昨日1月31日、東京・グローブ座にて、バッファロー吾郎主催の大喜利大会「ダイナマイト関西2015~事務所対抗団体戦決勝大会~」が開催。
待ちに待った決勝前には、「3位決定戦」と「最下位決定戦」が行われ、大いに会場を盛り上げました。
同大会では、半年にわたって浅井企画、ASH&Dコーポレーション、Sony Music Artists、ケイダッシュステージ、プロダクション人力舎、ワタナベエンターテインメント、吉本20世紀軍、吉本21世紀軍の8チームがトーナメント方式で対決。
1チーム5人のメンバーが先鋒から大将となり、前代未聞の大喜利タイマン勝負を繰り広げてきたのです。
舞台がルミネtheよしもとから、格式高いグローブ座に移ったということで、万雷の拍手で出迎えられたバッファロー吾郎・竹若とMCのザ・プラン9の浅越ゴエ。
するとそこに同大会の創始者であり、バッファロー吾郎Aによく似た闇のお笑い界を牛耳る影の重鎮、A藤グループ総裁・A藤和尊が現れました。
大会を通じて拍手の薄いA藤でしたが、グローブ座でもその状況は変わらず。苛立ちながらゴエに進行を命じると、まずは「ダイナマイト関西」おなじみの"始答式"を。
お題「東京グローブ座の全員が感動の涙どんな奇跡が起きた?」にA藤が威厳たっぷりに回答を出すも、グローブ座には「さすがA藤さまでございます!」というSPの笑い声だけが響いていました。
気を取り直してASH&Dと人力舎による「3位決定戦」。
今回はチーム5人が一緒に戦い、双方持つ10ポイントを奪い合います。ASH&Dリーダーのザ・ギース高佐は「うちは元々人力舎で兄弟会社なんですが、今日で立場を入れ替えてやりますよ!」と宣戦布告。
また、この日のランチを全員で「ちらし寿司にするかサムギョプサルにするか悩んだ」と和気あいあいな様子も。
一方、人力舎は初参戦のドランクドラゴン鈴木が「大喜利が下手なんですよね」と自ら暴露。
同じく本戦初参加の鬼ヶ島・アイアム野田は「大喜利は好きなんですよ!かき回してやるからな!」と、たどたどしくもやる気を見せつけます。
先制は、これまでの試合でも善戦を見せてきた人力舎のラバーガール飛永。
その後はASH&Dの阿佐ヶ谷姉妹が連続でポイントを奪いすぐに逆転。するとまさかの鈴木がポイントゲットで同点に。
負けじと高佐、相方の尾関、ラブレターズ溜口が順調にポイントを奪い人力舎を引き離すと、ASH&Dは全員でハイタッチをしたり人力舎を挑発したりとチームワークも抜群。
そこで人力舎・オアシズ大久保がリーダーの意地を見せ5対5の同点に持ち込みます。
しかし、ASH&Dが怒涛の回答ラッシュで3対1とリーチ。
さらに高佐が突如「パターンBだー!」と叫びだし、なんと阿佐ヶ谷姉妹の姉と妹の位置が逆転!
解説席のAは「なんだこのクソ茶番は!」と呆れながらも嬉しそう。
結果、パターンBは失敗だったのか1対1の一騎打ちへ。
パターンBの面目を保つため、最後は姉・渡辺がポイントを奪い取り、見事ASH&Dが3位を死守しました。
次にA藤が用意したのは、まさかの「最下位決定戦」。
「最下位決定戦」という文字が出ただけで客席からは笑いが。
舞台にはその笑いを裏切らないメンバー、R藤本(吉本21世紀軍)、サンシャイン池崎(ワタナベエンターテインメント)、ハリウッドザコシショウ(Sony Music Artists)、エネルギー平子&ずん・やす(浅井企画)が登場。
さらに「玉入れ大喜利」「借り物大喜利」という道の運動会方式大喜利に、「ダイナマイト関西」ファンはニヤニヤとワクワクが止まりません。
いつもはベジータですが大喜利においては実力派のR藤本は、「椅子はないんですか?フリップも?」と不安でいっぱいの様子。
そんなR藤本にザコシショウが「俺がベジータだ!」と発破をかけます。
さらにザコシショウは池崎のギャグ「イエーイ!」が気に入り何度も連発。
途中で出場者全員の「イエーイ!」合戦が始まる場面も。
平子はマイペースに振る舞いながらも、なぜかこの3人と空気感がマッチ。
Aが「結婚式の2次会以下」と評したドタバタ茶番大喜利でしたが、会場は大盛り上がり。
結果は5位が吉本21世紀軍、6位がワタナベエンターテインメント、7位が浅井企画、最下位はやはりSony Music Artistsとなりました。
後半はいよいよ吉本20世紀軍とケイダッシュステージによる決勝戦です。