オカリナに「沖縄の男」ができた?!サゴテン団の箱 New case.4
1月30日(土)、よしもと沖縄花月にて「サゴテン団の箱 New case.4」が行われました。ありんくりん、オーシャン、カシスオレンジ、魁バーバリアンに加え、今回はおかずクラブがゲストとして参加するということもあり、会場は高校生のグループから子どもを連れの家族まで、幅広い年齢層の観客でにぎわいました。
前説の代わりに行われたのは、沖縄芸人によるストッキング綱引き。
お目当ての芸人のものすごい形相が見られて、引っ張り合いがスタートする前から会場から笑い声があふれます。
綱引きは3回戦まで行われたのですが、オーシャンがコンビ2人で負けるというまさかの事態に陥り、
コンビでペナルティが書かれた巻物をほどくという屈辱を味わいます。
急遽SMAPのモノマネをすることになったオーシャンは、新垣が中居さん、稲福が木村さんに扮し「らいおんハート」を歌いながら負けを謝罪。会場からは笑い声が上がり続けていました。
すでに一つのコントが終わったかのような雰囲気の中、オープニングが行われ、ついにおかずクラブが登場。
この日昼公演にも出ていたおかずクラブは会場を見回し、ゆいPが「(今日の公演の中で)今一番お客さん多いですね。(沖縄芸人を見つめ)何がいいんですか?」と、早速辛口攻撃を行います。 それに対しMCのクリスが「よく探してくださいよ、イケメンは必ずいるから」と説得するのですが、もう一度舞台を見まわしたゆいPの口からは「やっぱりいませんね」と冷たいセリフ。クリスがうなだれる一コマもありました。
その後あらためて沖縄芸人がおかずクラブに自己紹介を行い、魁バーバリアンの砂川が身長が151cmであることを話すと「わたし150.1cmだからほとんど一緒なんだ!」とオカリナが驚き、ゆいPからは「その濃い顔だったら180cmくらいないといけないよね」と、またしても辛口コメントをもらいます。しかし砂川が堂本剛のモノマネをはじめると、「東京にも『堂本剛軍団』ていうのがあるから入るといいよ」と、ゆいPの辛口が和らぎました。
また、魁バーバリアンの与儀が特技のハンガー抜けを「普段は5秒で抜けますが、今日はおかずクラブさんのために3秒で抜けます」と宣言し、3秒でのチャレンジに成功するとおかずクラブ2人から歓声が上がり、「わたしがやったら1時間はかかるよね」と、さすがのゆいPも感心した、というそぶりを見せていました。
オープニングに続いては、沖縄芸人たちのネタライブが行われました。
トップバッターを飾ったのはカシスオレンジ。「もしもiphoneのsiriが気を利かせて行動できるとしたら」というテーマで漫才を行い、会場の子供からはかわいい声で「こわーい!」などの感想が上がっていました。
続いてネタを披露したのは魁バーバリアン。「ハーフへの憧れ」を与儀が延々と語るのですが、実際にハーフである相方・砂川が透明人間にでもなったかのように全く見えていない様子。与儀の語りに必死で反論し、「クリスに会ってみたいなぁ」などと言い出した与儀に舞台袖から必死になって引っ張り出したクリスを会わせるのですが、会話は驚きの方向へ進んでいきます。
そして3組目のコンビはありんくりん。
比嘉の「クリスは那覇に住んでから変わってしまった!中部(2人の出身地である北中城村は『沖縄県本島中部』に分類され、那覇市は南部に入る)の心を忘れてしまったさー!!」という悲痛な叫びからコントがスタートするのですが、比嘉の繰り出す一言一言に会場からは爆笑の声が上がり続け、クリスの反論にさらに大爆笑。
最後にはせんだみつおさんの往年のギャグ「ナハナハ」のポーズをとるクリスに対し、比嘉が同じポーズで「北中!」と対抗。のけぞって笑う観客が出るほどの盛り上がりを見せました。
ネタライブのトリを飾ったのはオーシャン。課長役の新垣と部下役の稲福が残業をしているシーンからコントがスタートするのですが、新垣が稲福に声をかける度に謎のカウントダウンが聞こえ、ゼロになった時に我を忘れたかのように稲福が踊り出す、という不思議な現象が起こります。その不可思議な理由とは・・・!?
ネタライブ終了後に行われたのは、「沖縄芸人全員が男前力を発揮し、本気でオカリナを口説き落とす」というコーナー。全員白シャツに黒ズボン、蝶ネクタイの上胸元に赤いバラといういでたちになり、あまりにも似合わなさすぎる衣裳に全員が顔を見合わせて失笑していました。
そして口説き落とされる側のオカリナは、ティアラに赤マントといういでたちで登場。
「(新垣)諒二は声がいいし、ハンガー通った子(与儀)は顔が可愛い」と、すでにワンポイント差をつけた2人を含め、まずは全員でハグ選手権。比嘉は椅子に座ったままオカリナを招き入れ抱っこのようにハグしたり、砂川はダンスを踊りながらオカリナにまさかの逆ハグをさせるなど、それぞれが趣向を凝らしたハグを行い、オカリナのハートをつかもうとします。
見事ハグ選手権を勝ち抜いたのは、「身長差がよかった」クリス、「抱っこはポイント高い」比嘉、「ささやき声が良い」新垣、「顔がいい」与儀の4人。最終テストの「初デート選手権」に進みます。
砂浜で星砂を探すカップルをテーマにしたクリス、絵描きのバイト後に待ち合わせをする新垣、デート中銃撃を受け、実はルパン3世だったことを告白する与儀、伊江島タッチュー(沖縄の離島、伊江島の中央にあるそこまで高くない山)の頂上からミスチルの歌詞を使い愛を叫ぶ比嘉、というようにそれぞれ笑いを交えながらデートを進めていきます。
全てのデートが終わり、告白タイムで見事勝利を勝ち取ったのは「僕の不二子になってください!」と告白した与儀。ゆいPからも「(デートの寸劇中)いつ不二子役で割り込んでやろうかと思ってた」と、高評価を受けていました。しかし総評で「私、舞台の上では訛った事ほとんどないんだけど、(新垣)諒二のときは訛ったからびっくりした」とオカリナがもらすと、すかさず新垣が「それは素のオカリナさんが出た、ということですよね?」と、しつこく胸元のバラを差し出して求愛。会場から笑いを取っていました。
優勝者へのプレゼントや権利はオカリナの自由にしても良い、というルールだったため、いろいろ案を出した後、LINEのID交換に決定。稲福が「じゃぁ新垣が東京に行ったときは一緒にご飯とかできるんですね?」と言うと、ゆいPが「そんなことないわよ。ちゃんと東京の男がいるもの」とオカリナに代わり即答。「だから私たちが沖縄に来た時、『沖縄の男』をやってくれないと」と、最後まで辛口モードを貫いていましたが、オカリナからは「最高のコーナーに呼んでもらった」と、和やかな感想を口にしていました。
エンディングでは、2月5日(金)にUchinah-Live、2月28日(日)に「サゴテン団の箱 New case.5」の開催告知に続き、2月2日(火)におかずクラブが載った「週刊プレイボーイ」の発売告知がされました。 ゆいPが「もしかしたら私たちのページ、誰も見てくれないんじゃないかって心配なんだよね」と話すと、会場からは応援の歓声が上がり、終始和やかな雰囲気のまま「サゴテン団の箱 New case.4」は幕を閉じました。