最新ニュースインタビューライブレポート

« 吉田類がホッピー片手で語る撮影エピソードに、『酒場放浪記』ファンのチュート・福田も大喜び! | メイン | バレンタインデーに∞ホールフリーライブ開催!ポップコーン購入者対象の大感謝祭イベント »

2016年1月25日 (月)

水谷千重子&豪華ゲストによる夢のような宴!『水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭』レポート

1月20日(水)、東京・渋谷のNHKホールにて、『水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭』が開催されました。水谷千重子の芸能生活50周年を記念して行われた今回のリサイタルショーは交流のある豪華すぎるゲストたちが華を添え、公演時間4時間弱という圧巻のステージとなりました。
20160125103541-c7d4840ff691a682a623823f39e14221aa8b724a.jpg
会場となったのは、東京・渋谷のNHKホール。3,500人を超える収容人数の大ホールは、紅白歌合戦の会場としてもおなじみです。
この日は3階席の最上段までお客様がいっぱいに!「激動の昭和、平成と駆け抜けた1人の歌手、今ここに大輪の花を咲かせます」という紹介とともに現れた水谷千重子は、『WAKUWAKUさせて』から歌い上げます。
今回のタイトルである"キーポンシャイニン"は、この曲の中の"キーポンダンシン"から取られているもの。そして、引き続き、会場から「待ってました!」の声がかかる『ミ・アモーレ』を熱唱しました。
20160125103226-656403b76acb884fd2fdb2a0379aa155c1336eee.jpg
ゲストの一人目として登場した相川七瀬さんは、モダンな着物にブーツというスタイルで登場します。
『夢見る少女じゃいられない』『恋心』と披露後、千重子と一緒に『彼女と私の事情』をデュエット。続いて登場した堀内孝雄さんは『愛しき日々』をしっとりと聴かせます。堀内さんからは「確か4年前に40周年のリサイタルだったのに、なんで50周年なの?」と素朴な疑問が出ると、同じように疑問を持っていた会場のお客さんからは笑いが。千重子によると「前はデビューから40周年。今回は芸歴50周年なんです」とのことだそうで、堀内孝雄さんと友近のデュエットソング『倖せの求め方』を一緒に歌い上げました。
20160125103822-1b581bf29d406be01c74ca97e28c16cb8705203d.jpg
20160125104021-a213cb1cc068cc9c69a5317a052f9334974220dd.jpg
40周年のリサイタルにも駆けつけた川中美幸さんも登場します。
「楽屋でずっと見ていたけど、訳がわからなかった(笑)。なんだか夢の世界みたいで」と笑いが止まらない様子の川中さん。軽妙なトークで会場を沸かせて『一路一生』を熱唱したあと、千重子とともに『恋する大阪』を歌い上げると、観客は伸びのある演歌の素晴らしさにうっとりした様子です。
サプライズで登場した大友康平さんは『BRIDGE』を熱唱し、『フォルテシモ』を千重子とデュエット。力強い声を響かせていました。
20160125104142-82703e2f6e9c58d6e7519ad43cf89549f3c3d4f9.jpg
15分の休憩をはさみ、後半へ。
衣装チェンジして現れた千重子。前半は水色にワンちゃんの柄の入ったモダンなものでしたが、ここからはおなじみの黒と白のストライプに花柄があしらわれたものに。この日は袖口などにピンクのふわふわがつき、スペシャル感を演出します。
後半一曲目で『キューティーハニー』をセクシーに歌い上げる横で、何やら鼓を打っている人が......、この日のために駆けつけてくれたAB蔵さんです! AB蔵さんが風のように一瞬でステージを去ったあとは、千重子が大好きだという大映ドラマのメドレーがスタートします。
『不良少女と呼ばれて』や『乳姉妹』といったテレビドラマの主題歌に続き、『スクール・ウォーズ』の『HERO』を歌っていると、何やらラグビーボールを持って現れた人影が......。そうです、大木大助役だった松村雄基さんの登場したのです!
松村さんはドラマの中の名台詞をアレンジして「千重子for ALL、ALL for 千重子(千重子はみんなのために、みんなは千重子のために)」という、まさに今日のステージにぴったりの名言を残していきました。
20160125104257-5fcec7a3b821c99054380afe930d7969c1f2a406.jpg
20160125104529-2c6d09f161ca3e44e20ab5255d0b73aa82e7fed9.jpg
次にステージ中央から現れたのは、千重子の後輩であるオネエ系演歌歌手の春澪(しゅんれい)。赤のチャイナドレスに身を包んだ春澪でしたが、千重子からは「春澪ちゃん、腕、また太くなった?」とツッコミが。しかし、春澪も負けてはいません。千重子が「今日は千重子テーマパークっていうイメージでやっていて...」と話すと、「えぇ~姉さん、ダサい!(笑)」とピシャリ。仲がいいからこその2人のやりとりは、会場を大いに湧かせました。
20160125104751-a34e4920e86fe514ed8c63090c3125681753687a.jpg
春澪はのびやかな声で『三日月』を熱唱し、千重子とは『ロンリーチャップリン』をデュエット。その2人の声に誘われるかのように現れたのは、前半にも登場した八公太郎、倉たけし、六条たかやという千重子ファミリーの面々です。
春澪と八公太郎は昔、シェアハウスをしていた仲とあって、ケンカし合いながらも楽しそうな様子。その後、客席に降りた一行は、春澪が気に入ったお客さんとキッスをするサプライズを敢行しました。
20160125104952-d534e4f4dc2e41a05c4b2920e24e926103e8173d.jpg
楽しい時間のあとは、根本要 from STARDUST REVUEさんが登場します。
お客さんの心に染みる『木蘭の涙』をしっとりと歌い上げ、千重子とは『追憶』をデュエット。「すっごいわ。あんた、ほんとにすっごい。泣いてたお客さんもいたよ」という千恵子の言葉が印象的でした。
ここで、この日発売となった水谷千重子のベストアルバムの中から『曇りのち...』『明日、キラキラ』の2曲を披露していると、真紅のスーツに身を包んだ田原俊彦さんが花束をもってサプライズ登場! お祝いに駆けつけてくれた田原さんは「いや~完璧に昭和の感じだね(笑)」と話し掛けて、千重子との曲である『フラストレーションラブ』を披露し、会場を沸かせました。
20160125105224-b39c0c5b05eee095774d5ee9f371ec358d18ded8.jpg
20160125105320-761fc49566f3becc12b6c535dfe87c30351bd4d0.jpg
前後半あわせて4時間弱という公演時間のラストは、全員集合して千重子のデビュー曲をアレンジした『万博ササニシキ2016 』を歌い上げ、最後は豆富開きでお開きに。
千重子は「アイ ウィル ビー バックでございます! ありがとうございました!」と語り、60周年や70周年があることを予感させる言葉で締めくくりました。
20160125105444-86b5b102270ee737c88da7e71c51b7d199142935.jpg

公演終了後、水谷千重子と千重子ファミリーである八公太郎、倉たけし、春澪、六条たかやが出席し、報道陣向けの囲み取材が行なわれました。
20160125105703-4e09abed16d672d3fd7cfc13dc8e020c31a85530.jpg
――今日の公演の感想を聞かせてください。

水谷 ゲストの方々も豪華で、幸せな時間を過ごさせていただきました。お客さんもあたたかいし、最高でした。ここにいる千重子ファミリーもね、苦楽を共にした仲間たちとこうやって一緒にできるのは、なんかホッとしますよね。

――ファミリーのみなさんは今日、いかがでしたか?

六条 何より来ているお客様と出ている演者、みんなが楽しそうにしているっていうのが、千恵ちゃんの人柄なんじゃないかなと。
八 こいつ(千重子)はね、口が悪くてね、俺たちをバカとか出来損ないとか言うんだけど、本当はそうでなくて。始まる前でも電話をわざわざかけてきて、やさしいことを言ってくれるんです。......(倉に対して)お前、泣いてんじゃないよ!
倉 (涙をぬぐいながら)千重子のそういうところが本当にいいところなんです。おふざけはしているけれども、千重子はじめ一門には感謝!
春澪 ......倉さん、すごく普通のこと言ってるけど、アドリブ弱いの(笑)?
倉 というより、何があろうとも健康健康! 一生懸命やることだ!
春澪 確かに人生いろいろだからさぁ~、みんな幸せであってほしいなって思う。
水谷 その通り! 明日がキラキラあってほしい、そう思って私も『明日、キラキラ』って新曲を作りましたから!

――水谷さん、50周年のリサイタルが終わりましたが、次なる目標は?

水谷 そうだなぁ~。大きい会場でというより、このメンツでやりたいっていうのは常に思っています。だからね、みんな引き連れてロサンゼルスにいって、みんなでわぁーー!ってやりたいっていうのはありますね。千重子の言う冗談って、アメリカンジョークに近いって聞いたからさ!

――最後にファンの方にひと言をお願いします!

水谷 みなさんのおかげで、『水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭』が盛大に終了いたしました。本当に感謝しております。これからも水谷千重子、頑張ってまいりますので、ヨイショ~ヨイショ~ヨイショ~~! ありがとうございました~~!



【水谷千重子】【友近】【八公太郎】【バッファロー吾郎A】【倉たけし】【ロバート】【秋山竜次】【春澪】【雨上がり決死隊】【宮迫博之】【六条たかや】【チュートリアル】【徳井義実】