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2016年1月31日 (日)

エリートヤンキ解散ライブ『60分漫才+月刊エリートヤンキー最終号』で同期芸人たちとともに有終の美を

昨年12月30日(水)、大宮ラクーンよしもと劇場にて、エリートヤンキーの解散ライブ『60分漫才+月刊エリートヤンキー最終号』を開催。現在は橘、西島ともにピン芸人として活動中のエリートヤンキーにとって最後の60分漫才と、同期芸人の囲碁将棋、えんにち、ゆったり感、エレベーターマンション、天狗、滝野元気を迎えての30分のトークを行いました。
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会場は、客席の後方だけでなく両サイドにまで立ち見も多数の満員御礼。ステージに登場したエリートヤンキーの2人は、あまりのお客さんの多さに「一番前の子おいで」と声をかけると、舞台袖で見ていたえんにち・アイパー滝沢が登場し、2人の記念写真を撮影。続いてブロードキャスト!!・吉村が登場して同じように写真を。ところが、次にえんにち・望月が出てこようとすると、西島が「お前はいいや~」と追い返し、まずはひと笑い。
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こうして最後の60分漫才がスタート。まずは、年末の町内で子供を見て、昔と変わったところと変わってないところがあると気づいたという西島話から、今も昔も変わらない"ピーマン嫌いな子供"にどうやって食べさせるかということに。西島が料理し、橘が子供となって食べることになるが...。橘の顔を見た西島が、子供役にふさわしくないと「まずヒゲそってきなさい!」と一蹴。さらに、「エリートヤンキーファンの大半は、お前のヒゲ反対派だぞ!」の声に、お客さんからは賛同の笑いが。気を取り直して、ピーマンを細かく切ってハンバーグらしきものを作る西島。その料理の過程を細かく描写しすぎて、会場はクスクス。ようやく出来上がった料理は、せっかくピーマンを細かく刻んだにもかかわらず、ハンバーグのネタをピーマンの中に詰めたピーマンの肉詰め。当然、橘は「ピーマンそのまんまじゃないか!」と激しくツッコむものの、西島はそれをものともせず、お前は実の息子ではないという衝撃の事実を打ち明け「どうだ、ピーマンの味しないだろう」と自信満々。そういう意味ではなく...ということで、西島は何度も新たな料理にチャレンジするが、ことごとく失敗したのでした。しかし、西島は、必要以上に料理を描写することが気に入ったのが、その後も料理ボケが続出したのでした。
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その他、海外の人をホームステイで迎え入れたいという西島のため、橘が外国人役をやることに。この橘演じるカタコトの日本語の外国人、その名も"ミノル・シングルス・モモモーモ"があまりにもうますぎて、西島のツボに。モモモーモの身の上を聞き出すことに執心し、なかなか本題に入らないという事態に。橘の一挙手一投足が笑いを生み、モモモーモの独壇場となりました。さらに、続くムツゴロウ王国の後継者を目指すネタでも、橘演じる"ミノゴロウさん"のキャラクターが爆発。西島の無茶ぶるによる橘のフリーパートが、大きな笑いをとりました。
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そして最後のネタは"交換日記"。交換日記という形で、2004年11月、コンビ結成から、コンビ名の決定などについて語り、感動の漫才に。...になるはずが、「ゆったり感ってコンビ名はダサい」「天狗はダサい」「えんにちは華がないからテレビは無理だろう」と同期をディスり、さらには、背が同じくらいの囲碁将棋と西島は座高も一緒。ところが、4人で撮った集合写真を見ると、身長の低い橘まで座高が一緒だったという衝撃の事実を暴露。そして、西島の「12年間いろいろいろありましたが、今後もお互い頑張りましょう。最後の僕のボケです」の言葉で、最後の漫才を締めくくったのでした。
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続くトークコーナーでは、「一番運のいい人と、今後もお付き合いしたい」という西島の提案により、サプライズで賞金争奪の運試しを行うことに。参加者は、囲碁将棋、えんにち、ゆったり感、エレベーターマンション、天狗、橘&滝野ペア。勝った一人には金一封、脱落した人でも笑いを取ればポチ袋が。まずは、西島が選んだ順番で出てきてしまったコンビは脱落という"登場運試し"。ここで3番目に出てきたエレベーターマンションが、いきなりの脱落。その後登場したゆったり感・中村は、最後のトークがしんみりするのは嫌だからと、「"エリートヤンキー解散反対"のタスキをかけてデモをしようと考えていたのに、なんだよ争奪戦って」と毒づきながらも参加することに。
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続いては、ワサビが入っていない人が脱落の"ワサビ寿司"。ところが、ワサビが見えてしまっていため、結果うんぬんより、どうボケるかの攻防戦に。結果、天狗脱落。3回戦のイスに座って壊れなかった脱落の"壊れるイス"ではえんにち、タオルで顔をふいて汚れなかったら脱落の"絵の具タオル"ではゆったり感、声が変わっていなければ脱落の"ヘリウムガス"では橘・滝野ペアが脱落。
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勝ち残ったのは囲碁将棋が勝利。ところが、ここでは終わらず決勝戦で囲碁将棋が対決することに。片方が低周波治療器を付けて2人で戦う"低周波チャンバラ"。低周波を付けている人は紙風船を5個、低周波を付けてない人は紙風船1個を付け、先に相手の紙風船全てを割った人が勝利。低周波を付けるのは根建に決定。文田が急いで5つの紙風船を付けている間に、根建が攻撃しようとするが、頭の紙風船が落ちてしまい、すぐに割られて終了。文田が優勝し、賞金を手にしました。
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最後は「13年目を迎えても、9期生のみなさんとお仕事をしつつ、形は変わりますが、別々の道を進んでいきたいと思います。今後も、我々2人をよろしくお願いします」(西島)と挨拶し、エリートヤンキーとしての最後のステージは幕を下ろしました。


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