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2013年12月

麒麟の川島明が関西テレビ『競馬BEAT』の新キャスターに就任!

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関西テレビの競馬中継番組『競馬BEAT』の新メインキャスターに麒麟の川島明が就任!来年1月5日放送分より、現在メインキャスターを務めているフリーアナウンサーの杉崎美香さんとタッグを組んだ“Wキャスター”として、人と馬が織りなす感動と興奮のドラマを伝えます。その就任発表会見が12月23日(日)、関西テレビの局内で行われ、川島と杉崎さんが出席しました。

川島は「競馬観戦歴18年」という筋金入りの競馬ファン。『競馬BEAT』にはこれまでもゲストとしてたびたび出演し、競馬への深い愛情と豊富な知識を披露してきました。そんな実績が認められ、メインキャスターの大役を仰せつかった川島は「僕はずっと競馬が好きで、京都で関西テレビの競馬中継を見て育ってきた人間。こんな大役に僕を指名していただいた関西テレビさんは、本当に勝負師だなと思っています(笑)」と歴史ある競馬中継番組の“顔”となることの重みをひしひしと感じているよう。「『競馬BEAT』の出演者の方々は完成されたチーム。なので司会は杉崎さんに、レースの予想はプロの方に完全にお任せして、僕はファン代表という立場で期待に応えられたら。競馬を知らない人が、僕がワーワー言うてるのを見て『競馬っておもしろいな』と思ってもらえる存在になるように、来年からがんばらせていただきたいと思います」と意気込みを語りました。

そんな川島に、杉崎さんは「“完成されたチーム”と言っていただきましたけど、それを新戦力にかき乱していただきたい」と期待を寄せ、「競馬中継なのでトークの時間に制限もありますが、そこは熱い思いを語る川島さんにぶっちぎっていただいて。私はその話を時間内でバシッと切る司会進行役をしっかりやらせていただきますから(笑)」と万全のサポートを約束してくれました。早くも名コンビぶりを見せる川島と杉崎さんですが、実はプライベートでも仲がよく、いつも競馬の話で盛り上がっているんだそう。杉崎さんは「川島さんと競馬の話をしていたら何時間も保つぐらい楽しい。川島さんの熱い思いが番組の中でもどんどん出るように、私も話を引き出せていけたらと思っています」と頼もしいコメントで川島にエールを送りました。

会見では、川島が競馬にハマったきっかけも語られました。もともと川島のお兄さんが大の競馬好きで、「毎週、競馬新聞を僕に見せながら『この馬がおもしろいよ』とか予想屋みたいなことを言ってくるんです。頼んでもいないのに(笑)」と競馬の話はよく耳にしていたものの、「まったく興味が持てなかった」とか。そんな川島を一気に競馬ファンに導いたのが1993年、16歳のときに見た、名馬・トウカイテイオーが骨折から1年ぶりの復活を遂げて優勝を飾った『第38回有馬記念』。「お兄ちゃんはビワハヤヒデという馬が好きで『絶対勝つから』と言うてたんです。僕はトウカイテイオーの名前はちょっと聞いたことがあったんで、『この馬はどうなん?』って聞いたら、『1年骨折してた馬がこんなとこに来れるような甘い世界じゃない!』と…。それが見事な激走を見せまして、そのときのお兄ちゃんの真っ赤な顔は忘れられません(笑)。その後、騎乗した田原成貴ジョッキーが号泣しながらトウカイテイオーを褒め称えたインタビューを見て『競馬ってギャンブルじゃなく、すごいスポーツなんだな』と感動した。それから競馬を見るようになりました」と川島は兄弟の楽しい(?)エピソードも交えて競馬との出会いを明かし、会見を盛り上げました。

さらに質疑応答では、会見の前日、22日に行われた『有馬記念』は「当たりましたか?」という質問も。これに川島は「正直言うと…当たらなくてですね。昨日はやけ酒を飲みまして、二日酔いのままここに座ってます」と苦笑い。見事に予想が外れ、「いろんな涙で第4コーナーが見えなくなりました(笑)」と結果は散々だったようです。しかし、引退レースをぶっちぎりの1着で飾った優勝馬・オルフェーヴルに感動したそうで「ホンマに大好きな馬なんです。あんなに圧勝して、引退式も見られたんで幸せでした。あんなに個性ある強い馬は出て来ないんじゃないかってぐらい好きなんで、家にオルフェの写真とかめっちゃ飾ってたりするんで…」と“競馬愛”をさく裂させる一幕も。これに言葉を挟むことができない杉崎さんや会場の記者に、川島は「あの…引くのやめていただけます?」と困惑の表情を見せて笑いを誘っていました。

また、「今年の収支は?」と2013年の戦績をたずねる質問に「まぁまぁ大きいのも獲れたりして調子よかったです。安い金で当たって一喜一憂してるだけですが(笑)」と予想も好調であることを明かした川島は「来年は番組で競馬に毎週行くことになるんで、嫌でも馬券を買わないと(笑)。できたら生放送中に、一発デカイのを当てたいです」と万馬券に意欲満々。続いて「目標額は?」と聞かれると「5000万」といきなりとてつもない金額を挙げ、「カバンに入り切らんような額を当てたい」と大きな夢をぶち上げていました。そして奇しくもこの日、同じ競馬ファンで仲のいいビタミンSのお兄ちゃんとマイコが兄妹揃って入籍を発表したことから、「この結婚に刺激を受けて、川島さんも結婚したい?」と話を向けられると、「今年は独身芸人だった方がたくさんゴールインされたんで、刺激はいろんなとこからいただいてます。でもせっかくメインキャスターに選んでいただいたんで、今は女よりも牝馬を追いかけたいと思います!」と公私共に(?)競馬に専念することを誓っていました。

これまで以上にスタジオトークもにぎやかになりそうな『競馬BEAT』。川島の“競馬愛”に溢れるキャスターぶりにぜひご期待を!

関西テレビ『競馬BEAT』

放送日時:毎週日曜 午後3:00〜4:00
放送形態:西日本13局ネットにて生放送
出演:メインキャスター/川島明(麒麟)、杉崎美香 ※川島は2014年1月5日より出演
番組公式HP:http://www.ktv.jp/keiba/index.html

ジューシーズ、シソンヌ、パンサーが「彩~irodori~East」卒業!新TOP決定イベント開催へ!

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東京の若手芸人の活躍の場である“ヨシモト∞ホール”で活躍していましたパンサー、シソンヌ、ジューシーズなど芸歴8年~10年(東京NSC9、10、11期≪扱いを含む≫)の芸人全91組が、2014年2月末日をもって東京よしもと若手ランキングシステム「彩~irodori~East」卒業することになりました。

「彩~irodori~East」とは、スターを育成する東西共通のランキングシステムとして、2013年3月より東京の若手劇場“ヨシモト∞ホール”にてスタート。ランキングのピラミッドは4つの階層に分かれており、上から「彩~irodori~Member」18組、「彩~irodori~Jr.」30組、「彩~irodori~Audition」40組、「彩~irodori~Audition予選」となります。さらに「彩~irodori~Member」のTOP3組は劇場の顔として広く活動の場を与えられます。

2014年3月より、ジャングルポケット、ボーイフレンド、デニスなど芸歴7年以下の若手たちでスタートする「彩~irodori~East」。新TOPと、初期ランキング「彩~irodori~Member」と「彩~irodori~Jr.」を決定するネタバトルイベント『彩~irodori~East Championship~予選~』『彩~irodori~East Championship~決勝~』を2014年1月25日(土)にヨシモト∞ホールにて開催します。

ここからよしもとのネクストブレイク芸人が生まれます!

チケットは12月23日(月)発売。


≪彩~irodori~East 卒業メンバー≫
アジアントール、ありがとう、囲碁将棋、石川ことみ、出雲阿国、井下好井、インポッシブル、うるとらブギーズ、エリートヤンキー、エレファンツ、エレベーターマンション、えんにち、オオカミ少年、大谷健太、オープンスペース、オバアチャン、かたつむり、ガリバートンネル、黒蟻、サヨナラダンス、シソンヌ、シマッシュレコード、ジューシーズ、シューマッハ、少年少女、タモンズ、チョコレートプラネット、ちんぺい、ツジカオルコ、天狗、トレンディエンジェル、トンファー、猫デココ、バース、パンサー、ハンマミーヤ、マヂカルラブリー、みそバーボン、山田カントリー、ゆったり感、ライス、他50組


『彩~irodori~East Championship~予選~』
開場:11:00/開演11:30(公演時間 約4時間)
出演:芸歴7年以下の50組(2014年1月24日終了時点の「彩~irodori~Jr.」+「彩~irodori~Audition」+「彩~irodori~Audition予選」メンバーを選抜)

『彩~irodori~East Championship~決勝~』
開場:17:30/開演18:00(公演時間 約4時間)
出演:38組(予選を勝ち上がった35組+ジャングルポケット、ボーイフレンド、デニス)
※現「彩~irodori~Member」ジャングルポケット、ボーイフレンド、デニスはシードのため準決勝から出演

日程:2014年1月25日(土)
会場:ヨシモト∞ホール
チケット発売日:12月23日(月)


5upよしもと卒業メンバー決定のご報告

2013年4月より、

史上初の東西共通ランキングシステム“彩~irodori~East” “煌~kirameki~West”

を導入し、若手芸人が日々奮闘している劇場“5upよしもと”。

 この度、“5upよしもと”からNSC26期・27期・28期(扱いを含む)メンバーが卒業することが決定しましたので、ご報告させて頂きます。
 

 つきましては、2013年12月31日(火)~2014年1月1日(水)にインテックス大阪にて行います、「今年は見るだけじゃない!5upよしもとカウントダウンライブ~ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、いろいろありすぎてもうムチャクチャどす!!~」は、現在5upよしもとに所属するメンバー全員が出演する最後のイベントとなり、イベントのエンディングでは、卒業セレモニーを行うことが決定しております。

 また、卒業メンバーに関しましては、

来年2014年2月に5upよしもとにて卒業公演を行います。

【卒業決定メンバー】59組

≪NSC26期(扱いを含む)≫14組
天竺鼠、かまいたち、藤崎マーケット、和牛、アキナ、守谷日和、バイク川崎バイク、

回転ハッスル、イグニッション、イッツ福谷、プレミアムバザー、ジョーイ、

グラッドストーン、モンシュシュ、福人

≪NSC27期(扱いを含む)≫21組
GAG少年楽団、ビーフケーキ、学天即、タナからイケダ、マドンナ、トット、

Dr.ハインリッヒ、ジュリエッタ、矢野号、ななまがり、いがわゆり蚊、ストライク、

ハニーバニー、高橋ユウ、山路浩之、トップシークレット、パニーニ、

ゲラゲラ、たけだバーベキュー、ちぇく田、ボーイ

≪NSC28期(扱いを含む)≫24組
アインシュタイン、祇園、土佐駒、ポラロイドマガジン、ラフ次元、ミルクボーイ、

みなみのしま、森本大百科、パーフェクト、ダブル、シュレッダー、たなしゅう、

にほんしゅ、フィレンツェ、小森園ひろし、稲垣昌秋、中山女子短期大学、

シルキーライン、グレープフルーツムーン、ストリートキング、高田健人、

まろんまろん、和むアイディア、デリバリーパンダ、ふくしげ春き、ワシやワシ

今後とも、5upよしもとをよろしくお願い致します。

「ビタミンS」コンビ揃って入籍のご報告

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兄妹漫才コンビ「ビタミンS」(お兄ちゃん・マイコ)が、コンビ揃って

2013年12月21日(土)に入籍しましたのでご報告させて頂きます。

お兄ちゃんのお相手は、32歳の一般の方(美容部員)で

結婚式は2014年9月23日(火)を予定しております。 

また、マイコのお相手は、37歳の一般の方(自営業)で

結婚式は2014年3月2日(日)を予定しております。

下記、本人たちのコメントになります。

≪ビタミンS・お兄ちゃん≫
“W入籍”というこんなに素晴らしい日を迎えられて、今はとても幸せです。
私は本当に芸人としてもまだまだ未熟です。なのにこんな自分を選んでくれた彼女にはただただ感謝です。そんな彼女の悲しい顔は見たくないので、家でも彼女を全力で笑かして明るく笑顔のたえない家庭を
築きたいと思っております。でもやはり妹の家庭も気になりますので、妹の方も本当に明るい家庭を築いてるかたまにチェックしていこうと思います。そして入籍の翌日が有馬記念という事で、運命だと思い全財産を賭ける事も思案中です。もちろん彼女には内緒です。
とにもかくにも、今までビタミンSを支えてきてくださった家族や仕事関係者、そして応援してくださった方々には深く感謝しております!今後は皆様に恩返しが出来るよう、キョーダイで精進してまいります。
こんなビタミンSですが、今後ともよろしくお願いいたします。

≪ビタミンS・マイコ≫
この度、わたくしビタミンSマイコはお嫁にいくことになりました。
真面目で、優しく、将来の二人のビジョンをきっちりと考えてくれていて、また私の仕事のことも、一方的な
妹思いの兄のことも、全て理解してくれている彼にはとても感謝しております。
そんな彼をしっかりと支えていき、苦楽をともにしていきたいと思います。そして、今までお世話になった家族や、友達、仕事関係の方々に感謝の気持ちを忘れず、公私共に益々成長していきたいと思っています。

今後とも、ビタミンSをよろしくお願い致します。

2013年12月23日 (月)

『AMIMECT企画「BOX」』

12月19日、道頓堀ZAZAにて『AMIMECT企画「BOX」』が行われました。AMIMECT(アミメクト)とは、ACTとMIMEをあわせた造語で、女優の平本茜子とマイムの岡村渉さんが主催の舞台です。台詞劇と無言劇を組み合わせ、「しゃべる・しゃべらない」の枠を超えた新感覚の舞台創作がコンセプト、今回が初公演となりました。

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父(田中照人)と母(田所草子)、そして妹の沙希(HIROKA)の何気ない朝の風景から物語は始まります。一見、穏やかな家庭に見えるのですが、そこには家族の一人が不在でした。それが沙希の姉の亜希(平本)。亜希はストレスが原因で声を失う病気、失語症を患い、会社もやめ、部屋にこもりっぱなし。家族とも顔を会わせません。そんな亜希が心配でならない母は彼女のために東奔西走、この日も情報交換のための会合に出かけます。一方父は口数少なく、仕事のことだけを考えている様子、妹の沙希も合コン三昧で恋愛やおしゃれに夢中のようで…。その日の午後、サンタクロースの格好をした男(岡村)が亜希たちの家に侵入します。サンタの正体はパントマイムをする大道芸人。妻(和田ちさと)に病を得た子どもの治療費のため、お金がないことをなじられての犯行でしたが、あっさり亜希に見つかってしまい…。

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タイトルの「BOX」とはいわば、それぞれが心の奥底にしまいこんでいる“本音”の隠し箱のこと。亜希とサンタが出くわしたことで、亜希のしゃべらない本当の理由や、家族の心のうち、サンタの苦悩などがどんどん暴かれていきます。一度開けてしまったら最後、あふれ出す本音を誰も止めることはできません。そして物語は思いもよらぬ方向へと急転回。最悪の結末を迎えつつも、いつしかそっと「BOX」の蓋は閉じられ、何事もなかったかのようにそれぞれの日常が始まるのでした。

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この舞台は、台詞劇と無言劇を組み合わせたものだけあって、家族のシーンは会話でテンポよく、そしてサンタやサンタの家族を描いたシーンではマイムを多用し、言葉を用いずとも気持ちを伝えます。声が必要な時と、言葉にしなくても伝わる時、そんな瞬間が人と人との間には絶え間なく訪れていることを実感する舞台でもありました。

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また、物語の水先案内人役でもある医者(Wキャスト:萬谷真之/YAMATO・佐藤太一郎)の存在がアクセントとなっており、その登場には肩の力がすっと抜けてゆく効果が。そして主に猫の扮装をしたダンスアクト(金澤宏美、小野村優、上野みどり)もスパイスに。ダンスで華を添えたり、家具やシンクなどの美術を担ったりと、変幻自在のステージアクトで魅せました。

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AMIMECTはこの冬、動き出したばかり。次回はどんな物語で楽しませくれるのか、第2弾もどうぞご期待ください!

【佐藤太一郎】【平本茜子】

5up×FM OSAKA「おもしろソニック2013」への道

いよいよ間近に迫った「今年は見るだけじゃない!5upよしもとカウントダウンライブ〜ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、いろいろありすぎてもうムチャクチャどす!!〜」(12月31日(火)インテックス大阪)。笑いはもちろん歌にダンスに見どころ盛りだくさんな同イベントの目玉のひとつが、「5up×FM OSAKAおもしろソニック2013〜人気ミュージシャンと5up芸人が一夜限りのスペシャルLIVE」です。プロ・アマ、ジャンルなどすべて不問で「音楽とお笑いが大好きな方」という条件のもと募集したアーティストの中から、ホームページでの一般投票を経て、絞り込まれた8組が12月20日(金)、5upよしもとに集結。大晦日のステージに立つ3組を発表する前に、渾身のパフォーマンスを披露しました。

ライブMCは、かまいたちとFM OSAKAのDJ・前田彩名さんが担当。「おもしろソニック2013」についての説明をしつつ、濱家は目ざとく山内のヘアスタイルの変化に気づきツッコミを。「すごい刈り上げてるけど大丈夫か?」と相方に心配され、山内は「ずっと通っている美容院なのに、ここ2回、急に攻め始めて…(刈り上げた部分に)ライン入れられそうになったけど断った」と悩みを告白。この後も執拗に「ラインを入れろ」と勧める濱家と山内のやりとりで笑わせていました。

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さあ、いよいよライブが始まります。トップバッターはTAKAHASHI’s。アイロンヘッド・辻井(ギター)、ジェットゥーゾ・渡辺(ギター)、ダブルアート・池田(ベース)、そして5upよしもとで進行を担当している高橋夕紀(ドラム)という精鋭部隊です。辻井曰く「高橋さんはすごくドラムがうまくて、バンドの核になってもらってます」とのこと。歌うは『おでんの歌』! サビの「♪おでんでんでん」というフレーズがいつまでも耳に残る正統派ロックでした。アイロンヘッドがラジオ番組をやっていた時、リスナーから送られてきた歌詞に曲を付けたものだそうで、「『おさかな天国』みたいにスーパーで流れたりして爆発的にヒットすれば」(辻井)と、一獲千金を狙っていることも明かされました。

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続いては、Runny Noize。カナダで1年間バンド活動をしていたという本格派ですが、実はギター&ボーカルのふたりがNSC35期のラニーノーズというお笑いコンビであることが発覚! 濱家は「芸人じゃない! バンドマンの体型してるやん!」と大興奮でしたが、ふたりは「5upでまさか演奏できるなんて…」と恐縮しきり。ライブでは轟音ギターを炸裂させパワフルかつキャッチーな2曲を演奏、会場を沸かせました。濱家は「(バンドとお笑いの比率について)バンド10やないか!」と驚きを隠せず、山内は「僕、こういうメロコアっぽいの好きなんですよ。CDが欲しい!」とすっかり魅了された様子。

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3組目はSMICH@GDBRA。メンバーはカバと爆ノ介・爆ノ介、セルライトスパ・肥後のふたりです。Runny Noizeの直後ということで、すっかり脅えて登場し、「何、今の! お笑い色全然ないじゃない!」と顔面蒼白。学生服を着て爆ノ介がギターを、肥後がボーカルを担当するユニットのようですが、「同好会ぐらいのレベルなんで…」と及び腰で歌い始めます。しかし、メロウなメロディに乗せて繰り出される謎めいた歌詞に加え、ふたりのハーモニーも美しく、しっとりと(?)笑わせるひとときを演出。山内から「世界観すごいな!」、濱家から「声キレイわ〜」と絶賛されていました。

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4番手はKOYABU SONICに2度出演した経歴を持つ、イーゼル芸術工房です。大阪府柏原市で共同生活しながら表現活動をするプロジェクトチームで、今年は路上ライブ中にエアロスミスのスティーヴン・タイラーが乱入、セッションしたことでも話題を呼びました。ライブでは2曲を披露し、会場をほっこりやさしい空気で包みます。かまいたちのふたりも「幸せな気持ちになった〜。癒された〜」と感激。前田さんは「見ている私たちも浄化された感じですね」としみじみ語っていました。

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ライブも中盤、5番目のyano-Goは、そのまま矢野号とメトロノーム、そしてギターにジェットゥーゾ・渡辺という顔合わせ。『歌ネタ王決定戦』ファイナリストであることをアピールする矢野号が、対戦した大先輩・嘉門達夫さんからその後、飲み会に誘ってもらったことを明かすと、「じゃあ嘉門さん呼んできてや〜!」とかまいたちから無茶ぶり。負けじとパフォーマンスに突入したふたりでしたが、取り調べをテーマにした矢野号のネタに激しいギターが乗り、やがて『スモーク・オン・ザ・ウォーター』さらに『イエスタデイ』へと変化していくまさかの展開に、MCも客席も唖然。濱家からは「よかったけど、矢野号の声とギターがマッチしてなかったね…」と、ちょっぴり辛口な評価を受けてしまいました。

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次は3匹の小唄。まずステージにアイロンヘッド・辻井がギター片手に登場し、弾き語りライブさながらのトークでスタート。そこにゲストとしてカバと爆ノ介・爆ノ介にプリマ旦那・野村がこちらもギターを手に加わり、3人でスペシャルライブ!? エディ・コクランの『カモン・エヴリバディ』を歌い上げ、途中、野村が『悲しみの果て』に曲を変化させるというハプニングも挟みつつ、観客に掛け声を要求して盛り上げます。ここまでで2つ目の参加となり大忙しの辻井は、ライブ後に「数打ちゃ当たるでやろうかなと思って。アイロンヘッドの単独より忙しいです」と感想を述べていました。

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7番手に登場したOUTER-TRIBEは、ひとりを除くメンバー全員が豊中市出身という生粋の大阪バンド。実は今年から吉本所属になったそうで、これを聞いた濱家は「めっちゃ後輩やんか!」と何故かホッとした表情。ライブではボーカルTATSUSHIのハイトーンボーカルが冴え渡り、メロディアスなロックで聴かせます。客席も一緒になって手を挙げ盛り上がるなど、気づけばライブハウスのような雰囲気に…。さすがは東京や九州を中心にライブ活動を展開している実力派です。

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ラストを飾るのは、新世界の始まり。メンバーはプリマ旦那・河野、ジェットゥーゾ・渡辺、アイロンヘッド・辻井、ダブルアート、尼神インター・渚です。冒頭は、音楽ではなくお笑いライブのコーナー仕立て。河野をMCに、マシュマロキャッチゲームに興じるはずが、なぜか奇声を発しながら楽器を手にし、演奏を始めてしまう5人。ドラムが辻井、ギターが渡辺、ベースが池田、ボーカルが田口、そして渚は鈴を鳴らすという布陣で、マシュマロキャッチに込められた熱い思いを歌います。必至でツッコミ続ける河野の努力もむなしく、袖で見ていた山内まで巻き込んでの「マシュマロキャッチ問答」は、脱力系のオチへと見事に着地。ライブが終わってもテンションがMAXな田口に、山内は「怖いわ〜」と脅えっぱなしです…。

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全アーティストのパフォーマンスが終わり、全員が再びステージへ。いよいよFM OSAKAクリエイティブ本部事業部部長の田中昭弘さんから、カウントダウンライブに出演する3組と、それぞれがコラボする芸人が発表されます。

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1組目の出演アーティストは、イーゼル芸術工房! ボーカルの松井香奈さんは「むちゃくちゃうれしいです! ありがとうございます!」と笑顔いっぱい。コラボレーションする芸人が天竺鼠に決まると、濱家からは「この瀬下というヤツはまっすぐな男なんですけど、左側のヤツ(川原)がクセ強いんで気をつけて」とアドバイスが贈られました。

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2組目の出演アーティストは、OUTER-TRIBE! 「めっちゃうれしいです!」と喜びを爆発させるボーカルのTATSUSHI。コラボ芸人は藤崎マーケットに決まりました。「間違いなくやりやすいと思います。『ラララライ体操』で一世を風靡したふたりですから、音感は抜群です」と濱家も太鼓判を押す組み合わせで、果たしてどんなステージを見せてくれるのか、期待が高まります。

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最後の1枠は残る6バンドから…と思いきや、名前を呼ばれたのはROYALcomfort。この日、仕事の都合で欠席したROYALcomfortは、トラック制作から作詞・作曲まですべて自分たちでこなす1singer1MC1DJのヒップホップユニット。田中さん曰く実力は折り紙つきとのことで、届けられたVTRメッセージで「芸人さんとのコラボが非常に楽しみ。みなさんと一緒に会場を盛り上げたい」と意気込む3人に、客席から大きな拍手が贈られました。コラボする芸人は、かまいたち! 選ばれなかった出演者からは無念のあまりブーイングも起こっていましたが、山内は「お前らとコラボして何になるねん!」とピシャリ。とはいえ落選したバンドたちも、またどこかで日の目を見る日が来るかもしれません…!?

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最後は濱家が「まだチケットを買ってない人は買ってもらって、ぜひ見に来てください!」と呼びかけ、2時間にわたるライブは幕を閉じました。31日の本番を、どうぞお楽しみに!



『今年は見るだけじゃない!5upよしもとカウントダウンライブ〜ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、いろいろありすぎてもうムチャクチャどす!』

日時:12月31日(火)〜2014年1月1日(水) 15:00開場、16:00開演/25:00終演(予定)

出演:煌〜kirameki〜TOP(3組)、Member(15組)など全68組以上

会場:インテックス 大阪5号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)

料金:前売り大人3,000円、子供1,500円/当日大人3,500円、子供2,000円

■5upよしもとカウントダウンライブ 公式サイト

http://www.yoshimoto.co.jp/5up/countdown2013.php



【かまいたち】【アイロンヘッド・辻井】【プリマ旦那】【尼神インター・渚】【ダブルアート】【カバと爆ノ介・爆ノ介】【セルライトスパ・肥後】【ジェットゥーゾ・渡辺】【矢野号】

 

後藤ひろひと脚本&監督、「観るだけでなく出るシネマ=デルシネ」がついに関東上陸!!

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2013年3月の沖縄映画祭でそのベールを脱いだ全く新しい映画アトラクション「デルシネ〜エル•シュリケンvs悪魔の発明〜」が満を持して関東上陸することになりました!

2014年1月13日(月•祝)に「よしもと幕張イオンモール劇場」にて上映いたします。

世界征服を企む凶悪組織「みなしね財団」のドン•悪童子博士と正義の覆面レスラーであるエル•シュリケンとの激しい闘いを描いたこの映画は、実はまだ完成しておりません!

稲垣早希、笑い飯•西田、池乃めだか、ハリセンボン、キングコング梶原、今いくよくるよ、ナインティナイン岡村、藤波辰爾(友情出演)•••などなど超豪華な出演者達が所狭しと暴れ回るこの映画は、まだ未完成のシーンがあるのです!

そのシーンに登場していただくのは、そう、当日会場にお越しいただく『あなた』です!

会場にお越しいただき、インストラクターの演技指導のもと60分程度の撮影を経たあとに豪華出演タレント達とあなたが競演した世界に一つの映画が上映されるのです!

大人はもちろん、ご家族でも楽しめること間違いなしの、世界に一つの映画『デルシネ』を是非ご堪能してください!


<タイトル>
デルシネ『エル•シュリケンVS悪魔の発明』

日時:2014年1月13日(月•祝)  開場10:30/開演11:00/終演13:45
会場:よしもと幕張イオンモール劇場
(千葉市美浜区豊砂1-1 イオンモール幕張新都心グランドモール内)
詳細スケジュール:
◎11:00〜11:10  後藤ひろひと監督よりデルシネの世界をご説明(10分)
◎11:10〜12:00  演技指導&撮影(50分)
◎12:00〜13:00 お客様自由時間 ※編集作業をいたします(60分)
◎13:00〜13:45 完成作品上映(45分)
チケット料金:前売/大人2,000円、子供1,000円
         当日/大人2,300円、子供1,300円
チケット:チケットよしもと予約問合せダイヤル/0570-550-100
          Pコード:597-996/Lコード:30164
イベント出演:後藤ひろひと、エル・シュリケン
出演:エル•シュリケン、桜•稲垣早希、池乃めだか、内場勝則、まちゃまちゃ、西田幸治(笑い飯)、ガリガリガリクソン、ウーイェイよしたか(スマイル)藤波辰爾(友情出演)、坂田利夫、今いくよ•くるよ、ぼんちおさむ、宮川大助•花子•さゆみ、Mr.オクレ、岡村隆史(ナインティナイン)、梶原雄太(キングコング)、ハリセンボン 他






【桜•稲垣早希】【池乃めだか】【内場勝則】【まちゃまちゃ】【西田幸治(笑い飯)】【ガリガリガリクソン】【スマイル】【坂田利夫】【今いくよ•くるよ】【ぼんちおさむ】【宮川大助•花子】【Mr.オクレ】【ナインティナイン】【キングコング】【ハリセンボン】

2013年12月22日 (日)

祇園花月の単独イベントでCOWCOW・多田のNEW“伊勢丹スーツ”がお目見え!

今年、伊勢丹の紙袋が55年ぶりにリニューアルされたことを受け、“伊勢丹の紙袋スーツ”でおなじみのCOWCOW・多田も、舞台衣装を一新! 秋の発表以来、生地からオリジナルで作り上げたという待望のニューバージョンを、12月22日(日)、よしもと祇園花月で行われた単独イベント「COWCOWのマジでやりたい100のこと」の中でお披露目しました。

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このライブは、COWCOWのふたりが「マジでやりたいこと」だけをやるというシリーズ企画。もちろん今回は、多田の「新しいスーツをお披露目したい」との願望がテーマになりました。ライブ冒頭、「伊勢丹の新しいスーツ、初お披露目します!」と多田が宣言すると、会場に詰めかけた観客からは、「待ってました」の大歓声が。テレビ番組でお披露目してほしいとのオファーも受けていたそうですが、「祇園(花月)のお客さんが一番大事!」との理由から、絶対にこの場で初披露しようと決めていたと明かしました。

まずは、ふたりによる過去の紙袋と新しい紙袋の比較からスタート。さらにこれまで着用してきた旧柄のスーツについても解説していきます。実は夏用、冬用があり、気候に合わせてセレクトしていたという話のほか、既製品の生地を使っていた旧スーツと違い、新しい柄は生地から作ったというこだわり情報も。さらに、この日が旧スーツの“見納め”となることを告げると、会場には別れを惜しむ声も広がりました。

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「僕は今日、このスーツを卒業します!」。そんな宣言の後、いよいよ多田が舞台で旧スーツを脱ぎ始めます。そして、いったん舞台袖にはけて着替えに突入! 数分後、善しに「それでは伊勢丹のニュースーツ、どうぞ!」と呼び込まれると、新しい衣装に身を包んだ多田が拳を振り上げながら再登場しました。会場からは大きな拍手が起こり、「いい反応でよかった!」とふたりはホッとした様子です。

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続いて、会場に集まったマスコミの皆さんからの質問に答える、即席記者会見のコーナーへ。スタイリストの知り合いに依頼して仕立ててもらったというニュースーツは、「とりあえず夏用が1着」(多田)のみ。引き続き、少し綿を入れた冬用も作ってもらう予定だそうで、ほかに蝶ネクタイやネクタイなどの小物類も新たに揃えました。

やはり気になるのは費用ですが、「旧スーツは最初のものが上下で1万5000円、後から仕立ててもらった夏用が8万円ほどでした。新しい方は、生地から作ったのでグッと上がっています」と多田。はっきりとは言えないと濁しつつ、「大阪で活躍している若手芸人の1カ月の給料ぐらいだと思ってください。たとえばスマイルとかギャロップでしょうか。サラリーマンでいえば、係長さんのひと月のお給料ぐらいかな? いや、僕もスマイルがいくらもらってるのかは知らないですけど(笑)」とのことでした。

また、「伊勢丹から許可を受けているのか?」との問いには、「紙袋リニューアルが決まった時、社長さんから『今後ともよろしくお願いします』というメールをいただいたんですよ。記者会見でも僕のことを言っていただいたみたいで…なので、許可は受けておらず非公認ではありますが、喜んでいただいているのではないでしょうか」とニッコリ。リニューアルの一報を聞いた時は「伊勢丹は僕から逃げたいのかな?と思った(笑)」そうですが、ちょっぴりシックな色合いになった紙袋同様、「これからは、ちょっと大人なCOWCOWを見せられたら」と意気込みました。

なお、古いスーツのうち1着は、将来、オープンさせたいと夢見ている「多田記念館」に展示すべく、大切に保管する予定。相方の善しは、紙袋と見比べながら「すごくよくできてますよね。寸分狂いなく、というか」と感心しきり。ファンから「善しさんもこれを機に高島屋の紙袋柄のスーツにしたらどうですか」との提案を受けたエピソードを披露し、「なんでふたりともデパートのスーツ着なアカンねん!(笑)」と笑わせていました。

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新しいスーツとともに、またまた新たな魅力を見せてくれそうなCOWCOW。今後の活動に、どうぞご注目ください!

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【COWCOW】

2013年12月21日 (土)

なだぎ武がMarMee(ミゲル&さくらまや)のデビューアルバム発売記念イベントにサプライズ出演!

12月21日(土)、神奈川県・ラゾーナ川崎 ルーファ広場にて、MarMee(ミゲル&さくらまや)のデビューアルバム発売記念イベントが行なわれ、なだぎ武がサプライズゲストとして出演しました。

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MarMee(マーミー)は、エステー「消臭力」のCMでおなじみのミゲルくんと、演歌歌手であるさくらまやさんによる異色ユニット。そして、このイベントになだぎがサプライズ出演するに至ったのは同CMで2人と共演をしているから、というわけです。

CMソングになった「お気楽 ウッキーラッキー」をはじめ、デビューアルバムから6曲を披露する2人。イベント中盤、「お気楽 ウッキーラッキー」の “アンプラグド・ヴァージョン”を歌い始めると、“ディラン”に扮したなだぎ武が登場! サビを熱唱し、会場を沸かせました。

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トークでは「みんな元気かー! 今日は2人がライブをやるということでビバリーヒルズから駆けつけて来たぜー!」とさらに観客を盛り上げるなだぎ。「ミゲルは身長いくつになったんだ? 166センチ? ということは、西川貴教をとっくに超えてるな。西川貴教は102センチくらいだからな」と、観客の笑いを誘います。
また、「今、CMでまやちゃんと一緒に躍ってるんだけど、みんな見てくれましたかー? なんと、そのCMが好感度の1位になったんだ。よろしくどうぞ!」との報告も。その後も「今日、初めて“エステーのセンター”になりました。まやちゃんとは、これからも歌手活動を続けていこうかなと思っていまして。新しい“キャサリン”になってくれるかなと思いながらね。ハッハッハ」と軽快なトークを。
「ミゲルがね、このカツラを付けるところを、横に座って『すごーい』って言いながら、ずっと見てるんですよ。そんなに見られたら付けられへん」と、舞台裏のエピソードも。「おもしろいなと思って」と答えるミゲルくんに、「おもしろいと言いながら、真顔で見てたがな!」とすかさずツッコむなだぎでした。

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トーク終了後は「せっかく3人がそろったので、もう1回歌いませんか?」と呼びかけ、「お気軽 ウッキー ラッキー」を3人で熱唱。ミゲルくん&さくらさんに負けじとキレのいい動きと美声を披露し、まさに“エステーのセンター”かのような存在感でイベントを盛り上げます。最後は「3人でエステーさんの『消臭力』を歌いましょう。みなさんもいっしょに! カモン!」「ラーララララ……消臭力~♪」と、お客さんとの大合唱で締めくくりました。

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●MarMee(ミゲル&まや)
http://www.universal-music.co.jp/marmee/

【なだぎ武】

どうかしてる熱量で音楽トークを披露 『ダイノジ大谷ノブ彦の俺のROCK LIFE!』刊行記念イベント

12月21日(土)、都内のタワーレコード渋谷店にて、『ダイノジ大谷ノブ彦の俺のROCK LIFE!』刊行記念トーク&サイン会が行われました。

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先日、上梓されたばかりの『ダイノジ大谷ノブ彦の俺のROCK LIFE!』は、雑誌『CROSSBEAT』(現在は休刊)の連載をまとめた上に、インタビュー、「人生の10枚」の選盤/解説などを加筆。
シンコーミュージック・エンタテイメントより税込み1470円で発売中です。

開始時刻が迫ると、特設ステージ周辺には、大谷目当てのお客さんが集まり、他の目的で来店したお客さんも足を止め、店内の一角には人だかりの山ができました。

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「みなさん、立ってすいませんね。こんなクソ本に…クソ本って自分で言っちゃいけないんですけど(笑)」と自虐的なひとことから入った大谷でしたが、すぐに「マイノリティ中のマイノリティのみなさんに集まっていただいて、非常にうれしく思ってます。ありがとうございます」と改めて挨拶。

担当編集者がMCを務めるなか、洋楽CDにおけるセールスの現状を皮切りに、80年代後半のバンドブーム、『ザ・ベストテン』、イギー・ポップ、エルビス・コステロ、Mr.Children、玉置浩二、氣志團、ONE OK ROCKといった国内外のミュージックシーンやアーティストについて、矢継ぎ早にトークを展開します(敬称略)。

そんななか、「ロックフェスが勝っていくには、東京ディズニーランドと勝負しなきゃいけない。うちら劇場で15分の漫才をやってるけど、どうやったらディズニーランドより楽しいことができるか思ってます。そういう時代」といった持論を熱く語る一幕も。

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トークの節々に“熱量”“どうかしてる”“気がふれた”といったワードを散りばめつつ、そうした現象の一例として、レイザーラモンRGの名前を挙げます。
RGの行っている一連の「あるあるバスツアー」の話題から、かつてダイノジが行ったお客さんを15分間しか寝かせないツアーの思い出話となり、そこで悲喜こもごもな人生を歩んでいるお客さんとじっくり話しあったことが、現在の活動にもつながっているとのこと。

本の内容について、担当編集者は「大谷さんの人生とか好きな音楽とかに興味がある人が読んでも面白いんですけど、単純にリズムとか文章のセンスがすごくいいので、読んで楽しいですね」と称えると、大谷は「ぜひみなさん、読んだら悪口でもいいんで、ツイッターに書いてください。拡散、拡散で」と付け加えます。

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また、今回発売された著書を後輩芸人などに、大谷自ら手売りするブームが到来しているとか。
その様子は、自身のブログやツイッターなどで確認できますが、手売りする理由について、「(洋楽は)音楽が好きな人には価値あることで、何もついてこないし。握手会ないし。だから買わない。アイドルの方がよっぽど考えてるじゃん。握手会やったりさ。それが欲しい。パッケージが欲しい。売ってるって体感したいわけ」と、商品プラスアルファの部分を売る側から楽しんでいる様子です。

最後に、本日、サイン会に参加するお客さんへ、「どんな思いでかき集めた1400円(税抜き)なのか。他愛のない1400円なのか知らないけれど、人それぞれに1400円には絶対理由があると思いつつ、心をこめてサインをさせていただきます。ありがとうございました」とお礼を言い、約60分ほどでトークは終了。

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その後大谷は、本購入者に、その場でサインと名前をひとりずつ書き、短い時間ながら、お客さんと1対1での会話を楽しみました。

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●シンコーミュージック・エンタテイメント
『ダイノジ大谷ノブ彦の俺のROCK LIFE!』
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=0639030


ダイノジの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/66/

【大谷ノブ彦】【ダイノジ】