渡邊でした! 相方・前野のタレコミによると、驚くほどの“女好き”らしく、岡村はその姿を見て「ワッキーと同じにおいがする…」とひとこと。若手芸人たちから次々と飛び出すエピソードは、面白いを通り越して客席を凍りつかせるほど!? 兵動も「笑われへん方のゲスやん」と言葉を失っていました。矢部も「東京でゆうたらクズやな!」とバッサリ。しかし、激論の結果、ゲスキングは津田が引き続き暫定首位となり、津田と渡邊がゲス同士の暴露合戦を繰り広げるひと幕も…。

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そして「歌ネタブームくるか!?」が第5位に。MCはティーアップ・長谷川。馬と魚、

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アイロンヘッド、

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みなみのしま、

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矢野号、

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すち子&真也、

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おかけんたがメドレーで歌ネタを披露していきます。

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『歌ネタ王決定戦2013』チャンピオンのすち子&真也には、客席から「待ってました!」とばかりひときわ大きな歓声が。おなじみ「浪速のギター借金取り」で爆笑をさらいました。しかし、その上を行く盛り上がりを見せたのが、おかけんたによる『デビルマンのうた』です。手作り感あふれる衣装と目にも鮮やかなグリーンメイクで、ベテランらしからぬ弾けっぷりを見せつけたけんたに、ナインティナインも脱帽。もちろん、歌も「♪ええ声〜」で見事に歌い上げ、喝采を浴びていました。しかも、けんたは衣装&メイクもそのままにひな壇前列に陣取り、引き続きシュールな光景を作り出すことに。


第4位は吉本新喜劇座長・川畑泰史からの「新喜劇ベテランボケ始める」。さっそく座員たちから、高齢化が進むベテラン芸人の爆笑エピソードが続々と飛び出しました。中でも“主役”となったのは、「セク原師匠」と名を伏せて語られた桑原和男。すっちー曰く「性への探求心がすごい」という桑原のターゲットは、女性だけでなく男性にも拡大中らしく、安井まさじの衝撃体験には芸人たちも驚愕していました。この後も、なんと77歳にして婚活!?などなど、止まらない桑原ネタ。未知やすえは「新喜劇に悪いイメージを持たないで!」と必死に訴えていました。

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いよいよランキングもトップ3に突入。第3位は「キワモノ2013」! メッセンジャーがMCを担当し、大阪を震撼させているキワモノ芸人たちを一挙紹介しました。登場したのは、堀川絵美、

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コロコロチキチキペッパーズ、

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ゆりやんレトリィバァ、

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たけだバーベキュー、

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とことん、

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人妻ニャンコ、

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ガオ〜ちゃんの7組。

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すべてを見終わった矢部は、「もだえてるだけの女の子は衝撃やった」と人妻ニャンコを名指し。再び出てきたニャンコに別ネタをリクエストするも、そのあまりの下ネタぶりが、出演者全員を凍りつかせていました。

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第2位は、客席の皆さんもおそらく予想していたであろう「パイセンリターンズ」! 毎回、時間の関係で割愛されてしまう矢野・兵動 矢野のピンネタは、今年も「時間ないんちゃうか」(岡村)、「みんな疲れてはるし」(矢部)と茶々が入ります。めげずにフリップを用意し、3年越しのネタがいよいよスタート…と思いきや、やはりチャイムの音が鳴り響き、無情にも打ち切られてしまいました。と、ここまではお約束の展開でしたが、今年は矢野がかわいがっている後輩・カーニバルのふたりが「昨日もネタを見せられた」「今年のパイセンは置きに来てる」と割って入り、ハードルをどんどん上げまくります。「それなら」とネタ時間を与えられそうになり、何故か逆ギレする矢野の姿が爆笑を呼んでいました。

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さあ、ついにランキングも大詰め、第1位は「ゆうき」でした。兵動曰く「仕上がってきている」というりあるキッズ・ゆうきが、最後に大フィーチャーされることに。メッセンジャー・あいはらからは、「いい意味で守りに入らない」という驚愕のバイトエピソードが。相方の安田からも「芸能界でやっていくうえでの常識がなさすぎる!」と厳しいクレームが飛び出し、ゆうきが兄のように慕うシンクタンク・タンクは夫婦げんかの仲裁に行った際の「アホすぎる」やりとりまで暴露していました。あまりの暴走ぶりに、シャンプーハット・小出水は「逆に天才かもしれない」と言い出す始末。出てくる話のすべてが理解不能すぎて、デビルマンことおかけんたのテンションがどんどんローになっていく様子も笑いを誘います。そんなゆうきのすごさを体感してもらおうと、「誰が興味あんねんツイート大賞」を主宰しているザ・プラン9 ヤナギブソンが、Twitter上で採集したゆうきの迷言・珍言を紹介。疑問符しか浮かんでこないツイートの数々に、ナインティナインをはじめ出演者たちから次々と質問が飛びますが、答えを聞くとますます混乱するというラビリンス。やがて話は安田にも飛び火し、秘蔵の「好きなタイプランキング」の順位にまたまた大きな衝撃が。思わぬ芸人の思わぬランクが明かされると、出演者たちはひな壇から崩れ落ちて爆笑していました。

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イベントが始まってはや3時間超。終演予定時刻を大幅にオーバーして、今年もナインティナイン×大阪芸人の競演はエンディングを迎えました。「またぜひ来年も!」との兵動の言葉にふたりがうなずくと、客席から再び大きな拍手! 続いて締めようとする矢部でしたが、その隣にはそっとたたずむしましまんず・藤井の姿が…。というわけで、ラストは藤井が締めくくりのひと吠え! さらに兵動から指名を受けた『R-1ぐらんぷり2013』チャンピオンの三浦マイルドが「マイルドフラッーッシュ!」を発動し、にぎやかなフィナーレとなりました。

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ナインティナインの里帰りはもちろん、大阪芸人たちの底力と魅力も見せつけた一夜。今から来年の9月9日が楽しみですね!

【ナインティナイン】